2014年6月7日土曜日

『まんがタイム』2014年7月号

『まんがタイム』2014年7月号、発売されました。表紙のテーマは梅雨の晴れ間? あるいは梅雨明けといったところでありましょう。晴天のもと、洗濯したティーシャツを干すおとぼけ課長なのでありますね。そしてそのシャツ、胸のところにタイムヒロイン揃い踏み。『まりあ17』まりあに『大家さんは思春期!』チエちゃん、そして『スキップAD!いろはちゃん』いろはがあしらわれて、ええ、なかなかに面白いテイストでありますよ。

『鉄仮面のイブキさん』、いきなり伊吹さんお怒りですよ。プンスカ! いったいなにがどうなってるんだ? って、疑問に思いつつもとりあえず謝ってしまう喜多くんはあかんやつだなあ。ああ、うん、自分もきっと同じことするけど。伊吹さん、怒り方の練習だったんですね。怖かったかと問うてみれば、今日の髪形すごくかわいいとの感想。ああ、ほんと超可愛いと思う。弟がいるんですね、伊吹さん。弟に姉の威厳を示したい。そういうのだけど、弟にも姉の表情はわからないのか。しかし伊吹さん、姉、長女、もう! 最高じゃん! 怒ったところを見たいなら、怒りのエキスパート相楽さんに期待してみよう。喜多くんと伊吹さんが仲良くしていたら怒るはず。それで実践してみれば、見事怒って、って、すげえな。しびれる表情です。しかし今回も伊吹さんの無表情。これをベースに、こんなにも豊かに描いて、最高でしたよ。すごく面白かったです。

『はこいり良品』はアロマの話。香りにはいろんな効能があるよという、それでモノ忘れに効くというローズマリー。それをもくもくと頭に浴びる人達の姿、いやもう、こういうのよろしいなあ。実に好みなのであります。虫除けの香りを使ってみれば、お客さんも遠退いてしまったり、また青空古書店さん、この人のポジションのうまさ。結構な悲しい役回りなんだけど、そういったところは共感ポイントだったりするのでありましょうか? いいですよ、彼。ずっと報われないといいと思う。いや、憎しみとかじゃなくて、彼のその役割りが共感を生むのです。生むのです! そして薔薇の精油。これ、ほんとに高いらしいですよね。それを普通に持ってきてくれる花園さん。ええ、この人もいいポジション。やっぱり、バラの香りにもうっとりするのでありましょうか。

『ゆとりノベライズ』、都ゆとり絶好調! 執筆にも力がはいって、けどその背後には里美さん。愛されてるなあ、愛されてるよ、ゆとりん! 都、前回のことあってでしょうか、妙に強気なところを見せて、けど録音されたりしたら困るんだ。可愛いなあ、ゆとりん。今回は、都と里美さん、ふたりの立っている位置の違いでしょうか。その見ているもの、それが随分違っていると思わせるものがあって、やっぱり里美は先に立っている。さらに先へと進もうとしている。まさかの人気シリーズの幕引き。対する都の反応などね、ああ、ライバルだっていってるけど、やっぱりファンなんだ。それも熱烈なファンなんだ、それがわかって、いや、前々からわかってたことですけどね。このいろんな思いが同居しているふたりの関係。いいですよ。ええ、関係ってそんなに簡単に表せるものじゃありませんよね。

『ノコひけ!工業娘。』、球技大会ですよ。おお、相川かっこいい! というか、男子、大変だな。ふたりしかいない。それで出場できる競技が少ないっていうんだけど、卓球にバドミントンって、両方に出るとなるとさらに大変じゃんか。加えてですよ、I科の女子の多さ、これがために相手クラスの士気の高さがものすごい。うん、男子ふたり頑張れ、ですよ。今回は相川の可愛さが爆発してましたね。ぜひとも責任とりたい、そう思う男子もいることでしょう。プリティーもプリティー。バレーの対戦で、I科女子先輩が大ショックとか。うん、相川大活躍です。あの神菜先生にずいぶん毒されてるところなんかも最高ですよね。そして先生、科長、それ、それ駄目よ! 駄目駄目!

『福呼び猫!カカ男』。猫のカカ男がいる喫茶店。カカオって読むのか。カカおとこかと思っちゃった。そこで働くアルバイト鶴見ゆず17歳とおっとり店長。店長さん、お客さんに元気になってもらおうといろいろサービスしてくれてる、ええ、あの嘘を、いや嘘じゃない? カカ男は福を呼ぶ猫なんですよっていって、お客さんをそっとはげます、あの感触とかとてもよかったですよ。素直で素朴で頑張り屋のゆずと、大人っぽい? 包容力ある店長さん。そして老獪なの? カカ男。ゆずがカカ男の背中のハート模様、見られる日はくるのか? って、動いてる時とか、普通に見られそうですね。

  • 『まんがタイム』第34巻第7号(2014年7月号)

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