2014年3月22日土曜日

『まんがタイムスペシャル』2014年5月号

『まんがタイムスペシャル』2014年5月号、発売されました。表紙は、ああ、卒業であります。目に涙をためてこちらに手をふる美少女、手には卒業証書の筒、ああマキ、卒業の時にはこうした表情など見せるのでしょうか。涙、泣き顔、けれど口元はわずかに笑顔を保っていて、泣いてはだめと、つとめて笑顔であろうとしている、そうした心情察せられます。『みずいろミュージアム』の連載告知カット、そして『メェ〜探偵フワロ』単行本発売告知カットもございます。

ゲキカラ文化交流』、春の情景であります。って、いきなり滝のような涙と鼻水だよ。吉田、花粉症なのか。花粉対策眼鏡なんてのあるんですね。で、そいつをアヤコに否定される。酷い理由だ! うん、実にこの漫画らしい。お花見の風景の、みゆきの花を愛でたりする心情に意外さ感じつつ、けれどあの横顔、しみじみ眺める表情、どちらもなんだか素敵だったと思ったですよ。でも、カレーに負けるのか。そして林君。ああ、彼はずっと彼のままでいてくれそうですよ。

『銀河系女子高生ありすちゃん』は、皆で水族館にいくんですね。謎の新生物が発見されたのだそう。ハルは深海にも興味があるのか。うん、わかる。自分もそんな感じ。宇宙と深海は、人類最後のフロンティア、みたいにいわれていましたっけ? ありすちゃん、宇宙と深海を繋いだら、なんていうんですが、え、なるほど、あれってそういう話なんだ。生物は海で生まれた。そうしたロマンに、ありすちゃんの、深海は神様のゴミ箱説がのっかって、いいんだハルにヨータ、それでいいんだ。そして話題の深海魚。まさかの意思疎通。ミチコが大変なことになってます。そしてゆせの指摘に逃げ出す新生物。ああー、そういうのあるんだ。これ、ちゃんと捕獲されたんでしょうか。このまま逃げきられてしまったら、市役所も水族館もがっかりですよね。

『メェ〜探偵フワロ』、単行本が出るんだそうですよ。『メェ〜探偵フワロ』。そしてフワロ氏の単行本も。というわけで、タイミングあわせてしっかりネタにしています。けどさすがフワロ氏というべきか、いろいろ酷い。あからさまに詐欺くさい、もうちょっと穏当にいえば共同出版とかそういう類の商法ですね。がんがん誉められて、その気になって、けどうまいことやるのかな? そう思ったら、本当に騙されちゃうんじゃん! 逆に驚きましたよ。このおっさん、もっと狡猾かと思ってた。ほらあの実業家モードってやつ。でも、おだてられると、あんなにあかんのですね。しかし、今回は、そのフワロ氏のお金持ちっぷり、そちらが本題といいますか、断わりにくい寄贈とか、こづかいの範囲とか、いやもう、さすがフワロ氏の手腕というほかありませんでした。フワロ氏の転落と、そして復讐。このおっさん、探偵といいながら、悪党ラウールと同類ということがよくわかりますよ。

『踊る!アントワネットさま』、うひー、始まっちゃったよ。1789年7月、パリの街は動乱に揺れている。つのる民衆の怒りが今にも火を噴きそうなほどに高まっていて、そしてその影に暗躍するフェルセン伯爵。人はいいけど政治力に欠ける国王。彼の態度がこの事態を悪化させる方向に作用したこと描かれ、そしてついにバスティーユ。ああ、いずれくるだろう、そうは思ってた。けどまさかいきなりここまでいってしまうとは! しかしフェルセンの思惑やいかに。そして我らのふたりのマリーの命運は! まさかギロチンエンドじゃないでしょうね!

  • 『まんがタイムスペシャル』第23巻第5号(2014年5月号)

0 件のコメント: