2006年2月12日日曜日

Gone The Rainbow

 またというかなんというか、『ときめきメモリアルONLINE』話になるのですが、だってしかたないじゃない、面白いんだから。と、なんで『ときメモ』からピーター・ポール&マリーが引っ張られてくるかというと、同じクラスの人と話しているうちに、PPMとか好き? って聴かれましてね、ここでいうppmとは濃度を測る単位ではございませんよ。アメリカのフォーク・グループです。ピーター・ヤーロウとノエル・ポール・ストゥーキー、そしてマリー・トラヴァーズによる三人組で、ギター二本を伴奏に歌われる音楽は、シンプルながらも素敵な世界を作り上げていた。日本のフォークミュージックに与えた影響は計り知れず、といいましてもこの人たちの活躍した時代は私の生まれる以前ですから、このへんの話は伝聞にしか過ぎないんですけどね。

私、以前にも何度もいってきたと思いますが、インターネットが発達してなにが嬉しかったというとネットラジオが利用できるということで、一時期はもうネットラジオを付けっぱなしするみたいにしていました。こうして文章を書くときにBGMとして流すんです。聴くのは決まってアメリカの放送局で、お気に入りはクラシックロックやフォーク、カントリー、トラディショナルを流す局なんですが、こういうところでPPMとかを耳にすることは実に多くて、まだギターをはじめる前ですね、すごく憧れたものでした。

ギターをはじめてからは、それまで以上にPPMの名は重要になってきまして、なにしろちょっと古いフォーク絡みの本やら情報やらに接すると、まず間違いなくPPMが出てくるんです。以前勤めていた図書館にはPPMの曲集があって、また別の場所でもPPMの譜が載っている古雑誌なんかもあったから、いや、職場のものだからもらっちゃいけません。雑誌の楽譜はコピーして確保して、曲集はいつかもしかしたら買おうなんて思って、たまには歌ったりなんかして、でもアレンジはギター二本でベースもついててそれで三声合唱だから、一人で歌うと寂しすぎる。誰か一緒に歌ってくれる人はおらんかのう、なんて思う瞬間ですよ(女声はマジで募集してます)。

で、うちにある楽譜というのが『虹と共に消えた恋』、『井戸端の女』そして『パフ(ザ・マジック・ドラゴン)』といった定番どころで、だから今回はタイトルをGone The Rainbowとしてみました。で、今回急にPPM熱が涌いてしまったから、コンプリートBOXとやらに手を出してみようか! なんて思ったりして、思わぬ出会いが新しい興味や発想を生んで、世界を広げ深めるきっかけとなります。もし今回のベータテストに応募してなかったこの出会いはなかったわけで……、オンラインの世界というのは常に有意義な場に変貌する可能性を秘めていると実感しました。人生なにがどう影響するかわからんですね。

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