2024年10月31日木曜日

『まんがタイムきららキャラット』2024年12月号

 『まんがタイムきららキャラット』2024年12月号、昨日の続きです。

『このままモブじゃ終われない!』

コモナにめちゃくちゃなスケジュールを組まれてしまったピコ。1ヶ月かけて練習、次の1ヶ月で漫画を描く。3ヶ月目の製本とイベントは印刷屋に任せられるからまあ安心ですよね。ということで勝負は2ヶ月間。一日のスケジュールは、睡眠3時間を除いてあとすべて漫画を描く。

いや、これ、ピコがいうように死にません? 少なくとも、いろいろあれこれ壊れそうな予感。と思っていたら、2ヶ月たっての締め切り日。そよかぜが陣中見舞にきてみれば、ボロボロになったピコがコモナに調教されている! 気を抜くと首がしまるシステム、酷い! 睡眠不足をエナジードリンクでごまかす生活、ヤバい! しかもさらに電流まであるの!? って、これはピコ自身が望んだものなのか。にしたって、いくらなんでもめちゃくちゃすぎる! ほんと、これで死なないの、サキュバスだから? ピコだから!?

尊厳やらいろいろを失いながら脱稿に向けてラストスパートするピコ。このシチュエーションをいいことに、自分の欲望を満たすコモナ。あまりに両者ともに人に見せられない側面を全開にしてるもんだから、いやもうひどいカオス感。でもこれが面白いというか、気つけの漫画のチョイスを間違えて昏倒しちゃうピコを目覚めさせるためのコモナの策と、そよかぜの思い切り!

もうめちゃくちゃ面白かったです。しかし今回、コモナのいろんな表情見られてよかったな。この子、本当にかわいいと思う。そしてラストの照れコモナ! いやもうなんて純情なのでしょう。やってること無茶苦茶なのに、肝心なところでは純情。いいですよね。

『のけもののまち』

マキちゃんがいい役割演じてくれましたね。るいの秘密を知ったマキ。この世界のヒトではないこと。帰る世界があるということ。新事実が明らかになって、しかしそれでもるいのこと考えてくれるマキちゃん。直情径行だけど、それだけに気持ちがまっすぐにくる。いい子だなあってあらためて思わされました。

けれど、るいのこと突き放すようなこといったネルが悪いわけじゃないんです。るいが煮え切らないのもそうなんです。相手のことを一番に考えてる。まわりの皆のことを大切に思っている。それゆえに自分の気持ちに素直になれない。なんせ、ちょっと遠い実家に帰るとかじゃないんです。これが今生の別れとなる。その前提で考えないといけない。

だからこそ迷いもするしためらいもある。でも、だからこそ真っ直ぐに、直線的に動いてしまうマキのようなヒトがいてくれてよかった。そう思ったんですね。

いよいよ別れのとき。いざこの世界を去ろうとするるい。その扉をくぐった先にあるのは、もとの生活? そして皆との別れのその先に彼女が経験することとは。次回最終回。そこで描かれるものがなんなのか、心待ちであります。

『ずんだもんTV』

こどものいる家は大変だ!

動画編集に疲れはてたきりたんがですよ、ストレス発散のためゲームするのはいいけれど、人が、人が変わってしまっていませんか? あるいは、これが本当のきりたん? CP相手に無双、大きな声で勝ち誇る! ずんだもんの乱入は予想外だったけれど、ずんだもんをダシにゲーム三昧もいいだろうと、いろいろ教えながら遊んでみたのはいいけれど、ハメ技に苦しめられた挙句の場外乱闘!?

電源ケーブルを抜く! からのリアルファイトにまで発展して、な、仲よく遊べないものかい!? と思った矢先に泣き出すきりたん! な、泣くのはズルいよ、きりたーん!

でもこの勝負、結局はゲームの勝ち負けに持ち込まれて、熱い戦いのその先にあったのは両者KO、でもってコントローラー破壊! け、結構な損失ではないんですか、これ!?

知らないあいだに生配信されていたきりたんの羞恥は計り知れないですが、こうして自然体の姿というのもまた好評だったというの、冒頭の無理しすぎていたきりたんにはいい経験だったかも知れないですね。そしてきりたんの露出も増えれば、いつかは立派な人気者ですね。

2024年10月30日水曜日

『まんがタイムきららキャラット』2024年12月号

 『まんがタイムきららキャラット』2024年12月号、昨日の続きです。

『mono』

理想の座椅子製作、佳境にはいっています。

もうすっかりかたちはできあがり、さあ完成かといえばさにあらず。使ってみてはじめてわかる不具合というのがあるんですね。それらを確認次第ひとつひとつ対策していく。この試行錯誤を楽しいと思えるか、面倒と思ってしまうか、それがDIYに向くかどうかの分かれ目だなあって思いました。

なんだかんだ面倒と思いながらも春乃と華子はアクティブに動いて、問題を解決していくでしょう。ああ、これだよ、自分ができないやつは! そう思えばなるほど自分は完成品を探して妥協したほうがいいユーザーなんだなって思い知りました。

そして完成した座椅子。これでDIY編は完結かなと思ったら、おお、イスズスズコが反応を示しましたよ。車中泊がキーポイント? これはまたなにか大掛かりなものを作成することになったりしそうですか!?

『押しかけ女房、コドモ付き!』

ノゾミが立って歩くようになりました! というので、そろそろ靴を買おうと思います。華子とミライ、ふたりで出掛けるショッピングモール。ベビー服に興味をひかれて、どれがかわいいと思う? せーので指差したら同じのを気にいっていて、この気持ちの一致性。ああ、ふたりの絆など感じちゃいましたよね。

この調子で靴もとんとん拍子で決まるかな? そう思ったらですよ、せーのでまさかの不一致です! これ、予想外でしたよね。で、ノゾミ自身に選んでもらうことにして、と思ったら、こちらも不一致!? 第三の選択肢が示されて、この好みの別れるところ。これもまた皆それぞれの個性なんだなと微笑ましく読みました。

そして最後にちょっとアイスなど食べまして、この和気あいあいとした雰囲気もまたよいものです。と思って読んでたら、ラストに華子からデートしようか発言。しかもノゾミ抜きですか。さあ、これ、どうなりましょうか。なんだか楽しみですね。

『魔法少女は羞恥心で強くなる』

転校生がきましたよ。日向らいむ、通称らいらい? この子、いろいろと型破りで個性を押し出してくるタイプ。明るくハキハキ。堂々として物怖じしない。実に真侑とは正反対のタイプであるんですね。

らいらいにちょっと憧れる真侑です。あんな風に堂々としていたい。それを危ぶむ零とチラ太郎。そしてノクタンはそんな変化の兆しを逃すことなく、らいらいに接触、真侑との仲を深めるよう工作しようというのですね。

ノクタンの策により、真侑との距離を縮めるらいらいです。カラオケにいくことになって、人前で歌なんて恥ずかしくって歌えない! 最初はおどおどしていた真侑がですよ、らいらいと一緒に歌ってるうちに恥ずかしさがなくなっていって、おおあんなにも伸び伸びと楽しんじゃって、よかったね、真侑さん! めっちゃかわいいじゃん!

でも羞恥心が弱まれば、魔法少女としての弱体化を招いてしまう! 今がチャンスと乗り込んでくるノクタン。ああ、真侑のピンチですよ! と思ったら、ノリノリの姿を見られるのはこの上もなく恥ずかしい!

いやもうほんと面白い。実際、この恥ずかしい気持ち、わかりますもんね。わかるからこその真侑への共感、羞恥の度合いも実感される。ええ、いい描写でしたよ。

2024年10月29日火曜日

『まんがタイムきららキャラット』2024年12月号

 『まんがタイムきららキャラット』2024年12月号、発売されました。表紙は『mono』。秋の味覚ですね。トレイに乗る3種のスイーツ、そこからモンブランをフォークですくいあげている春乃です。しかしこうして見ると、春乃もかわいいですね。背中にしがみついているたいしょうが、またいい味を出しています。スイーツのまわりには、さつきにアン、桜子がちんまいミニキャラとなって、それぞれマイペースに楽しみ見出しているようですよ。

今月は新規ゲストが3本です。

『アイドルノブナ☆ガール』

天正10年、本能寺にて命を落とした織田信長が、現代日本によみがえった。ただよみがえっただけでなく、性別も転換、若い女性となってこの日本に降り立ったのですね。

しかも降り立った場所が場所。アイドルフェスの現場、はじめて見るアイドルのステージにひきつけられた信長。そんな彼女を、道がわからなくなった出演者と勘違いしたアイドルグループ、ヨツボシの笹木りんが控室へと案内したことからはじまるアイドル立志伝。知らぬ令和の世、知らぬ文化、テクノロジーに触れ、それを持ち前の能力でもって吸収していった信長が、りんとともにステージに立つ。

慣れないダンスを即席で身につけるのではなく、持ち前の技、敦盛の舞で観客をひきつける。そして圧倒的なカリスマが満場に火をつけ、熱狂させる。

この時代も場所も飛び越えた信長のアイドルとしての活躍の火蓋が切られた。そして信長を知るものがひとり? ああ、これは仲間を増やし、より力を増していく予兆でありますか。

『ラナナさんは厄介エルフ!』

異世界からエルフが転校してきた! あまりにも唐突で異常なシチュエーションだと思うのですが、この世界ではわりとよくある話なのかな? 戸惑いながらも、受け入れていく生徒たち。なかでもファンタジー好き朝比奈あまねは興味津々で、ぐいぐいとエルフ、ララナに接近していくのでした。

ララナ、パーティから追放されたというのですが、ということは最近はやりの見返し系!? と思いきや、実際ポンコツであるのは間違いないようで、追放の理由もパーティメンバー全員に累を及ぼす呪いのアイテムを身につけてしまったのが原因。このままでは勇者パーティは魔王に勝てない。というので、追放、しかもこちらの世界に流されてしまった。

こちらの世界には呪いを解く方法があるのかもしれない。それを、エルフと知りあいになりたいあまねがサポートしようというのですが、呪いのアイテムに仲間認定されてともに呪いに苦しめられる関係に! けれど乗りかかった船? とばかりに、寄る辺のないララナの面倒をこれからも見ることになりそうなあまねです。

しかしララナの呪いは解けるのか。そしてあまねの未来やいかに。とりあえずはララナはあまねの家に居候することになるんでしょうかね。

『フィギュア製作部活動日誌』

変人の集まりと知られるフィギュア製作部。1年生の茉幸は、汚名をそそぐべくイメージアップ作戦を提示するのですが、なかなか乗り気にならない先輩たち。いや、そうでもないな、自分のやりたいことしかしない先輩たちばかりみたいだけど、やるとなったらやる人じゃないか。文化祭の展示に、部員たちをそれぞれ作りあおうと提案したら、結構なやる気になってくれたんですね。

それから製作に入るまでのいろいろ。水着着せようとしてみたり、趣味のフィギュアに自分の趣味を優先です。これ、先輩たちだけでなく、唯一の常識人と思わせた茉幸も部長ラブに邁進して、結局は似たものたちの集まりであるようなんですね。

そして完成したフィギュアたち。これ、結構ないいできで、すごいな、さすがではありませんか。でもやっぱり常識はずれの行動は変わらなくって、またも職員室に呼び出しです。

2024年10月28日月曜日

『まんがタイムきららフォワード』2024年12月号

 『まんがタイムきららフォワード』2024年12月号、一昨日の続きです。

『異世界サウナへようこそ!~ルナちゃんはととのいたい~』

岬の携帯に残るルナと一緒に撮った写真。最後に飲みにいったとき、銭湯に寄った後に撮ったものなのですが、岬もまるで覚えていない。

そのときの記憶を呼び覚まさせようと奔走してくれたスラー。岬の、そして同じく忘れていたルナの、かつて交わされた会話を思い出させることに成功して、一緒にサウナ旅をしようと語りあったあの夜のこと。けれどなぜこんな大切なことを忘れてしまっていたのか。

それは命の灯の消耗によるもの。憔悴し、思いつめてしまっている、その状態が大切なことを忘れさせ、さらにはここ異世界に迷い込ませてしまった。ルナは仕事での消耗が、岬は友人ルナの失踪が、自分の命の灯を弱らせてしまった。そして今ここに、大切な記憶を取り戻して、ふたりはともにあるべき場所へ帰るという選択をしたのでした。

異世界サウナの皆との別れ。それは悲しいことで、けれど同時にルナの新しい旅立ちで、日本に帰ってからのルナの選択もまた喜ばしいと思えるもの。これからどうなるか、その前途はいまだわからないままではありますが、以前よりもずっと明るい表情を見せてくれたルナ。この子の前に、明るい未来が広がってほしい。そう思える最終回でした。

『ウクレア!』

BGMを頼りに二人三脚のテンポをキープしていた舞帆。しかし放送機材のトラブルで、BGMがなくなってしまった! このピンチに立ち上がったのがほかならぬ空子であります。ウクレレを手に放送部のテントに直談判をしにいった空子、けれど別にBGMはなくても大丈夫かな? と返されてしまって、ああどうなる空子、そして同じくどうなる舞帆。

ここにウクレレ部の皆が集まるところ。ほんとよかった。部の仲間のこと、ちゃんと見ていてくれている。そして一緒に動いてくれる。いいチームだなあと思えた描写。また生き生きと楽しそうにしている、その様子が素晴しかった。というか、里桜がにっこにこ! この人のこういうところ、本当にいいですよね。魅力的です。

さて、BGMを取り戻した舞帆ですよ。完全に舞い上がってしまっていた舞帆がですよ、聞こえてきたウクレレの音、そのテンポから空子たちの意図を汲み取って、笑顔で伸び伸び走りきる。この顛末、もう完全にハッピーエンドではありませんか。体育祭の組分けでは別々になったけれど、それでも気持ちは一緒にあるという仲間のきずな。ああ、いいエピソードだったなと思ったのでした。

今回、楓に絶対音感があることが判明しましたね。これ、小さいころに音楽教育受けてないと身につかないといいますが、ということは楓もピアノかなにか習っていたのかな? ということで、もしかしたら生徒会長の音羽と学校以外での繋がりなどあったりする? なんてこと思わされたりしましたよ。

そして風谷楓さんとちょっとした縁のある翼さんの思いつき。フラダンスチームリペララとウクレレ部との共演なる? ここにまた次の動きがはじまっています。

『ネコかぶりアンコール!』

この漫画の核心とでもいうべきテーマに近づいてきている? 以前音子が導き出した答。人には色んな一面があって、全部含めて本当のその人。そういいながらも、音子自身は猫かぶりの自分は偽物で、本当の自分ではない。頑なにそう思おうとしている。その疑問について、部長が迫るのですね。

自分の思う理想の女の子像を印に見出した音子。けれど知りあって話してみた印は、自分の想像とは違っていて、ということは音子の理想像は印の真似なんかではなく、音子自身の中にあったものではないのか。そもそも人の真似をするのはいけないことなのか。変わらず頑なな音子であるけれど、牧奈の言葉にじりじりと追い込まれていくんですね。

さて、追い込むといっても別に押しつけたりはしませんよ。今回は音子の中に、自分自身の可能性の種をまいただけ。いずれ芽吹いて、育っていくかもしれない可能性を音子自身に認識させるにとどめたのですね。

そしてラストにちょっとしたサプライズ? 印と音子の双子コーデ! ああ、いいですね、赤面の音子。まずは音子は自分のかわいさを認識してあげましょう。ふたり本当にお似合いですよ。

2024年10月27日日曜日

『まんがタイムオリジナル』2024年12月号

 『まんがタイムオリジナル』2024年12月号、一昨日の続きです。

『ムクカノ:無垢で無口な職人彼女と、静かでにぎやかなふたり暮らし』

賢太さん、どんだけ初心なのでしょう! とはいえ、彼くらいの年だったときの自分だったらどんな反応するのだろう、といえばそれもまたわからぬ話。やっぱりこれくらい意識しちゃうんだろうか。それともやっぱり賢太は標準よりもずっと初心なんだろうか。なんてことを思ってしまった今回。そんなに気になるんだったら見ちゃえばいいのに! とか考えてしまう自分は、やっぱり賢太よりもずっと不埒なのでしょう。

さて、先日の飲み会であてられて以来、椎奈のことがやたらと気になる賢太です。下着が気になる。お風呂が気になる。その他いろいろの生活音なども賢太の悩みを刺激して、いろいろあれこれ憔悴気味? それにしてもまずかったのは、様子が変と椎奈から迫られて、説明するいとまもなく距離詰められたものだから、近づかないで、なんていっちゃって、ああ、椎奈さんを傷つけた!?

言葉が足りなかった! 会話が足りなかった! これはもう、双方ともに不器用だから! ってな感じではあるんですけど、この状況からなんとかリカバーできるのでしょうか、賢太さん。たとえ不器用だろうとなんだろうと、ここで挽回できねばダメですよ!

『かつては最強無敵の勇者様~姫には内緒のレベルダウン生活~』

ジュローのもとにやってきたふたり組。ああ、これはジュローの旅の仲間だったりするのかな、と思ったらまさしくそのとおり。オーク族とゴブリン族の公認勇者にして、どうもジュローに思いを寄せている? 女子ふたりとの旅の話も盛り上がって!? と思ったら、ほんの数日の旅だったのか。ともあれ、予想のとおりステラ殿が狼狽なさっている。そして若干嫉妬なさってる!?

いやまあ嫉妬する気持ちもわかります。ジュローのことを自分より先に知っていて、しかも浅からぬ因縁まであるふたりなんですから。で、このふたり、かっこつけていいかっこしたジュローにすっかり参っちゃってたのか! いやまあ、これはジュローが悪い! いや、悪いんかな? ちょっとわかりません。

ジュローとの会話で、彼がステラをどう思っているか察したゴブリン族の勇者にあ。ベリコを連れてそそくさと退散するのですが、この女子ふたりの到来はステラ嬢の意識になにかしら影響を及ぼすのでありましょうか。及ぼしそうな気がする。ええ、なにかしら動きがありそうな予感です。

『アイドルはお忍びCHU♡』

メジャーデビューの決まったフルールクレール。さっそく一花のもといたグループ、レゼルとのコラボ配信が打診されて、元メンバーの一花と新メンバーに似ていると話題の芙蓉、注目度も高かろうという算段だというのですね。

この共演にレゼル側も快諾。無事コラボすることにあいなったのですが、ちょっと緊張? 舞い上がってしまっている一花。レゼルサイドはどうかというと、素直じゃないもののやっぱり舞い上がっている紗鳥。ええ、ふたりの対面、楽しみでありますね。

楽しみといえば木槿もそうです。けれど今回はまったく木槿が登場せず、当然その気持ちやなんかもわからない。芙蓉と木槿が出会ったとき、いったいなにが起こるのか。姉妹共演の起こす波紋。あるいはそもそも姉妹なのか!? というところから、予測つかない木槿ショック。ハラハラしつつも楽しみです。

2024年10月26日土曜日

『まんがタイムきららフォワード』2024年12月号

 『まんがタイムきららフォワード』2024年12月号、先日の続きです。

『球詠』

夏の大会を目前としていろいろ動きがありました。神川、上里、長瀞混成チームを見学してみたり、そして幕鈴との練習試合があったり。この幕鈴は昨年度の全国覇者。強豪を相手にいい勝負どころか勝利してみせた。その試合の流れが新越谷メンバーの繋がりをぎゅっと強くする。その描写がとてもよかったのです。

ドラマがあったんですね。背番号が決まった。よい番号が欲しい。それ以上に、自分の認める人によい番号が当たってほしい。希にとってはそれが光先輩。光がもらったのは11番。それが悔しくて、納得いかなくて、芳乃に食ってかかるかと思うもなんとか我慢。同じく投手で1番をもらったヨミとの確執など発生するのか?

という予感を退けたのが幕鈴相手への投球で、その実力をもってヨミこそがエースと再確認させるにいたった。けれど思いは裏腹、光への気持ちも消えず、それだけに光、希、ふたりの会話はずっしりと重みを持って、しみました。

1番という番号は重いのですね。ヨミを奮起させ、そして希にもあれだけの影響を及ぼして、それだけに今回の顛末は、彼女らの今、今後についてのしっかりとした礎となったように思います。

『魔法使いロゼの佐渡ライフ』

紗菜とロゼ、麻衣の3人でお祭りに繰り出します。3人ともに浴衣姿で、目にも華やか、さぞや楽しいひとときとなろうと思いきや、ロゼの気持ちは曇ったまま。自分と一緒にいると紗菜に危険が及んでしまう。その心配が、ずっとロゼの重荷となっているのですね。

紗菜のもとから去ろうと考えるロゼ。ひとりで先走らないよう月渚に忠告されたものの、迷いは晴れないロゼです。そんな彼女の決定に、紗菜はどのように答えようというのか。その仕掛けとして、小木祭りの花火のギミック、花火を寄付した人のメッセージが読み上げられるという決まりごとが効果的に働いて、紗菜に一緒にいられないことを告げた涙のロゼに届く紗菜からのメッセージ。空に咲く一輪の花火とともに伝えられた思いは、これ以上もなく美しくて、ああこれは、ロゼならずとも涙を絞られる。とてもよい場面となったのでした。

これからのロゼと紗菜の暮らし、それがどういうものになっていくのか、それはなおわからないところはあるとして、それでも選んだふたり一緒の暮らし。苦難があろうとふたりでともに乗り越えよう。こここそがロゼの居場所だと確認しあうふたりの姿がまた美しく素敵でありました。

『花唄メモワール』

藤野の身請け話を受けて、竹子に助けを求めた梅。身請けとはいかなるものなのか。そうした事情を知ることからはじめて、そしてさらに身請けの相手や藤野の気持ちなどに探りをいれていく。その顛末の果てに辿り着いた地点、それが他ならぬ梅自身の気持ちであるというところ、ああついにここにずっと蓋をされていた梅の本心が明らかにされる。藤野の生存を願うばかりに口にすることができなかった思い。そのシンプルな答こそ、藤野の求めたものだった。はたして梅はその気持ちを藤野に伝えることができるのか。

という今回。竹子のアドバイスを受けて自ら仲居たちに聞き込みをしていく梅と、将来の目標探しを兼ねて皆の夢を聞いてまわるアイリスの収穫。それはどちらも身請けの相手と藤野の夢という情報を得るためのものだったわけですが、竹子は最初からそのどちらをも問題としていなかった。あくまでも竹子は、梅自身の心からの答えを求めていたのですね。

