Wzardry XTH、クリアしました。ええ、ようやく。購入及び開始は2006年9月でしたから、丸々四ヶ月かかったというわけですね。ああ疲れました。とりあえずしばらくはWizardryはもういいや、って感じ。けど、このクリアというのはシナリオクリアでしかないから、きっと私はこれからもまだXTHを遊ぶでしょう。今回のクリアにあたり、主力パーティこそはかなり強化されていますが、最前線に出すには力の不足しているサブパーティを強化する必要もありますし、さらにサブのサブを強化する必要もあります。それにアイテムもまだ揃っていなければ、未踏のマップだってあります。出会っていない敵、クリア後のクエストもまだまだ。というわけで、クリアしたというにはほど遠い状態。いうならば、一段落つきましたといったところでしょう。そんなわけで、XTH2に移行するのはまだもう少し先のことになりそうです。
ネタばれになってもいやなので、さらっとだけ書いておきましょう。私はそのロードに出現するマップを踏破するまで次に進まないと決めていましたので、最終戦におもむく条件が揃っているにも関わらずかなりの時間足踏みして、装備の充実とパーティの強化を図って、でもちょっと鍛えすぎたかも……。まさかそれが最終戦とは思わない状態で最終戦に挑むことになったのですが、最後の最後、1ターンキルってどうでしょう……。一体どれほど強いものかとびくびくしながら、君主の献身に重ねてディルモアで後衛を守るという策を講じて、けど攻撃らしい攻撃、くらわぬままにクリア。参ったなあと思いながらも、けど安全に安全を重ねたい私らしい終わりようだとも思います。
ストーリーはあってなきが如しといっていいくらいに薄味でしたが、けれど正直なところしんみりとしたなあ。このままゲームを終わらせたくないという感傷もあったためかも知れませんが、けどそれ以上になんか割り切れなさが残ったというか — 、けどこの割り切れなさはシナリオが引きだしたものであることは間違いないのですから、やっぱりいいシナリオだったんだと思います。大上段に振りかぶって感動やなんかを押し付けてくるようなシナリオだったら辟易したかも知れないけれど、ちょっと薄めに仕上げて、けれど心に引っかかるものがある、なんか一抹の寂しさや悲しさ、すまなさや割り切れなさ、そういうのが残って、今もなお思い出すたびにしんみりとした思いにとらわれます。ああ、終わっちゃったんだな、学徒たちとともに数百時間を生きた世界の状況はすっかり変わってしまったんだなと、そんな感慨にふけってしまいます。
でも、メインのシナリオは終わったけれど、まだゲームは終わっておらず、とりあえずクリア後のクエストに参戦。そうしたら、いやあ参った、めちゃくちゃ厳しいでやんの。すっかり舐めてしまって、楽勝楽勝なんて感じで進めてみたら、死にそうになった。複数のクエストを同時進行させたのですが、そうしたら途中であわや全滅の危機? みたいな状況が見えたから、とりあえずクリアした分だけでも報告しようとロールフェルト逃げをはかるも失敗。なんで!? もしかしてイベント戦ってあらゆる手段使っても逃げられないの? やられた。仕方がないので腹をくくって、フォーレスとフォーフィック使いまくって、盾役の君主のACを-70まで下げて、後はもうマディア、ディアマハン使いまくり。一時などは神女以外全員状態異常に陥ってパーティとしての機能はもはや壊滅状態といっていいくらいに追いつめられて、このときほど君主,神女,盗賊,司祭,僧侶,魔術士という編成に感謝したことはありませんでした。僧侶呪文使えるやつが多いからなんとかなったという話。ケアルフォを重視したのがここにきて生きてきたという感じですよ。
死ぬ思いでクエストこなしたら、またまた掲示板に依頼があがっていて、とりあえず全部受けたんだけど、進めるのはもう少し先になると思います。難度の低いのならいいけど、星が多いやつは死人が出かねない。そういうのはちょっとご勘弁って感じですから。
と、こんな具合にまだまだはらはらさせるイベントはたくさんあります。だから、今はまず戦力の増強を。まだ手にしていない上級の武器防具を探しながら、ぼちぼちとパーティを強化していきたいと思います。
- 『ウィザードリィエクス 〜前線の学府〜 公式コンプリートガイド』(The PlayStation2 Books) 東京:ソフトバンクパブリッシング,2005年。
- 『ウィザードリィエクス2 〜無限の学徒〜 ザ・コンプリートガイド』東京:メディアワークス,2006年。
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