2013年8月3日土曜日

『まんがホーム』2013年9月号

『まんがホーム』2013年9月号、昨日の続きです。

『はっち・ぽっち』、犬には夏はつらいですよね。特にシベリアンハスキー。あまりに暑いから、涼を求めて床に寝転がっている。しっぽをべちんべちんやってるのは、見た目にも可愛くて、けどハチにとってはそれどころじゃないだろうなあ。とんでもない猛暑。千年に一度とかいってますが、それは大げさにしても、近年の猛暑はかなりのもので、そりゃ犬も毛皮を脱ぎたいでしょう。脱げないからトリミング、もう風物詩といえるようなものになってますよね。寧々子がサニーちゃんにもさわれるようになってるなど、なるほど、大型犬への恐怖心、すっかり克服された感じですね。そしてハチ、キュウリを食べたりスイカを食べたり。それはそれで夏を満喫してますね。

『シネマちっくキネ子さん』。おお、新キャラだ。広路ピア子、世界的な舞台女優になるのが夢というお嬢さん。夢をかなえるために? 撮影所にやってきて、その設備、装置を自分が使おうというんですね。とはいえ、管理用タブレットを奪ったところで、使い込なしている、そんな感じではないんですけどね。もともとは西部劇にいう無法者のことを話していた。そこにやってきたピア子、この人がいわばその無法者のポジションについて、映画と舞台の対決、それと同時にもともとの西部劇展開も見せてくれた。そんな風に思います。しかしピア子さん、可愛い人だと思います。まさかのカーテンコール、なんだか憎めない、そんなお嬢さんです。

エッセー企画は「仕事部屋へようこそ!」であります。参加者は胡桃ちの、おーはしるい、高野うい、瀬野反人、あさのゆきこであります。二世帯住宅の片方を自宅に、もう片方を仕事用にというのはいいですね。余裕をもった仕事場、しかしそれでも本の収納に悩むのかあ。趣味の本、そういうのもあるのでしょうが、資料とか、仕事に欠かせないものも大量にあるのでしょう。おいそれと処分できない。大変だなあ。ほんと、どうしたらいいんだろう。面白かったのは瀬野反人の仕事場。アシダカグモが備品扱いだ! あー、ゴキブリをとるんだよね、と思ったら、まさにそういう話で、すごい! その共存具合もすごいです。

『半熟やおよろず』は、見習い神様たちの夏休みです。お盆に夏休みをとる、っていうんですが、そうなのか、神様ってそうなのか? お盆は仏事なのに神様に関係するの? そういう鳴に、持ちつ持たれつとの説明なされて、へー、神仏習合? 漫画のネタじゃなくて、本当にそういうことになってるの? 本編でも、鳴のお爺ちゃんと観音菩薩が友人だったり、またその観音様がやたら楽しかったり、面白かった。そしてお寺の猫、桃の霊が神様になりたいという。それで鳴も通う高天原学園に通うことになるというんですね。なるほど、日本の神様って自由だなあ。そう思わせてくれたエピソード。次回からは桃も同級生、レギュラーですよね。

  • 『まんがホーム』第27巻第9号(2013年9月号)

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