竹子、頼れる人だなあ! というのが第一の感想。そして竹子の問い掛けがあったからこそ、気持ちより頭を優先してしまった梅の遠回りが解消された。そのことへの安堵が続いて、ああ藤野のもとへと向かう梅が間にあってくれればよい。その思いでいっぱいになるエピソードでした。

2024年10月25日金曜日

『まんがタイムオリジナル』2024年12月号

 『まんがタイムオリジナル』2024年12月号、発売されました。表紙は『ラディカル・ホスピタル』。山下さんと牧村さんが、白衣の上に上着はおって、少し温かくしているイラストです。本当だったらもう涼しくなっているくらいの季節ですよね。温かい飲み物もありがたい、そんなはずだった時期を飾るふたりの姿。愛らしくて素敵です。他に『元アイドルのハロー!ワーク』、『はらぺこ母娘と元カレ家主』、そして新連載の『うちこもり妻はコスプレ配信者』、『クールな氷上さんに迫りたい』のカットもございます。

今月は新連載が2本です。

『うちこもり妻はコスプレ配信者』

コスプレ好きの妻とのふたり暮らし。妻はコスプレ趣味が高じて、ネット配信なんかもやっているのですね。フォロワーは30万人。人気コスプレイヤーというのですが、そのコスプレのクオリティに加え本人のキャラクターもまた人気のもとである模様。そんな妻いぶきと夫駿の天然な日常。ほのぼのとして愛らしいふたりの関係が描かれる連載でありますね。

しかし妻いぶき。こののんびり具合。ぐーたら自堕落といった風ではなく、なんだかエネルギーが足りない系? ゆったりマイペースに消費少なめにして暮らしてる風なのが魅力的。これ、趣味の衣装製作にかかるカロリーを捻出しないといけない、無駄には使えないぞってことなのか、いやそういう打算がないからこそのほのぼのさというか、ええわざとらしさ、あざとさのないチャーミングさがあると思ったんですね。

うっかりやらかしてしまうその失敗も愛らしい。コスプレのまま外に出てしまいそうになってしまったり、夫のリモート会議にうっかり写り込んでしまったり、そうしたうっかり。気づかってみたら空振りという、がんばってる姿とむくわれない結果のギャップ。いい人だな、かわいい人だな。そう思うからこそ、夫の人にはもっとがんばって、かわいいかわいいとベタ褒めしていただきたい。ええ、言葉少なではいけませんよ。もっと、もっと、褒めるのです。

『クールな氷上さんに迫りたい』

少女漫画を読むのが好きな栗園拓哉。38歳にして独身、勤務先では課長を勤めている。そんな彼が、部下の氷上結衣、27歳とつきあうことになるまでの顛末が描かれた今回導入編。つきあうといっても恋愛的なものではなく、恋愛お試し、練習としてのおつきあい? いやいやそう思ってるのは課長の理性部分だけ? もしかしてという期待どおりに、氷上さんのなかでは有り寄りの有りのおつきあいだったりするの!? という、ちょっと本心がわかりかねるところに面白みのある関係性が魅力となっていきそうな予感であります。

本心がわかりかねる。クールにしてドライ。そんな氷上はその美貌からも社内で大人気。若手の山田からも気持ち寄せられていて、けれど山田と氷上の線はなさそうだな。というのは置いておいても、この氷上が少女漫画に興味を持ったというのです。恋愛の機微にうといから漫画で学ぼう、ひいてはいつかは肉食女子に! というのですが、それはちょっと無茶な目標ではない? でも、間違ったチョイスを経て課長の選書に辿り着いたのは上々。あとは研鑽と実践でありますね。

『となりのフィギュア原型師』

はぐちゃんに春到来!? 同じアパートの住人に声をかけられて、いっそ退居をとまで思っていたのが、同好の士と知って一気に気持ちが近くなる。その描写、マイペースながらものびのびとしたはぐの気持ちの動きが見てとれて、面白かった。それにちょっとほほえましいとも思えたのでした。

お相手は畷浩平。二十歳の新人会社員。夜、早朝に出会うお姉さん、はぐちゃんにちょっとした興味を持っていて、挨拶したりするのだけど、それがはぐから敬遠される理由になっているとは露ほども思っていないのでありました。

はぐのこと、模型関係とは思ってないのがいいですよね。その見た目からバンドマンと予測をつけて、けれど楽器を持ってるところ見たことないからボーカルかな? とか仕事中に妄想している。

そんな畷とはぐを近づけるきっかけとなったのが、畷の趣味であるソフビフィギュア。気づいたはぐ、食いついてくるはぐ、その表情が強いな! そこからのやりとり、ころころと表情をかえるはぐが本当に魅力的で、ああ、ついにはぐちゃんにも恋の予感か!

と思わせて、そう思ってるのは畷と周囲のみ。はぐちゃんはまったく露ほどもそうしか感情持ってないのがらしいですよね。ええ、畷の恋心は実るのでしょうか。それ以前にはぐに恋心など芽生えるのでしょうか。なかなかに苦難の恋となりそうですよ。

2024年10月24日木曜日

『まんがタイムきららMAX』2024年12月号

 『まんがタイムきららMAX』2024年12月号、一昨日の続きです。

『わからせろ!ナマイキツネ様』

わあ、コメントしづらい展開が! 壱与のもとに参拝に訪れたひとりの女性。毎日の願掛けが叶わなかったと恨み節。そこに正論ぶつけていく壱与なんですが、そうか、つらい状況にあるのですね。漫画が打ち切りにあった。もうすぐ無職になる。泣き言にもまた正論をぶるける壱与。ああ、桜子が優しくしても気休めに、壱与が正論いうと大ダメージに。どう声をかけていいかわからない、そんな状況になってしまっていますよ。

このメタな描写。どこまで本気にしたらいいのか! なんて思っちゃうけれど、この『ナマイキツネ様』に関しては、好きな漫画、面白く読んできた漫画だったので、最後に持ち直してのご挨拶、切なくも嬉しくうけとりました。壱与のがんばりとやらかし、その顛末が好きでした。

かわいいキャラクター、楽しいやりとり。ときにやりすぎる壱与に桜子。お気に入りでした。これからも、誌面に描かれることがなくとも、この子たちが同じく楽しくやっているといいなと思う、そんな最終回でありました。

『エイティエイトを2でわって』

美弦たちの学校にやってきた咲雪。訪れてすぐに奏渾身のお化け屋敷に通されるという不幸! でも奏が考えたと聞いて、ああそこまで反応が変わるのか! 現金です、咲雪さん! でもそんなとこもかわいいです。

咲雪が見てまわる美弦たちの文化祭。見知らぬ人になってる来夢とか笑いますよね。そりゃ咲雪じゃなくてもその反応になりますよ。そして多目的ホールで、本日の目的、ピアノ発表に臨みます。来夢とゆずの連弾を聞いて、その将来性を思うところなど、この人の懐の深さのようなもの感じて、いいですね、こういう好意的な評価できる人、大好きです。

そして本命といっていいのか、美弦の演奏です。自分の書いた曲が演奏される。しかもその曲は、憧れの奏をイメージした曲で、さあ美弦はどう表現しようというのか。

と、ここまでじっくり盛り上げて、それなんですか美弦さん! ニコニコ笑顔でズンドコドンドコ。曲調とかまるで斟酌せずに楽しく嬉しく弾いちゃって、奏も当惑してるじゃないですか。そして咲雪の点数は……、2点です!

参加賞とのこと、ああ、やさしいですね咲雪さん。なんなら減点だってありえたかもですよ。

『ななどなどなど』

いい話でした。

体育祭のあれこれ描いた今回。なんだかんだで学校行事もこなすようになっている小町ちゃん。騎馬戦の騎手になって喜んでる小町ちゃんと対照的に、あまりに重くて潰れそうになってるななど組の悲哀とか、もう見てるだけで面白い。ほかにもこうした小さく気の利いた描写の楽しい、そんな回かと思って読んでいたらですよ、バトンパスの失敗が一気に状況を変化させて、ああ小町ちゃん、この子の成長が、人の気持ちに触れようとするその思いが、しみじみと素晴しい。そう感じたのですね。

いつにないシリアスな表情を浮かべる小町。誰かの努力が無駄になることを許さない、その意思が、常には見せない本気の走りに繋がって、それは努力していた誰かのためで、そしてその事実を知っている自分のためで、皆のために走ろうと奮起するその姿は、立派で、なにより美しかったと思ったのです。

小町の思いの皆に伝わったこと。少なくとも、新井に星野、ふたりの気持ちが台無しにならなかったこと。皆にとってもいい思い出になったこと。調子にのってしまう小町こそはいつもどおりか、あるいはシリアスになりきらないためのストッパー役だからか、それにしたってこの子の心の成長が見られた、いいエピソードだったと思います。

小町ちゃんはたまにはちやほやされていい。そう思う私にとっても、願望の満たされた、いいお話でした。

2024年10月23日水曜日

『まんがタイムきららフォワード』2024年12月号

 『まんがタイムきららフォワード』2024年12月号、発売されました。表紙は『魔法使いロゼの佐渡ライフ』。自室のベッドで寝そべりながら、これはロゼと通話してるんですね? 月渚がメインの表紙です。月渚の周囲の小物類。充電のケーブルに漫画? 着替え? そしてブリのぬいぐるみ? それらがみんなこの子の普段を感じさせてくれて、愛らしくもほのぼのとして楽しげな表紙となっています。しかしあのぬいぐるみ、いいですね。あの目、あの口、ただものならぬ存在感であります。

今月は新連載が1本です。

『gg!』

主人公、三船優香は得意のゲームで動画配信してるんですね。銃を手にゾンビを倒していくゲーム。軽く全Sを叩き出す腕前は視聴者からも評価されていて、けれどそんな彼女が慣れないゲーム環境で苦戦!

学校で知りあったゲーム同好会のふたりに連れていかれたのはeスポーツカフェ。ずらりと並んだPCに圧倒される優香は、PCゲーに関しては初心者。マウスの扱いにもキーボードのWASD使った操作にも慣れてない。ルールにも不慣れ、PvPでの駆け引きもわからないという、まさに初心者の洗礼を受けてプライドずたずたな優香の、ここぞというところでの作戦立案。

これまでずっとソロプレイしていた優香に、チームプレイの面白さが伝わった? そんなエピソードだったのですね。

ゲームを媒介に広がる優香の世界。これ、負けず嫌いの彼女ですから、そう遠くないうちに結構な上達を見たりするのではないでしょうか。けど、その前に自分専用のゲーミングPCが欲しいところですよね。

『しゅがー・みーつ・がーる!』

夏休みの宿題に苦しむカンナ。美術館レポートとはなんぞや、というレベルでカルチャーショック受けているのですが、そんなカンナの初美術館での出会いですよ! って、美都、幸町じゃありませんか! なるほど、幸町が宿題の美術館レポートのために姉と一緒にお出かけしていたってわけですね。

幸町がいるから邪魔しちゃいけない。そう思って身をひこうとしたカンナを呼びとめる幸町。協力しようという申し出ですが、幸町の目的は姉とカンナの関係を探りたい。そしてその目的は、美術館を出てから、激辛ラーメン店で果たされるのでありました!

