毎月恒例のGR BLOGトラックバック企画が今月も巡ってきました。六月度のお題は窓。窓といいますと、ストレートに建物等の壁に開いた窓を撮ってもいいし、またなにかを窓に見立るのもひとつの手かも知れない、などと思いながら、結局私はいつものごとく、窓というと即物的に窓しか思いつかないんですね。下手な考え休むに似たりといいますが、私の場合まさにそれ、考えて工夫してみても仕方ないんだから、もうなにがなんでもストレートにやっつけるのが一番なんだと思います。というわけで、今月も懲りずにトラックバック企画『窓』に参加いたします。
私が窓を撮るとなれば、外側から撮るというよりも、うちから撮ることの方が多いようで、これまで撮られた窓絡みの写真は外をうかがうものでありました。一番多いのが車窓。電車の窓から撮られた写真、バスからというのもまれにありますが、とりわけ窓を意識せずにいる私にとって、もっともかかわり深い窓とは車窓であるような気がします。そういえば、写真をはじめたいと思ったのも、電車の窓から見える風景がなんだか美しいなと思ったからでした。
でも、選んだ写真は車窓ではなく、でもちょっと電車絡み。駅の連絡橋、東に面する窓から差し込む朝日がやけにまぶしかったものだから、階段降りざまに撮った。これがその写真。なんてこともない変な写真ですが、結構気に入ってるみたいな一枚です。
- 森山大道他『GR DIGITAL BOX』東京:東京キララ社,2006年。
- 『GR DIGITALパーフェクトガイド—銘機「GR」の系譜はデジタルへと進化する』(Softbank mook) 東京:ソフトバンククリエイティブ,2005年。
- 『GR DIGTIAL Perfect guide Vol.2』(Softbank mook) 東京:ソフトバンククリエイティブ,2006年。
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