『まんがホーム』2012年3月号、発売されました。表紙は『らいか・デイズ』、スノーボードをやっているらいかですね。ということで、表紙のテーマはウィンタースポーツであります。『東京!』の三人はスケートをして、ころぶたまがらしいですね。そして、モーグルですね。『さえずり少女、しんしん鎌倉』、ヒロインのコズリが元気にジャンプしています。
『はっちぽっち』、あの小さいハチ、めちゃくちゃ可愛いなあ。あの、鼻血死してるとも子を見守る3匹がたまらんですね。三匹三様の可愛さがあって、すごくいい。ぬいぐるみというか、フィギュアみたいなの、あったら欲しいかもしれない可愛さです。さて、大型犬が苦手なねね子が出てきて、ただ苦手なのっていうだけじゃない、それを克服するにはどうしたらいいかな、みたいな方向に話が展開していくの、ちょっとした目標ができた感じでいいですね。子犬のころから慣らせばいいんじゃないか? それで、子犬の生まれそうなお客さんが偶然! というのはできすぎですけど、いや、いいですよ、期待しますよ。中長期的に展開される、子犬が生まれる、その子が育っていく、そしてねね子さん、大型犬に慣れるのか!? なかなか面白そうな展開、先が期待されます。
『孔明のヨメ。』、いいですね。市場で聞いた噂話に落ち込む月英さん。その月英さんを見て、また落ち込む孔明。しかし、ふたりともに相手のことを思いやっている。その様子がよいではないですか。自分のことで孔明の評判が落ちるのは悲しい。そんな兄嫁を見て、兄の態度にやきもきしている均がいい感じです。でも、鈍いといいますか、気がきかないといいますか、そんな孔明ですが、黄家の主に月英とともに呼ばれて、そこであらためて知る月英のイノベーション。数々の仕掛けに素直に喜ぶ、様々な仕掛けを父も賞賛、いいですね、落ち込んでいた、自分は駄目なんじゃないかと自信を失っていた月英さんが、ちょっとずつ元気を取り戻していく。その過程が、微笑ましくて、すごくよかった。誰がなんといおうと、この父と、そして夫は、月英さんのこと大好きだな。そのよさを認めてくれる人なんだなって、そうしたところがよかったのです。
『エール!』、おおう、悪くないですね。前回、ふつうに応援にいく、そんな感じだったはずなのに、今回、ばっちり学生服着込んで、まさしく応援団。ええと、ふたり応援団? 応援団員が食中毒で全滅。その12人分の応援をえいると団旗持ちの少年、ふたりで代行する。応援される人は、幼なじみで新人アイドルの男の子。サッカー部、選手として頑張ってるんだけど、テレビスタッフが悪意のある取材しようとしてるのを見て、ちゃんとがんばってるのに — 、そのことを知ってるえいるが応援の声張り上げる。あの一連の流れは実によかった。自分にできることをもって、がんばってる人を支えたい。そのえいるの精一杯がしっかり描かれてた。そこに、なにかほだされるものがあったのですね。
『ただいま独身中』、面白いです。私の知らない世界。メークですね。春の愛され小悪魔メークというのを試してみたのはいいけれど、女性の集まりだと容赦ないな。こういう感じ、もう大好き。目尻が垂れただの、変わった事したがるだの、メーク手伝うと見せて遊んじゃうとか。この時点でもう楽しかったのに、次からモテメークな竹本楓でしょう。で、やっぱり女性陣容赦ない。で、モテメーク竹本楓II。なんかよそよそしくっていいなあ。ぶってるんだろうけどさ、それがうまいこと空回りしてみせて、いやもう面白かった。楓さん、なんかいじらしいよね。可愛い人だと思うわけですよ。そしてナチュラル・ボーン小悪魔。こうもしっかり小悪魔というキーワードが、びしっと貫かれるとは、予想外。まいりました。
- 『まんがホーム』第26巻第3号(2012年3月号)
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