2014年4月9日水曜日

『まんがタイムきらら』2014年5月号

『まんがタイムきらら』2014年5月号、発売されました。表紙は『あっちこっち』、三人娘がパジャマパーティ? いや、パジャマじゃないかも知れない。おなか出てる。このままだと冷えそう。けど、これ、お風呂上がりっぽいですね。なんだかくつろいで、皆の周りには猫やら鳥やらうさぎやらと可愛いものがいっぱいです。しかし、ほんと、三人、彼女らも実に可愛い。姫のなんかへろっとした感じの表情、これはよいものですよ。

チェリーブロッサム!』、大倉山先輩周辺が動いていますよ。前回の遊園地襲撃。あれだけやって、やらかして、バレてないんだ! 今回は、思わぬドジに照れる大倉山先輩。ブル神家の一族、って、これがまた色気もなにもないっていうのがなんかすごい。すごくシュールな絵になってて、とにかく恥ずかしい、それはよくよくわかって、先輩の意外な側面でありますね。そして先輩の見る大咲、またそれも新たな側面であって、どういうところが魅力であるのか、それを再度あらためて認識したといいましょうか。ちょっといい雰囲気で、なんだかいちゃいちゃっぽい。けどさ、そんなところを妙蓮寺に見られてしまい、そしてそれが椿に伝播! たたた大変だ、なんかすごいことになった。じわじわ進むのかなあ、少しずつその気持ちをふくらませていくのかな、みたいに悠長に眺めていたのが、一気になんだか転がりだして、どどどどうなるの!? いやほんと、思いがけない方向から思いもしない爆薬が投げこまれたといった展開。大岡先輩、大変だ!

すいまさんといっしょ』、おお、なんだろう、このスローな時間、穏やかな雰囲気。扉絵は、こたつでうたた寝すいまさん。あの、積み上げたみかん、一番上に顔が描かれてまして、ほんと、一枚のイラストとしても魅力的。雰囲気、シチュエーション、すごくよいんですね。さて本編もこたつですよ。ユウが学校いきたくないっていってる。あくむちゃんに変態と呼ばれたのがショックだった。顔を合わせたくない、そんなこといってるんですね。でもなあ、変態って誉め言葉じゃんか、ってのはすいまさんの弁でもあって、ご褒美らしい。うん、長さま、偏ってるなあ。学校では学校で、あくむちゃん、人間としての名前は夢野さんですね、自分のせいでユウが休んでるんじゃないかって、それで心配してるのね。でもって、しおりと一緒にお昼、お話しして、このふたりのやりとり、それもまた暖かで穏かで、素敵でした。そしてユウの誤解もとけて、ええ、あくむちゃんがご主人って呼んでくれたりなんかしちゃって、ああ、もう、なんだ、いいなあ!

『ヴぁるばいと!』、なんか知らんけど面白いなあ。のっけから店長の策略。嘘の情報で可愛いポーズとらされた挙句、バイト募集のポスターに使われてしまった。しかも等身大POPまで作られてしまって、いやもう店長のこの行動力。そこで働いてる響乃たちにとっては困ったもんだけど、ひとごとだと面白いかもなあ。いや、実際ひとごとだからだろうけど。店の行く末が心配。立地条件はよくないし人手も足りてない。そうした逆境の中、いろいろ策をめぐらすんだけど、それがどうにも有効とは思えないその残念さ。けど、つばめの丈の長い制服、これはちょっと可愛かったです。まあ、店の行く末にはあんまり貢献しなさそうですけど。しかしヴァルハラですよ。名前からして屍累々なのですなあ。あ、そうそう。弁当屋シミュレーションゲームで、野良犬を雇って他の店の妨害に放つというのがありましたね。ええ、けど現実には無茶っぽいですね。

『あわいろトライアングル』、ゲストです。主人公は小豆。彼女にはすごい友達がいて、文武両道、なんでもできちゃう、んだけど……、マイペースで日常のいろいろをこなすのは苦手みたいです。優李。髪が水色。なんか印象的です。小豆、マメって呼ばれてますね。ユーリの世話を頼まれていて、しかもただ起こして髪ととのえて、とかいうレベルをはるかに超えているんですね。で、ここにカナって子が加わって、負けず嫌い、ユーリに対し喧嘩腰。けど決して嫌いとかではないようで、というか、むしろ好きそう? 三人の中で一番しっかりしてるのが、一番チビのマメっていうんですね。けどマメはユーリにからかわれたりして、けど大切にされてるのもわかる。この子らの関係、次回には、さらにもうちょっと踏み込んで描かれるのかな? 楽しみに待ちますよ。

  • 『まんがタイムきらら』第12巻第5号(2014年5月号)

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