6月にはじめたWizardry XTH 2、シナリオクリアなりました。といってもここでいうシナリオクリアというのはメインシナリオだけでして、全クエストをこなしたわけではありません。だから、僕たちの本当の戦いはこれから、なんでありますが、でもまあひとまずは終了。それで、現時点での感想なのですが、なんか辛いシナリオでした。正直ちょっとやり切れないというか、前作においてプレイヤーキャラの友人という位置付けだったNPCがですよ、今回ではシナリオにおける重要な狂言回しとして機能しまして、しかも彼女を止めねばならないというんですから、こりゃもう辛い。きっちり引導渡して、なんかしんみりとしてたら、その後に物語の発端となった娘の痛ましい独白聞かされて、さらにへこみました。しかしこうもしっかり片をつけるとはなあ、意外でした。だってね、昨今の物語は感動のために軽々しく命を弄ぶくせに、ぎりぎりのところでは甘いところがあるものでしょう。最後の最後にみんな生き返って、よかったねー、ハッピーエンド。そんな具合なのかなと思ってたら、ロスト扱いの死亡して、ああやるときにはやるねと思った。シナリオ書いた人も思いきったなと感心して、けれど私としては甘いラストであってもよかったんだ、なんていっときます。
まあ、実際のところ、あのラストでなければならなかったという思いは強いので、あれはあれで仕方なかったんだろうなと。ちょっとショックでありながら、こうしたショックを味わうのも物語追うには必要なことと思って、なのでシナリオについてはここで終わり。ここからは自分のパーティについて話すことにしましょう。
今回のパーティは前作のメインパーティ同様、君主、神女、盗賊、僧侶、司祭、魔術士、スタンダードといってもいいパーティだと思います。このパーティ、ごくごく初期に爆裂槌なる高ダメージ武器を入手するにいたったものですから、ボス戦とかが恐ろしく楽でありました。XTH 2ではシナリオを進めるために固定敵を点々と始末していく必要があるのですが、負ける気がまったくしませんでした。というのも、今回はパーティスキルがありますからね。特に重要なのが、物理攻撃を必ずヒットさせるという集撃の陣でして、ここに爆裂槌の1Hit 300も夢でないという特性が生きてきます。だってね、この武器はもともと1Hitしかしないわけで、とにかく当たればオッケーというシンプルさが素晴らしい。そうなんですよ。必ず当たる集撃で、がつんと当てて、ガツンと稼ぐ。まず負けませんでしたね。というか、1ターンキルが必ずなるわけで、正直、戦術練るのが下手になりそうだなと、そちらが心配になったほどでした。
メインシナリオクリアに200時間を費やしたXTH 1に比べ、100時間程度という極端に少ない時間でエンドロールを見られたのは、ひとえにこのパーティスキルのおかげであると思います。パーティスキルをがんがん使って、パラメータのプラス補正もどんどん延ばして、そうしたらHPの伸びも違います。こうして効率よく強くなって、またそこそこ強い武器も持てましてね(といっても、星天球と連合軍式将軍剣が双璧でしたけど)、だから結構楽にさくさくと進めたという印象です。ありがたいのは、魔封じの盾が2枚あったってとこかな? 君主に突撃の盾とで両盾献身させて、星天球、将軍剣持った神女で神撃を食らわす。で、魔術士の強魔マハンマハンが強烈。防御固めて、特殊能力封じ込めて、魔力の増強して、適当に回復する。これで負けるわきゃないなと思いましたよ。本当。XTH 2の戦闘はかなり楽だと思います。
パーティの死亡について。当初にRip2がついた戦士(後の君主)ですが、なんとその後魔術士が首を刎ねられて死亡。ええと、ダムドかなあ。はっきりいって、腰が引けました。メインパーティにおける死亡事故は以上。ただ、一度呪文禁止域で強気で銀箱開けた揚げ句、コブラの呪いにかかって全滅してます。というか、戦闘よりも宝箱の方が危険ってどうなんでしょう。以上、メインパーティでは死亡回数9、全滅1という結果です。まあ、誰もロストしなかったからよかった。とはいえコブラの呪いは私の心に大きな傷を残したようで、その後は金箱であってもリリースしています。もしかしたら村正が入ってるかも知れないのに!? ええ、例えそうだとしても全滅の危険を冒してまで開けたいとは思いません。腰抜けですか? 腰抜けですね。けれど誰もロスト者を出さずに終えるには、これくらい腰が引けているほうがいいのだと思います。
とりあえず、こんな感じでやってます。現時点においてメインパーティにサブパーティ、そして後三つのパーティが登録されていて、そう遠くないうちに六つ目七つ目のパーティが編成されるでしょう。けど今はパーティふたつで精一杯。今はメインパーティで残りクエストの消化が目標ですが、落ち着いたらセカンドパーティ(侍、修道士、錬金術士、狩人、僧侶、超術士)以下も動員して、低中レベルのユニークアイテムなんかも集めたいなと思います。
- 『ウィザードリィエクス 〜前線の学府〜 公式コンプリートガイド』(The PlayStation2 Books) 東京:ソフトバンクパブリッシング,2005年。
- 『ウィザードリィエクス2 〜無限の学徒〜 ザ・コンプリートガイド』東京:メディアワークス,2006年。
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