2017年7月6日木曜日

『まんがタウン』2017年8月号

『まんがタウン』2017年8月号、昨日の続きです。

『ほぼほぼ商店』。なんとあの夫婦がケンカ中。珍しい光景! いや、またどうせ店の方針、品揃え云々でもめたんじゃないの? なんて思ってたら、うわー、もっとくだらない理由だったー! しかしこれで中学生の常連ふたりがなんとかしてふたりを仲直りさせようと、いや、ほんと、頑張るなあというか、ほうっとけばいいのよ!? 黒木(黒瀬じゃなかった?)が奥さんに、三葉が太郎にアクセスして状況知ろうとするんだけど、彼氏、彼女にプレゼントって思われちゃってね、ほんととんだとばっちりでした。でもなんだかんだで仲良くはなってきてますよね。ええ、いい雰囲気だと思いますよ。

『ちこはゲーセン一番星』。おおう、これぞっとするなあ。もうすぐ研修期間が明ける。時給アップだ! ちこが喜んじゃって、けれど好事魔多しってやつでしょうか。いや、違うな。ちこが仕事に慣れて、それで慢心してしまったんだ。やるべきことをやってない。大事なことをそうと認識していない。そうしたルーズさが現れてしまって、ああ、マシンの扉の鍵、こいつを紛失してしまった! いったいいつなくしたのか。鍵の管理表を確認しても最初っからさぼってたために、返却されてたのかどうかさえわからない。うおお、これはこわい。というか、以前自分もやったことあるんだよー。結局鍵の取り替えになってしまって、ほんと、近隣の系列店までみたいなことはなかったんですけど、ほんと、これ、ぞっとしますよ。だからこそ、ちこの焦り、チーフの恐怖はよくわかる。ほんと、大変なことになった。この漫画の場合、結局はちこの勘違いってことで解決、大きな問題にならなくてよかったよかった、めでたしめでたしだったわけですが、いや、チーフはそれでめでたしとはしてないですね。一歩間違えると大変なことになる。そうした仕事の責任描いて、非常に真面目。そして面白い。よくよくできた漫画だと思います。でもってちこは研修延長。あー、うん、なるほどそうなりますかー!

『中年マンガ家ですが介護ヘルパー続けてます』。今回は入浴介助。準備は前日からはじまって、それぞれの患者さんごとに違いのあるタオル、着替え、おむつを揃えてネットに入れておく。軽作業かと思いきや、数がとにかく多い、それぞれの違いに対応していかないといけない、もろもろが結構な負担となって、うわあ、これ大変だ。で、大変なのはこれからで、入浴当日。ばっちり装備整えて、どんどん運ばれてくるストレッチャーの患者さんを次から次へと洗っていく。まるで流れ作業、機械的なものかと思えば、ベテランのナースはちゃんとひとりひとりの状況見ていて、おお、こういうところにも違いがあるのだなあ。そして次は自分でお風呂に入れる人たちの介助となって、ああー、こちらはこちらで大変だ。ほんと、仕事はどれも大変なことがあるとはいえ、介護の仕事、尋常じゃなく大変だなとほとほと感心させられました。そして最後に一息ついた場面。自然と応援したい気持ちになりましたよ。

『あいたま』。バニラはひよこにこそ心を開いたけれど、他のアイドルたちにはまだ頑ななんですね。ひよこのライブのことも、素直にいった、よかったといえない。でも楽しくなかったの? と聞かれたら楽しかったと、語彙、表現力総動員してその素晴しさを伝えようとするのだけど、そうですか、たとえ上手くないですか……。不憫だな、お嬢。バニラ、ちょっと自身を省みていますね。皆努力してる。対して自分は……。これ、いずれバニラもアイドルとして開花していくとか、そんな話なんですかね!? いや、どうだろう。ともあれ、ひよこ以外のアイドルにも目を向けるきっかけあり、雪乃の才能に打たれてみたりね、バニラ、皆からいい影響を受けている。あとははやいこと皆と仲良くなるきっかけ見つかればいいですね。というか、デビューしよう。

  • 『まんがタウン』第18巻第8号(2017年8月号)

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