というか、美都の秘密よりも幸町の秘密が露呈しちゃってない? 超デカ盛りチャーシュー麺に心魅かれる美都です。流れるようにカンナが注文引き受け、ふたりがこうして食事デートしていることが妹にバレる! で、好きなものを我慢しない姉の生き生きした様子に触発されて、幸町も我慢をやめた。

激辛八寒地獄ラーメンひとつ、注文はいりました!

ここからの妹の告白。激辛料理に挑戦した日のこと。その達成感にハマってしまっていたこと。たまにひとりで激辛店を訪れていたこと。これまでずっと秘密にしていたことを美都とカンナに受け入れられて、安心した幸町の心情。誰かと一緒に食べる楽しみ。それを知った彼女のこれから思うと、もっとしあわせになってほしいなって思いましたよね。

しかし、美都と幸町、ふたりは似た者姉妹ですね。

『スローループ』

一花さん、楓の店のバイトさんの出産を祝うべく鯛を釣りにいきますよ。乗り気の一花と、若干不安まじりの楓。ふたり一緒に釣り船に乗って沖へと出るのですが、そこでの釣りの様子が面白い。だって、一花、祝い鯛とかすっかり忘れちゃってる! もう完全に眼前の釣りに夢中ってやつなんですね。

楓が釣り上げたアナハゼの突起物に、光の消えた目でオスの生殖器という一花。本当に!? と思って調べてみたら、本当なのか! このふたりのいいあいに青くなったり面白くなっちゃってる他の釣り客が面白かったです。

他に釣れたのはサバ。きれいなサバですね! しかし、楓のアタリにサバであれと念じる一花よ。自分が一番釣りたいという釣り人の精神性をよく表した名場面でした。

最後にはふたり一緒に鯛を釣り上げめでたしめでたしなのですが、ここからの他の釣り客とのコミュニケーションも面白くって、この同好の士の心通いあう様、素敵でした。いや、他人を呪っても自分が釣りたいとか、物騒なこといっちゃってるんですけどね!

2024年10月22日火曜日

『まんがタイムきららMAX』2024年12月号

 『まんがタイムきららMAX』2024年12月号、昨日の続きです。

『追放令嬢は技能実習生となりました。』

アーシャ様、はじめての給料日というのでウキウキしていますね。髪も特別にかわいく結ってもらって、待つは管理団体からの担当者。やってきたのは、先日の講習でであった江端真尋。たまたまの偶然かと思いきや、アーシャたちの担当になるために土下座までしたんか! よっぽどの異世界愛であります。

お金を貰って、見るもわかりやすく喜びを見せるアーシャたち。私欲に走るアーシャがいれば、自腹を切ってでも生活費を工面しようとするクロエ。この極端な振れ幅よ! でも自分の分は自分でと、貯金も含めてお金の管理、運用を適切にしましょうというアドバイス。これ、そだちも、さらには真尋も、身に覚えがあるからこその親身のアドバイスなのかもしれませんね。

かくしてアーシャたちと打ち解けていく真尋です。これは今後もたびたび出てきてくれそう。そのたびに、アーシャに羨望の眼差し? 向けてくれたりするのでしょうか。だとしたら、アーシャ、ちょっと嬉しいですね。というか、悪いこと考えてますけどね、アーシャ様。

『ラスボスは逃げ出した▽』

ついにおとずれた最終回。なぜ普通の子、モブとしかいいようのないポップルが魔王となってしまったのか。その顛末が語られて、そして魔王軍四天王がひとり、死神がもくろむ勇者抹殺計画。死神にしてそうせざるを得なかったのは、今の魔王を守るため、ひいては世界の均衡、平和を守るため。しかしそのやりかたは正しいのか、割ってはいる妖狐に、そして勇者の告白が魔王を赤面させた!

この赤面のさらに果てに、この魔王ポップルが望む世界のありかた、平和が示された。それは四天王を含む魔族皆に向けられた思い。そして勇者への気持ち。それらが一緒になって、この世界の今を、これからを、魔王に選択させた。

誰かにそうするよう決められたからじゃない。他の可能性が閉ざされたからでもない。ほかでもない彼女の選択。それがこの結末だった。ええ、誰もの望みをかなえた、そんな魔王の物語でした。

『てくてくっ!秘密リサーチ』

今回の目的地は皇居。桜田門を待ちあわせ場所としたひぐれたちでしたが、なんとすかいがお寝坊さん。ふたりで先にまわっててと、ひぐれ、マリンを先行させるのでした。

これで困ったのがひぐれ、ちょっとマリンとは距離がある? どうにも打ち解けきっていなくって、かくしてどうにも落ち着かないひぐれウォークになりそうです。というところから、皇居のいろいろを知るにつれ、近くなっていくふたりの距離。最後、すかいが合流したときには、もうすっかり打ち解けている。こうした展開、実によかったです。

さて、今回紹介された皇居について。二重橋の由来って、橋がひとつふたつとかかってるからじゃなかったんですか! 木橋だった頃の絵を見て、まったく知らなかったこと、おもしろく学ぶことができました。ここからの信任状捧呈式の馬車のくだりなど。最後の道路標識にまで繋がる息の長い見どころになっていて、これもたいへんよかったです。

知らないことを知ることができる。ただ知るだけでなく、マリンとともに知る。そうしたところにも親しい仲間のような感覚得られて、それもまたこの漫画の魅力なのだと思います。

2024年10月21日月曜日

『まんがタイムきららMAX』2024年12月号

 『まんがタイムきららMAX』2024年12月号、昨日の続きです。

『性別不明な殺し屋さんがカワイすぎる。』

これ、扉絵、プリントシールですね。ピースサインが目つぶしになってるユーリがめちゃくちゃカワイくて、寄り添う昼日中倫がまた美人。

今回は倫に誘われてゲームセンターにいく話なんですね。両替した小銭いっぱいで豪遊するのですが、最初理性があったユーリが、遊んでいるうちにゲーセンの魅力に飲まれていったというのがおかしくて、そうか、ユーリ、楽しかったんですね。

遊んでいる途中の、ゾンビを撃つゲーム、銃器の扱いには長けててもゾンビが怖いというのかわいくて、そしてプリントシールのフラッシュに危険察知して伏せるとか、こうしたはしばしの面白みもとてもよかったです。

しかし今回のラストのユーリの感想。胸に迫りますね。ええ、本当によかった。本当によかったです。

『アイドルビーバック!』

ひよと新生アイビバの4人、邂逅です!

緊張の一瞬! と思わせて、その緊張を速攻で溶かしにかかるあんじゅがすごい。発言するたびに深刻側に引き戻そうとするひよだけど、あんじゅにまったく太刀打ちできてない。あいかわらず全肯定ほめほめマシーンですねっ! に続く、ともこさまの、あんじゅと揉めるの不可能だからあきらめろ発言がとどめを刺して、本当に面白かったです。

しかしこうして憂いがすべて消えさって、変わらず仲間だという気持ちを確認しあったこの流れ、すばらしかった。あんじゅの、ともこの、じうじうの、それぞれのひよを思いやる姿がよければ、続く椿の発言も鮮烈で、ああアイビバは強いな。その強さに触れたからでしょう、ひよの負けないというその決意がまた際立って美しい。

今回はアイドルとして日々をがんばる皆の輝きが、これでもかとあふれていた。そんなエピソードにすっかりまいっています。

『さうのあっ!』

ルミ、冒頭からかわいいなあ! さてルミと過ごす日本の夏。あまりの暑さにへばってしまうフィンランド組ですが、暑くても無理なくできるフィンランドのスポーツ、モルックを皆で遊ぶことになって、自堕落な夏からぐっと動きが出てきましたよ。

12本のスキットルにモルックを投げて倒すスポーツ。倒した本数、あるいは1本だけ倒した場合はスキットルに書かれた数字が点数になる。合計して50点になったら勝利という、ボウリングに似て、点数のあたりはダーツにも似た要素のあるスポーツです。

感覚としてはペタンクやボッチャに似ていますね。最初、ぴったり揃えて立てられているスキットルを見て、どうやってここから1本だけ倒すんだろうと思ったら、投げて倒しているうちに広がっていくのか。というのも面白い。そしてこれならできそうと、あんなにしぶしぶだったこかげがやる気を出していくのが、本当によかった。ええ、学校スポーツってこんな感じでいいと思うんですよ。

チーム分けのトラウマを越え、芹香の知識先行がバレるところとか愛らしくて、そして皆で楽しんだあとはサウノアです。

ここまでのくだりで、勝敗に触れなかったところ、よかったなって思います。勝てれば楽しい、負けても楽しい。一緒に楽しんで親睦を深めていく。それがスポーツのよさなんだと思うんです。

2024年10月20日日曜日

『まんがタイムきららMAX』2024年12月号

 『まんがタイムきららMAX』2024年12月号、昨日の続きです。

『へるしーへありーすけありー』

健康のおおもとは食事から、ということで、とった食事を入力すると摂取カロリーを表示していろいろアドバイスしてくれるダイエットアプリを導入。まずはかおる子、うーたん、七草もはじめることにして、みんなで楽しく食生活管理のはじまりです。

のっけから体重増加にダメージ受けてるうーたん。そしてその後、点数下げるチャレンジしてみたりと、このへんやっぱりやりがちなんですかね? 自分はやってないんですが、知人が1桁得点チャレンジとかやっていました。

そして判明する七草の食生活。いや、悪いことはわかってたけど、こう具体的に見せられると、そらあかんわ、となりますよね。まず食べてない。コーヒーしか飲んでないとか、まあ栄養が足りてないですよね。さらに野菜がまるでなかったりして、けれどこういう問題をアプリで認識できたのはまずは第一歩というところだったんじゃないでしょうか。

野菜不足とわかったら、辻褄あわせるために野菜を荒らっぽく摂取するところ、これ、自分も食事管理アプリやってるからわかるんですけど、めっちゃ共感する。自分の場合はタンパク質ですね。夜に納豆とかチーズで辻褄あわせやるやる! と、すごく共感できるエピソードでした。

健康的な食事は高価。それを実感させられるくだりも共感ポイントでした。大変ですよね。なかなかうまくはいかない。で、味噌汁ぶち込み戦法でゴリ押しというの、これは発想しなかったなあ! ちょっと参考にしたいと思います。

ゲーム感覚で食事改善に取り組める、そういうところはいいアプリですよね。それで健康になるならなおのこといい。でも、どうしても点数に踊らされがちになる。そうしたプレッシャーを余裕ではねのけて、ケーキに邁進する彼女ら。ああ、健康でなによりです。

『神絵師のおしごと』

いいのではないでしょうか。分社を利用して川遊びに繰り出したもみじとツバキ一行。水辺となれば水着回! となるわけですが、それでもかたくなに水着にならないツバキ様です。これ、やっぱり脚が問題なんでしょうか。となれば、いずれ信仰を取り戻した暁にはツバキ様もいろんなファッションを楽しめるようになられるのでしょうか? なら、その日のくるのが楽しみでありますね。

シロとソラも水着です。もみじも水着です。けれど水遊びするのはシロとソラ。もみじはというと、ツバキ様に釘付け。ほんとにもみじにとってはツバキ様がメインなんでありますね。

ここにビビ様たちも合流。ビビ様からは配信活動が軌道にのったという報告が得られて、じゃああとはツバキ組も続くのみ! といいたいけれど、もみじの同人誌計画はいまだ勝算があるとはいえない。

なんとかツバキの認知度を上げて、健康だけでも取り戻したい。この願いがまずはかなってほしいところですね。

『魔法柴犬はなまる』

魔法少女大好きな愛莉。ただ好きというだけではなく、愛犬はなまるが魔法少女化するという奇跡の渦中にいる子なんですが、自分の願望がまるまるかなってるわけではないという微妙な状況。でも、そのときの興奮をノートに描く漫画にぶつけていたところ、クラスメイトの凪沙に見られてしまって、ああ、はずかしい! 魔法少女愛を知られるわけにはいかないと逃げ出してしまうのでした。

今回はゲストから連載への昇格回。なので序盤のあらすじ、次いで今愛莉たちが置かれている状況、戦うべき敵について説明される。というのですが、敵組織ニャンダーズの所業も酷いが、はなまるにワンダーな力を与えたワンダー星からの使者、ポメルンの発想も酷い。倫理や人道というものが欠けているとしかいいようのない発言に、魔法少女モノにはふさわしくないと愛莉が大反発!

