2007年2月17日土曜日

自ら売ったらいいんじゃないかな

パワーレベリングとは、一般的に、手数料を徴収する代わりにプレーヤーのアカウントを引き継いで希望のレベルに到達するまでゲームに取り組むサービスのこと。サービス対象は、数あるオンラインゲームのすべてとなる。

需要のあるところには供給があるんだと感心したニュース。

レベル上げ代行業に関し、ゲームの提供側は静観を決め込んでいるようですが、リアルマネートレード(RMT)にせよレベル上げ代行にせよ、お金払ってでもゲームを有利に進めたいという需要があるとわかってるなら、ゲーム提供側が積極的にそのへんをサポートしたらいいのにな、なんて思います。つまり、アイテムも経験値も金で買えるシステムにしたらいいんです。どうせなら、ゲーム内通貨も購入できるようにしたらいい。通貨流通量が増え過ぎてインフレが起こることを心配するなら、ゲーム提供者がゲーム内通貨の取引を仲介すればいいんじゃないかな。ゲーム提供者がゲーム内通貨を現金買い取りして、別の人に現金でおわけする。手数料とってもいいしとらなくてもいいし、変動相場制にしたっていい。

アイテムや経験値、通貨が購入可能になれば、RMTやレベル上げ代行業者に流れていた資金はまるまるゲーム提供者のものになるわけで、悪い話じゃないと思うんです。アカウント乗っ取りや詐欺などといったトラブルも減るだろうし、なによりこうしたサービスを利用するプレイヤーが後ろめたさを感じなくてもすみます。

金はないけど時間はあるというプレイヤーがいれば、金はあるけど時間がないというプレイヤーもいるわけで、時間を充分に割ける人は自力で経験値でもアイテムでも稼いだらいい、時間がないからゲームのエッセンスだけでも楽しみたいという人は金で解決する。金も時間もある人は好きに選んだらいいし、そのどちらもないという人は、まあこりゃどうしようもないか。

プレイスタイルなんてのは各人それぞれで違っていて当たり前、他人にとやかくいわれる筋合いなんてないんです。ゲーム魂を捨てただなんてそれこそどうだっていい話で、自分の楽しみ方と違う楽しみ方をしている人がいるんだなあ、ってそれだけのこと。ずる、ごまかし、不正だとか、ほんと余計なお世話ですよ。

引用

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