2025年11月30日日曜日

『まんがタイムきららキャラット』2026年1月号

 『まんがタイムきららキャラット』2026年1月号、一昨日の続きです。

『mono』

春乃の自作欲がまたうずいている模様です。次の物件は分割型自作キーボード。以前、左手デバイスとか自作してましたけど、そうそうほいほい作ってみようかみたいな発想にはなかなかならんとこ考えるとですね、この人、相当な凝り性にして行動派ですよね。ちょっと真似できない境地です。

左右分割キーボードが最近はやってるといっていますが、これ、手がホームポジションにしっかり対応してないと使いづらそう。というのは、自分の使っているモバイルキーボードが若干左右に分割されているやつで、手がホームポジションにないと溝を越えないといけなくなるので、すこぶる使いにくい。とはいえ、春乃の手を出そうとしているジャンルは、それこそ配列から独自とかありそうだから、より以上のカスタマイズができる。自分のような悩みはそもそも不要なのかもしれませんね。

このキーボードづくり云々は、原稿途中の現実逃避という面がありそう。年末年始を目前にして、忙しいはずなのに「気分転換」している。でも、そこに届いたファンレターが春乃にやる気を起こさせて、ああ、誰かが見てくれている、楽しみにしてくれているというのは、こんなにも心を強くさせてくれるものなのですね。

『ばっどがーる』

すばらしい展開だな! るーに持ち込まれた無理難題。合わせをするコスプレ要員に大穴があいてしまった。よければ友人を誘ってください。といわれても、るーには友達がいない!

わかる。わかるわ。自分もバンドをやりたくても、メンバーが他にひとりもいない状況です。るーの気持ちはよくわかる。

必要なのは、3人。つては6人。でも、まりあ、水花、清はゆえあって除外。となると、亜鳥、優、そして涼をなんとあっても確保しなければならない。最難関は涼。というわけで、誰から順で依頼するか。策を弄して、なかば無理矢理、いや、完全に無理矢理にコスプレさせるというんですね。

しかしまあ涼風さんのかわいらしいこと! めちゃくちゃ世界を救いまくっているわけですが、最初はキツかった目も優、るーのアドバイスのおかげで、なんとか及第点? からのすっかり慣れて笑顔振り撒く、ちょっと無理してるけど涼の魅力よ。

その魅力は、たまたまイベントにきていたクラスメイトにも届いて、よかった! 誤解されやすい涼風さんの誤解は解けました! 解けたのか? 怖いという誤解は解けても、コスプレ好きという新たな誤解が発生した気もしないではないのですが、この写真、まさしくレアもの。今後も大切になさってください。

『ごきげんよう、一局いかが?』

冴の欲しいものがなにか、聞き取りしている千星。ホワイトデーのお返しを考えているというのですが、うかつなことをいうと、どんなことでも実現しかねない状況に、せめてがんばらないでとしかいえない冴さんです。

しかし、千星はなにを返そうというのでしょう。帰宅の車内でいろいろ考えを巡らせるのですが、危ない! 執行さんのおかげで穏当なところに落ち着きました! かくして準備に余念のない千星なのですが、その日々忙しそうにしている様が、冴を不安にさせる。千星はなにを用意しているのか。ものすごいものが出てくるのではないか。まさかのフラッシュモブ!? おおげさなことはしないでくださいましよ? と思うも、あの乃々花さまも大丈夫とはいえないのが千星さまです。

そして迎える当日。まずはお返し配りまくる冴さん。ああ、お喜びになっているお嬢様がた! ああ、なんて冴さんは罪つくりな方なのでありましょう! これはもう一生の宝になることうけあいですね。

その後、本日のメインイベント、千星のお返しが披露されることとなるのですが、ああ、これは嬉しい一品です! 千星から冴への手作りお弁当! かわいいキャラ弁。冴が好きといった唐揚げがおかずに入っていて、食べればおいしい! ああ、さすがの千星さまですよ。

まさしく心尽くしといえるお弁当に、喜びあふれる冴がまぶしい。冴のお礼にまた嬉しさ隠せない千星の愛らしさも加わって、ああ、なんて素敵なホワイトデーなのでしょうね。これは乃々花さまならずとも、必見というほかないイベントでありました。

2025年11月29日土曜日

『まんがタイムオリジナル』2026年1月号

 『まんがタイムオリジナル』2026年1月号、一昨日の続きです。

『もどかしコンプレックス』

もちとえのんがオフで会っていたことを知ったしーさん。それからどうにも元気が出なくて、仕事中も街中でも溜息ばかり。日課のように触れていたPCからも距離を置いてしまって、それくらいもちとえのんの関係が気になってしまっているというんです。

えのんはきっと美人さんだ。小柄で女性らしい人なんだろう。自分とは正反対の人物像思い描いて、ただひたすら落ち込んでしまっているしーさん。自信がないんですね。ネガティブなんですね。それできっともちもえのんのこと好きになるに決まってる。自分にはもうチャンスなんてないんだ。

決めつけちゃって落ち込んでるんです。

そんなしーさんにもちから連絡が入りました。一度みんなで会ってみないかという話が出ているんだそうです。すなわちオフ会! しーさんはまだちょっと勇気が出ないっていうんですけどね、でももちが会いたいっていってくれるんだったら! 思いきって快諾してみて、後から冷静になるというんですね。

はたして、しーさん、どうなるんでしょ。たくさんの人にいっぱい会うって、許容量オーバーしちゃうんじゃとちょっと心配。でも、一番心配してるのはしーさん自身でしょうね。

『どうにも不器用な夫婦でして。』

マコトとの距離感、掴みあぐねていますなあ! 温泉旅館の朝、ゆっくり寝ているマコトを起こすヨシアキなんですが、着替えはじめるマコトにしどろもどろ。この温度差よ! ええ、こういうところもまたヨシアキらしいですよね。

ヨシアキから嬉しいお知らせがありました。仕事が終わりました! なのでチェックアウト後、一緒に観光できますよ。どこにいくかとうきうきで観光マップを見るマコトに、ヨシアキからリクエストが。昨日マコトがいった錦鱗湖にいきたい。

これ、きっとマコトの見た景色をともに見たい、ともに感じたいという思いですよね。ふたりの気持ちの寄り添おうとする瞬間、そんな風にも思われて、ああいい夫婦ではありませんか。

そして、冬にはまた違った景色を見せるというこの湖を、また見にきませんか? マコトからの申し出。ヨシアキはすぐにはその気持ちを理解できなかったかもしれませんけれど、これ、ふたたび同じ場所、違う季節で違う表情を見せる様を眺めたい。そうした思いが先立っているのかもは知れませんが、同時に、これからも、何年も先も、ふたりともにありたいという気持ちもまたあるのかもしれないなんて思わされて、ええ、いずれこの約束の果たされること、私もまた願ってしまうのでした。

お世話になった皆へのお土産を買ったり、一緒に足湯につかったり、そして帰宅の途。隣の席で眠るマコトに感じるしあわせ。ああ、なんとうらやましいふたりでありましょうか。ヨシアキさんは果報者です。

『かつては最強無敵の勇者様~姫には内緒のレベルダウン生活~』

予想外の危機に直面したジュローたち。よかった、なんとか逃げおおせたんだ、と思ったら、捜索対象を発見してるんじゃん、ジュローさん! ああ、あの時、こっちに逃げろといってくれたのがこの人か。眼鏡にタンクトップのナイスガイ。イーシュ=ダなのですが、本来は重武装して戦うはずの重剣士が、なぜこんなに軽装に?

ここに敵の能力が関係してくるのですね。

攻撃しようにも、攻撃が通らない。それどころか、武器、防具といった装備品が次々と粉微塵に破壊されてしまって、あわれイーシュは身ぐるみはがされてしまったというのでありました。って、まだ装備品あるじゃん! タンクトップとかズボンとか、それも装備品じゃないのん? 敵さん、攻撃手ぬるいよ!?

さて、この攻撃、ジュローの見立てでは大変に厄介。装備品が尽きないかぎりは無事でいられるが、装備品がなくなれば、いったいどんなダメージをこうむることになるのか? 装備品がそうであったように、全身一気に粉微塵? レベルを問わず粉微塵? 大変ヤバい状況なのでは?

といったところで、イーシュの口から聞いた名が。なんと、ヤーガ婆ちゃんのお身内? すっかりうちひしがれるイーシュをはげますジュローです。こんなこともあるってだけの話だ。無事皆で帰還しようぜ。

そのための方策を皆に授けて、いよいよ後は敵に対峙するのみ。失敗を怖れるピリカにも、結果は気にせずできることを思い切りやれと、もししくじっても全部自分がケツ持ちするからと。

ここにリーダージュローの開眼ですよ!

敵の全容わからぬながらも、ここを切り抜けられねば明日がない。さあ、ジュローの作戦とはいかなるものか。皆、この危機を乗り切ることができるのか。ああ、ぜひとも無事な姿をヤーガ婆ちゃんに見せてあげてくださいよ、イーシュ=ダさん!

2025年11月28日金曜日

『まんがタイムきららキャラット』2026年1月号

 『まんがタイムきららキャラット』2026年1月号、発売されました。表紙は『おちこぼれフルーツタルト』。クリスマスケーキを前に舌舐めずりするメイドスタイルのはゆとへも。狙うはケーキか、いやケーキの上のサンタクロース衣装を着たいの目当てでありましょうか!? いのだな……。少なくともへもはいの狙いだな……。ケーキの上のいの、このサイズはフィギュアかなんかを彷彿とさせますが、実際この格好でのフィギュアがあったらよさそうと、私も、きっとへもも思うのではないでしょうか。と考えてしまうくらいにちんまり愛らしいいのです。

今月は新規ゲストが4本です。

『ネコとかと和解せよ』

娯楽が存在しない全寮制最底辺校でのできごと。連日のバイトの疲れから、風呂で溺死してしまったヨシノの体を依代に、神を自称する落書きみたいな猫が降臨した。一般人には見えないはずの神だけど、淀川クレムフカには簡単にバレてしまって、これを娯楽として広めようとしはじめる。いわく、暇を持て余した人間の行動は宗教に帰結するからなんだとか。

この神、ヨシノのカロリーを消費することでチョコレートを生成するなど、それなりの奇跡を起こせるのですが、こうして身を削ってでも奇跡を起こし、信仰心を集めなければならない理由がヨシノにはあると知らされるのです。

信仰心を集めることで神の力が強くなる。それだけでなく、ヨシノの寿命も伸びるという。このままではヨシノに残された時間は二週間、まさに風前の灯! なので、なんとしてもヨシノは信仰を集めなければならない。なのにクレムフカともども矯正室に送り込まれたりと、前途多難。

結局は逃亡したふたりなんですけど、脱走を咎められたりはしないのか? いずれにしても、ヨシノ、なにかしらの策を講じないことには未来がありません!

『溺れるドラゴン!』

ドラゴンと人間とのハーフであるつぼみは、それを理由に小中といじめられてきて、だからこそ高校では自分の出自を隠したい。ツノや羽、しっぽをうまく隠して、でも過去のトラウマがためか人間づきあいはまるでダメ。話しかけてくれたクラスメイトにも、なにかと疑心暗鬼になってしまって、遠ざけて、このままじゃいじめられないまでもひとりぼっちのままですよ?