ああ、魔法少女アニメは人に倫理や正しさ人道主義を伝えるいいアニメなのだなあと思わされた瞬間でした。

さて、ここではなまるが変身して出かけてしまいました。人の姿、魔法少女となっても中身は犬。マーキングなんかしちゃった日には大変と、危機感覚える愛莉です。このピンチを愛莉はどう乗り越えるのか? というところで、なんだか凪沙が鍵となりそうな予感ですよ。

2024年10月19日土曜日

『まんがタイムきららMAX』2024年12月号

 『まんがタイムきららMAX』2024年12月号、発売されました。表紙は『ぼっち・ざ・ろっく!』。後藤ひとりとリョウが一緒に登場。ふたり、ゴシック調の黒いドレスを身にまとい、背にはコウモリの羽根を模した装飾。ヘッドドレスにも角がつけられて、悪魔を思わせるダークな装いです。ハロウィンの衣装ですね。表情も暗めに雰囲気作りまして、このふたりには実際よく似合う。美しさがあって、けれどどこかに陰がある。そうした演出がこのふたりをより魅力的に見せています。

今月は新規ゲストが1本です。

『かがくすーる』

おかしな発明する天才ハカセ。これ、部活動なの? 舞台は学校ですよね? 助手ことりはハルハカセのこと先輩って呼んでるし、これ部活動かなんかですよね?

ともあれ、自分でもなんだったか忘れてしまうような発明をしてしまうハカセ。強制おもいだし装置なる謎の機械で記憶を掘り起こそうとしたりするんですが、その装置がものすごい発明では? その機械、実際に忘れてたことを思い出させてくれるならすごいなってなるところですが、掘り起こされたのは前世の記憶? あんまり役にはたたなそう!

そういう微妙な発明が次々飛び出してくる漫画なのですね。

でも、ハカセと助手が足つぼマッサージするくだりの発明品。痛みを和らげてくれるぬいぐるみには笑わされましたよ。目が異質だから、なんかヤバいのが噴霧されたりするのかな? と警戒したら、なんだこの根性論! この肩透かしくわせる感じ、実によかったです。

全体にナンセンスな漫画なのですが、最後におもいだし装置で掘り起こされた前世の記憶が意味あるものになってくるところ。この意外性にもやられました。

『SAN値直葬!闇バイト』

これ、原作(?)で読んだことあるな! 川に流れていた謎の死骸。それを追う男が最終的にどうなったか、みたいなやつ! なんて思いながら読み進めた今回。ヒバゴンを探しに、ひとり非婆山に向かったへんりの身に起こる怪奇。追ってはいけないものを追ってしまった。知ってはならないもの、拾ってきてはいけないものに手を出してしまった。

そんなへんりから送られてくるメッセージ。ああ、これ手記もののパターンだ。こういうのはたいてい手のほどこしようのない状況で終わるものだという印象があるわけですが、メッセージを受け取り続けたこよが異変を感じとり、あかりにも報告。そしてここからアメンパイン店長に繋がるというこの流れ。

ああ、へんりは助かるかもしれない! という希望とともに、もう取り返しのつかない状況になってたらどうしよう!? ってところまで想像が進んでしまって、ほんとあかりの活躍やいかに。間にあうのかどうなのか、ハラハラですよね。

『ぬるめた』

さきなの母、彩はお酒が好き。くるみはロボットだから法にも触れないと、酒をすすめちゃったりなんかして、いやああぶない。で、ここから娘とその友達にまぎれてマイペースにくだまいちゃう彩。これがかわいいと思っていいのかどうなのか。なんだけど、実際わりかしかわいい人ではあるんですよね。

ここでまさかのくるみの設定、重油で酔うというのが引っ張り出されてきて、ダブル酔っぱらいの空っぽ会話! からの、彩が思い出すちあきの母、レイのこと。ここでこうしんみりくるとは予想もしてなくて、ええいああ、彩からもらい泣きでありました。

で、このいい感じの話からラストに飲油機能改造除去手術。あれ、なんかの副作用とかじゃなくて、あえてつけられた機能だったのか! ほんと、わけのわからん機能がてんこもりです、くるみさん。

2024年10月18日金曜日

今日は休みます

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2024年10月17日木曜日

今日は休みます

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2024年10月16日水曜日

ほのみぶれいくっ!

 待ちに待ったこのとき! いつか値引きされることがあるのだろうか。そう思いながら待ち続けて、ついに第1巻が半額に! ずっと読み返したかったあのエピソードをふたたび! と思い購入した第1巻に続き、勢いで値引きされていない第2巻も購入。未見の初期エピソードから一気に読み進めて、そして気づいたのです。読みたかったエピソード、収録されてないーっ! いやびっくりしました。新参の読者であることは自覚していましたが、それにしても新参! 結構前に読んだと思っていたエピソード。サブスクで読める過去1年分のバックナンバーから消えて久しいエピソード。まだ単行本に収録されていなかったんですね。

なので、第3巻を待たねばなりません。第1巻発行が2019年10月。2巻が2022年3月だから、およそ2年半のひらき。ということはそろそろ第3巻出ますのん? いやもうはやく出てほしい。というか、2巻が出たのついこのあいだだった気がしてたんですが、そうかもう2年たってるのか。

この漫画、高校漫研に所属する4人の女子高生たちが、なんやかんやしてるところを描いて楽しい、いわゆる日常系に区分されるタイプの漫画であります。とはいえ、ちょっと個性的というか、なかなか日常にはいなさそうな子もいるんですけど、しかも冒頭はじまったときよりも、その個性が際立っていっていませんか? とか思っていたら、第50話のコメントでほのみの変化についてKill子がぼやいていました。

そうか、やっぱり相当に変化してたんだ!

第1巻を読んでいたとき、いくらなんでも鈴木が酷い目にあいすぎじゃない!? 雑誌で読んでたら気づかなかったけど、さすがに鈴木が不憫になってくるな。なんて思ったんですよ。でもさらに読み進んでわかりました。気づかなかったんじゃなくて、被害担当が冒頭では鈴木であることが実際多かった。ところが徐々に、というかわりと最初からなんですけど、Kill子が被害担当することも増えていって、まれに文花、さらにまれにほのみ、みたいな感じでしょうか。で、被害担当する方がかわいげというか持ち味というかが際立って、おいしいなってのも実感されるようになってきたのでした。

いや、だってね、だいたいがKill子目当てで読むようになってたんですけど、単行本でKill子が大変な目にあったりして、そうしたら表情がより豊かになっていくでしょう? もう魅力的でならないの。雑誌だけで読んでたときより、ずっと好きになった。そもそもがかわいいKill子ですけども、登場するごと、コマに描かれるごとに、かわいい……、って嘆息するほどに好きになってしまいました。

これ、たまたま私はKill子が好みだったってことで、鈴木が好きな人なら鈴木が、文花がそうなら文花がより好きになるのだと思う。まとめて読む、続きで読むことで、彼女たちの個性や関係がより把握されて、そうなればあとは一直線じゃないですか。かわいいわ、おもしろいわ、楽しいわで、もう転がるようにとりこになっていく。いやもう、こんなてきめんにハマるとは思いませんでした。

私はどうも被害担当する子のほうが好みであるようです。

一番はKill子、続いて鈴木、それから鈴木、そして文花、ほのみと続きます。

ほんと、表情豊かなKill子がかわいい。たまらん。もっと見ていたい!

だからはやく第3巻が出てほしいんです!

2024年10月15日火曜日

今日は休みます

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2024年10月14日月曜日

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2024年10月13日日曜日

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2024年10月12日土曜日

『まんがタイムきらら』2024年11月号

 『まんがタイムきらら』2024年11月号、昨日の続きです。

『きもちわるいから君がすき』

依子、これはちょっとしたピンチでは? 司が大好き、それが高じていろいろヤバい仕掛けを自宅に施していた依子。本来ならばそれは依子ひとりの秘密で、誰にもバレることがないはずだった。依子ひとりが司を満喫する、それだけで充足するはずのものだった。

ところが、司の作った雪だるまを失ったことをきっかけにして、依子の心が揺らいでしまった。司の雪だるまがそうだったように、いずれ司も失ってしまう。暗い未来を予測して、気力をなくしてしまった依子が学校を休んでしまったことで、依子の部屋に司が訊ねてきてしまう。

困った。このままでは、この部屋の司ギミックを知られてしまう。なんとかやり過ごさないといけない。ドキドキハラハラの面会から、うまくいけた? と思わせての、司ボイスラッシュ!

