2009年9月1日火曜日

「けいおん!」イメージソング 中野梓

 田井中律琴吹紬ときて、中野梓であります。アニメ『けいおん!』のギタリスト。この人がムスタングを使っているっていうことで、ちょっと狂騒状況になっているっていう話ですよ。って、ひとごとみたいに話してますけど、こないだ私の買ったギター、あれがそうです。『けいおん!』あるいは中野梓人気を当て込んで、カタログにないマッチングヘッドのモデルが二種類出て、それで争奪戦みたいになって、そしてこのCDでまたちょっと騒ぎになったのでした。いやね、色が確定したのですよ。カラーはキャンディアップル。そう、REDじゃなくて、CARだったというのですね!

というわけで、REDを買った人は御愁傷様でした。そういう騒ぎがあったんです、超局所的に。ほら、以前の記事で私が最初はCARが欲しいといっていた理由、そしてREDに加えてMG69/MH/CARを買ったらそん時には思いっきり馬鹿にしてほしいといっていた理由、それは梓の使用品ならREDよりCARがよりそれらしいという判断があったからなんですね、それもかなりの確度で。あの記事とはつまり、なんだ、あんた、中野梓使用ギターに憧れて、まったく同じの欲しかったんだ。それで、結局我慢できなかったんだ。しかもCARまで買いそうなんだ。って感じに馬鹿にしていただければ、という話であったのですね。

でも、どうか私以外のMH/CARオーナー、それからMH/REDのオーナーのことは笑ったり馬鹿にしたりしないでください。楽器というのは、あくまでも音楽のための道具であるのだけれども、憧れのスターやアイドルに近付きたいという気持ちを満足させてくれるものでもあるのは、現実的に事実ですから。でも、もしこの歌でキャンディアップルと確定してしまった。REDを見ると心穏やかでない。楽器か自分を傷付けてしまいそうだというような方がいらっしゃったら、着払いでいいので私のところまで送っていただければ。永代供養料無料で、責任持って供養いたします。

さて、馬鹿なことばっかりいってないで、中野梓のイメージソングですね。『じゃじゃ馬Way To Go』、『私は私の道を行く』、そして『レッツゴー』の三曲。しかし、これ、はじめて聴いた時には驚きました。結構思い切ったものがあるなって、中野梓ってこんな印象なんだ! いや本当に驚いた。dullっていうのかな、ちょっと気怠さを感じさせるようなところがあって、かといってだらんだらんなんじゃなくて、結構挑発的というか、前へ前へ攻めてくるみたいなのりもあって、ああ確かにそうなのかも知れないなあ。擦れてるってほどじゃないけれど、ちょっと生意気なところがあって、先輩だろうとなんだろうと、納得いかないものには迎合しないってところが描かれてました。でも、鯛焼きにごまかされちゃうのね。っていうのが、『私は私の道を行く』なんだけど、やっぱりうまくキャラクターのらしさを拾ってるなと思わされます。

曲としては、どちらも好きなんだけど、『私は私の道を行く』の怠そうな歌い出しと半音階的なフレーズの対比がちょっと気になって、なんだか耳から離れない。何度でもリピートしたい、そんなところがあって、どうも気に入ってるみたいですよ。ちょっと普段聴きつけない、そんな曲調、サウンドであるというのも、新鮮味があっていいなと思わせるのに役立っているようで、ええ、ちょっとこういうのもいいなって思ってます。

CD

Blu-ray Disc

DVD

原作

  • かきふらい『けいおん!』第1巻 (まんがタイムKRコミックス) 東京:芳文社,2008年。
  • かきふらい『けいおん!』第2巻 (まんがタイムKRコミックス) 東京:芳文社,2009年。
  • 以下続刊

引用

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