そう思ったら、クラスの子たちから距離を置かれている野薔薇と接近する機会がおとずれました。逃げ出した屋上で吐いた炎。気持ちが昂るとどうしても火が出てしまう。出さないと気持ち悪い、でも火を出すのは苦しくつらい。なんだろうなあ、せめてすっきりするのならよかったのになあ。

で、この火を吹いているところを野薔薇に見られてしまったのですね。

なんとかごまかそうとするつぼみです。大道芸? といわれて、そうだと答えるのはいいとして、その場でジャグリングできるのは実際才能あるのでは!? 悪いことにツノまで見られて、でも野薔薇はあまり気にしていない。むしろかわいいといってくれて、つぼみが吐く炎も肯定的にとらえてくれて、つぼみ、こんなことはじめてなんじゃないのかい!?

野薔薇に受け入れられてつぼみも一安心かと思ったら、野薔薇から交換条件を出されて、なんとつきあってほしいって! 友達から一足飛びに恋愛関係に!? もうこれは、つぼみ、気持ちが昂りっぱなしになりそうですね。これからどうなるのか。せめて火を吐くのが上手になるといいですね。

『もー!もー!!もー!!!』

食べてすぐ寝ると牛になるなんていいますが、実際そのとおり牛になってしまったゆい。家族のいたずらかと思えどさにあらず、実際に頭から生えた角、尻からは尻尾、これらがゆいに現実を突きつけてくるというのですから大変です。

しかたないから牛の姿のまま登校。友人からも不審に思われて、でも牛になってしまったんだからしょうがない。開き直ったら、友人たちもおもしろがって、牛パーカー着せられたり、さらには牛柄ビキニ。って、なんでそんなもんすぐに出てくるのか!? 謎ながら、このコスプレが先生にも好評。すっかりクラスの人気者になってしまったというのでした。

でも、この牛への変身、いつまでも持続するのでしょうか。このまま慣れるか、それとも元に戻る方法を探すか。ゆいの未来はどちらなのでしょうね。

『私の頭がドリルになっても』

交通事故で意識を失ったまま眠り続ける友人を救うべく、医師への道を志した藪井優莉。って、名前が不穏だな。実際藪であるらしく、友人にして主人公のモナを眠らせて手術を開始。開頭手術に踏み切ったものの、うっかりなくした頭蓋骨の蓋のかわりに、手近にあったドリルを嵌め込まれてしまったモナ!

目覚めてすぐに放り込まれるシュールな状況に、モナの精神は大丈夫なのか? ユーリが自分のためにやってくれたことはわかってる。そう思って受け入れるも、ユーリからはドリルの使い方を指南させられることとなって、しかもこれが頭の回転に直結する!? ドリルを回さないことには、モナの知能は低いまま。しかし練習もなしにドリルを回せば、乗り物酔い必至!

モナはどうしても頭上のドリルに向きあわねばならないというのです。

でも脱走。逃げて逃げて、でもユーリの抱擁に落ち着きを取り戻して、そしてドリルの特訓を乗り越えたモナ。ユーリとの関係はあれからも続いて、まさに蜜月? より深まっている模様で、めでたしめでたしであります。

2025年11月27日木曜日

『まんがタイムオリジナル』2026年1月号

 『まんがタイムオリジナル』2026年1月号、発売されました。表紙は『ムクカノ:無垢で無口な職人彼女と、静かでにぎやかなふたり暮らし』。暖かな飲み物のカップを真ん中に、向きあう椎奈と賢太です。カップと、それから椎奈の手で暖をとってるのでしょうか。ほっとした笑顔を浮かべる賢太と、そんな賢太に視線を向けて頬を染める椎奈。このふたりのやわらかであたたかな関係の見える、そんな素敵な表紙であります。今月のテーマは暖かさ? 熱燗手にした『年下の酒先輩が可愛い』。そして夫婦がマフラーでつながってとことこ歩く姿がかわいい『どうにも不器用な夫婦でして。』のカットもございます。

『ムクカノ:無垢で無口な職人彼女と、静かでにぎやかなふたり暮らし』

温泉旅館で一夜が明けて、睡眠不足の院長と、片やぐっすりの椎奈? この好対照。ふたり一緒に温泉につかって、気持ちもやわらぐ。ふたりの関係、その距離も近づいていきますね。

さて、家に帰るまでが旅行です。車を運転して帰らねばならない。けれど院長夫婦は眠そうで、ということで運転手を買って出る椎奈。なんと椎奈は運転できたのですか! そうか、搬入とかで運転しないわけにはいかんかったのか。

あの普段は静かで無口な椎奈さんが、ハンドル握るとすごく頼もしく感じられて、うわあ新しい魅力に開眼! からの、鼻歌とかね、もうどんだけ素敵なの!

運転しながら旅行を反芻する椎奈。その思いはあちらこちらへ飛んで、そして落ち着く先は賢太との約束。ああ、ちょっと意識する椎奈よ。その思いのゆくえやいかに。ええ、なんだか気持ちの動き出さんとしている。そんなふうに見えたのですね。

『うちこもり妻はコスプレ配信者』

いぶきは腰痛持ちなんですね。運動して筋肉つけろと駿からいわれても、聞きたくない! 正論ってのはときに通じないものなんですよね。でも、いくら筋力がないといっても、そのままじゃあこの先大変よ? ゲーム機でできるエクササイズとかでいいから、なにかしら運動することをお勧めします。ゲーム機なら、耐久配信枠で運動できますやん?

運動がイヤなら環境を改善しよう。机や椅子を機能的なものに更新しよう。ということで家電量販店でいろいろ物色。あっちにこっちに目移りしながら椅子を探すのですが、まさか座椅子を試してぎっくり腰!? 突然ピンチ、この状況に、配信見てくれてる視聴者さんが現れて、挨拶して、握手して、でもいぶきも大変! 痛みを隠してよくがんばった!

で、この視聴者さん。自身もコスプレイヤーだという。なんかすごくかわいい女の子じゃん! この出会い、いかなる発展を見せるのか。いやもう楽しみでありますね。

『となりのフィギュア原型師』

うわあ、倉田さんがかわいい! 秋葉原はフィギュア売り場で半藤を見つけた、その瞬間からかわいい。挨拶してもかわいい。いたずらっぽくデートもちかける表情なんか、激烈にかわいい。すだちブックスでのキメシーンもめちゃかわいければ、したり顔でオタク陽キャ論ぶつ時もかわいい。お姉さんぶるのもかわいいし、酒飲んで曝露話してもかわいい。

いやもう、すべてのコマでかわいい倉田が、半藤相手に意味深なこというのもかわいいし、思わぬ半藤の言葉に驚くところなんか、もう転げまわるほどかわいくて、さらには原型磨かせてもかわいいっていうんですから、どうしたらいいかわからなくなってしまうってなものでした。

こんなかわいい倉田が、今はフリーなんですよ!? 半藤の趣味嗜好にも理解があるんだよ? この状況で、おこめ代表、いかに倉田に勝とうというのか! いやもう、今回は倉田の愛らしさ、その魅力にやられまくる回でした。もうたまらん。どうしたらいいかわかりません。

『クールな氷上さんは迫りたい』

課長栗園の家ではじまるたこ焼きパーティー。焼くのは栗園。氷上は観察。妹くるみは食べるだけ? ええ、とてもいい関係。こうして兄貴に甘える妹、すごくいいのではないでしょうか。

さて、この席で氷上のことがいろいろわかります。家族や友人などで囲って料理を作った経験は? と聞かれて、家政婦さんが作ってくれてたと驚きの発言。まさかのお嬢様疑惑がくるみの好奇心に火をつけて、ちょっとした質問タイムになってしまうんですね。

帰国子女と判明。話せる言葉は日英西。言葉で苦労、文化でも苦労。

こうしたことを聞き出すのはいいけど、あまりにぐいぐいいくものだから、兄貴がくるみを制止する。気遣われること、優しいと喜んでみせる氷上。いや、違うな。むしろもっと知ってほしかった? 課長からも興味を示してほしいっぽい? なかなかに難しい氷上さんなのであります。

氷上と兄貴の関係に気遣いを見せるのは妹くるみも同様で、もどかしい? なんかいろいろ思っていますよね。そして別れの際に見せた氷上の悩みの表情。そのコンプレックスに、課長はいかな回答を!? と思ったら、なんかまあよくわからん境地に達している!

氷上さんも謎多き人ですが、栗園課長もまあたいがい謎の感性お持ちです。

2025年11月26日水曜日

『まんがタイムきららMAX』2026年1月号

 『まんがタイムきららMAX』2026年1月号、一昨日の続きです。

『SAN値直葬!闇バイト』

突然常識に目覚めたあかり。いやそんなわけあるまい。こよもあかりの変節に当惑するのですが、ああ、やっぱりあかりはあかりでした。闇バイトから手を引くだなんていったの、怪しいメールに書かれた遺産の相続がため。しかし、これ、詐欺ですよね? こよもそういってたしなめるんですけど、あかりの野郎、話を聞きやしない。

かくしてふたり、代理人に会うために東北に向かうことになったのでした。

しかし嫌な予感しかしないですよね。実際こよは悪夢を見て、って、この流れ、どう見ても詐欺のほうが余程マシなやつだ! ええ、ここにもまた古き者たちの存在が感じられて、このふたり、アメンパインの庇護から離れて無事でいられるのか? あかりはまたなにか、危機に見舞われそうですよね。

『プロジェクト・ユリフォーミング』

イオリちゃんが浮気です。本屋で出会ったマドンナとカフェデートでありますよ。実際は、ちょっとエッチな百合漫画、『とろ恋』を買おうとしたところ見られたのをなかったことにしてほしかった。でもいきなり土下座はどうかと思うよ? マドンナにとってこれは渡りに船、リリーのことを聞き出すチャンスと、喫茶店にてふたり話そうというのです。

いや、話してないよね? どころか、この浮気現場をイオリ母に目撃されて、母、店員に化けて介入! いや、めっちゃかわいいよね! お母様、素敵ですよ! ほんと、今回は暴走お母様だけでもう当たりといえる。すばらしい回でありました。

でもね、見どころはここから。母と母に同調するマドンナに言い聞かされて、幼なじみ百合こそ至高と思いはじめるイオリですよ。喫茶店からの帰り道、ルナと出会って、今ここに進展を見るのか!? と思うもそうはならないところ。ええ、実にイオリらしい顛末と思いました。

ところで、リリーを調べる任務についているマドンナ。百合趣味、ある意味かたよった情報を掴まされて大丈夫なんですかね? どうも大丈夫じゃなさそうですよね。これじゃ任務不達成ですよね。

『わたしにプールは狭すぎた!』

しおばあから課せられたハードルをクリアすべく、水怖を克服しようとがんばる小波です。ちびっ子向けライフジャケットを着せられて、文句いいながらも海に入る。でもね、気持ちだけは焦っても、そうそう結果には繋がらない。テストまであと3週間。いろいろ、いろいろ試してみて、成果を得られないままあと10日。もう駄目か!? もう駄目なのか!?

というところで、お友達の介入から水恐怖克服の道が見つかった!?

しずくが水が怖いという子供にいつもやってる克服法。一緒に水遊びして、水で楽しんで、そして恐怖心から解き放つ。小さな子供向けのやつだけど、それが小波にも通用する? わからんながらもとにかく試そう!

かくして明日は戦争と、しずくから届いた謎のメッセージ。もしかしたら、水鉄砲で対戦か!? いやもう、これが結果につながればどれほどいいだろう。ちょっと期待で、そしていかに楽しむのか、それもまた楽しみです。

『へるしーへありーすけありー』

ヨモギがピンチです。学校から使い魔がくる。宿題を回収しにくる。けどひとつ忘れてできてない! なんとかしないと。その宿題とは一行日記。その日あったことを記録する、すなわち日記なんですけど、ヨモギ、ほぼやってない。4ヶ月分ほどたまってる。このままじゃまずい、と捏造でいいからとにかくやっつけるというんです。

でも、一日一行ならだいたい120行。なんとかなるんでない? と思いきや、なにやってたかとかもう忘れてる。もういい加減に埋めたらいいじゃんといわれるも、進学を考えてるからと手を抜きたくないヨモギです。というか、だったら日頃から……、と今からゆうてもはじまりません。とにかく七草はじめ皆の協力を得て、やっつけようというのです。

今回は最終回。これがヨモギのこれまでをともに振り返る、そんな機会になりましたね。読者にしてもなんだか懐かしい。あんなことあった、こんなことあった、という思い出がヨモギフィルターを通ると大げさに、なんかものすごいことみたいになってしまう。

いや、風呂敷広げずありのまま書こうよ、もう時間ないんだからさ!

で、まさかこの日記埋めるだけの話で爆発落ちなの!? まったくの予想外の決着して、これ、ちゃんと宿題は間にあったのかな。あ、いや、みんな間にあったの? ならよかった、ではあるんですけど、いやいややっぱり日頃からですね……。というのも野暮な話。こうしてドタバタしてるのがこの子たちのらしさと、再確認してのラストでありました。

『性別不明の殺し屋さんがカワイすぎる。』

ユーリの性別が明かされてしまった! つくしなら知ってるだろうと、ぽろりと口にしてしまったキキョウさん。ものすごいこと謝るんですけど、ユーリ、思うところもあるみたいですね。

ここで語られるユーリが性別を隠してきた理由。うわ、めちゃくちゃ重いな! そうか、男の子が欲しいと願われて、男として育てられたけれど、男になりきれなかったがゆえに捨てられることとなったのか。そしてそのまま殺し屋の道に。

なんともいえずつらい過去が明らかとなったのですが、ユーリがつくしに性別を知られたくなかった理由、それがいつしかもうひとつ増えていて……、その理由というのがいよいよユーリの口から告げられるのですよ。

そうか、ユーリ、つくしのことが本当に大好きなんだな。その気持ちをつくしも受け入れてくれて、と思ったけど、つくしのいうユーリが好きというの、自分のそれとちょっと違うって思ってるのね、ユーリさん!

かくしてぐいぐいつくしに迫るユーリです。これまでにない積極性。これ、次回最終回ではどこまで踏み込めてるのかな!? いやもう、すごいことになってたりするのではないか。考えがぐるぐる巡っちゃいますよ。

2025年11月25日火曜日

『まんがタイムきららフォワード』2026年1月号

 『まんがタイムきららフォワード』2026年1月号、一昨日の続きです。

『花唄メモワール』

幕間、ということでアイリスにまつわる小さなエピソードが披露されました。幼ないころのアイリスを知る竹子の回想。慣れない環境で人見知りを発揮していたアイリスに、頬ずりでもって少しずつ打ち解けていった竹子。けれど後に愛する母を失うアイリス。ふさぎ込む彼女にかける言葉も見つからないまま一旦別れた竹子だけど、花山で会ったアイリスは満面の笑顔を見せて、ああそこにあったのは梅の存在。すっかり明るくなったアイリスに安堵しているのですね。

その思いは、愛する娘を残し去らざるをえなかった母、マダム・ロベールに向けて言葉を投げかける竹子の姿にも見えて、母も空の遠くで元気な娘を見て安心しているのでしょうか。そうであればいいと、心残り、心配の陰りもすっかり消え失せて、しあわせな母の思いの満ちることを望まずにはおられない、そんなエピソードでありました。

『しゅがー・みーつ・がーる!』

修学旅行の班決め。甘那の班に合流してきた美都という波乱に動揺の隠せないリコと渚です。あまりに接点のないこの御方が加わった! なにごと!? といった具合ですが、美都と屈託なく話をする甘那にまたびっくり! ここは甘那さんにおまかせしておけば大丈夫、自分たちは空気になります。なんて消極的なこと思ってたら、まさかの甘那さん中座!

残された渚は困惑しながらも、なんとか美都と交流せんとがんばって、でもそこでね、甘那はすごくいい人だから、美都にとってもいい旅行になると思う。はっきり言い切ってくれまして、これには美都もにっこり! ですよね。最愛の人が褒められて嬉しくないわけがありませんよね。

ここからのリコの暴走。中学時分の甘那の逸話を披露しちゃったりするんですが、美都はその話に興味津々。甘那を軸に打ち解ける3人。ええ、これはきっと楽しい修学旅行になりますよ!

行程を決める段で、リコ渚は美都が甘那の秘密、甘味好きを知らないだろうと思っている。スイーツのお店には寄れないなあと思ってたところに美都から助け船。おおいに盛り上がる3人。ああ、本当に甘那のために存在するといっていい3人! ええ、これは絶対に楽しい旅行になりますよ。

そして、帰りの車内にて、さらに踏み出すんだと決意を固める美都であります。甘那への一心。この旅行にて成就いたしますでしょうか!

2025年11月24日月曜日

『まんがタイムきららMAX』2026年1月号

 『まんがタイムきららMAX』2026年1月号、一昨日の続きです。

『アイドルビーバック!』

ブラックカメリアアレンジによる新生アイビバ突発ライブに、アコースティックギターで乱入したせんP。自分の音楽にあらためて向きあって、音楽への愛が溢れかえるこの感動巨編! これまでせんPを見守ってくれていた人たちからも熱いお褒めの言葉いただき、そして母ちゃんからも! ああ、よかったねせんP、いやテヅオ。ここにひとつ、大きく踏み出して、壁を越えた感ありますね。

それでも新生アイビバの3人にはすまない気持ちの残るP。だけどこの子たちはそんなこと思っちゃいない。出会わせてくれてありがとう。むしろ感謝の気持ちなのです。また椿からは、自分の音楽に足りない人間くささのために、ギターを録音させてほしい。ここにもまたひとつの和解? それぞれの壁を越えた瞬間、その思いが語られて、いやもう熱い話だったんです。

かくしてめでたしめでたし。あとはワンマンライブをやりとげるのみ! と思ったら、椿がえらい顔してる! どうしたの? なんと、親がついにキレました!? そうか、椿にも親がいるのか。そらそうか、全然考えたことなかった! ほんと、これ、どうなる? 椿の親御さんに詫びて説得して、許しを得て、そんなミッション勃発でありますか?

『エイティエイトを2でわって』

うまいコーヒーでのミニコンサートに向けて、ゆず来夢が新曲に挑戦です。新曲にかける時間ってどれくらい? 聞かれて奏が答えるに、だいたい2から3ヶ月。まあ、そんな感じですよね。対し美弦は弾き散らすタイプ。ここにも個性がでてきます。

練習がんばってがんばって、奏はついでに勉強もがんばって、そして迎えるミニコンサート本番当日。悪夢を見るという来夢、その緊張をぜんぶ受け取ってポイしてくれたゆず。手と手をとりあって、ああ、なんと美しい関係なのでしょう。そして曲は『君の瞳に恋してる』。どんな曲? と思って調べたら、知ってる! 知ってる曲でした!

からの奏美弦組の演奏。普段のBGMとは違って元気で派手な曲が続きます。有名曲いっぱいですね!

成功に終わったミニコンサート。これ、この子たちにとっていい成功体験になりましたね。こうした積み重ねが経験値になって、練習だけでは身につかない音楽力を育てるんですよね。ええ、演奏会、大変だし緊張するし、でもやり終えたときの感覚、なんともいいがたしなんですよね。ええ、この子たちの活動。すごく感化されます。ええ、楽しくピアノに取り組む、その姿がまぶしいです。

『子供部屋ドラゴン』

ぎゃおとひまり、ついに一線を越えるのですか!? と思ったら、なんとまあ、内弁慶ぎゃおの本領発揮じゃありませんか! 食器が少ないことに気づいたひまり、ぎゃおが部屋で食べっぱなしにしてるんだなと、見にいったら子供部屋が汚部屋にクラスチェンジ! ゴミの山からぎゃおを掘り出したら、そこにはドラゴンゾンビぎゃおが! 新作ゲームの早解き目指して、寝食を忘れこの数日打ち込んでいるというのですね。

新作ゲームが出たら、満喫すべくすべての時間をゲームに割り振る人はままいますよね。でもぎゃおのそれは常軌を逸している。聞けば、他プレイヤーにマウントをとるために速攻クリアせねばならんと、ヤバい目つきでうったえる。そのぎゃおの挑戦、見事実を結んで、賞賛の声にえもいわれぬ快感覚えるぎゃおがまたヤバい。ともあれ、これでゲームにも一段落がついたと、部屋の片づけに移行させられるぎゃおなのでした。

ひまりに主導してもらって半日ほどかけたのかな? 部屋もきれいになって、じゃあ風呂にはいろうか? といったら、ぎゃお、体力尽きたから風呂は無理。だから体をふいてくれとひまりに頼む、それが冒頭のあのシーンだったんか! しかしあの気弱で内気なぎゃおが、自室となるとあんだけわがままいっちゃうんですね。舌打ちからの悪態とか、この子の意外な側面見えて、そうか、内弁慶が極まるとこんな感じだったりするのかと、ちょっとどっきり。新たな魅力を発見した思いです。

2025年11月23日日曜日

『まんがタイムきららフォワード』2026年1月号

 『まんがタイムきららフォワード』2026年1月号、一昨日の続きです。

『球詠』

これまた、先の読めない試合展開です。データ重視の強豪校、椿峰を相手に戦うことになるのですが、いろいろ戸惑うこと? あるいは新鮮なものが見られて、ちょっと新越谷内部にも動揺が!? というのも、相当なお嬢様学校。挨拶がごきげんよう。自然と同じく応じる白菊はまあわかるとして、瑞帆も当たり前にごきげんよう!? 意外やお嬢様育ちだったのですね。

マウンドに立つ相手方投手と捕手の雰囲気に当てられる珠姫と詩織もおもしろい。まさかのここにヨミのこと意識するふたりが火花散らして、いや、対立したりとかはないんですけど、スタメン捕手の立場を詩織に奪われて、負けじと闘志燃やす珠姫がかわいい。ちょっとした嫉妬もあり、独占欲もあり、ええ、ヨミちゃん、罪な人であります。

椿峰、先発のピッチャーの投球に初回を抑えられてしまう新越谷。希は出塁するも、あとが続かず、いい投手がいる、さらには相性で起用されているバッテリーに内野陣、あるいは外野とかも? 思わぬ好守備見せられて、なかなに手強いと読者にも実感させるところ、さすがであります。

対し新越谷の守備はというと、ヨミの投球、これまでの配球のデータをもとに対策をとってきた椿峰相手に、いきなり詩織を投入するという策が当たった? 予想外の落ちる球を意識させられ、凡打が続いて、両チームともになかなかにしぶい出だし。