依子、ついに知られてしまった。もしかしたら、一番知られてはいけない相手に知られてしまった。どうなるのか、どうするのか。司はどんな反応を見せるのか。これが依子にとってしあわせな結末に結びつくならよいけれど、波乱? 混乱? 不幸なことになったりするのではないか。

依子ともども、ドギマギの状況に置かれてしまいました。

『キミはあくまでも。』

エクールカとヴェネルの出会い。かつてタコだった頃のエクールカが描かれて、人の言葉を解すようになったことから怖れられ、その怖れが悪魔エクールカを生み出し、そして怖れが弱まるとともに力を失っていったエクールカの命の危機を助けてくれたのがヴェネルだった。

誰かと知りあいたい、わかりあいたい、そう願い続けていた彼女に、はじめて歩みよってくれたのがヴェネル。ヴェネルに会いたい、傍にありたい、そうした願いがエクールカに人の姿を与えて、そして今のヴェネルとの暮らしに繋がった。

望みはもう叶った。消えてしまってもかまわない、そう考えるエクールカと、ずっとヴェネルとともにありたいと願う気持ちの相克。その答を自らは出せないエクールカに、ヴェネルがいうんです。

契約をしよう。

エクールカとともに過ごすこれからを選んだヴェネル、この決断の引き起こす結果やいかに。この物語もいよいよ終わりを迎えようとしています。

My Private D☆V

『色んな女の子とキスをしていたら、百合キスに目覚めてしまいました…。』のbetockです。

D☆Vポイントは、「夕陽が差す教室でカーテンに隠れて…」。そして描かれるのは、カーテンの向こうにいる制服姿の女子ふたり。手と手をとって、向きあって、そして近づく顔と顔。身を寄せあうほどに近づいたふたり、向かいあう片側のおとがいに手がそっと触れて、ともに紅潮する頬と頬でありますよ。

女子と女子が恋愛をしたその先にあるものを予感させる一瞬の情景。まさにこれが作者の世界。これまでとこれからが交差する、そんな場面でありました。

2024年10月11日金曜日

『まんがタイムきらら』2024年11月号

 『まんがタイムきらら』2024年11月号、昨日の続きです。

『ばくちぬぎ』

生徒会に問題行動を見られてしまったミクル。その足で賭博部にまで踏み込まれれば、そこでもまた問題行動が! 破廉恥な活動は許されない! かくして廃部がいいわたされるのだけど、ミクルの携帯からは写真がこっそり消去され、廃部させるための証拠がなくなってしまった。

しかし驚いたのですけど、賭博で部の存続を決めようというのはいいとして、その前提となる脱衣ギャンブル。これ、生徒会にバレてなかったの!? 脱衣ギャンブルやってるというの知られた時点で、普通なら万事休すじゃない? でも、あまりの異常事態だからか、生徒会、なんだかいいくるめられちゃって、ギャンブルに参加させられることになってしまいました。

これ、普通に考えるとギャンブルに持ち込むことで賭博部の一歩リードなんですよね。でも生徒会もなかなかに手強い。ゲームソフトでのギャンブルとはいえ、いろいろ詳しい? 駆け引きも上手? それどころか、事前の仕込みが勝負を分けた! まさか賭博部側に不運を呼び込む体質持ちを潜り込ませているだなんて!

でも、この種明かしが生徒会に土をつけさせることになるのでしょうか。生徒会の一員なら仲間外れはよくないと、こういう口八丁にしてやられるのは、生徒会の弱点ですよね。

次回、ミクル vs 美天。この戦いの行方やいかに! ミクルが勝ったら、決着はどうつけるんでしょう!?

『かみねぐしまい』

ここのところ、ツギノの弱点、見られたくない、知られたくないところがいろいろ露呈しちゃうなあ! 今回もそう。神様の願いを叶える課題を進めるために、ほこちゃんを呼ぼうという。ツギノ大好きなほこちゃんですから、ツギノが誘えばほいほい乗ってくるわけですけど、そこにはまさかのツギノが不在。神様とふたりで遊べってなことになってしまって、少し不満顔です。

けれどここからの展開ですよ。最初はツギノとの関係を進めるのに神様の力は頼らない、自分でがんばってみるといっていたツギノが、意味もわからず神様がいったことに誘惑されて、ツギノの秘密を見てみたい! ころっと神様の力を借りちゃうんです。

ふたりして潜入したツギノの部屋。さあなにが始まるかと思ったら、ツギノさん、メタルを聴きなさる!? まわりに誰もいないと思ってるからこその、絶叫するかのような歌唱の披露に、神様はひっくりかえり、ほこちゃんはメロメロになる!

いやもう面白かった。知られたくなかった秘密をこうして知られてしまって、ツギノ、なんてもいうこと聞くからこの趣味は黙ってていただけませんか! 平身低頭ってやつですよ!

これ、ほこちゃんにとってはボーナスステージなのか、あるいは望ましくない展開だったのか。いずれにしても、なにかしらのアクション起こさねばならないようですよ、ほこちゃん。

『ほぐして、癒衣さん。』

癒衣が自分のことを好きだと知ってしまった夏鈴。癒衣を相手にどう振る舞ったらいいかわからなくなって、ぎくしゃくしちゃってるわけですが、そんな夏鈴に試練のときが!

癒衣、発熱につき、校了日を新人のクマちゃんと乗り越えなくてはならなくなりました! 今こそ、この数日の不調を帳消しにすべく、またこれまでの成長を見せるチャンス? ここでいいところを見せられれば、癒衣を安心させられて、夏鈴の名誉も挽回だ。

なんてこと思ったのに、状況かなりよろしくなくて、どうなる夏鈴。ここで討ち死にするしかないというのですか! というときに現れる3人の影。これはちょっと予想外の展開見せそうですよ。

2024年10月10日木曜日

『まんがタイムきらら』2024年11月号

 『まんがタイムきらら』2024年11月号、昨日の続きです。

『魔女まじょS-WITCH』

予想外の展開を見せました! だって、最初はまなが満月町の先輩町魔女たちと顔合わせ。個性的な魔女たちと、ちょっとおちょくられたりして楽しいひととき。これも新米町魔女の通過儀礼なんですよ、みたいなほのぼのエピソードと思っていたらですよ、終盤の展開にすっかり驚かされて、いやー、こんなシリアスな雰囲気出してくるとはまったくもって予想外。意表を突かれたのでした。

さて、この町の魔女たち。薬師間チトセはずいぶんとちゃんとした人だなあ、頼りになりそう! と思わせて、実はデザインセンスが壊滅的とか。いたずら好きなあやめ様。忍者か魔女かわからない風守あやめ、見た目が実態とかけはなれてて謎すぎる! とか、ここだけで楽しかったところに、もうひとりの謎の町魔女登場。

敵対する!? それに、気になる月町一族というのは!? 本当、どかんと気になる爆弾を置いていかれた気分ですよ。

『ほうかごバスケット』

バスケットボールをがんばるけいたち。初心者組と経験者組の感覚の違いがおもしろくて、というか経験者ふたり、親目線じゃありませんか。ほのぼのしてるなあ、と思っていたら、バスケットボールになにを求めているか。その目標の話となって、けいが一歩ひいてしまいました。

るりはダンクがしたい。あかりは青春を取り戻したい。ところがけいは、本気になれるものを探したいという本当の気持ちを皆に告げることができなくて、なぜだろう、自問自答して落ち込みかけてしまうのでした。

そんなけいを引き上げるつばさ。これまで自分が、バスケとどのように関わってきたか。バスケは好き、けれど人間関係、チーム内での立ち位置は簡単なものではなかったことをけいに話し、もうバスケをやめようと思っていた。それを引き止めてくれたのはけいだったんだと、あのときの自分の気持ちを伝えてくれたんですね。

こうしてそれぞれが持つバスケへの思いを明らかにしていった彼女たち。さあ次のステップは、ということで試合に出ることに決めました。やる気を見せる子あり、もはや緊張する子あり、いろいろな反応見せますが、なんにしても皆のバスケはこれから。いよいよ自分のバスケを目指して歩きはじめる、そのときがきましたね。

『スロウスタート』

花名は運動が苦手! 冠と一緒にゴールしたかと思ったら、なんと周回遅れでもう一周! すっかりやさぐれてしまって、人が違ってしまったように荒れちゃうんです。

実際、こんな花名、見たことない! びっくりしてたらですよ、果実が修学旅行先、北海道というので喜んじゃって、報告にきてくれた。冬、北海道、雪上スポーツ! スキーにスノボと果実が浮かれるほどに闇を深くしていく花名ですよ。

ほんと、ここまで沈んだ花名もめずらしい。でも、栄依子の言葉が花名の闇を払ってくれて、ああ、一件落着。ようやくの一安心でした。というか、冠が怯えきっちゃってる!

そしてラストにクリスマスの話題! 皆でクリスマス会? イベントスチルの予感ですね!

2024年10月9日水曜日

『まんがタイムきらら』2024年11月号

 『まんがタイムきらら』2024年11月号、発売されました。表紙は『好都合セミフレンド』。すうなとルカが、黒基調の衣装で登場。けれどお揃いではなく、すうなは貞淑さ感じさせるシスターの格好。対しルカはチャラいイメージのパンツスーツ。頭には、なんと角をつけていますよ。このまったく逆のイメージのスタイルが、しかし不思議とマッチしている。ルカにいいようにされそうなすうな、けれど本当にその見た目どおりなのかはわからない。そんなこと思ってしまうのは、やっぱり本編を知っているからなのでしょうか。初見の人にうかがいたいところです。

今月は新規ゲストが3本です。

『海のみちるごはん』

仕事に向かうはずが電車で寝過ごし、予期せず逗子海岸まできてしまった新人営業職の佐藤みちる。やるべき仕事はすませたので、仮病でもって今日をやりすごそうというのですが、そんな彼女が立ち寄った海の家でのできごと。

料理の腕がからきしで、気持ちはあっても出来がいまいちな料理を出してしまう汐崎こずえとの出会いが、どうやらみちるの人生を変えていきそうな気配です。味は残念、けれど食べる人のことは考えられている、その心意気をくんだ上でのみちるのアレンジ。衝撃的だった料理が、試食したこずえ自身を感動させるおいしさに仕上がるのですね。

これまで、食品開発の現場に立ちたかったみちるが、こうして調理してみて得た実感。その確かな手応えはみちるをして、海の家に転職させることとなるのでしょうか!? いやほんと、これ、みちるにとっての分岐点ですよね。

『ふたへん!!〜双子漫画家とひよっこ編集〜』

新人の編集者、猫手川かりん。ついに担当作家につくとこになったというのですが、その相手が一癖二癖あるタイプ。双子姉妹の漫画家で、原作を担当する二ツ星きらに、作画担当の二ツ星ゆら。個性は違うが、自分の考えは曲げようとしない。似てないようで似ているふたりの間を取り持ちつつ、漫画をよりよいものにしようと奮闘する。そんな漫画なのですね。

しかし、かりん、わりと作家に丸投げだ! 打ち合わせの場で新しいアイデアを出しあおうというときも、自分の意見はまるで出せずにいて、作家ふたりから見放されそうになるところを、ふと思いついたことを独り言した、それが作家にアイデアをもたらすのですね。

それからも、ゆらに膝枕を提供したり、またきらのこといいこいいこして手懐けたりと、最初は心配された関係も、もうすっかり大丈夫そう。この3人での三人四脚的試行錯誤がこれからいろんな名場面を生み出しそうですね。

『東京なでしこラプソディ』

日本舞踊の家元の家に生まれた久世佳華。ゆくゆくは舞台に立つことを夢見るこの子が、家元に命じられ京都の実家を離れて東京の学校に通うことに。ん? なんかおかしいぞ? この時点でそうした感情が頭をよぎったのですが、まあまあ先を読み進めましょう。東京に馴染もうとせず、遠く京都に未練を残す佳華の身辺。その波瀾万丈が描かれようとしています。

というのも、そもそもおかしいぞって思ったポイントですよ。京都に家がある、すなわちそこが一番修行に向いてる地だというのに、なぜ修行名目で東京でひとり暮らしさせられてるの? 疑問に思っていたのですが、その答が今回すぐに明かされる。実家に帰ろうとした佳華に、母からいいわたされる破門の一語。卒業までの面倒は見るが、食費、小遣いは自分でなんとかしなさいと、それはもう見事に突き放されて、あれまあ佳華よ、いったいなぜにそこまで母の不興を買ったというのでしょうか。

そんな佳華のとる道はクラスメイトの神田晶、彼女の誘うバンド活動!? 母を見返す、家を見返す、それが佳華の生きる道? ともあれ他にやれることはなし。晶の誘いに乗るしかないというのでしょうか。

2024年10月8日火曜日

『まんがタイム』2024年11月号

 『まんがタイム』2024年11月号、昨日の続きです。

『スーパー恋愛タイム~現場でドSな彼女は自宅でデレる~』

熱愛報道が発覚したという騒ぎ。リナにもアツシにも関わりなくてよかった、とか思っていたら、なんとリナに影響が! そのアイドルがやる予定だった役をリナが演じることになった。ワリィナ様との二役ですよ。

リナさん、大変だなあと思っていたら、急遽脚本を変更させられた脚本家にこそしわ寄せが! さらに加えてミロもやりたいっていうものだから、またも脚本家が大変に! でも脚本家の犠牲で、リナ、ミロふたりのアイドルユニットが誕生。これは楽しいことになりそうです。

リナ、ちょっと演技に悩んでいるんですね。ワリィナ様と違ってSっ気がないキャラクター。どう演じたらいいかわからない! って、どんな演技の引き出しなんですか! アツシを相手に慣れないブリッ子演技を練習してみたり、それでアツシが得してるのもおかしいんですが、結果的にうまくいきました。そしてこれが、リナの今後を決定づけることになるというのですね。

演技により力をいれようと思ったリナ。エボリューザーの撮影ももう4分の1を残すのみ。この経験を糧に、さらなる飛躍を遂げるのでしょうか。

『黒曜ちゃんと白玉くんの変わった関係』

小太郎と黒曜、高校を無事卒業しました。まさしく動乱ともいえる変化をへてきたふたり。紆余曲折どころではない変遷に、けれどふたりはそれまで以上のむすびつきを得るにいたって、とか思ってたら、高校卒業してすぐ結婚ですか! 気が、気がはやいよ小太郎いやさおとめちゃん!

