『まんがタイムファミリー』2012年2月号、発売されました。ああ、いよいよ2月ですね。もうじき節分、バレンタインデーでありますよ。さて、表紙は『ぽちゃぽちゃ水泳部』、みなが集まって羽根突きでありますよ。カツ代とはっつー先輩が顔に墨。ということはあゆたん全勝? しかしみな晴着が美しい。あゆたんは裾はだけちゃって、いやんって感じですが、はっつー先輩はあの髪型もあいまってとてもキュート。髪をアップにまとめたかじりんもすごく素敵です。華やかでよいなあ。あと『めがねのキミと博物館』、告知カットがございます。
『ラディカル・ホスピタル』は、男子会ですよ男子会。滝沢先生が、ひとり家族に取り残された新年を送ることになって、だからみんなで集まろうっていうんですね。場所は影山先生の家。って、オタク部屋か! 本とゲームが山程ある。歴代Macも山程ある。なんだかこの人も過去や思い出にとらわれて、ものを捨てられない人っぽいですよね。でもって、みんなで麻雀やるんですね。男子会、というか、男が集まったら麻雀というのは、確かに昔ながらで、そうか男子会はすでにあったんだなあ。麻雀でわかる本性、そういう話は実によくわかります。学生のころ、賭けはしなかったけど、麻雀とかやったなあ。こうして遊んで仲よくなる、いいなあって思います。面白かった。
『教師諸君!!』は着物の西名先生ですよ。ああ、もう、大好き。コスプレ先生も、ラフな格好も、こうしたフォーマルな服装も、どれもによさがあって映える、そんな人だと思います。しかし公現節のお菓子。なるほど、こういうのは聞いたことあるけど、よく知らないなあ。地方地方のお祭りは、その土地の風土、歴史を反映してとても個性的。日本にもあり、もちろん海外にもあり、知るほどに面白い。西名先生は、それと今泉先生も、そうした祭、風習、習俗を知り、その土地の人達を知る、そうした楽しみを持っているんだろうなあ。で、実演する。いいなあ、楽しそうだなあ。いろいろ失敗もあるみたいだけど、それも含めて楽しそう。しかし深沢先生は夢見すぎです。いや、気持ちはよくわかるんですよ。
『ギュっとして!よねちゃん』はお正月の様子ですね。どこにいく、なにをする、そんなことをいいあって楽しそうな人達の中、ひとりお店が休みといって悲嘆にくれる。どんだけこの子はおにぎりが好きなのだろう。でも、お正月は楽しみ、嬉しいのですね。お年玉もらって、年賀状だして、こういう風物詩。明るくほがらかなよねちゃんが可愛くて、ほんと気持ちいい、清々しいですね。そしてお向かいさんと新年会。いやあ、きみちゃん、可愛いな。よねちゃんは日本人形的可愛さ、みたいに思いますが、きみちゃんはなんだろう、ぱっと華やかで、もう大好きです。そんなふたりが仲良くて、いや、もう、すごくよかったです。
『博士の白衣女子攻略論』は、ほんと面白いな。丹沢さんの付箋、実に駄目なToDoリストになってるんですけど、ここから見える彼女の興味。うん、ビーカーでコーヒーっていうのは、ある種のロマンがあるように思います。でもこうした発想こそあっても、実際に理系の人はしないのか。いや、少なくともここの人たちはしないんですね。普通を説くハカセ。ぱりっとしない白銀くん。女性ふたりはいつもどおりクール。ひととおり盛り上がって、白銀くんが割を食うのもいつもどおりで、そして須藤さんの結論。ああ、納得ですね。より便利に、より安全に、そうした生活の改善が化学によって達成されてきた。こうした視点、実によいなと思いました。
- 『まんがタイムファミリー』第30巻第2号(2012年2月号)
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