相手のことがわかってくる中盤から状況がどう動くか、そこに見せ場山場のきそうと予感させる、そんな描写に引き込まれるのです。

『魔法使いロゼの佐渡ライフ』

穂夏はまだ仕事を決められずにいるのですか。紹介された居酒屋、たこぼうしの仕事。きっと陽キャがいっぱいいるんだ、自分には無理だと、すっかり渋っちゃって、そんな穂夏の気持ちをふるいたたせるロゼの笑顔よ。ああ、罪な女かもしれないけれど、自分には聖女のようにしか見えませんことですよ。

さて、穂夏の面接。すっかりあがってしまって、それはもう震えるほどなのですが、思わぬ腹の虫が状況を変えるのですね。お腹がすいている? ちょっと待ってなさいと、焼きサザエカレーを出してくれた居酒屋店主。サザエが苦手という穂夏だけど、食べてみれば確かにおいしい。ロゼの食レポも絶賛の嵐。よほどのおいしさなんですね。

サザエカレーのおいしさに気持ちもほぐれた穂夏。その後の受け答えも問題なくクリア。見事採用を得られて、よかった! 穂夏のかもしだすいい人感、紹介人紗菜への信頼も手伝って、この採用はなったのですね。とはいえ、フルタイムで雇う余裕はないからと、まずはパートタイムでの起用となったのでした。

これでめでたしめでたしと思ったら、紗菜とロゼの方で、ちょっといろいろあったのですね。穂夏が見せてくれた東京の写真。興味を示したロゼを見て、紗菜、ちょっと不安になっちゃった? もし東京を見てそこがいいと思ったら、東京に住みたいと思う? おそるおそるの質問に、ロゼさん、満点の答! ああ、ロゼさん、罪な女ですか? いや、私にはやっぱり聖女のようにしか見えませんことよ!?

『あまねくシグナル』

街に出たあまねとシグ。そこで突然表情を硬ばらせるあまね。なにがあった? と思ったら、知りあいに遭遇? それも会いたくない相手?

その相手というのがスピカ、雑誌の表紙を飾っていたモデルさんだというのですが、あまねのお姉ちゃんを自称するスピカ。あれあれ、本当にお姉さんなのですか!?

なるほど、いとこなんですね。本名はすずり。あまねのこと面倒見てたりしてた過去があって、とりあえず言動からあまねのこと大好きなのがまるわかり。というか、むしろ固執といってもいいほどの愛着ぶりを見せて、あまねと同居しているというシグにヤバい雰囲気垂れ流す。いやもう、なかなかに危険そうなお姉さんなんですね。

そんなスピカがいうんです。シグの親御さんはどこに? どこかの星にいると思う。ということは宇宙人? 思わず核心突かれて、けれどシグはありのままに答えて、どうなるのかな? と思ったら、ああ、冗談として流してくれたんですね。

まずは一安心。あまねがなぜここまでスピカのこと拒絶するのかはわからんままではあるのですが、いずれはその理由も明らかになったりするのかもですね。とか思っとったら、予想外の展開が!? シグにスピカが質問したこと、その後の受け答えも含めて、この喫茶店の店員、シグと同郷というその人の差し金だったというんですか!

ということはスピカも宇宙人遭遇の当事者? なにを知ってて、なんのために動こうというのか、そうした背景、いろいろ気になる終わり方。ほんと、一安心とかいっている場合ではなかったかもしれませんよ?

2025年11月22日土曜日

『まんがタイムきららMAX』2026年1月号

 『まんがタイムきららMAX』2026年1月号、昨日の続きです。

『セーラー服と関西弁』

めるるの発案で海にいくことになりました。友達も誘ってオッケーといわれて、いつもの3人プラスめるるで海に向かいます。

手段は車。で、これが最後に車でよかったってことになるというの、なるほど、ロングスローのネタふりってやつですね! 運転手は当然めるる。現地到着して即脱衣で水着にトランスフォームするめるるにまつり。相当に浮かれているというんですよ。

しかし、めるるの隣に並ぶと、まつり、ちっこいなあ! 突然めるるにスカウトされる楼蘭。泳げない薫の突発水泳特訓など、定番ともいえる展開をしっかりこなすところ。実に丁寧なネタの回収。求められる、期待されるものにはきちんと応えていこうという姿勢に感動でした。

そして当然のように、替えの下着も忘れます! かくして、車でよかったネタが回収されてめでたしめでたし。ところで、この海ってやっぱり須磨とかそのあたりなんですかね?

『神絵師のおしごと』

ツバキ不在で弱っているもみじ。いきなりカオスな導入ですが、そこにやってきた黒烏丸。もみじのために、ツバキからの頼まれものを届けにきた。ツバキ成分の含まれる(?)塩むすび。一口食べれば血中ツバキさん濃度が高まり、弱ったもみじが見る見る回復。って、ほんとなんかヤバい娘さんですな、もみじさん。

さて、おにぎりからはじまる神社の名物。いかに収入を得ようかという話なんですが、皆で相談するその内容がまあひどい。イラストつきお守りとかイラスト集、キーホルダー、ポスターあたりはいいんですよ。でも、ありもしない神徳をアピールしようとしたり、よその野菜の産地を偽装しようとしたり、さらには神糞堆肥なるヤバそうな物品まで登場! ほんと、自由な発想。その柔軟さには感心するけど、方向性がちいっとよろしくありません。

さすがの状況に温厚なツバキさまも御冠。ということで、穏当に畑を作って作物を振る舞うことになりました。即効的な対処にはならないけれど、じわじわ長い時間かけて育てていくというのは、よいことかもしれませんね。

『ななどなどなど』

修学旅行回! 行き先はハワイ! で、いきなりのおことわりがものすごい。ハワイ経験がないため、すべて想像で描きました! しかもあえての下調べなし。勘で描きました。ということで、相当あやふやなハワイ描写に小町ちゃんがツッコミいれまくるという、なんともカオスなエピソードがしあがってしまいましたよ! というか、なんでそんな無謀なことを!

でも、昔の漫画とかわりとそんな感じだったと思うのよ。だから、気にしない、気にしない。にしても、想像ハワイであることをこれでもかと押し出す開き直りっぷりがおかしい。空港でのレイでのおでむかえなんて定番描写はスルーしつつも、そこらじゅうにうろつくフラガールなんていうカオス描写は欠かさない。なんともいえないシュールさがただよい続けているんです。

でも、今回の本題ともいえるのは、萌とるるの関係の変化がこれでもかと明示されたりね、それからクラスの子たちと小町ちゃんの関係ですよ。髪のふきかたらわからないという小町を皆でお世話して、そして小町が持たされたケアグッズに同室の子らが沸く! でもね、これね、小町のスペシャルグッズ目当てでちやほやとかじゃなく、体育祭で、文化祭で小町が見せてきたがんばりが評価されてるってことなんだってちゃんと描かれてるところ。なんだかほろりときますよね。ええ、よかった、小町ちゃん。君はもうひとりじゃないんだ! 誰からも愛される素敵な女の子なんですよ!

その小町ちゃんが見せたフラ衣装。いつもの友達とは離れていても、気持ちは近しくあるんですよって実感するところなんかも素敵で、ええ、小町ちゃん、成長なさいました。ええいああ、感動であります。

2025年11月21日金曜日

『まんがタイムきららフォワード』2026年1月号

 『まんがタイムきららフォワード』2026年1月号、発売されました。表紙は『あまねくシグナル』。あまねとシグがふたり一緒に登場。ふわふわな星を一緒に手にして、笑顔のシグとニュートラルなあまねの表情。気持ちを先導していくシグに、引っ張られるようにしてついていくあまねの、それでいてともに感情の広がっていくような関係が、このイラストにもよく表されているように感じられて、なんだか気持ちがほっと暖かくなるような思いのするのであります。

今月は新連載が1本、新規ゲストが3本です。

『氷舞のアウフギーサー』

フィギュアスケーターとして日々練習に打ち込んでいたはずが、二度の骨折で夢を断念せざるを得なかった女の子。突然なくなってしまった目標に、気持ちまでもが迷子になってしまっていた。そんな彼女、葵が姉に誘われていったサウナ、ホット・パラディーゾで出会った熱波、アウフグース。知らなかったサウナの魅力に、ちょっと心も動いたか? けれどまさかその熱波が、葵を追い掛けてくるとは予想外だった。

熱波師ならずとも熱波をやりたい椎奈雲雀。この子が葵と同じクラス。どの部活にも所属していない葵を、アウフグースに誘おうとした、そのときの文句がまずかった。葵が情熱を燃やすにふさわしい舞台。それは葵にとっては氷上だった。そのはずだったのに、もう自分はそこに立つことはできない。事情を知らないとはいえ、あまりに無神経に踏み込んでしまった雲雀を拒絶する葵。しかしその長身から繰り出された振り、タオルの巻き起こした風の強さに、雲雀はなおさら葵に可能性を見出してしまって。

このどう見てもチグハグなふたり。これが同じ目的に向かう仲間になるまでの道行、いかなるものであるのでしょうか。今のふたりから、仲よくなるまでの道筋が見えないんだけど!? ほんと、どんな紆余曲折があるのでしょうね。

『サカキ先輩はほっとけない』

オープンスクールで見た弓道部。凛々しく弓を射る姿に心撃ち抜かれて、入学、そして弓道部の門を叩いた栗方。すべては賢木先輩をしたってのこと。けれど、そんな栗方の向ける情熱に、わりと本気で引いている賢木です。

栗方の指導を担当させられることになった賢木。最初は嫌がった賢木だけど、教えるとなれば好き嫌いとか関係なく真摯に向きあってくれます。いきなり弓なんて持たせられないから、まずはゴム弓から。基本の姿勢ができたなら、やっとこさ巻藁に。自分の練習時間を割いてまで栗方を指導してくれるのは、うまくなりたいという栗方の姿勢に応えるため。あくまでも栗方に真摯に向きあってくれるのです。

けれどどこか浮ついた気持ちも残る栗方です。巻藁練習を許された初日のこと、賢木がちょっと目を離した隙に、軽い気持ちで引いた弓弦が手を離れ、したたかに栗方の頬を打ってしまった。あまりのことに沈まる練習場。すっかり恐怖にとらわれてしまった栗方は弓を引くこともままならなくなってしまって。

しかしそんな栗方にも向きあう賢木。栗方を射場に呼び、実際に射らせてみせる。その動き、姿勢をフォローし、そして放たれた矢は的を射貫いて、ここに栗方、賢木とともに怖れを克服することができたのですね。しかしそれを喜ぶのはいいとして、また気持ちを浮つかせていちゃあ駄目ですよ! とはいえ、こうして先輩後輩の絆は強まり、さらなるこの先へとふたり向かうことになろうというのですね。

『雪ときどきサマー!』

日本から夏がなくなってしまった。8月だというのに雪が降るなど、まさしくこれは異常気象! 実際にはあまりに夏が猛威を奮うものだから、春も秋もすっかり短かくなってしまっているというのにね。とか思ってたら、まさにそうした夏の縦横無尽の振る舞いがために、四季から夏が追放されてしまったというのですか。

ニット帽のニットちゃんの前に現れた水着の女。この寒さのなか、水着ですと!? 不審者ですか!? 水を求める水着の女に、水を与えたニットちゃん。なんとその水着の女、夏の化身なのだというのです。

ナツが四季から追放されてしまったがために、夏がこなくなってしまった今年。しかし夏を求めている人だっている。夏の祭りの関係者。夏の熱気がもたらす活力。それがなくなって困っている人もいる。というわけで、ニットちゃんも協力して、ナツが四季に戻れるよう、夏の良さを残る四季の皆に知らせようというのです。

急遽開かれる夏祭り。夏の開放感、盛り上がりを実感させられるフユたち。短かい仮初めの夏ながら、お祭り、縁日、夜には花火。夏の情緒がナツの、ニットの心をうるおし、そしてついには四季への復帰がかなったのです。

翌年のこと。ナツとの再会はならずとも、ふたたび巡りくる夏の熱気にナツを思うニットちゃんならぬ冬野ユキ。実際にも、こうやって夏を懐かしみ恋しく思う。そんな夏がまたやってくるといいなあと思わされた小品でした。

『美澄お嬢様はニチアサがお好き』

ニチアサ、変身ヒロインのキラキラに魅了されてしまった九条美澄。すっかりキャラピュアに夢中になって、毎週の鑑賞にも余念がない。でも、そんな美澄を母は許さなかった。まだこんな子供向けアニメを見ていたの? いずれ九条グループを継ぐ美澄には、こんな子供向け番組はふさわしくない。卒業なさいといわれてこの方、ひたすら変身ヒロイン趣味を直隠しに隠して推してきたというのです。

誰にもバレちゃならない。学校のトイレで、無料配信で最新話を追う美澄。熱狂するあまり発する声は学園7不思議に数えられるほどにもなって、知らぬは本人ばかりなり? ともあれ、視聴も、グッズ集めも、家族に、とりわけ母にバレないよう、こっそりこっそり楽しんでいた美澄でした。

でもそんな彼女に同志ができました。欲しくとも買えずにいた食玩に手をのばした同年代の女の子。話してみれば、同好の士とすぐにもわかる。こうなったら語るしかないと、カラオケボックスに向かい、思う存分思いをぶつけあうふたり。けれどここを離れれば、ふたたびキャラピュアを隠す日々がはじまるという美澄に、我慢なんてもったいない! 一緒にコラボカフェにいくことになり!? と、思わず先に進むことになってしまった美澄。はたして母に隠し通せるのか。自分の思いを成就させることができるのか。願わくば、我慢の日々から解放されてほしいですよね。

2025年11月20日木曜日

『まんがタイムきららMAX』2026年1月号

 『まんがタイムきららMAX』2026年1月号、昨日の続きです。

『追放令嬢は技能実習生になりました。~アーシャさまは野菜畑から逃げ出したい~』

今回はキャンプ回! といっても場所は家の裏。土地が広くて、自由にできる裏山があるとか、なかなかにうらやましい環境。ちょっと思い立ったらキャンプができる。出不精な自分みたいな人間にもばっちり楽しめるキャンプ環境ってやつではありませんか。

そもそも今回はさつまいもの収穫が発端だったんですね。芋がたくさんとれました。焼き芋がおいしそう。さつまいもを知らないアーシャとクロエのために、キャンプで焼き芋しようとそだちが企画してくれた。道具は父のがあるし、場所は裏山があるしと、遠出する気でいたアーシャたちはちょっぴりがっかりだったみたいですけど、でもいざキャンプをはじめたら、皆充分に楽しめたみたいでよかったですね。

キャンプといえば火おこし。慣れないとなかなか難しいというアレですが、アーシャ、要領がいいのかね!? 速攻で普通に火を育てていますがな。からの焼き芋プラス焼き秋野菜のスタート。最初は不承不承だったアーシャが、焼けた芋の魅力にすっかり魅了されているではありませんか。からの秋野菜オンパレード。これ、アーシャはちゃんと楽しめたのかな? きっとおいしいと思うんだけどな。

キャンプといえば片づけが問題になったりしますよね。ゴミそのまま放置問題! でもここは裏山。自分ちの庭みたいなもの。出た野菜くずはコンポストにゴー! 灰も畑にまいてと、すべてがこうして活用されるところ。見事でありました。

『魔法柴犬★はなまる』

無事パグコが合流して、さあ魔法少女たちの戦いもいよいよ苛烈なものになっていくのか!? と思いきや、なんとはなまるちゃんが風邪ですか。しかも悪いことに、ワンダー星の風邪らしい。ニャンダーズからうつされたのかもって話ですが、これをこのままにしておいたら、なにかしらの後遺症が出たりしちゃうって!?

さあ、大変。なんとか治療しなくっちゃ! というので、ワンダー星の薬草を使うっていうんですが、それ、あかんのでは!? 違う方向にDOKIDOKI★VISUALじゃありませんこと!? 憐れみを誘う涙目ニャンコの頭部のかたちの根菜!? ニャルラウネだそうですが、この感情ありそうな根っこを棍棒でシメて、それからすり潰す!? いやもう実にアレな絵面であります!

そしてできあがった万能薬。はなまるに飲ませようとしたら嫌がる嫌がる! 無理に飲ませようとしてかまれるポメルン! って、はなまる、顔が怖いよ!? 意思疎通するために魔法少女に変身させよう。で、変身即、お薬嫌です!! 明確な意思を表明するはなまるの力強さよ。

ほんと、よっぽど嫌な臭いするんですね。またも無理に飲ませようとしてポメルンがかまれるの。犬と魔法少女、両方の姿でかまれて、まさにコンプリートでした。

犬の姿のはなまるにはデレデレでも、魔法少女となると話は別のパグコです。無理矢理に拘束! 無理矢理に飲ませて、と思ったら、これがウイルスなの!? なんか闇の存在みたいのが飛び出してきて、パグコのヴィクトリーレーザーが猛威を奮う! 圧勝楽勝で解決したのはよかったけれど、愛莉の部屋が大変なことに!

でもって、やっぱり犬のはなまる大好きなパグコ。思いっきり甘やかすの、ほんと見てて実にかわいらしいです。

『ゲームセンターのこころ』

チーフのなつに向いていないこと。それはお客様に厳しく接すること。といっても、別にお客さんを威嚇するとかじゃありません。ゲームの設定。とりわけプライズの設定をついつい甘くしちゃうせいで、原価割れ! 赤字! 400円の商品を、なんと100円で次々とられちゃって、あまりの状況に泣いてしまうほどなのでした。

なつの甘さはお客にも知れわたっているんですね。そのせいで、普通に適正設定するやこがいじわる店員みたいに思われちゃう! ゲームバランスの悪さが店員への評価にも跳ね返って、でも甘々すぎる設定もそれはそれで問題。なんとかしないといけないですね。

ということで今回はクレーンゲームの設定の話題。こころに設定のなんたるかを、なつ直々に伝授するというのですが、原価800円のフィギュアだからだいたい3倍、2400円くらいかけてとってもらうようにします。見た目はとれやすそうに、けれど実際にはちょっと難しいというのが腕の見せどころ。というんだけど、これ、なつがクレーンゲーム下手というのも甘々設定になってしまう理由なんじゃないのかな!?

なつがあれこれ考えた景品配置。なつが試したところ、数十分かかってやっととれたというのが、こころにかかればなんと一発ゲット! からの他のお客さんも楽々ゲットしていっちゃって、またまた赤字!? もう大変なことになっちゃって、いやもうどうしましょう。

でも、そんな優しいなつがいたからこそ、こころもこの店にくるようになった。最初は下手だったクレーンも、とれるようになって楽しくなって、苦戦してもなつがサポートしてくれたからって、そうした思いやなんと嬉しいことでありましょう。

でも、やっぱりなつにクレーンの設定は向いてなさそうだから、やこでもいいし、それからこころも色々工夫したりして、みんなで助けあったらいいんじゃないかな。クレーン得意なこころだからこその、甘めに見せて実はちょいムズって配置もできるかもしれない。ええ、そういうこころの活躍もまた見てみたいものなのですよ。

2025年11月19日水曜日

『まんがタイムきららMAX』2026年1月号

 『まんがタイムきららMAX』2026年1月号、発売されました。表紙は『ぼっち・ざ・ろっく!』。大槻ヨヨコと後藤ひとりが飾る表紙は、ゴシック調? 黒背景に黒赤の衣装がクールでシックに雰囲気を引き締めています。ふたりともに、少し憂いを帯びた瞳が印象的。陰鬱あるいは沈んだトーンが、ふたりの心の印影を印象づけて、しかしふたり肌の白さが、若さあるいは内に秘めた鮮烈なエクスプレッションを思わせるようです。

今月は新規ゲストが1本です。

『あくまじょグリモワール』

新しい学校、新しいクラス。誰も知ってる人がいないなかで、友達を作るには自己紹介をいかにうまくなしとげるかが大切! と意気込んではみたものの、結果は魔法で使い魔を滅殺。使い魔キラーなる不本意なふたつ名を頂戴するはめになったというのでした。

使い魔滅殺がためか、コミュニケーション下手がせいか、いまだに友達のできないニノン。しかし彼女の寮室にはニノンを待つ美少女がふたり。ひとりは悪魔のティリ。残るひとりは夢魔のマリア。友達のいないはずのニノンなのに、ってことはこのふたりは同室の寮生か、ということはニノンもまた悪魔であるというのかい!? といえばさにあらず。なんとまあ、ニノンの魔法でもって呼び出され使役される悪魔だっていうんです。

すべてはニノンが悪い? 母に教わった魔法でもって使い魔を滅殺。すっかりやさぐれた娘をなだめるために、母が魔導書を送ってくれた。そこにあった召喚魔法を、よくわからんままに使ってみたニノン。そうしたらまずはティリが、ティリにうながされるままもう一度使った魔法でマリアが呼び出されてしまった、というのがことのあらまし。ちょっとした事故みたいなものなんですかね?

ティリもマリアも使い魔じゃない、っていうことは、使い魔というのはあくまでも階位の低い魔物であって、自分の意思を持つ高位のティリやマリアは本来使役されるような存在ではないってことみたいですね。でもニノンの母が開発した魔法は、高位の悪魔も使い魔にしてしまう。ということで、使い魔ふたりとの生活。使役というより、ボケとツッコミといった塩梅ではありますが、仲よく友達みたいに過ごす日々がはじまりそうなのですか? はじまりそうなんですね。

2025年11月18日火曜日

今日は休みます

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2025年11月17日月曜日

今日は休みます

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2025年11月16日日曜日

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2025年11月15日土曜日

『押しかけギャルの中村さん』

『押しかけギャルの中村さん』、第77話を読みました。

『押しかけギャルの中村さん』

また、秋山と後藤がイチャイチャしてる!

いや、ほんとですってば。冗談でもなく、見間違いなんかでもなく、強引にこじつけたとかでもなく、ほんとにイチャイチャ。一緒にいたカリンとセリナが全力で嫉妬の目を向けるほどにイチャイチャだったんですってば!

ああ、誰にでも優しい秋山です。それはもちろん、心の恋人、後藤氏にも向かうってわけですよ。

さて、今回はひとつの恋に一段落がつきました。後藤がカリンをイベントに誘ったんです。地域のイベントでDJやるから見にきてほしいと。そしたら秋山とセリナがついてきて、セリナは秋山にべったり。そんなふたりに嫉妬の視線を送るカリンは、意図せず後藤の心を何度もえぐるばかりか、たこ焼きズボッとフィジカルアタックにまで及ぶ!

いやもう、後藤氏、気の毒が過ぎるわけですが、これだけあからさまに秋山に熱視線送るカリンを見てね、ここまでアプローチできるというのはその恋心に気づかぬほどにニブいのか。とか思っていたら、そんなこと全然なかった。全部わかったうえでカリンに好意を示して、さらには、全部わかったうえで、失恋前提の告白をなしとげるというのです。

カリンとふたりきりになったタイミングで、遠回りな告白はまるで通じないからと、ド直球の告白するんです。お調子者の軽い男と思われてるかもしれないけれど、こんなことはカリン以外にはいわないと、ゾッコンLOVEを重ねて伝えた後藤の恋が破れます。カリンが断りの返事をする前に、わかっていたと笑顔を見せて、カリンにその恋がんばれとエールを送るその姿。

笑顔の影に悲しさ、切なさを隠した後藤の失恋。これ、大きな山場。物語の大きな区切りとなるエピソードでしたね。

2025年11月14日金曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2025年11月13日木曜日

『まんがタイムきらら』2025年12月号

 『まんがタイムきらら』2025年12月号、昨日の続きです。

『運命のヤマダダダダダダダダダダ』

恋愛研究部部長の放課後デートにつきそう千鶴。さらにその千鶴につきそう山田乙姫なのですが、部長と一緒にいるモテ女、燕麗緒奈に早速見つかってしまい、ふたりきりのデートのはずが、急遽化学部新入部員の歓迎会になってしまうのでありました。

部長、はっきりと自分の気持ちをいえずにいるんですね。そういえば、今回のヒロイン乙姫も、千鶴のことを思いながら自分の気持ちをいえずにいるひとりです。この漫画の眼鏡ヒロインはそうした内気な子ばかりなの!?

モテ女、つばめがイメチェンした理由。これ、わりと切実な話だと思うのですが、あまりにモテすぎてまともな生活が送れないという理由で、モテを封じるために見た目や態度を変えた。けれど部長、恋乃葉だけはつばめとのつきあいを続けてくれて、友達甲斐があるなあ! なんて、その言葉はあまりに部長に酷なのですよ。

でも、部長、勇気を出しましたよ。薬頼りではあるものの、つばめに自分の好きという気持ちを正面からぶつけて、ちょいとキモい告白にはなってしまったけれど、ここにめでたく恋愛成就!

めでたしめでたし、ああ次は千鶴と乙姫か。と思ったら、千鶴は乙姫の気持ちに気づかないどころか、自分が敬遠されてると思ったままじゃん!

かくして千鶴の恋は成就せぬまま、次の山田が登場です。しかもクラスの子ではなく、ずっとやってたスマホのゲーム。同じチームに所属する聖王女★ナッツさんに山田の曰くを伝えたら、なんとナッツの姓も山田だという。ここに占いが成就する!? 山田が運命の姓と伝えていないのに、向こうからやってきて、しかもその姓だったら結婚しようなんていってくれたナッツ。ああ、ここにまさかのオンライン婚が成立してしまうのでしょうか!?

というか、この山田ナッツ、千鶴のクラスの誰かのような気がしてなりません。

My Private D☆V

『ざこのみなさんお大事に』の薗田かんきつです。

D☆Vポイントは「普段、服装とかに無頓着っぽい子が可愛い〜衣装を着せられ、褒められ、照れで余裕がなくなってる姿が好きです… あとチャイナ風のモチーフ、服、好きです…」って、長い! 長いな! けどすごくわかるよ!

そもそもからいいますと、無頓着スタイルもかなり好きなんですよ。パーカーとスキニーが楽ちんっす〜♪とかいってるチビキャラも相当に好みのポイント突いてて、こういう無理しない自然体ってかわいいよね! とかゆうてたら、チャイナ意匠のミニの衣装着せられて赤面! ああ、これは褒めまくりたくなっちゃいますよね。

これもひとつのギャップなんだと思います。やればできる子! そういうポテンシャルがあり、けれどそういうポテンシャルを自身意識しないでいるというところがまたいい。だからこそ、その魅力を自覚させたいみたいな気持ちもあらば、でも気安い普段のスタイルも捨てがたい。

みたいなことを熱弁するのもなんだかアレですが、いやもう、D☆Vポイントがクリティカルすぎたのが全部悪いのですよ。

2025年11月12日水曜日

『まんがタイムきらら』2025年12月号

 『まんがタイムきらら』2025年12月号、昨日の続きです。

『ほうかごバスケット』

かおるのシュートに心奪われたけい。ため息ばかりついているのですが、あれは恋なんだよ? と、つばさとジュンの会話で微妙に誤解が拡散中!? でもすぐに誤解は解かれまして、けいのバスケに向ける情熱、それがこうしたところでも確認できたりしたのですね。

けいのバスケ熱が高まっているからこそでしょうか、つばさの突発バスケ教室がけいたち3人を容赦なく巻き込むようにして始まります。腰を落として腕を引く。トリプルスレッドなる構えを伝授されたけいがですよ、るりを相手に華麗にボールを死守します!

いや、嘘。るりの圧にあっさり負けて、がっちり押さえ込まれてしまって、って、いや、バスケって押さえ込むのは反則じゃないのん? ともあれ、何度も何度も押さえ込まれてしまうけいとるりのおもしろさ、そして愛らしさ。それが見事に光っていましたよ。

つばさにコツを教えてもらって、さあけいのテクニックも爆上がりか!? と思うも、そんな簡単な話はありません。けいにるりが、慣れない動きに四苦八苦して、いよいよカオスな状態になったしまったっていうんです。

そしてここから新展開。試合に出ます! 合宿もします! 地獄のバスケ合宿がはじまる!? と思うも、なんか皆それぞれにうきうきじゃない? ええ、バスケに打ち込み、かつ青春も楽しむ。そして補習で合宿不参加なんてことにならないように、勉強がんばるけい。ええ、いい子ですね。るりさんもきっとがんばってることと思います。つばさは……、ちょっとわからない……。

『ばくちぬぎ!』

馬場園雀と部長鳥羽紅音の過去が語られた今回。なんと、ここに脱衣ギャンブルの黎明も描かれることになろうとは!

脱衣ギャンブル、なんか連綿と続く地域の奇祭みたいなものかと思ってたんですが、ここ1年程度の流行だったんですね。高校2年生だった鳥羽紅音に目をつけた賭博同好会の先輩たちが、部への昇格を狙って紅音を悪の道に引き込もうとしたのです。助けを求める紅音を放っておけず、一緒に巻き込まれた雀。ゲームセンターさえ知らなかった純粋無垢なふたりがですよ、悪辣な山崎氷央によってカジノカフェに連れていかれてしまう。

しかもそこで初心者を沼に引き込む接待プレイが紅音を襲う! 才能がある! 天才だ! おだてられてすっかりその気になってしまった紅音。対照的に、ギャンブルに対しなんら熱を感じない雀。しかしその雀を、悪辣な山崎氷央が危険な遊びに誘おうというのです。

それが脱衣ギャンブル。ルールは単純。じゃんけんをして、負けた目でもって対応する部位を脱いでいく。パーで負ければ下着を脱がなければならない。リスクをとるか、それとも裏をかくか、単純ながらも駆け引きが熱いこのゲーム。最初は羞恥に戸惑っていた雀が、いつしかそれを高揚に変えてゆく。

かくして生まれた脱衣ギャンブル。賭博研究会も部に昇格し、そして脱衣ギャンブルは競技人口千人を超える一大人気遊戯となり今にいたる。というのですが、ほんとなんだこの異様な物語。

そしてミクルが雀に聞くのです。ジョーカーを知っていますか? 会いたいなら会わせるという雀。雀はジョーカーの関係者? あるいはその本人だったりします!? ここに明らかにならんとするジョーカーの謎。いよいよミクルの(社会的)生死をかけた戦いがはじまっちゃうのでしょうか!?

『異世界魔王ごっこ~魔王は姫を倒したくない!~』

シエルの前で倒れた乃々。今ではすっかり回復して平和を満喫していたら、そこに聞こえるアヴァの大きな声! なにごとかと駆けつけてみれば、なんとまさかのシエル姫一行が魔王城においでになってるーっ!

あの思いっきり喜ぶ乃々がかわいいですよね! からの、お茶会の申し出を受けた彼女らのしごく平和なひととき。その情景がまたすばらしい。アヴァはいろいろ文句もあるみたいなんですけどね、でもやるときはちゃんとするのがアヴァです。ばっちりきっちりお茶会の準備を整えて、皆でわいわいとお茶とお菓子を楽しんで、敵対する人間と魔族がこうしてひとつのテーブルに! ええ、少なくとも絵面は完全に仲よしのティーパーティーなんです。

人疲れした乃々がベランダに出たところ、シエルが声をかけてくれました。少しお話しませんか? ここからのふたりの会話。乃々はあの日のことを忘れちゃってるんですけどね、でもシエルは乃々の気持ちをちゃんと受けとめてくれて、かくしてはじまるふたりと両国の新しい関係! それはいかなるものとなるのでしょうか。

最後の最後、乃々とシエルがともに見上げた晴れた空。その清々しさが、この子たちの築きあげる未来を思わせてくれて、ええ、とてもいいラストでありました。

2025年11月11日火曜日

『まんがタイムきらら』2025年12月号

 『まんがタイムきらら』2025年12月号、昨日の続きです。

『ウイニングアンサー!』

清海学園と交流を持つことになった最阿久高校クイズ研。しかし千代は清海学園と因縁があるようで、というのでちょいと千代の過去の話。自分の親が理事長をつとめる清海学園に入学するつもりが、人助けが原因で受験できず当然不合格。しかし親が勝手に千代を入学させていて……。自分の入学の影に落とされた誰かがいる。この現実の前に、おめおめと入学を受け入れることなどできず、家出同然の状態で最阿久高校に入学することになったというのですね。

というわけで、清海の敷居をまたぐことはできない千代を残し、亜衣と香奈のふたりが清海学園に向かうことになりました。しかし清海学園クイズ研もまた個性的というかアクが強いというか。厳しく振る舞う部長のお叱りを喜んで受ける部員たち! 愛が! 愛がゆがんどる!

亜衣と香奈を迎えて一緒にクイズをすことになりました。形式はボードクイズ。ホワイトボード、フリップに答を書くタイプのクイズですね。ここで活躍するのが亜衣。漢字がわからずとも大丈夫。とにかく平仮名でも答えられるだけ答えていって、見事上位に食い込んでいく。対し香奈は、とんでもない答を連発して、さすが香奈さんだ! ってなもんなのですが、先日、ペーパー満点なんて奇跡を叩き出してるがために作戦と思われてしまう。いやいや、考えすぎですってば、といいたいけど、香奈の本質を知らないとこう思っちゃうのもしかたなしですよね。

40問を経過して、部長西納は満点でトップ。副部長蘭堂が32点で、続いて30点の亜衣。ここにぎりぎりのデッドヒートが発生し、どちらも負けられないと意気込む戦い。しかし最後の最後に覚え間違いで1点落とし負けてしまった亜衣の悔い。いつかリベンジを誓う彼女のクイズに向ける情熱、それが見事にあふれた好エピソードでした。

『初凪ヒメリウム』

やっぱり学校では誰とも交流できないでいる陽姫。常和から声をかけられるも返事することができず、今日もまたひとりで過ごしたその日の放課後。胡桃店長とともに、パルダリウムに取り組むのでありました。

パルダリウム、まったく知らない概念でした! 水のないアクアリウム!? 水槽の中、石や植物を配置して、湿地帯の情景を作成するというのですが、なんと、そういうのもあるのですね。アクアリウム、テラリウム、ビバリウム、そしてパルダリウム。様々に広がる○○リウムの世界。なるほど、これは入り口も広く魅力的であります。

店長からいろいろアドバイスをもらい、パルダリウムづくりに精を出す陽姫です。予習はばっちり! あとは実践だけ? はじめてづくしの作業だけど、ピンセットでソイルに植物を植えていく工程など、陽姫には相性がいいみたいで、楽しみながらつくりあげた陽姫独自の世界。それが実にいいできで、ああ、よいですね。陽姫の才能、開花しそうじゃないですか!

と思ったら、いつの間にかそばにいた常和がですね、がっちり陽姫をロックオン! ゆっくりお話しできますね、と迫る常和の真意やいかに!? でも、ここにこそ陽姫の新たな世界の広がる可能性があるように思えるんですね。だからがんばるのですよ、陽姫さん。そこにあなたの明るい未来があるんですよ。多分。

2025年11月10日月曜日

『まんがタイムきらら』2025年12月号

 『まんがタイムきらら』2025年12月号、一昨日の続きです。

『魔女まじょS-WITCH』

どひゃあ、小夜さん、かわいいなあ。扉がかわいい。そして本編もかわいい。クラスの子が七不思議の幽霊少女を探しにいくと耳にして、なにかあったら大変! とついていくことにしたんです。ただ、妖精粉でこっそりついていく。なにかあってもなにもできない。役にたたないのでは!? 自分自身疑問に思うんですが、大丈夫、その誰かを心配して行動する気持ちこそが大切ですよ!

というのが実によく描かれたエピソードだったと思います。ふたりの目的地はお化け屋敷。これは小夜の心配が杞憂に終わるパターン? いやあるいは、そう思わせて本当のお化けがいるパターン?

どちらだろうと読み進めるのですが、そもそもお化け屋敷を小夜が知らずにいたり、そして誰にも認識されない状態だというのに律儀に入場料を払ったりと、世俗にまみれず、そして誠実であるというこの子の人となりというものも感じとれたエピソードでした。

でも、さすがに小夜も、お化け屋敷が娯楽施設と気づきます。その上で、向こうからくる人影か、仕掛けなのか本物の怪異なのかと迷う場面。もし本物だったらあのふたりに不幸が訪れると、勇気を振り絞って前へ出る。ああ、本当にいい子だなって。小夜に勇気を与えたのが、これまでのまなの行動。そして今、恐怖におののく小夜を助けるのがまたまなであるというこの名場面! ああ、ぐっときますよね。まな、小夜を守る町魔女の面目躍如でしたよ!

結局、幽霊はお化け屋敷のスタッフさんだったんですけどね、なにごともなくてよかった。この子たちのまっすぐにして友達思いな美点、際立つところもナイスです。

『スロウスタート』

クリスマスの朝のこと。悪夢に目覚めた花名を待っていたのは、枕元のプレゼント。冠からサンタからのプレゼントと聞かされて、もしや冠はまだサンタを信じているのではないか!? 冠の夢を壊さぬよう、懸命にサンタ到来を喜んでみせた花名がですよ、皆からまだサンタを信じているのかな? 花名ならありうると、あらぬこと思われてしまって赤面するのでありました。

栄依子からスヌードのプレゼントだったのですね。コットンで編まれた筒状マフラー。やわらかな質感、あたたかで心地いい眠りを約束する魅惑のプレゼント。

そのスヌードを、気になる人に贈る光希さんです。ランニングするひろえに手編みのスヌードをプレゼントした光希。ひろえは笑顔を見せてくれて、そしてお返しをしないとな。思いもしない言葉に恐縮する光希。でも、嬉しいよね。ええ、きっと光希にとって忘れられない思い出となることでしょう! ひろえさんは光希のことこれでもかと甘やかしてくださいね。

『星屑テレパス』

空を見上げる愛の脳裏に浮かぶ思い出せないなにか。いったいそれはなんなのか。その思い出せない思い出のために、空を見ることができずにいる愛の胸中。その愛の気持ちが空に向かって開かれた瞬間。モデルロケット選手権、中部予選での打ち上げが、皆の思いをともに愛の心をも空へといざなったというのですね。

昨年の予選は散々な結果に終わった。届かなかった目標。空回りした気持ちは軋み、不和のなか皆それぞれがバラバラに別れていったあの苦い日の記憶を、皆がともに乗り越えようと待ったこの日。あの日と違い、皆の気持ちはひとつになって、そして寄り添うようにともにある海果とユウ。その思いはもう揺るぐことなく、凛々しくまっすぐにあって、そしてその思いのありようをなぞるように空高く昇っていく皆のロケット。

ああ、ここに記録されたひとつの結果が、次なる世界への一歩となる。彼女らの新たな歩み。そして愛のつかもうというそれが導く未来とはいかなるものであろうかと、その行く末に私の思いもまた同じく導かれていくがようです。

2025年11月9日日曜日

『まんがタイム』2025年12月号

 『まんがタイム』2025年12月号、一昨日の続きです。

『跳べないウサギと神の島』

人が変わったように神事に打ち込むリンコ。しかしレオは知っています。先日からのゴタゴタがリンコに影響している。メトリに聞けば、いわばバグのようなものという。いわく、呪われている。この異常事態に対応してくれるというメトリにいわれるままに、リンコをここに連れてこようとするレオですが、その方法というのが言葉巧みに?

今のリンコには嘘は通用しない。ならどうやって? というその方法が、俺様キャラになりきること!? さっき、言葉巧みにっていってませんでした? 俺様キャラの強引さって、言葉巧みとは相当にかけ離れていませんか!?

でもキュンときちゃったリンコさん。ああ、かわいいね、乙女だね、でもそういう俺様男は後々に祟るから、その憧れは早々に捨てちゃったほうがいいよ。

金烏神社に呼び出されたリンコ。まさかおかしな機械に捕われてしまって、エッチなやつ!? いやそうじゃない、改造するというのですか!? 大量のウサ土偶に取り囲まれたリンコ。さあ、メトリはこの子になにをしようというのか。御力の制御? あるいは取り除く? 少なくとも大変な事態というのは確かなようです。

『遠恋カノジョとおとなり上司!』

今日一日のできごとを報告しようと、夜にビデオ通話する太郎とナズナ。その最中、ナズナが寝落ちしてしまって、ああこれも互いに落ち着ける関係ということなのだろう。ふたり、ポジティブに捉えていこうとするところ、大変好感持てますね。

翌日の仕事でも、川島と一緒に営業に出かけた先でのこと、川島の提案が相手を怒らせた!? と思ったところで、太郎がうまく事態を収束させて、太郎、私生活も仕事もばっちりじゃん!

そしてこの太郎の助けを得て、むしろ反省するのは川島だったのですね。素直な太郎の態度に、自分もそうしていたらよかったのだろうか。過去を思い悩むというのですが、そんな川島に後ろから抱きついてきた謎の男。これ、場合によっては事案だよ!? ともあれ、桃ちゃんと呼ばれたこの男。彼が、さっき川島のいっていた素直になっていたら違ったかもしれない相手? ここにきて、川島周辺がクローズアップされる兆しです。

『オフィスにラブコメはいりません!』

会社の危機? 親会社のご令嬢が視察にくる。イジワルで剛腕。業務改革と称し、数々の子会社を整理してきたという実績を前に、怖れおののくわかばに千堂。この会社がなくなったら、自分たちも一緒に消えてしまうのではないか? まさしく存亡をかけた緊急事態であるというのです。

こんな時に、部長以下もろもろは姿を消して、しかもその理由がことごとく令嬢、紅麗城アクヤの気に障る。って、まあそらそうよな。今のご時世、昼から酒席をもうけるとか不要な前ノリ出張とか、そら整理対象にしてくださいってな暴挙ですよ。

でもアクヤにはそれ以上に気になることがあった。それは謎の人物、苗木わかばのこと。イケメンはべらす地味キャラを見て、この女こそがヒロインであるか! となれば、転生悪役令嬢である自分は、わかばをいじめる悪役として散る運命! これをなんとかせねば破滅が待っている!

ここに再び、同じ世界からきたっぽい人物現れて、さあアクヤの運命やいかに。そしてわかばとアクヤの関係は!? ええ、わかばと千堂に恋愛の目がないというのなら、千堂は薔薇園に渡して、わかばアクヤで成就なさいまし! ええ、それがいい。それがきっといいと思うのです。

2025年11月8日土曜日

『まんがタイムきらら』2025年12月号

 『まんがタイムきらら』2025年12月号、発売されました。表紙は『スロウスタート』。花名とたまてが、カラフルに染めた両手指の爪をこちらに向けてご機嫌の様子です。花名は生え際から爪先にかけてのグラデーション、たまては指それぞれに違う色をいれたりして、こうしたところにも見られる個性。服装はふたりともにシックなクラシカルスタイル。蝶結びのかたちした髪飾りもまたかわいらしい。ほんと見ているだけで楽しさが伝わる、そんな愛らしい表紙です。

今月は新規ゲストが1本です。

『シーンゼロテイクワン』

優等生のお嬢様を演じている明尾椛恋。これまで誰にも見抜かれることなく、学園での人気者だった彼女の秘密に迫る人間が現れた。演技の匂いがする。突然ぶしつけにいわれて、ドキリとした椛恋。目の前にいるのは、学内でも有名な危険人物、九条銀華。教室を血の海にしたとか刃物持ってうろついてるとか、とにかく関わりあいになりたくない人物。風紀委員にも目をつけられていて、と、そんな彼女にロックオンされてしまった椛恋は、銀華からの呼び出しに応じてしまうのでした。

会って話してみれば、噂ほどの危険人物ではないみたい? 部屋中に散らばる原稿用紙は、映画の脚本なのだそう。いつか映画監督になることを夢見る、それが九条銀華だったのですね。学生向けの映画祭、スパークル学生映画祭、通称SSFFのグランプリを獲ると豪語した銀華は、その主演女優として椛恋に白羽の矢を立てたというわけです。

求められる椛恋の演技力。素の自分を隠し、優等生を演じる彼女のその能力こそが欲しい。と、そこまで話したところで、不審な状況を嗅ぎつけた風紀委員が近づいてくる! このピンチをいかにしてかいくぐるのか。そこで椛恋の演技力。銀華を指導する風紀副委員長に扮して、委員たちをやりすごすのです。

椛恋の演技力は掛け値なしに本物! それが証明されて、ついに動き出す銀華との映画製作。と思ったら、椛恋、自分の本性を隠す演技はできても、意識しての演技はできないの!? ここに銀華の見込み違いが発覚? という再びのピンチ。これをいかに乗り越えるのか。それが最初の課題となりそうです。

『しあわせ鳥見んぐ』

霧の晴れた鳥海山にて、イヌワシを待とうとする岬たち一行。警戒心の強いイヌワシは、追うというより気長に待つのがいいと、こうしたところに翼のベテラン感が出ていい感じ。開けた場所に観測基地を準備して、フィールドスコープも完備。お茶など飲みながら、ゆったりと待つ。そのゆるやかな時間、穏やかな雰囲気に、どうもテンポがあわない岬が難しい顔しちゃうんですね。

