2005年11月16日水曜日

モスラ対ゴジラ

 本日、恐竜博にいってきまして、やはりこの手の博覧会というのは心躍らせる要素に満ちていますね。圧巻はティラノサウルスの全身骨格標本ですが、見どころは他にもたくさんあって、数々の小型恐竜と彼らの進化過程を追うことで、恐竜が鳥へと進化した可能性がわかるようになっているという、その企画こそが中心でしょう。しかし、恐竜への理解は私の子供時分から見ればずいぶんと進んで、新種の恐竜の発見、しかも続々と見つかっているみたいですね。研究はもっと進んで、来年には来年の、十年後には十年後の恐竜観が提出されているはずで、こうして一歩一歩歩んでいくということの素晴らしさを思った博覧会でした。

で、今日は『モスラ対ゴジラ』。私の最初に見た映画『のび太の恐竜』について書いたとき、併映が『モスゴジ』だといっていましたね。私は、併映があったということを知って、てっきり二番館でドラえもんを見たのだと思っていたのですが、これがどうも勘違いのようなのです。はじめての映画ドラえもんは、初回から『モスゴジ』併映だったと最近知って、近ごろ見ない上映形態に昔ののどかさを少し感じたのでした。

で、『モスラ対ゴジラ』。私は映画として最も評価しているゴジラは、その名も『ゴジラ』、第一作であるのですが、好きなものはといわれれば『モスラ対ゴジラ』なのであります。

インファント島からやってきたモスラの卵。続いて上陸するゴジラ。二大怪獣の決戦は実に手に汗握らせる迫力で、なんといってもモスラは正義の味方として描かれているから、そのモスラが……、ってこれ以上はいいますまい。

高校への通学途中にボークスの本社がありまして、ロボット大好き、特撮(東宝怪獣系)大好き、プラモデル大好きの私は、友人連中を連れて連日入り浸ったもんでありまして、こんときにガレージキットの存在を知って、欲しかったなあ、モスゴジ。思えばこのときに海洋堂の名を覚えたのですが、海洋堂も今や食玩で人気、広く知られた会社になってしまいました。昔から知るものは、嬉しいやらちょっと寂しいやらでしょう。

今日の恐竜博では、海洋堂原形のスーフィギュアを買ってきました。ゴジラのガレキは高くて手が出ませんでしたが、ティラノサウルスは手ごろな値段で、大人気のようです。骨格モデルが売り切れでしてね……。

0 件のコメント: