Ricoh GR Blog恒例のトラックバック企画第18弾はアングルです。写真を撮る際にもっとも重要な要素はなにかといわれると、やっぱりそりゃあ構図じゃないかなあと多くの人が答えるのではないかと思うのですが、その構図についていろいろやってみてトラックバックしてください、ってことらしいです。ことらしいっていうのは、いまいち自分がつかみあぐねているというか、いや、むしろこの構図というのが私の弱点というかで、だって、私の構図は凡庸ですから。けど、そんなこといってても始まらないから例のごとく過去の写真を探して、トラックバック企画アングルに参加します。
探してみたなんていってましたが、本当のところ白状しますと、はなからこれに決まっていたようなものでありまして、つまりそれくらいストックがないんです。被写体はOrchid cactus、うちで咲いたクジャクサボテン。日が暮れはじめるころからちょこちょこ撮りはじめて、けどこれが咲くのはすっかり日が落ちてからだから、光量を確保するため玄関に引っ張り込んだり、それでもまだ足りないから懐中電灯を使ったりと、いろいろやっているうちに、こういう写真ができあがりました。
もちろん三脚使用、データを見ますとf/4.5の1sだそうです。ISOは64。記録を見るかぎり、PLフィルタは使ってなかった模様。ええと+-0EVなので、内蔵露出計通りです。
こうやって昔の写真をたまに振り返ると、むしろ今の方が型にはまってつまらない写真を撮っているように思います。なんか分別臭くというか、記録写真ぽくなってるというか、GRを買った当初の方が、嬉しさも手伝ってか、わけわからんなりにいろいろやっていたなと感じて、いやむしろわけわからんことが強さになってたのかも知れませんな。
ちょっとなんだかつまらん写真ばかり撮る昨今だけど、またいつか写真撮る面白さ見たいのがばーっと出てきたりしたらいいのになと。多分、今の状況を抜けたらまたそんな風になるんじゃないかなあ。前向きに捉えて、写真撮る日々を続けていこうと思います。
- 森山大道他『GR DIGITAL BOX』東京:東京キララ社,2006年。
- 『GR DIGITALパーフェクトガイド—銘機「GR」の系譜はデジタルへと進化する』(Softbank mook) 東京:ソフトバンククリエイティブ,2005年。
- 『GR DIGTIAL Perfect guide Vol.2』(Softbank mook) 東京:ソフトバンククリエイティブ,2006年。
0 件のコメント:
コメントを投稿