2007年8月15日水曜日

あずまんがドンジャラ大王

 今、少しずつ自室の片づけをしているのですが、そうしたら結構懐かしいものが出てきましてね、今日見付けたのは『電撃大王』。なんでこれが懐かしいかといいますと、『あずまんが大王』の最終話が収録されているやつなんです。読者全員サービスがあったんですよ。『サクラ大戦』と同時上映されたショートムービーのDVDが手に入るって話を聞いて、どうだろう微妙かなあとは思ったんですが、けど最終話収録の雑誌を持つのも悪くないと思ったものだから購入、全プレにも応募したのでした。こうして振り返ると、私は『あずまんが大王』好きだったんだなあって今更ながらに思います。ちゃんと、全巻きれいに揃えて残してますからね、2セット。2セット!? ええ、2セット。なんか私、変なこといってるかなあ。好きな漫画が2セットあるのは、そんなにおかしな話じゃないですよ。

Piece of donjara冗談はさておき、『あずまんが大王』最終話収録の雑誌見てたらですね、連載は終わるけどゲームで会えるよ! みたいなのりで『あずまんがドンジャラ大王』が宣伝うたれてまして、あっはっはっ、『ドンジャラ大王』だよ。懐かしい。あのちょっと地雷系のゲーム。クソゲーとまではいわないけれど、これが『あずまんが大王』じゃなかったら絶対買ってなかったぜ、というような類い。あれ、2002年発売だったのかあ。今から5年前。初回限定だったっけ? ドンジャラの牌を貰ったことも懐かしい。私はちよちゃんの7を貰って、えーっ、ゆかりちゃんがよかったなあなんて、ちよファンに殴られそうなこと思ったりしたのですが、けど今となれば、主役(だったと思うんだけど)のゆかりちゃんではなく、『あずまんが大王』の顔ともいえるちよちゃんだったというのは、むしろ逆によかったかななんて思います。いや、多分どの牌だったとしても、よかったって思ったろうと思うんです。

『あずまんがドンジャラ大王』は、あの簡易麻雀であるドンジャラを『あずまんが大王』キャラでやるというゲームで、けど残念なのは対戦ができないことですね。仕方ないんです。ドンジャラだとどうしても手牌が見えてしまうし、ハードもPlayStation、ネット対戦なんて無理でした。だから、もっと一人遊びに特化されたもので作られてたら印象も違ったと思うんです。あるいは、当時にNintendo DSのようなハードがあったらと思います。通信対戦ですよ。WiFiでもいいし、ワイヤレス対戦でもいいし。ダウンロードに対応とかしてたら最高よね。けど、こうしたキャラものはどうしても一発勝負だから、DS版なんて一生待ってても出ることはないわけで、残念だなあって思います。

ゲームとしては非常に残念なできだった『ドンジャラ大王』ですけど、記念物としてはまあまあだったかなって思います。たまには思い出して、ちょこっと遊んでみてもいいかも。やり込み要素がないってことは、ちょこっと遊ぶには最適ということだろうと思いますから。漫画読んで、ちょっと遊んで、当時思い出して、ああやっぱり好きだわって、この漫画が、この漫画の登場人物たちが、本当に好きだわって思う。そんなきっかけになってくれるとしたら、このゲームもそんなに悪くないなって思えますから不思議です。

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