2017年7月16日日曜日

『まんがタイムファミリー』2017年9月号

『まんがタイムファミリー』2017年9月号、発売されました。表紙は『大家さんは思春期!』。プールですか? 水着ですね。チエちゃん、水着決ましてね、プールサイドで足元パシャパシャしています。『妹のおシゴトは時給2000円』ミエ子も水着。この子はちょっと派手めの水着。見栄を張ってるミエ子でありますね。『小森さんは断れない!』は小森姉妹の水着です。小森さん、お姉さんの方ね、やっぱりものすごい。妹が後ろでちんまりしてるの、いいですね。

『おしかけツインテール』、今回、いい話だなあ。花梨さん、学校の授業で食事の作法とか学ぶんですか? 礼法ってやつ? すごいな。ともあれ、花梨にとっては慣れない世界。まごまごして緊張しちゃってるこの子に、なんと俊郎がディナーにエスコートですよ。うおお、すごいな、立派な大人みたいだ! 花梨、ドレスアップ。おお、年頃に応じて、派手でなく地味でもない、いいコーディネートじゃないでしょうか。高級レストランで、俊郎、ものすごく落ち着いてて、え? この人、こういうの慣れてるの? 基本、ひきこもりじゃなかった? 好きな食べ物カップ麺みたいな人じゃなかった? みたいに思ってたら、あー、なるほど、お知り合い。って、あの人かー! そして今回の食事、花梨にとって学ぶところ多かったようで、しかも花梨を俊郎が導くっていうのね、うわー、すごい、俊郎さん、ちゃんとした大人みたいだー! いやほんと、今回、すごく面白かったです。

『ちっちゃい先輩が可愛すぎる。』、ゲストです。不動産会社に入社した高瀬。出勤中に出会った女の子、中学生かと思ったその子はなんと職場の先輩でした。デスクの駒井紗和。先輩と呼ばれて嬉しそう。その様子、ほわほわと形容されるようなもので、こういう癒し系先輩みたいなの、また求められてるのかな、増えてる感じがありますよね。ふたりの上司にあたるのが野見山さんなのか。野見山にしてもらったこと、それを後輩の高瀬にしたい。駒井はいい先輩になりたい気持ちがちょっと空回りしてしまってて、でもその気持ちを後輩に吐露してしまうところとか、まだまだなかなかな先輩になりきれてない感じさせますね。

『僕しか知らないあやの先輩』。これも優しい先輩系? いや、先輩の本当は僕だけが知ってる系かも。職場にて厳しく指導してくる先輩、加藤綾乃。この人のこと、影で鬼のあやのとか呼んでたのか。主人公の柳田。彼が遅ればせながら隣人に引っ越しの挨拶しにいったところ、それがまさかの鬼のあやの。まいったと、とんでもないことになったと思っていたら、その鬼のあやの、自宅では職場と全然雰囲気が違うっていうんですね。おっとりとして穏かな笑みをたたえた先輩。職場で気を張ってる反動だっていうんですが、ほんと違いすぎる。先輩はプライベートではむしろ面倒見がよくそしてちょっと天然? ドジ系? なんだか可愛い、けど職場では全然違うよっていうそのギャップに戸惑ったり、そのギャップゆえに普段の先輩の愛らしさが際立ったり? ええ、今の時代の癒し系なのかも知れませんね。

『はぐみちゃんは血が嫌い』、ゲストです。主人公はぐみは吸血鬼。ひきこもり気味のこの子のもとに押し掛けてくるのが三嶋志麻。吸血鬼のはぐみに血を吸ってもらいたいというその一心できているのだそうですが、はぐみは血が嫌い。飲むと吐く。どうにも受け付けないっていうんですが、飲まなくても平気なのかと思ったら、そういうわけでもない模様。そうか、貧血なのか。さらには同族からハブられてるのか。志麻が血を吸われたい理由はわかりやすく、永遠の命が欲しいから。でも、それ、迷信なのか。永遠の命が欲しい理由、ただ長生きしたいというわけでなく、はぐみへの執着があるというんですね。小さく可愛いはぐみに執着する、変態気味の志麻。過剰な愛情向けられて困惑するはぐみに共感したりあるいは志麻側視点ではぐみを愛でたり。そうした感触です。

  • 『まんがタイムファミリー』第35巻第9号(2017年9月号)

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