2008年6月13日金曜日

Lの季節2 -invisible memories-

 今日の更新はどうしようかなあ。弱り切ってAmazonなんぞをさまよっていたらですよ、おや、なんか気になるものを見付けましたぞ。なぬなぬ、『Lの季節』? あ、そうね、2が出るっていってたよね。ということは、もう発売されてるの!? と思って商品詳細に飛んだらば、よかった、受付開始しましただ。しかし、こうして続編出るのは嬉しいけれど、そしてきっと私は買うんだろうけど、正直なところ時間が経ちすぎました。今更、彼女らの世界に戻れるかなあ。と思いながら、公式サイトシステム詳細のページなんぞ見ていたら、おや、天羽さんと鵜野杜さんがいる。システムの紹介するのに、前作立ち絵使ってるのかなあ、って、そんなわけないやん! ちょっと待て、天羽さん出るの!? キャラクター一覧見たら、ああ、いらっしゃる! じゃあ、もう、買い決定じゃないか。天羽さんがいて、星原さんがいて、それで買わないなんてありえません!

 まめちしきー。私の環境ではあそうと打つと天羽と変換されます。なぜか? 単純な話ですよ。それは彼女の名が天羽碧あそうみどりだから。忘れもしませんよ。PlayStationでWizardryが出るよって聞いて、うほ、それは買わなくっちゃだわ、と思って買った。最初は、本当にWizardry専用機にするつもりだったんですよ。けれど、だんだんと他のゲームにも興味が出てきましてさ、具体的には『ブレイブサーガ』なんですが、当時、パソコン通信で勇者系パティオだかに所属していたんですが、『電撃PlayStation』誌の表紙が『ブレイブサーガ』だぜ、買っとけ、みんな! という情報が流れたんですよ。で、買った。読んだ。隅から隅まで読んだ。そうしたら、そうしたらですよ、なんかすごく気になる女の子がいてさ、うわ、なんだこの美しい娘は! それが天羽さんですよ。

一目で恋に落ちたってやつさ! ああ、もう、こん畜生。笑いたかったら、指さして笑ってくれ。

ええと、当時の情報が見つかりました。最初は興味を感じながらも、それっきりだったみたいですね。そして数ヶ月後に発売された『電撃PS』誌に掲載された記事、それが決定打、最も古い情報まで遡ったら、さっきの記事にまで行き着くってことですね。私の記憶が確かなら、ライカを構えた天羽さんのイラストと、着替えの途中、背を向けて見返る東由利さんのイラストがあったはず。そのどちらも魅力的だったけど、でも、やっぱり天羽さんだよなあ。彼女は最高です。

けど、プレイしてみれば、天羽さんを好きだと断言しつつ、他のヒロインにも心が揺れるというのが私の情けないところで、前述の東由利さん、この人もいい人なんだ。ちょっと感情が先走る人だけど、魅力的だったね。それから彼女の友人、亜希子さん、ちょっと不器用そうで、けど穏やかさが心地よい人。かわいかった。彼女の妹、さやかさんも、明るくてけどそんな態度の向こうにちょっと寂しさ抱えてて、よかった。などなど、次から次へと褒める言葉は出るけれど(これでもリミッターかかっています)、白眉は星原百合さんですよ。『Lの季節』とは、実質的に彼女を巡る物語といっても過言ではありません。ふたつの世界、過去の事件と今の事件、そのすべてに関わりを持つもの、それが彼女でした。ああ、もう、思い出すだけで泣けてきそうだ。すべてを一身に背負い、単身事件に立ち向かおうとしていた彼女。あえて孤立することで、他のすべてを守ろうとしていた。そんな彼女の真実が明らかになり、そして彼女の思いを知る! 滂沱の涙ですよ。涙なくしては語れない。読めない。ああ、あれは素晴らしいものでした。本当。それまでこうしたゲームをしたことのなかった私でしたが、それが一気に引き込まれて、今も心はとどまり続けているんでしょうなあ。

キャラクター表見ていた時、声が変わっていたらいやだなあと思っていたら、なんと星原さんが星河舞になっていて、ちょっとまって、柳原みわさんじゃないのん!? と思ったら、改名されていたのでした。ふー、ちょっと焦った。あの憂いをともなった声、やっぱり彼女であって欲しいではありませんか。そして改名といえば、野上ゆかなさん、苗字が無くなっちゃったんですね。ともあれ、皆さんご健在でいらっしゃったこと、安心しました。他の、今回ご出演の方以外の皆様もお元気でいらっしゃるんでしょうか。お元気だったらいいなあ。そんなこと思うくらい『Lの季節』は私にとって大切なものであるのですよ。

しかし、6月末にはG-XTHの追加データが出る、6月27日には『少女魔法学リトルウィッチロマネスク editio perfecta』が出る、そして7月3日に『Lの季節2』ときたか。もう嬉し死にしそう、というか、全部プレイできるのかな……。そういえば、『Missing Blue』が未クリアで残ってたっけ。初回プレイ時、あんまりのマニア系シフトに堪えられず断念、そこで終わってしまったのでした。残念なことしてますね。今からだと、もう関連商品探すのも大変でしょう。これも『Lの季節』に関連を持っているんですが、今からできるかな? 無理だろうなあ。というか、リビングのテレビで美少女ゲームに興じるのはちょっと辛いなあ。いや、家にはリビングにしかテレビないんですよ……。だから、さ……。

でも、『Lの季節2』は力強くプレイしたいと思います。

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