2010年11月7日日曜日

『まんがタイムジャンボ』2010年12月号

『まんがタイムジャンボ』2010年12月号、先日の続きです。

『36!』、ゲストです。ミイとムウ。ふたりの子供の話。お父さんなのかな? 秀臣のふたりにいった台詞、本当君ら人の話聞かないよね、これがのっけから笑わせてくれて、ええ、この漫画、なかなかにいいですよ。かくれんぼにしても、痛い痛くないにしても、ちっこいところに気がきいて、面白いなと思ったのです。しかしこのふたり、男の子なのか女の子なのか、いまいちよくわからないんですが、いや、女の子かな? どちらにしても、可愛いなあと思うのです。見た目とかがではなく、行動がとてもいい。ええ、なんだか気に入ったようですよ。

『アニモー』、変な動物園の漫画。今回は裏の畑にいくっていうんだけど、どう見てもジャングル。兎耳山もいうように、ジャングル。超危険地帯、普通の人が畑まで辿りつけるとは思えない、そんなところで、案の定兎耳山が先輩とはぐれる、というか遭難する。この無茶といっていいくらいに大風呂敷広げてみせる、その思いっきりが面白くってよかったです。次回に続くのでしょう、無茶さがより以上のものとなればよいなと思いますよ。

『嫁猫』。最初のころは、妻が猫という、ある種出オチ的な面白さと感じたのですが、回を重ねるごとにまた違う面白さが出てきたように思います。人間の女性に起こることが、猫の奥さんにおこったら。そうしたネタが面白く、また奥さんの猫であるということ、そこから発する事々も面白いと思うのですよ。またネタのあちこちに、積み上げられて生きるものがある。猫好き上司とかがそうですが、こういうのもとてもいいと思います。俺の嫁ってやつですか、もよかったです。

『あゆみさんは心配性』、ゲストです。心配性、っていうか、考え過ぎ、気にしすぎ、そしてやりすぎのお姉さん。なかなかに悪くないと思いますよ。あの、居眠りの誤魔化し。どう考えても居眠りがばれた方がましだろうっていうの。この、いわば近視眼的に問題を解消しようとして、よっぽど酷いことにしてしまうっていうの。なかなかね、不器用でちょっと不憫なお嬢さんなんですけれど、面白いなって思ったのです。

  • 『まんがタイムジャンボ』第16巻第12号(2010年12月号)

引用

  • つぐ「36!」,『まんがタイムジャンボ』第16巻第12号(2010年12月号),113頁。

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