2013年8月6日火曜日

Waltons Learn to play the Irish Tin Whistle

 ついこないだ、オカリナを買った話をしていました。で、その次に買ったのがアイルランドの楽器、ティン・ホイッスルであります。ティン・ホイッスル、ペニー・ホイッスルとかホイッスル、あるいはウィスルなんていったりもされる、簡易な吹奏楽器。縦笛ですね。簡単な縦笛というとリコーダーを思い出す人もあるでしょうが、それよりももっと簡単。プラスチックの吹き口に金属のパイプがつながってて、指孔がポコポコ開けられている。もう、見たらびっくりしますから。で、そいつを持っておきたい、そう思っていたんですね。

ティン・ホイッスルは、アイリッシュミュージックには欠かせない楽器です。有名どころだと、映画『タイタニック』のテーマ曲、『My Heart will go on』の冒頭に聞こえる笛の音が、このティン・ホイッスルによるものなんです。いや、別にタイタニックのテーマを演奏したかったからこれを買ったわけでもないんですが、いえね、いうまでもないことではあるんですけど、このBlogはそりゃもう音楽メインの音楽Blogで、一番最初の記事が『ペンタングル』、イギリスのトラッドフォークグループですね。そして次が『Folksongs of Britain and Ireland』。ほら、もともとアイリッシュにいきつく流れだったのです。

ティン・ホイッスルの簡単さはかなりのものですよ。リコーダーを思い出してもらえるとありがたいのですが、1オクターブ音域を高くするのに左手親指の押さえてる孔をちょっとだけ開けるでしょう。あの孔がティン・ホイッスルには存在しません。息を少し強く吹く、それで音域を上げるんですね。構造がシンプル、運指もシンプル。そもそもひとつの楽器でいろんな調を吹こうという発想になってない。自分の買ったものはD管ですね。これが一番標準的なものみたいなんですけど、これだとDとGを吹くのに適している。違うキーをやりたかったら、違うキーの楽器を使う、そういう考えなんですね。

さて、自分の買ったのは六ヶ国語のマニュアルとCDがついてくる入門セットだったんですが、とりあえずこれだけじゃ足りないよね。運指とか楽譜とかは載ってるんですが、基本的な奏法となるとちょっと説明が足りない感じ。足りない分はネットで調べるのがよさそうです。

オカリナもそうでしたが、ちょっとの隙間時間に吹くにはとてもいい楽器です。音域の狭いオカリナと違い、2オクターブくらいいけるから、できる曲はオカリナよりも多くていい感じです。といったわけで、『月花』なんかを練習してましたよ。

0 件のコメント: