2007年1月13日土曜日

EGBRIDGE

 一太郎ATOKで知られるジャストシステム全国一斉!日本語テストを開催しています。ええと、2月28日までということですが、別にその日を過ぎたからといって受けられなくなるということはないんじゃないかと思います。昨年実施された日本語テストの第一回はまだ受けることができて、なので私はこの第二回テストを受けてその後、遅まきながら第一回も受けたのでした。昨年は、面倒くさがって受けなかったんですね。でも今年はどうした風の吹き回しであるのか、受けてみようと思った。受けてみて思ったのですが、第一回は第二回よりもちょっと難しかったと思います。

テストの結果。第二回は86点、第一回は79点でした。ちょっと悔しいなあ。特に第一回、後一問あってたら八十点の大台だったというのに。でも平均より上だったからいいとすっかあ。

さて、このテストですが、ちょっとしたアンケートもついてましてね、いやなに、そんなに細かいことは聞かれません。年齢と在住の都道府県くらい、そしてATOKを使っているかどうかが聞かれます。つまりですね、このテストはATOKの宣伝の一環であるというわけです。日本語を書くに際して、あやふやだったり間違いやすいところなんかは、ATOKが教えてくれますよって理解でいいんでしょうか。でもなあ、私はATOKは使ってないんですよね。多分これからも使わないと思う、というのは私の愛用しているIMというのがMacintoshでは古参のソフトウェアEGBRIDGEであるからです。

EGBRIDGEを導入したのは、iBook SEを買ったときでした。あの貝殻っぽいかたちをしたiBookですね。それまではことえり一本だったのですが、ことえりというのはMac OSに標準搭載のIMで、あんまり賢くないとかいわれていたのですが、まあこれはこれで便利に使えてました。結局はどうしたら目当ての字が出るかという癖がわかっていればいいだけの話ですから、別にことえりで構わんといえば構わんかったのです。とかいってる癖して、EGBRIDGEを買っているのはなんでかというと、もしかしたらこうしたIMを導入すれば変換効率は上がるのではないか、もっとよりスムーズに文書を作成できるのではないかという期待があったからでした。

実際、期待通りといっていい結果だと思います。といっても、これあんまりフェアな比較ではなくてですね、iBook買う前に私の使っていたMacintoshは漢字Talk 7.5.5、そこから一気にSystem 9に移行したわけですから、それはそれは大変化だったわけです。そりゃIMの能力も飛躍的に上がっていて、実際ことえりも2くらいになれば結構賢く変換してくれると聞いています。ですが使ってるのはEGBRIDGE。そうなるとことえりは使われない。その変換の様がわからない。だから、ここでEGBRIDGEを褒めるのはあんまりフェアではないと思います。

私がEGBRIDGEでよかったと思ったのは、電子辞典ビューアが搭載されているところ。クラシックMac OS時代、私はシステムソフトエディタを使っていて、これは残念ながらOS Xには対応しない古いアプリケーションでした。このソフトにはEPWINGに対応した辞書ビューアがついていて、それが本当に便利だったので、OS Xに移行する際に代替のアプリケーションはあるんだろうかと危ぶんだところ、EGBRIGEが電子辞典ビューアを用意、もうこれは私のためにあるソフトウェアなんじゃないかと錯覚したくらいに嬉しかった。

EGBRIDGEのよいところは他にもあって、OSやハードウェア(PPCからIntelに変わったときですね)が変更されると、即座に対応版を出してくるという、そのフットワークの軽さ。しかもバージョンアップ期日が過ぎていたとしても、在庫があるうちは対応してくれるというところもありがたくて、ずいぶんお世話になっているなという感じがします。今、私はまだUniversalにはアップグレードしていなくてバージョン15のままなのですが、もし今後Intel Macintoshを買うことがあったら、バージョンアップすることは間違いないかと思われます。

それとちょっと余談ですが、私がWindowsで使っているIMは標準搭載のMS IMEです。正直、仮名漢字変換に関しては、あれくらいで充分だと思います。だから多分私はことえりでも充分満足できる口なんじゃないかと思います。

0 件のコメント: