2012年6月2日土曜日

『まんがホーム』2012年7月号

『まんがホーム』2012年7月号、発売されました。テーマは雨、のようですね。蕗なのかな? 大きな葉を傘のかわりにしてる『らいか・デイズ』らいかは、なんというか、小学生っぽくって悪くない感じです。他には色とりどりのてるてる坊主になってる『東京!』の三人、そして袖で月英を雨から守る孔明が凛々しい『孔明のヨメ。』であります。

『孔明のヨメ。』、今回からヤング諸葛孔明でありますね。月英、よくできた妻。徐庶と徐母が聞くふたりの馴初め。そして、孔明の若かりし頃のエピソードが語られるんですね。学なる学問所に入ってきた孔明。齢15にしてふてぶてしいという。それで徐庶が面倒見ることになったというんですね。しかし、この頃の中国、こんな風にして学んでいたんですね。で、孔明の特別扱いをやっかむ先輩と衝突することになって、なるほど、孔明は叔父の威光といわれるのが嫌なんですね。あと、馴れ合いも嫌いだという。そんな孔明を変えたのが徐庶? 続きは次回、気になります。

『キミの後ろで恋してる』、ゲストです。ヒロイン鬼ヶ原梅子は、向かいに住む幼なじみの少年、桃川彰光のことが好きで、半ば付きまとっているっていうんですね。これ、なかなかの片思い状況です。梅子は彰光が好き、それはいいんだけど、彰光は梅子に憎まれてると思ってる。友人は梅子の気持ち察してるんですなあ。見守るばかりで、気持ちを言葉にしないのがいけないんだろうなあ。実は双方思いあっているのに、気持ちはすれ違い、みたいなラブコメは多いけど、ばりばりの片思い、むしろ迷惑に思われてるみたいなの、珍しいような気がします。いやね、ここまでっていうのはなかなかないように思いまして。こうした状況、極端なんですが、面白かったです。可哀そうに思うかな? そう思ったんですが、いやいや、大丈夫でした。梅子が健気でいいですね、全然通じてませんけど!

『はっちぽっち』、メープル、大きくなったなあ。でも、まだまだ大きくなるんだよなあ。コーギーとのミックスなんですね。なので脚が短かい。可愛いですよ。で、大型犬が怖いねね子、この大きさなら大丈夫なんですね。皆でドッグランにいく、その先でのメープルの様子。ハチに懐いているとか、他の犬に挨拶してるところとか、見ていて、もうほんと可愛い。これはよいなあ。他のワンコと仲良くしてるのを見て飼い主店長が寂しく思ったら、ハチも同様だったり、見ていて楽しい。犬もいいなあ、そんな気持ちになれるエピソードでした。

『そよ風そよさん』、思いがけない展開でした。佐野さんの様子がおかしい。原因は……、あの時の手紙という。宛先は山田さん。たまたま雨宿りにきた山田さんに、そよさんが手紙を渡そうといろいろ試みる。その様子、いつもどおりといいましょうか、非力なんですけど、うん、一生懸命さは伝わってるから大丈夫だ! 結局、そよさんの頑張りは無駄に終わるんですが、結果的にちゃんと山田さんに届いて、雨に濡れて字が読めないんですが、それでもかろうじて山田さん宛てとわかって、いや、もう、佐野さん頑張れ。佐野さんの恋、成就するのかなあ。なんかうまくいって欲しいなあ、そんな感じなんですね。

  • 『まんがホーム』第26巻第7号(2012年7月号)

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