ここで描かれたふたりの数年後。小さなころからの歩みの先に、こうした関係が成立したのですね。子供と過ごす小太郎のもとに帰ってきたのはゆづる。ああ、まだその姿のままなんですね。変わらない関係という今のふたり。素敵な関係にたどりついてよかったです。

『良倉先生の承認欲求』

良倉先生、モテ期ですか! 良倉に生徒指導補佐がつくことになりました。体育教師の落安先生。若くて厳しそう、と見せかけて、実は気が小さいんですか!? いきなり声が小さいと良倉から喝を入れられてるわけですが、なるほどフラれて自信をなくしてしまった、その失恋を吹っ切るために仕事に打ち込もうと思っての志願。で、その姿勢を良倉に褒められて、すぐさま良倉のこと好きになりはじめる落安。

いいですね、このチョロさ! 良倉先生の後輩には適任では!? とか思ってたら、生徒指導には向いてないかも! 氷高から聞かされたぶんちょー紳士のこと、良倉も好きと聞かされて、スマホ禁止と注意したこと忘れてしまってる! しかもぶんちょー紳士とOLさんのアカウントからコメント返しされて、ここでも好きになっちゃってる!

なるほど、落ち安いから落安。見事陥落してしまいました。

で、なにがおかしいって、このOLさんへのガチ恋を良倉に語るんですよ。横で上枝が面白がってるのもいい。このなんともいえない関係。明戸先生とはまた違う意味で、バレてはいけない相手ですね

  • まんがタイム』第44巻第11号(2024年11月号)

2024年10月7日月曜日

『まんがタイム』2024年11月号

 『まんがタイム』2024年11月号、発売されました。表紙は『おとぼけ部長代理』。テーマは芸術の秋。バイオリンを弾く部長代理をメインにしまして、フルートを吹く『跳べないウサギと神の島』リンコに、ティンパニを叩く『スーパー恋愛タイム』ワリィナ様に扮したリナが続きます。しかしワリィナ様、ティンパニとは意外。ひとり打楽器、ひとり非旋律楽器。でもすごく楽しそうに叩いているのが印象的。部長代理もリンコもまたいい表情していて、楽しそうな秋であります。

『ローカル女子の遠吠え』

有人レジとセルフレジ、さらには半セルフレジと様々なレジのあり方語られて、高齢化が進んでいる地域では有人レジが大人気。反面それはセルフレジが空くということだから、自分みたいなセルフレジ派にはむしろ好都合、なんて思った導入でした。

けれど昔ながらのレジの方が便利だったこともある。そう語るりん子の母。こういわれてみると、なるほどそうかもなあとも思えてくるから不思議です。で、ひととおりレジについて話をしたら、唐突に委員長ペイなるサービスについて語られはじめて、りん子とハッチの委員長、副委員長接待。しかしこれもマニアック。同じマニアックならハッチの方が好みかも。多分一般受けするのはハッチだろうなあ。

今回もいつもどおりといっていいのか、癖のある人たちがこれでもかと描かれまして、いつもなら共感しづらい小畑、この人の配膳ロボのくだり、なんだか親近感を持ってしまって苦笑でした。

『アイドルはお忍びchu♡』

一花と芙蓉のタイムお目見え。まきびしでユニット名を書いてみたり、また煙幕からの早着替えを披露してみたり、自己紹介動画に力を入れているふたりです。

で、これ、最後に種明かしがあったわけですが、結局どこまでが本当でどこからが夢だったのでしょう? 自分が違和感感じたのはてれびの操作をする芙蓉の姿、さらには勝手に円盤を鑑賞するくだりだったのですが、知らぬ間に芙蓉と入れ替わっていた木槿! でもすべては夢でした!

これ、冒頭からまるまる全部が夢かもですね。動画のタイトル、現役忍者がアイドルになってみたというのも、そういや芙蓉が忍者っての明かしてましたっけ? と疑問に思ったらコミックスで復習ですね!

『まほろば小町ハルヒノさん』

奈良オンリーイベント? 飛鳥・奈良時代を中心にした創作の即売会に参加したちあきとハルヒノです。まほろば部の先輩たちとも会うことができたのですが、先輩たちの興味のベクトル、今のまほろば部部員たちとちょっと違ってる!? でも熱量は相当なもの。あのハルヒノさんが押されるレベルというのですか。

イベントを巡るハルヒノたち。あちらこちらで出展者の熱を感じては、全買いしていくハルヒノにびっくりですよ。途中、かりうちという奈良時代のボードゲームを体験したりして、強そうに見せてまるで勝てないハルヒノさん! ほんとこういうところかわいい人(?)です。

そしてラスト。先輩たちの出していたアンソロにR18 BL本! いいですね! でもハルヒノさん、高校生設定だからまだ買えませんね。残念でしたね!

『跳べないウサギと神の島』

テストを前に準備をするリンコたち。教えるのはレオなんですけど、勉強のできそうなツムギ、この人も教わる側だったとは! まさに意外な事実でした。

しかし今回面白かったのは、ツムギの趣味の漫画、その真実がリンコにバレそうになるくだり。そしてないがしろにされる先生でした。ゲームしててうるさがられるのは自業自得でしかたないんですけど、ツムギのナチュラルな先生の指導力否定。その流れ弾、さらに被害大なところがおかしくて、本当先生お気の毒でした。

そして物語の核心に迫ります。レオが先生に、首藤理沙子について聞くのですね。リンコの叔母にあたる人。織子から巫女を継ぐはずだった7年前、祭の最終日に姿を消してしまった。それはつまり死んでしまったということ? 以前リンコが話しかけていた祠の背景が明確にされて、ああこの重さにレオがくじけそうになっています。

昔話と思っていた。しかしそんなになまやさしいものではなかった。さあどうするレオ。状況は厳しさを増しています。

  • まんがタイム』第44巻第11号(2024年11月号)

2024年10月6日日曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2024年10月5日土曜日

『押しかけギャルの中村さん』

『押しかけギャルの中村さん』、今月分を読みました。

『押しかけギャルの中村さん』

第52と53話

うわぁ! 許されザル事が起きてしまった!

スノーボードをしようとゲレンデに向かった一行。なかなか滑れなかったカリンもすっかりスノボを楽しめるようになり、怖がりつつもリフトに乗ってより高いコースにチャレンジするなど、ウィンタースポーツを満喫しています。その合間合間に、カリンと秋山の親密さが描かれまして、榎本の助けがなかったら皆にバレバレ!? さらには秋山のカリン独占宣言が飛び出したりと、このスノーボード体験はもどかしいふたり、それぞれの意識を先へと進めるものになりそうだなあと思わせてくれたんですね。

ところが、いい雰囲気感じさせた矢先にですよ、秋山がカリンをかばい、ゲレンデ外にコースアウト! ああ、秋山さん、どうなっちゃうの!?

これね、この状態で待たされた日には、心配でいっぱいになっちゃうよってやつですよ! 53話はじまってすぐのカリンと榎本の会話、その重い言葉のやりとりたるや、カリンにとって秋山がどれほど大切かわかろうというもので、語るも涙ですね! まあ秋山は捻挫ですんだんですけれども!

ここからがすごかった。ハヤトさん、責任を感じて秋山の手をとりしっかと抱きしめる! かと思えば、カリン、後藤も続いて、大変だ、秋山にモテ期がきた。特に後藤兄弟にいたっては、禁断の兄弟三角関係。ああ、これはどうなる。これがもとで仲良し兄弟の関係にヒビが入ってしまったらどうしよう!

というのは置いておいて、カリンと秋山ですよ。カリンが責任を感じちゃって、あれもこれもと秋山のこと手伝いたがるんですね。でもトイレはまずいでしょう。だから食事の世話くらいは素直に受けておこうと思った秋山。なんですが、問題はその後ですよ。なんとお風呂の世話もするという!

いやもう秋山さん大変だ。でもこの水着で入浴介助してくれるの、自分のことなんとも思ってないからだって、秋山、思い込んじゃって、それでちょっと冗談めかして、責任取ってお婿にもらってくれっていったらどうします? なんていっちゃったもんだから大変ですよ。

私、秋山のこと、お婿にもらってあげる!

た、大変なことがおきてしまった!

ここまで進展して、言質もとれて、さあ秋山はどう応える? もう素直に気持ちをお伝えなさいよ。そんな気持ちにさせられる、ふたりの緊迫の瞬間。で、ここから2週間待つっていうんですか!?

2024年10月4日金曜日

『まんがホーム』2024年11月号

 『まんがホーム』2024年11月号、昨日の続きです。

『カワイイだけでは飼えません ~さくらば動物病院カルテ~』

花火を楽しんだ夜。けれどそのときに先生が不吉なことをいっていました。花火に驚いた動物が脱走したりしてないか。その心配があたってしまってさあ大変。さくらば病院がかかりつけの黒田さんちのルルちゃんが、花火の音におびえて逃げてしまった。パニックになって、網戸を倒してそのまま逃走。それで、猫探していますとポスター作って、あちこちに貼らせてもらっているんですね。

こうなるとひとごとじゃないキョウスケです。さっと帰宅したかと思ったら、その後、ルルを探すという。めておを見つけた公園で、猫集会ひらいている野良たちにも聞き込み。そこに現れた田中と名乗る男性と一緒になって猫探しを続けるキョウスケ。まさかの徹夜作業で、見事にルルちゃんを発見! ああ、めでたしめでたしですね!

