『まんがタイムきららキャラット』2019年11月号、一昨日の続きです。
『mono』。乗鞍岳からのスケボー動画、ほんとに撮るんですね。前回のスケボーがスポーン! ってすっとんでいったの見て、あー、これはご破算だなあ、とか思ってたんだけど、ちゃんと貫徹するんですね。えらいわ。今回は、動画のエピソードというよりも、山のエピソードといった感触が強くって、風におさえつけられて大きく育てないハイマツの話とか、熊が出没するとか、そういった方が印象に残ったんですね。さて、本編ですよ、スケボー動画を撮りますよ! あの疾走感、実にいいじゃん! そう思ってたんだけど、あれー、滑る方向間違えたのか! これ、どうするの? 完全迷子じゃん! 次回はスケボー組と同行組の再会が描かれるのかな? そのままほったかしだったら笑っちゃうな、これ。
『RPG不動産』。お、琴音の歌ってる歌。これ、なんか今後に関係してきそうだぞ! というのはさて置いて、吟遊詩人のお姉さんの住まい探しですよ。歌える物件を望まれてるのだけど、その歌っていうのがものすごい。ホゲエエエ!!! って、お姉さん、そのでかい口、ギャグ漫画の範疇に入っちゃってるよ!? ガラスは割れ、鳥は落ち、ラキラさえ失神させるその威力。冒険者時代には兵器として活用されてたっていうんだけど、この歌声で仕事なさってるの? いや、仕事はバニーガールのバイトがメインなのか。歌では稼げてないんだな……。なんとか歌による被害を出さないようにしたい不動産の面々と、逃げ道をふさぐお姉さんの要望、その攻防がまず面白く、そしてお姉さんの歌の威力にまつわる話、不動産の面々のリアクションがまた面白くって、今回、最初の導入からラスト、お姉さんの問題解決にいたるまで、みっちり充実、ほんと、たまらんエピソードでした。呪われた城でのいろいろも、もう絵面からしておかしい。最高でした。
『紡ぐ乙女と大正の月』。これ、いいなあ。また新しいお嬢さんが紡の周辺に加わりますよ。遠くから紡を見つめていたお嬢さん。蜂須賀初野。紡がこの時代にきた時に出会った、そして紡を不審に思った少女、その姉であるというのですか。おかしな風貌、見たこともない硬貨、そうした証言から紡をこの世界の人間ではないと察してコンタクトしてきた。その目的は? 唯月と一触即発、ただならぬ雰囲気かもしたと思えば、続き初野の提示するは紡天女説! そうか、あやしんで正体を暴こうというのではなく、ただただ憧れて近づきになりたかったっていうわけなのか。紡に憧れの眼差し向ける初野、実によい。突然の初野の介入は、唯月にとってライバル出現だったりするのでしょうか? ちょっと蚊帳の外っぽい万里小路が可哀そう。しかし、初野の意図、目的ははっきりしたけど、唯月の紡に向ける気持ちはまたちょっとわからない。ミステリアスですよね。
『先パイがお呼びです!』。最高だと思う。声が出ないというきなこ。あまりにレアな状況に塩ちゃんがうきうきしとるのがすごいよな。時はハロウィン、トリック・オア・トリート、お菓子がいたずらか選ばせるというの、お菓子がないからと塩ちゃんにいたずらをせがんだきなこですよ。ああ、危険だ。塩ちゃんが理性を失う。というか、塩ちゃんビジョンだからなのか、きなこがべらぼうに美しくって、これ、素晴しいよな。で、猫ミミ装備させて、自滅するんだ塩ちゃん! ほんと、塩ちゃん、極端すぎるよ。突然の異常事態にマヨが呼び出されるんだけど、マヨもきなこの猫ミミやら声の出ない先輩のたたずまいにやられちゃって、ああ、これまたたまらんですよね。塩ちゃんのビジョンとマヨのビジョンで、こんなにも雰囲気、ニュアンス、味わいが変わろうというのか。そのどちらもが素晴しい、素直にそう思える回でした。そして、終盤の無限ループ。これがまた面白くって、きなこ先輩が美しい、塩ちゃん、より子の反応が愛らしい、そして展開が面白い。最高のバランスが成立していました。
- 『まんがタイムきららキャラット』第15巻第11号(2019年11月号)
『まんがタイムきららキャラット』2019年11月号、発売されています。表紙は『まちカドまぞく』、シャミ子とミカンのツーショットですよ。ふたり、柑橘柄の衣装着ましてね、いやもう素敵ですよ。明るくさわやかなミカンに、ちょっとシックで大人っぽさ感じさせるシャミ子にと、ほんと素敵なふたり、素敵な表紙だと思います。しかし、手にしてるレモンとその輪切り、それが有名雑誌の表紙思い出させたりもして、これはそういう効果も狙ってのこと? いや、しかしあの片目をレモンで隠してるのがいいアクセントになって、可愛い、実にチャーミングな仕上りです。
『まんがタイムオリジナル』2019年11月号、発売されました。表紙は『ラディカル・ホスピタル』。山下ナースが榊先生と一緒にストレッチ? 準備運動? ええ、季節は秋、スポーツ、運動の季節でありますね。『らいか・デイズ』らいかも足を伸ばして、準備運動。『小森さんは断れない!』しゅりと大谷も手を繋いで、脇を伸ばす運動? 照れてる大谷がいいですね。まだ慣れないんだね、彼。
