2007年8月23日木曜日

audio-technica 密閉型インナーイヤーヘッドホン ATH-CK52

 イヤホン、買い替えました。今日、仕事が終わってさあ帰ろうかとポケットからiPod取り出してみると、イヤホンの左側がぱっかりと口を開いていまして、ああこれは駄目だな。一目見て思いました。けど、よくよく見ると内側の導線は無事繋がっているようで、もしかしたら聴けるかなと思って装着、そうしたら問題なく音が出たので、壊れたのは外殻だけの模様です。とはいえ、配線が駄目になるのも時間の問題と思われたから、帰りに上新電機によって新しいイヤホンを買ったのでした。購入したのは、以前使っていたaudio-technicaのATH-CK5の新型、ATH-CK52です。

別にたいした理由があったわけじゃないんです。以前使っていたものの後継品なら、耳にもなじみがあるしいいだろうと、それだけ。つまりはATH-CK5にさほどの問題を感じていなかったということで、実に順当なバージョンアップであると思います。

けれど、店頭でイヤホン見てたとき、ノイズキャンセル機能付きを選ぼうかなという気持ちもないわけではなかったのです。知人が同じくaudio-technicaのノイズキャンセル機を使ってるんですが、やっぱりすごいですよね。音量の大きい、あるいは音量の一定しているジャンルを聴く人にはノイズキャンセルはなくてもいいように思いますが、クラシックとかだと弱音が重要だったりしますから、こういうのをメインに聴くならノイズキャンセルがあったほうがいいと思います。まあ、ノイズキャンセルをオンにして道歩いたりしたら危なそうなんで私は今回は見送ったのですが、安全の確保さえできるなら、ノイズキャンセルはありだと思います。

さて、ATH-CK5の後継機は二種類ありまして、ATH-CK51とATH-CK52なんですが、これ、なにが違うかといいますと、ケーブルの長さであります。51が0.6m、52が1.2m。0.6mだとちょっと短めですが、ATH-CK5の延長ケーブルを使えば問題はないわけで、こちらでいいかなとも思ったのですが、けれど接点は少ないほうがよいだろうと考えて、1.2mを選択。そういえば今思い出したのですが、冬場なんかに静電気が延長ケーブルの接点から逃げて、ノイズになったりしたことがありましたっけ。そういう点をかんがみれば、1.2mで正解だったと思います。

新しいイヤホンで最初に聴いた曲は、『スパニッシュ・コネクション』に収録のSeven Steps To Greece/Sirtosでありました。これ、わざわざ選んだんじゃなくて、たまたまイヤホン買ったときにこの曲がかかっていただけなんですが、けど聴き比べるには悪くない曲だと思います。スパニッシュ・コネクションはヴァイオリン、フラメンコギター、タブラのトリオでありまして、ヴァイオリンの高音、ギターの歯切れのよさ、タブラの低音が新しいイヤホンの真価を明らかにしてくれるでしょう!

駄目でした。ええと、イヤホンが駄目なんじゃなくて、エイジングってすごいですねっていった方がいいと思います。新しいイヤホンは、高音が固くてしゃりしゃりしていて、中音に関しては全然抜けてこないという、実に残念な結果。そりゃまあそうなんですけどね。方や二年間使ってきたイヤホン、方やパッケージから出してすぐのもの。比較にはなりませんわ。けど、正直ここまで違うとは思いませんでした。新しいイヤホンは、特に擦過音が強く出過ぎるせいで、聴いていてつらい。しんどいですね。洋楽のボーカルなんか聴いてると顕著ですが、sやz、tsなどの擦過音がものすごく強く感じられて、耳に優しくないです。こりゃ、しばらくしてからじゃないと音質どうこうなんていえないなあ、そんな結果でした。

ちなみに、こんな壊れかたしました。

  • Earphone (broken)
  • Earphone (broken)

家に帰ってよく見てみたら、接着すればまだまだ使えそうだなって感じです。サブじゃないけど、自宅使いにするために、直してみようかななんて思います。

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