2009年6月25日木曜日

Paddy field, taken with GR DIGITAL

Underground shopping center月末、となると、好例のGR Blogトラックバック企画であります。6月のテーマはといいますと水。やっぱり梅雨の季節ですものね、って関西ではまったくといってもかまわないくらいに降らない日が続いているのですが、いや、もう、都会では季節がようわかりません。けれど、都会というほどでもない私の身辺には、やはり季節を感じさせる風景があって、思えば私がGR DIGITALを買おうと決意したのも、移りゆく季節の変化を見過しにしたくないという思いからでした。そんなわけで、今月もトラックバック企画 水 に参加します。

水、といっても水はメインではないかも知れません。仕事から帰る途中、赤く染まる空の下、静かにただ広がっていた田んぼ、水田の面に空が映っている。その様が美しいなと思って撮った、それがこの写真です。

Paddy field

思えば、子供の頃に過ごしたところは、周囲に田んぼ、畑、たくさんあって、春、水を張られて田植えを待つ田、夏の青々と伸びる稲、そして秋の日に輝く稲穂。そこに季節というものを感じたものでした。けれど、田んぼもどんどんなくなっていって、ともない季節の機微というものも薄らいでいった、そんなことを思う。けれど、それでも日常のあちこちに季節は残っているんだ、そうしたこともまた事実であるのですね。自分のまわりに残る季節の表情、日々の暮らしにあくせくとして、気にもとめなかった。けれど、それでは駄目なんだ、そんなことを思う初夏の夕方でした。

さて、今回はちょっとおまけ。水といえば、数年前にいった九寨溝。あそこはすごかった。とどまっている水はおそろしいほどに澄んで、流れ落ちる水は雄大。水の静的であり、また動的でもある、そうした両極を感じとれる場所でありました。特に説明はつけません。ただ見てください。

Jiuzhaigou valley

Jiuzhaigou valley

Jiuzhaigou valley

Jiuzhaigou valley

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