そういえばこんなの買っていたのでした。コップがさね。コンビから出ているおもちゃなのですが、職場から最寄り駅へ向かう途中の商店街、いかにも個人商店という感じのおもちゃ屋で、一歳前後の子供向けだとどんなのでしょうとうかがったら、これが出てきました。もちろんこれだけっていうことはないんですけど、いろいろ、知育の面とかもろもろ含めてこういうのが人気ですよって出てきましてね、対面販売ってよいものじゃと思いましたね。実際に子供の発達とか、おそらくお子さんお育てになった経験からのことかと思うのですが、いろいろアドバイスくださる感じで、ネットとはまた違うよさがある。私はこういう感じ好きだから、個人商店に優しい時代がまたきて欲しいと願っています。
さて、コップがさね。買ったはいいんですが、実際に姪がどうやって遊んでいるか、見たことがないんですよね。大きさの違うコップ、というか器が十個入っていまして、順番に重ねることもできるし、伏せて積み上げることもできるし、そして積み上げたものを破壊することもできるのですね。今、姪は大人に積み上げさせたものを破壊するのが楽しいみたいです。コップがさねには、コップ塔のてっぺんにのっかる大きさの熊の人形がついているんですが、その熊は毎回毎回吹き飛ばされて、ああかわいそうだ、すまねえなあ、熊。
おもちゃにもいろいろあるけれど、こういうシンプルなもの、おおまかなルールやなんかはあるけれど(入れる、重ねる)、別にそんなの従う必要もない、自由に遊べばいいというのがいいと思います。今は破壊しているばかりの姪も、もうちょっと育ったら自ら積み重ねはじめるだろうし、器にものをいれたり、それこそままごとの食器に使ったりと、多様な遊び方を発見していくことでしょう。この、多様な遊び方に耐えるというところ、それから構造が簡単で壊れたりもなさそうなところもそうですね、こうしたところがよいと思ったから買ってきて、それが姪にも好評であるらしいというからありがたいと思います。
けど、五年ほどしたら器のいくつかは失われて、塔になることはきっとなくなるんだろうなあ。まあ、それもまたおもちゃのあり方かと思います。
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