『まんがタイム』2012年9月号、発売されました。表紙は夏のスポーツ? ってわけでもないのかな。中央に水上スキーする『おとぼけ課長』。それ以外には、『ジムメン!』がちょっと競泳っぽい雰囲気を感じさせますけど、『みそララ』はばりばり遊びですよね。水着でビール。そして『だってあいちてる』は浴衣で盆踊り? じゃねえなあ。やっぱりスポーツだったのかな?
『ほめよめ』は音楽展開でありますね。ギターの練習してる智也。発表会の準備だっていうんですが、その様子に触発されてミュージカルソーを持ち出してくるかのんですよ。頑張らないと圧倒的多数の女子部員に場所を乗っ取られてしまう。だから、なんとかしないとっていうんですが、メンバーの気持ちがまとまらない。と、そこへやってきたのこぎり奏者がいい感じに気持ちをまとめて、ともない演奏もいい感じに。この、みんなが演奏することを楽しむ、縮こまるんじゃなく、のびのびとやる、そうすると当然出てくる音楽もよくなるというの、これはよい話でありました。
『もいんの高校野球日誌』、ゆるぎないですね。もいんの野球愛。チェンジの言葉に自然と体が動いてしまうという、あの話。シンプルで、けど大変面白かったです。授業受けてるもいん見てると、この人が美少女というの、納得いきますなあ。しかし楓を見るとバット材に見える。甲子園の土かどうかも2秒で判定。大変にいい。もう最高です。
『はこいり良品』は町の名産品を作ろうと商店街が団結ですよ。市の町おこし企画にのっかるっていうんですね。で、大賞とったら、賞金でアーケードの補修をしたいって、いやほんと素晴しい商店街漫画であります。で、名物になりそうな食べ物を作ってみよう。商店街のお店がいろいろ試作して、人気投票して、それで人気のあった米粉パンとやきそばを合わせてみる。って、これ、普通においしそうだ。ちょっと食べてみたい。似たようなもの、作って売ってる店とかないものかなあ。結果的に佳作どまりだったのですが、この商店街を盛り上げようと皆で頑張ってるっていう、その様子が微笑ましくて、好きなんです。
『ジムメン!』は断食合宿ですよ。って、このジム、面倒見いいなあ。しかし、あの男ふたりの堕落していく理論。ああ、あれはわかる。駄目になった状態に慣れて、それが当たり前になると、さらに次の堕落に一歩踏み込むことになる。体重だけでなく、すべてのことがこうだと思います。自らを戒めないと……。そして断食開始。実際、断食ってどれくらい効果的なんだろう。わかんないんですが、自分のことだけど、どうしても誘惑には負けてしまうふたり、ああ、そりゃ駄目だよなあ。で、初芽の断食ですが、ああ自分はこれに近い気がします。でもこういう食生活は、代謝が落ちてからがやばいんだよなあ。
- 『まんがタイム』第32巻第9号(2012年9月号)
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