『まんがタイム』2012年7月号、発売されました。表紙のテーマはオリンピック目前ということで金メダル。中央に、スポーツウェアを着て金メダルかじるおとぼけ課長。左肩には金メダルを手にするらいかと同じく金メダル首にかけた木の葉。この他に、『あいすべきものものどもへ』の告知カットもございます。
『すいーとるーむ?』は、いろいろ動きが出てきてますね。いや、永井くんの机の位置の話じゃない。以前の会社の先輩、古川先輩との関係についていろいろ勘繰られているっていうんですね。秋さんの反応がいい感じ。あの見た目まずそうとか辛辣な御言葉、素晴しいです。でも、なんだかんだいって、秋さん、ゆかりさんよりも永井さんに傾いてるっぽくて、面白いですね。彼女の気持ちのゆくえ、どうなるんでしょうね。
『あいすべきものものどもへ』、面白いなあ。今回は五つ子五男が主人公。彼と付き合いたいという女の子があらわれて、優秀な兄たちが嫉妬する。これからの展開、面白かった。入れ替わりで彼女のもとに向かうっていうんですが、それが通じない。なんと、そのラストには感心して、ああ、あの真ん中の怒ってるみたいな顔がこの子か。魅力的じゃん。ほんと、これ、なんで読み切りなの? 一回きりなの? 前回もそんなこといってましたけど、ほんともったいないというか、続けて読みたいと思わされてしまうんですよ。
『大家さんは思春期!』、面白いですね。大家さんが中学生。はたして何年生なのか。確認したら一年生。なるほど、こないだ3月末に出会った時は小学生。なのに制服だったのは? その理由、シンプルなんですけど、よかった。チエちゃん。しっかりもの。あの店子の面倒見ようとしてくれるところとか、ほんと、なんてこった、好きになってしまいそうだ。で、麗子さんも参加。前田さん、麗子さん、そしてチエちゃん、皆の思惑、それから勘違いがいろいろすれ違いを生みそうで、なかなかに面白そうな状況が成立しています。
『ニッポンのワカ奥さま』。すげえや。可愛さ増量の和華さん。もう慣れてしまったのか、以前とまったく同じに感じる! より可愛らしく、そして面白さは変わらない。違和感ゼロで楽しめる、これはよいことです
『ノコひけ!工業娘。』、これ面白いですね。ゲストなのかな? 工業高校は男ばかり、と思ったら、インテリア科は女子クラスといってもおかしくない、そんな様相を呈してるんですね。こんだけ女の子ばかりとなると、強い強い。主人公杉口蓮は姉ちゃんたちに鍛えられてきた、そんなやつだというのに、負けてますねえ、勝てないですね。あの出口なしとか、ほんと、あれは勝てないですよ。で、インテリア科を出た神菜先生。なるほど、I科はこうした人を育てるのか。あの鉋の技術、って、なるほど、鉋だから神菜か! 準備室に作られた街の模型とか、杉口先生もなかなかの変わりものっぽいんですが、それが実にいい感じ。強くて個性的な女性たちと、気弱? ながら頑張る先生。面白くなりそう、っていうか、面白かったです。
- 『まんがタイム』第32巻第7号(2012年7月号)
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