と思ったら、ここからが切ない。田中さん。猫探しの話を見かけたら探すようにしている。以前、愛猫を脱走させてしまったことがある。それで気持ちがわかるからというのですが、この話の決着が、田中さんのねこちゃん、2年たってまだ帰ってきてないっていうんですか。

この一抹の悲しさ。胸にずどんときますね。

『座敷童子あんこ』

下駄箱の手紙に呼び出されるまま放課後の体育館裏に向かった幸太。朝の占いで恋愛運がいいといわれていた。これは期待できるか!? と思わせておいて、実際出会ってみれば、霊感があるという女子に霊が取り憑いていると指摘される。もちろんこれはあんこのことなんですけど、放課後に除霊にくるという。これ、ここから恋愛に発展するの!? いや、さすがにその期待は無理筋ですよね。

しかし、あんこもいろいろうかつです。幸太の帰宅に、首だけ伸ばしてお出迎え。これ、霊感女子寺岡さんにバレるのも問題だけど、それ以上に幸太の父ちゃんに見られたらどうするの!? 寺岡さん相手には幸太渾身のかばいだても有効そうだけど、父ちゃん相手だとそうはいかないぞ!?

とか思ってたら、本当に父ちゃん出てくるんだもの。しかもしこたまヤバい格好で! いやもうほんと、寺岡さんがどうこうゆうてるレベルじゃない危険度でした。

そして寺岡さんからプレゼント。よかったね、幸太! と思ったら、父ちゃんにあげるのかい! ほんと、幸太は女心がわからない男子ですねえ。

『歌詠みもみじ』

もみじたちの小学校時代のお友達、小南さんが現れた。シャーロック・ホームズ思わせる出で立ちで、まさしく探偵趣味に耽溺している。そんな女の子。

さて、彼女がいうのです。小学校卒業の記念に埋めたタイムカプセルがなくなった。埋め場所はというと、まりなの家が手掛けるジムの建築現場。まりなの家の土地じゃないかと、ここから小南とまりなが丁々発止。小南がなにをいおうとま負けないまりなの迫力ですよ。おお、伊達にご令嬢をやってるわけではないのだなあ。箱入り娘とかじゃない、そんなまりなの気迫が光ります。

さて、タイムカプセルは施工会社のはからいで、当時の担任の先生のもとに届けられていて、無事もみじたちの手に渡りました。カプセルから出てきた手紙やらなんやら、それをわくわくしながら手にする彼女たちが面白くて、千恵の手紙からはこの子が昔からしっかりしてたということうかがえてほのぼの。

そして小南はというと、隠蔽したかった過去! はやすぎた中二病が発掘されて、いやまあ今も似たり寄ったりですよ! さらにそんな小南に恋する長野くん。この恋心は今は昔なのか、あるいは今も変わらずなのか。

時を経て変わるものあれば変わらぬものもある。表向きには変わっても、その根っこは意外やそのままってのもありそうですね。

2024年10月3日木曜日

『まんがホーム』2024年11月号

 『まんがホーム』2024年11月号、昨日の続きです。

『へなちょこお嬢さん世話焼きオネェさん』

洗濯物が乾かない。コインランドリーに繰り出したスミレさん。持ち出した洗濯物のなかに、かつての心の引っ掛かり、買って着てみても似合わなかったかわいい服があって、しんみりと昔を思い出すなどしているのです。

そんな時に見掛けたのがうずちゃん。雨のなか、傘もささずにずぶ濡れで、寒さのあまりガタガタ震えて、とても見過ごしになどできないスミレさんです。声をかけてタオルを渡して、濡れたままじゃあ駄目だとと、思い出のかわいい服を着せてみるんです。

それでわかったこと。とても似合ってかわいいうずちゃん。胸にときめきを感じるスミレさんは、かわいい服を着たいのではなく、かわいく着られているその姿を見るのが楽しい。自分の気持ちに気づくことができたんですね。

自分の楽しみを知ったスミレ。かわいい服が似合うと知ったうず。ふたりともの自分の発見。いいお話でした。

『魔界の愛されCEOは元勇者』

魔王の呪いを解くためにやってきた勇者。信じて身を委ねてみれば、見事呪いは雲散霧消して、不調もなくなった、体中のトゲもなくなった。おおまさしく大団円の気配です。

すべてが満足に決着しようとする状況で、さあどう落着するのかと思わせて、話題になるのは勇者の就活。しかもそれが、魔王城に就職で決着するという。勇者に付き添っていた妖精も、めでたく魔王城に就職。こうして、皆が福利厚生ばっちりのホワイト職場に就職して、まさしくめでたしめでたしでありました。

というか、これまで勇者はやりがい搾取されてる、ブラック企業勤めと描かれてきたの、魔王城での仕事を知ってどんな感想を持つのか。そこが気になってならないのです。

とにかく魔王の呪いがなくなってみんな円満。次回最終回はなにが描かれるのだろう。それもまた楽しみです。

『はなまるゲーセン飯』

皆で芋掘り。手には大きなさつまいも! ということで、今回は東北の秋の風物詩、芋煮についてでありますよ。って、ちょっと待って? 芋煮の芋って里芋じゃないの? と思ったら、ああやっぱりそうですよね。でも家によってはジャガイモだったりさつまいもだったりもするのですか。芋煮、奥が深いですね。

東北人の芋煮にかける意気込み。地方によって味付け他が違うという定番の話題があったと思えば、地元のスーパーでは芋煮会用の大鍋を無料で貸出していたり、って、そんなのあるんだ! いやはやびっくり。どれほど根強いイベントであるか、うかがえる気がします。

そして週末には毎年恒例あがいん芋煮会。宮城の芋煮も山形の芋煮も味わえて、これはなんだか嬉しいなあ。自分とこの芋煮が一番と競いあっていたふたりも和解して、仲よく楽しむ芋煮の時間。とてもいい情景。参加したくなるのでした。

2024年10月2日水曜日

『まんがホーム』2024年11月号

 『まんがホーム』2024年11月号、発売されました。表紙は『孔明のヨメ。』。紅葉の積もる屋外で? ふたり寄り添い本を、『孔明のヨメ。』コミックスを読んでいる孔明、月英のふたりです。かたわらには、本を読むのはいつも楽しいと惹句が踊り、今は秋、読書にふけるにはよい時期がようやくやってきましたね。『はなまるゲーセン飯!!』、『独りじゃない一人暮らし』からも、読書にいそしむ様子が届いておりますよ。

『孔明のヨメ。』

まずは一段落ついたと思っていいのでしょうか。湖南四郡を平定し、公安に帰還。孔明はじめそれぞれにくたびれた体を休めようとしている。そこで描かれた劉備と甘夫人のやりとりの切なさよ。床についた甘夫人を前にして、皆がこの時間を持たせてくれたことを思い、しんみりと自分のしあわせを噛み締める。ここにまた劉備の人柄というものも見えてきたように思われました。

そして新たな戦い? 朝廷に報告する人事、これが波乱を生もうとしています。荊州刺史劉琦もいう、ドキドキするというその内容。どれほどのものなのでしょうか。また周瑜を激怒させるにいたっては、本当にどんな内容、意図なのでしょうか。

孔明のなそうとする策、その全容やいかにであります。

『ガチ恋カウント2.9』

先輩レスラー雷音ルルを怒らせたリコ! と思ったら、この人、心が広い! リコのこと笑顔で許してくれた! と思ったら、いやなんかおかしいぞ!? リコにいわれたこと受け入れ、卑下する、そんな態度に深い闇が見えるがようです!

デビュー以来2年間、一度も自力勝利できてないというのですか。その事実を認めながらも、自分を情けなく思ってもいる。そんなルルの複雑な気持ちを聞かされて、一種空気の読めてない発言をしてしまうリコ。でもそこにはルルを侮るような様子はまったくなく、むしろルルの長所を認め、さらに前に進もうと奮起させるような発破をかけるにいたるのですね。

ここからのルルの行動。素晴しかった。次こそ勝ちたい。そういったルルの、一方的に攻撃を受けながらもくじけない様子。ついに力尽きるかと思われた瞬間の、ファンの声援に気迫取り戻し、一気に逆転しようかとするその動きには、思わず目頭が熱くなりました。

時間切れで惜しくも勝利は逃がしたものの、ルルの勝ちが見えてきたこの一戦。いずれいつかの勝利の時を待ちたい、そう思わせるだけの魅せるプロレスでした。

『うちの秘書さま』

まったく勉強のはかどらないはじめです。なんとかしてやる気を出させようと、あれこれ考える七瀬ですが、どうにも結果が出ない。思い詰めたあまり、はじめの父に一報いれたら、なんと社長が暴走? はじめを留学させるといいだしました。

はじめが留学! ショックを受けるメイドたち。そして七瀬の心配。はじめがいなくなれば、ここにいる皆がバラバラになる。この事実を受けていよいよ本気を出すか、はじめ! と思わせて、まったくそうじゃないところがこの子らしいのかなあ。七瀬に呆れられ、山田にも冷たくツッコまれ、それでもなんとかやる気を出した。

ちょっと打算的なのがアレですけど、結果を出せてよかった。あとは父親に談判するだけ! と思ったら、パパさん、留学の件、忘れてましたか! ともあれ、なにもかもつつがなく。これまでどおりの毎日を過ごせそうで安心ですね。

2024年10月1日火曜日

『まんがタイムきららキャラット』2024年11月号

 『まんがタイムきららキャラット』2024年11月号、昨日の続きです。

『のけもののまち』

ネルの育ての親の写真を見て、自分の祖父だというるいです。なぜここにいたのか。疑問に思うこといっぱいなのですが、この情報からるいが異世界人であることをルフナに確信されてしまう。ネルの育ての親についての情報は、ネルと別れた日を境にまったく得られなくなってた。そうした状況からも、るいの祖父は元の世界に帰還したのではないかと推測されていくのです。

ネルから祖父との別れの日についていろいろ聞き出すのですね。山にいって洞穴を探してみよう。山にいってみれば、匂いを頼りにすたすたと進んでいくネル。こことネルのいう穴に入っていってみれば、その奥にはるいの元いた世界と繋がる扉が! しかもそれは電車のドア。

今すぐ自分の世界に帰れというネル。そこに話を聞いてついてきたマキが現れて、さあるいはどうする、今すぐの帰還を決断するのか。

あと2話で完結だそうです! どうあがこうと、るい、決心のときですか!?

『押しかけ女房、コドモ付き!』

未来から送られてきた雑貨。冷房付き日傘があれば、さらには未来予想図マシンなる流行のおもちゃまで。自分の姿を撮影すると、未来の姿、過去の姿を予想してホログラムで表示してくれる。今でもありますよね、写真を撮って年齢を変更できるみたいなの。それの未来版といったところですね。

さっそくミチで試してみる。穏当な変化に気をよくしてさらに年齢あげてみたら、まさかの予想外な変化を見せて思わずツッコミ。お遊びだから気にしないと、いろいろパターン変えてみたりして、これ確かに面白そうですよね。

しかしこの機械、華子の未来を予想させてみたところ、予期しないエラーを出してしまう。これ、なんらかの伏線だったりするのでしょうか。華子に隠された秘密が!? なんともいえない意味深なシーンでした。

そしてノゾミの未来も見てみます。小さな子の成長、変化に実感させられることあり、と思っていたら実際のノゾミもつかまり立ちをして、ああこういうところにも成長が。

子の成長を喜ぶ、そうしたしあわせ、前進感じさせるエピソード。でも華子のエラーといいラストの華子似の人物といい、どこか不穏な予感させるエピソードでもありました。