『まんがタイムきらら』2014年7月号、昨日の続きです。
『すいまさんといっしょ』、制服姿のすいまさん、なんか凛々しく見えてかっこいいなあ。あくむちゃんがね、ユウにあの制服着てるところを見られたといって、正体ばれたんじゃないか? 悶々としてるんですね。けどユウは普通。ああ、気付かなかったパターン? そう思っていたら、ああそういうわけでもなかったのかあ。しかし、すいまといいユウといい、ちゃんとあくむのこと考えて、どうしたらこの子にとって一番いいか、手をつくしてくれてるんですね。すいまはあくむに変装して、いや? 変装? あくむのことを守ろうとしたし、ユウはユウで、気付いてないふりをしてた。あくむが人間でなかったとしても、その関係はなにも変わらないからって。ほんと、いいやつだなあ。あくむちゃんのわだかまりもとけて、あの宣言、思い切りもよくて、素敵だった。しかし、しおりには誤解されたようで、うん、この誤解も守っていきたいです。
『凸凹□(でこぼこボックス)』、友達が増えたみたいですよ? おきなに対抗心燃やす竹取姫乃なる女の子。なるほど、俵おきなと対になってる子なのかな? 姫乃の友達は因幡しろ。こちらは特に下霧すずめとからみはないのか。ああ、違うか。おきなちゃん、竹取翁ってわけじゃないか。別の昔話由来だ。というわけで、この姫乃、陸上部なんだけどおきなに勝てない。それでおきなちゃんに対抗心どころか、屈折した感情抱いて、酷いこといっちゃうんですね。それをフォローするしろがいいですよ。いまツン期だから。好感度上げればデレるっていうんです。で、この子、姫乃にビシビシ手刀で突きを入れて、って、見るからに痛そう! それでちゃんと仲直りさせる。姫乃としろ、しろは随分ちゃらんぽらんに見えるけど、実はそうじゃないんだって伝わるところあって、姫乃をむしろ見守ってくれてる、そんな感じなんですね。ほんと、いい友達なんだと思います。
『女子大生生活様式』、次号、最終回! うわー! 温泉回なのですよ。思い立ったら即行動。翌日出立の一泊旅行です。夕方の4時着なのか。それでことねのいう、旅館に居る時間の半分くらい寝てることになるっていうのね、ああー、自分もこういうこと思うタイプだわ。温泉の効能書きに負けることねとゆず。諦めっぷりがいいな。脱衣場ではねね、ゆず、こよで髪の話。見事に放置されることね! 可愛いなあ。参加できなくって寂しいんだな。で、お風呂の中ではこよが話題に入れない。眼鏡がないから景色が見えないってんですね。いつものアパートや大学から離れた、ちょっと特別な感じ。皆の仲良さ、それを支えるひとりひとりの個性、性格の違いなど、よく出ていてとてもよかった。ほんと、ちょっとした特別感。いいお話でした。
My Private D☆Vは神藤かみち、『ぶらまり — 時給800円の吸血鬼』の方ですね。ばんと大きく、お嬢様系ミッションスクール女子中学生ときましてね、うん、確かに可愛い。育ちのよさ、気立てのよさが感じられるそんな表情に振る舞い、実にキュートで、そしてそこに添えられた作者の言葉、一日だけでいい、こんな女の子姿でチャリ乗りたい
。って、そういう方面の理想でもあるのかーっ! いや、ほんと、柱にもありますけど、びっくりしましたよ。けどなあ、なるほどなあ、わからんでもないんですよね。ええ、わからんでもないんですよ。
- 『まんがタイムきらら』第12巻第7号(2014年7月号)
引用
- 神藤かみち「My Private D☆V」vol. 83,『まんがタイムきらら』第12巻第7号(2014年7月号),217頁。
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