2011年7月6日水曜日

ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D

 ニンテンドー3DSは『ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D』のために買った、みたいな風にいっていましたが、本体購入より前に『閃乱カグラ』の予約が完了していたというのは、また別のお話。さて『時のオカリナ』はもともとNINTENDO 64用のゲームで、オリジナルは1998年発売、10年以上前のタイトルですね。しかし、その10年以上前のゲームに対し、これが最高峰、これを超えるゲームに出会ってない、それくらいに評価する人がいたのです。とにかく面白いからとすすめられて、ああ、じゃあ一度プレイしみるか。サントラも貰えるっていうし。そんな具合にして買ったゲームだったのですね。

これめちゃくちゃ面白いですね。まだプレイ途中なんですが、8割ほど進んでるのかな? 迷宮をギミック作動させながら探索し、ボスを倒してクリア。その繰り返しなんですが、迷宮それぞれに個性があって、攻略の鍵となるギミックが違ってるから飽きないんですね。最初の方はシンプルで、ひとつ攻略するごとにできることが増えていく感じ。だから、後半になるにしたがって、クリアに必要とされるアクションは増えていく、つまりより複雑になるのですが、理不尽な難しさや、やたらいじわるな仕掛けはないから、たとえ途中でつっかえても、これかと理解したら容易に先に進めるようになる。逆にいえば、アクションの技術を駆使して、ぎりぎりを擦り抜けるようなゲームではないんですね。アクションは、簡単ではないけれど、難しくもないという感じ。仕掛けにしても、またボスも含む敵にしても、ちゃんとヒントが示される。あるいは、ナビィというお供の妖精が教えてくれる。極力行き詰まらないように作ってある、そんな親切設計です。

とはいえ、行き詰まったんですけどね。先週末くらいからかな、数日ほどなにをやったらいいかわからなくなってしまっていて、ナビィはどこそこにいけって教えてくれるんだけど、そこでなにをしたらいいかわからなくて、えらい困った。そういう場合は、シーカーストーンってやつにヒント映像見せてもらえばいいんですが、けど自力で解かないことには気がすまない。なので、ぐるぐるぐるぐる、あっちいったりこっちいったりして、大体はわかってるんだけどなー、悩んだけれど、気付けばすぐだった。大体こんな感じですね。迷宮の中でも、大体はわかってるんです。ただ、キーとなるなにかが欠けている。それは必要となるアイテムをまだ見付けられてないとか、あるいは鍵となるアクションに気付けていないとか、そんな具合なんですね。だからキーにこそ気付けばその先は驚くほどスムーズに進める。ああ、いいバランスだなって思うのでした。

『時のオカリナ』は3DS用にリメイクされて、画面が3Dになったというのもあるのですが、ジャイロセンサーに対応したのも大きな変更みたいですね。矢やパチンコなど、本体を動かすことでこれらの照準を定めるのですが、これはすごく便利、すごくやりやすいんですね。微調整するのは簡単ではないけれど、素早く大まかに狙いをつけたい場合は、パッド使うよりもはやく、確実です。これはいいわ。よくできてる。ほんと、そう思わさせる出来でした。

謎解きのバランスがよくて、時の経過とともに変わっていくもの、そんな世界の様子がちょっと切なくて、そして操作系がよくできてる。直接の攻略には関わらない遊びの要素もいろいろあって、なかなかしっかり楽しめそう。ほんと、これはプレイしてよかったゲームであると思いました。

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