2014年6月15日日曜日

ガンダムマーカー

 ちまちま、少しずつターンエーガンダムを組んでいます。自分はもう大変なのは嫌だから、基本パチ組み、部分的に塗装してスミ入れしてくらいで終わらせてしまうんですが、使っている塗料というのも簡単に、ガンダムマーカーでやっつけています。ガンダムマーカーは、名前のとおりガンダム向けの塗料、それをマーカータイプのペンに詰めました、そんな感じの便利道具。アルコール系溶剤で溶ける。筆を洗ったりする必要がないので、簡単、楽々、まあ細かいの塗るのは大変なんですけどさ、重ね塗りとかできないし、けど簡単にガンプラを組みたいといった向きには使いやすい道具だと思っています。

今作ってるのはターンエー、なんだかんだいってもガンダムなので、基本的に全部ガンダムマーカーで事足りる感じです。塗装するのは、目のまわりの黒、目と鼻の赤の間にある白ライン。腕と足にあるグレーと赤、ビームライフルの赤、目の黄色もいりますね。あとは額のターンエーマークのエメラルドグリーンでしょうか。ええ、全部マーカーでいけます。あとはモールドにほどこすスミ入れ。下地が白だとグレー、濃い色だと黒を使う。ええ、これもガンダムマーカー スミ入れ用でいけますよ。

以前はスミ入れする際、スミ入れマーカーそのままだと色が濃くてうるさく感じられるので、布を使って磨く感じで拭き取ってたんです。それでも結構落ちて、布の届かないモールドには塗料が残って、けどこの磨くの結構大変だったんですよね。なので、ターンエーからは消しペンを使うことにしました。

ガンダムマーカーには消しペンという、溶剤の入ったのがあるんですね。まあ、溶剤っていってもアルコールなんですけどさ、だから安くすませようと思ったら、アルコールを買ってきたらいいんでしょうね。うん、そうすりゃよかった。ともあれ、この消しペン、直接使うんじゃなくて、綿棒にちょっとつけてやるといいんですね。もう、模型を作ってる人からしたら常識みたいな話をしてるんだとは思うんですが、綿棒にちょいとつけておいて、拭う。反対の乾いた側で拭き取る。その繰り返し。やりすぎるとモールドの中の塗料もとれちゃったりするんですが、そのあたりは加減してやればいい。ええ、結果的にこれが一番うまくいけそうです。

スミ入れは、ラッカー系塗料で吹いた後、エナメル系を溶いてモールドに浸透させ、それをエナメル溶剤で拭き取るっていいますが、それをアルコール系塗料でやってるだけの話です。だから、もし将来的に塗装もちゃんとするようになったら、ガンダムマーカーをエナメル系塗料に置き換えていくことになるのでしょう。エナメル系は、スチロール樹脂を侵して破損させると聞いています。だから慣れるまではアルコール系塗料で試して、コツを掴んで、一度二度のチャレンジで結果が出せるようになってからエナメル系塗料に移行した方がいいかも知れませんね。

ガンダムマーカーは手軽ではあるんだけど、重ね塗りはできないといいました。後に塗った塗料が先に塗られた塗膜を溶かしてしまうんですね。だからガンダムの目、あれ、めちゃくちゃ細かくて、最初にラッカー系で黄色を塗っておいて、上にエナメルで黒を置き、カメラアイのところだけ溶剤で拭き取ると楽なんだそうですね。ガンダムマーカーでは、そういう手が使えません。だからやっぱり、いろいろきれいに作りたいとなったら、いつかはガンダムマーカーから脱する日がくるのかも知れませんね。

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