『まんがタイムスペシャル』2019年11月号、発売されています。表紙は『恋愛ラボ』。サヨがどーんと腕組みして登場ですよ。うん、不敵ないい表情。しかし、これ、ハロウィン表紙じゃないのん? オレンジの背景にシルエットで描かれた街並み。なのにサヨはめっちゃいつもどおり。これが、これが君のハロウィンなのか!? うん、この人らしいといえばそのように思います。他に『年上の物理女子は可愛いと思いませんか?』、『可愛い上司を困らせたい』のカットもございます。こちらは見事にハロウィンの仮装して、というか、湯川部長はいつもとあんまり変わらんな。フランケンシュタインの怪物、つまるところヴィクター・フランケンシュタインの仮装なのか。テクニカルです。
『まんがタイムきららフォワード』2019年11月号、発売されました。表紙は『スローループ』。制服姿のひよりと小春が、一緒にジャンプ? 釣竿持ってるひよりと、エプロンしておたまを持ってる小春、ふたりそれぞれの得意ジャンルが見事に絵に示されて、これ、なんだろう、可愛いイラストだなあ。ちょっと照れたみたいにしてすましてるひよりと満面の笑みの小春、こうした対比もいいですね。でも、ふたり、対照的ってわけじゃなく、これでちゃんと調和してる。その感触、ちょっと独特で特別。その関係さえも伝えるようないいイラストです。
『
『まんがタイムきららMAX』2019年11月号、発売されました。表紙は『ご注文はうさぎですか?』。このイラストはチノとお母さんですか。ふたりドレスを着ましてね、これ、ステージ衣装なのか。飛び交う音符、そしてレコード。ふたり、ステージにて歌を披露している。Sing For You、というわけなのですね。OVA発売目前、その内容にそった表紙、ということなんでしょうね。そうかあ、こうしてイラストでもって見せられると、俄然興味が沸くというものですね。
まずタイトルを見てほしい。好きな! 子が! めがねを! 忘れた! もうなにもいうことない。この漫画が描こうとしていること、その関係性まで見事に全部あらわして、なにも足さない、なにも引かない、素晴しいタイトルだと思う。Twitterのプロモーション、つまるところ出稿されてた広告で、これを含めた数タイトルが試し読み増量のキャンペーンやっていると知らされて、ほーん、まあ読むだけ読んでみるかあ、と迂闊に開いてみたらですよ、ああーん、もう本当に素晴しい。最高じゃん。眼鏡を忘れがちの女の子、三重さんのキャラクター、その愛らしさ、踏み込みの鋭さに完全心うばわれて、うばあ、ものすごい。速攻購入待ったなしでした。
先日、唐突にその正体が明かされて、一部で話題沸騰中のソフト。それがリングフィット アドベンチャー! 不思議な輪っかを手にして、なにやら怪しげな動きをさせる、そんなゲーム。移動はもも上げのランニング動作でもって操作、敵への攻撃もフィットネス運動でもってパワーチャージ。これ見た時は、ほうらストレッチパワーが溜まってきただろう? のストレッチマンを思い出しました。しかし、こんなゲーム、一体どんなメーカーが発想したの? と思ったら、なんとまあ任天堂。そうだ、そうだった、任天堂、こういうの好きだった。不思議周辺機器大好きメーカーだった。
『まんがタイムきらら』2019年10月号、発売されました。表紙は『奥さまは新妻ちゃん』。中秋の名月、お月見の風景、というか、これ、謎のシチュエーションだ。新妻、なごみのふたりが餅つきまして、後ろの方で文が団子に丸めてる。3人揃いのミニ丈の着物。頭にはうさ耳つけてまして、月のうさぎだ。3人の周囲にもうさぎがいっぱいいて、団子づくりを手伝ったりしてますね。季節のイラストなんだけど、なんともいえない不思議さが面白い。3人の表情も感情? よくよく表してそれもまたよい表紙です。
『まんがタイム』2019年10月号、発売されました。表紙は『おとぼけ部長代理』をメインにして、これはわかりやすいテーマですよ、実りの秋、サツマイモをえいやと引き抜く部長代理。ええ、収穫のシーズン感じさせてくれる表紙です。芋掘りしてるのは『花丸町の花むすび』花子と『俺のベッドはヨーコのもの!?』陽子、ふたりもそうで、ふたりともにそれぞれ雰囲気が違う。そこに見える個性、いいと思います。
『まんがタウン』2019年10月号、発売されました。表紙は『映画クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキキングダムとほぼ四人の勇者』がメイン。赤いベレー帽をかぶって、手にはおおきなクレヨン。ちょっと芸術家風になったしんのすけがドーンと大きく登場です。そして今回からの新作やゲスト、その告知カットが掲載。『夜明けのふたりごはん』、『かのんとぱぱ』、『兄と暮らせば』の3本が紹介されていて、これに『映画クレヨンしんちゃん』の漫画版と『立ち呑み布袋でもう一杯』。この5本が今回のご新規さんですね。
『まんがホーム』2019年10月号、発売されました。表紙は『らいか・デイズ』らいかがメイン、花火? じゃないっぽいな。茜色に染まる夕雲なのかな? ちょっと秋の気配ですね、ほおずき柄の浴衣を着たらいかの見返り図。いつもよりも色っぽさ感じさせるその姿、なかなかにレア感あって、振り向くこちらには竹田がいるのかも知れませんね。他には射的する『孔明のヨメ。』月英さん。かたわらの孔明が勇ましすぎますよ。『BL漫画家と受けダンナさん』萌も浴衣で振り返り。けどその脳内では夫のBL妄想が花盛りです。『河原課長とギャル部下ちゃん』、巻中カラー告知のカットもございます。
