2013年2月13日水曜日

『まんがタイムジャンボ』2013年3月号

『まんがタイムジャンボ』2013年3月号、昨日の続きです。

『日下部くんanother』、日下部の中に入っている星野がいい感じですよ。青葉に飲みに誘われて、デートですか!? 終始その調子で、いやもう、日下部を演じようとか、ちっとも考えてないところがいかします。で、対して日下部 in 星野。星野を心配して飲みについていって、すっかり潰れてしまう。ああ、日下部ボディの頃は酒に飲まれたことがないから、加減がわからないんだ。で、青葉、日下部 in 星野を連れて抜けちゃうんですね。なんという不埒な奴! そう思ったら、ああ違うのか。思わず知れる友人の本音。よかったじゃん、日下部。そして星野、日下部を見守って、ええ、ふたりの関係も悪くない。でも、進展したりはしない感じなんですね。いや、でも日下部はちょっと揺れてたりする? 青葉ならずとも、気になるふたりでありますね。

『ラン様の放課後遊戯』、ラン様とりら、バレンタインデーを目前して、ついに激突ですよ。有太を驚かせた方が勝ちというルールで、デパートにやってきた。お互いに、相手が有太に贈りたいのだろう、そう思っているのが面白いですね。敵対してるのか、それとも塩を送りあっているのか。その両方なのかも知れませんね。勝ったら報酬、ラン様の左手でなんでも望みを叶えるというんですが、これ、ラン様はあえて負けるつもりなのか? わからないですね。ふたり、有太と遭遇して、下旬から試験と聞かされてからのりらの様子、あれが面白かった。そしてラン様の秘策、ああ、結果オーライですね。休日のふたり、私服も可愛かったし、なんのかんのいって仲良しっぽくて、いいエピソードでした。

『先生だって嘘をつく。』、南先生、この学校では最強なんでしょうか。バレンタインデーに対する注意事項、教職員も禁止。それを聞いて憤慨する長持先生はまあどうでもいいとして、泥沼蓮子に対し策略をしかける南先生。蓮子先生、思いっきり手玉にとられてるし。自分は校長の命令なんて知らない、無視するといっておいて、当日バレンタインは完璧にスルー。焚き付けるだけ焚き付けて、悪い人だなあ。しかし、そこで男を見せたのが長持先生で、あの魂の叫びは笑ったなあ。まあ、それでもおしおきは受けるのね。しかし、蓮子先生の決して報われることのない思いや、長持先生のおよそ通じるとは思えない一方通行の気持ち、わびしいバレンタインイベントだなあ。そして大神のバレンタイン。いや、まあ、よかったじゃんか。ちょっと困った顔してるメリーがいい味出してました。

『兄妹のスキマ』、妹ほのかが猫を拾ってきた。最初のうちはツンの部分が多かった妹ですが、可愛げが描かれること増えてきましたね。わかりにくい、あるいはそれが前に出てこず、嫌な子と勘違いされてしまうことを考えれば、ベタな表現となってしまうかも知れないけれど、愛されやすい今の方がよいかも知れませんね。しかし、猫がいなくなって気落ちしてる妹、兄ならずともちょっと気の毒に思う、励ましたくも思いたくなる、そんな様子でしたが、けど猫も妹も元気でよかった。この妹さまは、傍若無人なくらいがよい、そんな感じでありますね。

  • 『まんがタイムジャンボ』第19巻第3号(2013年3月号)

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