でも、ひながね、たまには羽を伸ばしてもいいんじゃないかって。肩の力を抜いて、ゆったりと自分たちを取り巻く自然に気持ちを向けていく。森を感じ、鳥たちの生活を感じ、そうしたありのままのなかに自然体でいれば、あるがままの自分でありのままの鳥たちに向きあえるんだ。

その気持ちの変化がイヌワシにも通じたか。どれほどの時間をこうして過ごしたのでしょう。今、大空を渡るイヌワシの姿を見つけて、自然とカメラを向けた岬。シャッターを切った、そのときの景色やいかなるものであったのか。ああ、これはきっといい写真になる。そう思わせてくれる瞬間が見事素敵でした。

『ざこのみなさんお大事に』

今日は雨、お客さんも少ないからと、こういうときにこそポップ作ったりして、魅力ある売り場にしていくのであります。

今回売りたいのは、店のすすめる栄養ドリンク。まずは売り文句を考えよう、というのですが、えぬ氏が考えるとどうにも煽りがまじるというか、いかがわしさが出るというか、採用しづらい雰囲気いっぱいになってしまう。とはいえ、椿のアイデアはあまりにそのまんますぎて選びにくい。他とは違うもの、でも突飛すぎない、そんな難しいバランスに苦悩するみみにえぬなのでした。

ここで椿が描いたイラスト。まさかこれが後に効いてくるとは思わなかった! はいいとして、イラストレーターやってるみみ渾身のイラストがですね、この子の好みをこれでもかと押し出してきて、いい感じ。なるほど、みみはお姉さんが好きと。で、ここにやってきたのがえぬの姉、える。美人姉妹が揃って、狼狽するのがみみです。お姉さん、どストライク! かわいすぎる。美人すぎる。もう本当に不審な動きしちゃって、まあ、好きな相手前にするとこんな感じですよね。この初々しさ? もまたみみの魅力ですよね。

と、ここで椿のイラスト大活躍。えるが気にいっちゃって、それで実際に手にとった栄養ドリンク。レジでイラストを思い出して笑ってしまったえる。口にした、もりりんもんろーなる語が椿を襲う! ほんと、あっちでもこっちでも羞恥が爆発する、にぎやかで楽しい店舗風景でした。

2025年11月7日金曜日

『まんがタイム』2025年12月号

 『まんがタイム』2025年12月号、発売されました。表紙は『大家さんは思春期!』。くつろぎタイムをテーマに、パジャマ姿のチエちゃんが大きなクマのぬいぐるみだっこして、これがまたかわいらしいんですね。『跳べないウサギと神の島』リンコもおくつろぎ中。なんか漫画読んでるみたいですね。『わさんぼん結』はきーちゃんが暖かそうなかっこうで、懐中しるこをいただいている模様であります。

『腹割るウチらの秘密ごと!』

クリスマスまであと一ヶ月。約束のナイトプールが迫りつつあるというのに、いまだに腹の肉をタプらせているヒメコ。あまりのヤバさにおとに泣きつくのですが、元が悪いと冷たいコメント! おとさん、このへん遠慮なくなってきたなあ。ふたりの距離がそれだけ近づいたのでしょう。いいことだと思います!

ヒメコのプランク、5分できるようになったというのですが、その姿勢じゃあダメだよ! というので、おとがきつめの2分メニューを伝授します。プランクからスタートして、30秒ごとにクランチ、レッグレイズ、バイシクルクランチと休みなしにシフトしていくのですが、余裕かましてたヒメコが人の姿を保つのもやっとに!

でもね、音をあげながらも、おととの約束を守るため、このきついトレーニングを続ける意思を見せたんですね。ああ、おとはどれほどに喜んだのだろう。そして約束に向けて日々努力を続けるヒメコ。さあ、その成果は出たのでしょうか!?

おとの前で水着に着替えたヒメコ。おとが驚きの声をあげたその理由とは!? ああ、気になる! 気になりますよね、この引きは!

『星月夜工業高校ルナ同好会~38万キロの奇跡~』

夏といえば合宿。ほぼひかりひとりの情熱で、ひかり父の管理する天文台での合宿が急遽実現の運びとなりました。ひかり母には遊びにいくとごまかして、報告は帰ってから? なかなか危険な匂いのする行動力です。

しかしなかなかにいろいろあった合宿です。ひかりがコテージを借りたのはいいけど、男女同部屋!? 輝夜が怒っちゃいましてね、まあ、怒るよね、この子の性格なら。で、その理由も判明するんですよ。そうか、かつて男女間の揉め事に困らされたことがあったんですね。だから、もし誰かが誰かを好きになったときは報告してください! って、それこそなかなかハードル高めな要求じゃありませんか!

でも、その報告、必要になるかもしれません。父との話がこじれたひかりをなだめる素直。ひかりが眩しいと、その思いが彼に踏み出させたこの夜のエピソード。そして思い出される、かつてふたりが出会っていたという思い出。この運命が、素直に自覚させるひかりへの恋心。ああ、報告ですか!? 報告ですね!? 報告するならはやい目ですよ?

『良倉先生の承認欲求』

生徒を厳しく指導する良倉は、生徒からちょっと嫌われぎみで、それを気にしてしまうのもこの人のかわいいところ。癒しを求めて、アロマキャンドルを作ってバズを狙うのですが、まさかこれがあんな誤解に繋がるとは予想もできなすぎじゃない!?

良倉のSNSアカウントを暴くべく、この前知った上枝のフォロー関係から洗おうとする明戸がですよ、こともあろうにSM大好き全力おぢなるアカウントを良倉のものと誤認!? というか、まさかそんな勘違いする? というか、なんで上枝もこのアカウントをフォローしとるの!?

あまりに想定外のおぢの発言に、見るんじゃなかったと後悔しはじめる明戸。そして良倉とのちょっとしたやりとりから、最近ロウソクネタをポストしましたね? この一言が良倉を追いつめて、ついにOLさんの秘密が明戸に知られたか!? と思いきや、だってこの人でしょ!? と突き出されたのが、SM大好き全力おぢ!!

って、明戸先生、学校でそんな名前、大声でいっちゃいけません!

で、このときの良倉の驚き。誰!!! っていうの、もうめちゃくちゃおもしろい!

ほんと、今回、尋常でないおもしろさ。明戸先生、とばしてくれますよ。

2025年11月6日木曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2025年11月5日水曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2025年11月4日火曜日

『押しかけギャルの中村さん』

『押しかけギャルの中村さん』、第76話を読みました。

『押しかけギャルの中村さん』

秋山の進路問題が一段落ついて、さあ次はなにの話題かといいますと、おおう、榎本の恋心でありますか。

まず前段としてオカルトサークルへの新入生加入がありまして、かりんのコスプレが大活躍してますよ。鬼のお姉さん、かわいいと好評、でも彼女には秋山さんがいます! で、鬼と単純にいうなかれ、酒呑童子でありますか! 大江山の鬼神ではありませんか。

そしてかりんのそばには、狐耳つけた榎本が。めちゃくちゃかわいいな! ちょっと照れくさそうにしているのがまたいい。この女子ふたりのおかげで勧誘の難度が大幅に下がって、男ばかりのころは避けられたというのに、女子の呼び込みで見事新入部員ゲットですよ。

さて、本題はここからです。コスプレするの嫌いそうなのに、岡崎にそういわれた榎本がポツリと、岡崎さんの頼みだったから……。ああ、恋心というのは常にはやらぬことでもさせてしまうわけなのですね。

その榎本、岡崎の進路、子供向けのサイトを作っていたりするのを聞かされて、夢に近づいてるじゃないですか! 自分のことのように喜んで、ああ、距離が近い! ほんと、榎本さん、これまでに見せたことのないような初心さを見せちゃうんですよ。

榎本、いろいろがんばるんです。同年代の女性には好かれないっていう岡崎に、そんなことないですって明言して、しかもその勢いですごく身近にいるとかいって、もうほぼ告白じゃん! こんなの! っていう状況で、オカルトサークルというシチュエーションが災いした? 予言? って、そんな無茶な! で、秋山が本当は違うんでしょ? と、ここでまさか占いですよねとかいいますか!?

あの、榎本のがっかり顔。これもかわいいんですけどさ、こんなにも通じないのか、こんなにもこの連中は恋愛の機微にうといのかと、ある種絶望を感じさせるものでした。

そんな榎本の岡崎への予言。遠くない未来、身近な女性に告白されます! これ、さすがに岡崎さんも察したのでは? これで察することができないとしたら、秋山さん並みですよ!?

そしてひとり恋の波乱に飲まれてアップダウンしている榎本さん。彼女の明日は明るいものになってほしい。でもほんと、こんな素敵なお嬢さんに好かれるだなんて、岡崎さんは果報者ですよ。

2025年11月3日月曜日

『まんがホーム』2025年12月号

 『まんがホーム』2025年12月号、先日の続きです。

『うちの秘書さま』

山田が皆をスケートに誘ってくれました。はじめ、七瀬、田中さんだけでなく、メイドさんたちまで! おお、山田よ、ナイスです。

スケートははじめてという七瀬にはじめ。メイドがいうには、幼少のころ、はじめはちゃんと滑れていたらしいんですが、まるで記憶にない。ということは、やっぱりはじめてと勘定してかまわない。実際、まるで滑れない、どころか、リンクに辿りつくのもやっとじゃありませんか!

対し田中さんは、地元でよく滑っていた。本人いわく普通だそうですが、たぶんプロ並みだ。その推測正しくて、というか、目にもとまらぬ速さ!? ありえない速度見せてくれて、ナンパからも瞬時に離脱。なかなかうまく滑れないはじめも華麗にエスコートしてくれて、って、ちょっとした絶叫マシーンじゃん!

山田のおかげで七瀬も滑れるようになりました。はじめは終始ダメだったのかな? ともあれ、メイドさんに山田と、たくさんのコレクションも集まって、って、それ、いけないやつでは!? いやほんと、はじめは別にいいけれど、田中さんにバレたら、山田、絶交されちゃうやつですよ?

『座敷童子あんこ』

七五三の話題です。かつて人間の子供だったころに、七五三を祝ってもらった記憶があるらしいあんこ。それを聞いて、あんこに気を使う幸太なのですが、本人はなんら気にしちゃいない? むしろ謎の記憶が次から次に出てきてるじゃありませんか。

あんこに七五三の記憶があれば、幸太にも同じく思い出があって、しかしそこにミイラ男がいたという謎までついてくる。どういうことか、その謎は後にちゃんと解明されて、なるほど、イエティに締め潰されて包帯ぐるぐる巻きになってたパパさんでしたか! というか、よくそれで無事だったね!? ほんと、パパ上もそうとうに怪奇寄りの人でありますよね。

そのパパさん。今はビッグフットに締め潰されて、やっぱり包帯ぐるぐる巻き。ママさんの自然体での記念撮影に、またもミイラ姿で収まって、これ、いずれふたたび謎として語られそうでありますね。

『歌詠みもみじ』

もみじの授業参観に気合いのはいるママさんです。ばっちり着飾って、いやもうおきれい! 気合いはいりすぎではとパパさんにいわれて照れる様子もまた愛らしい。今回は、ママさん回ですよ。ほんと、最初から最後までずっとかわいかったです。

そのママさん、着物姿で参観するパパさんが渋いって評判よいのに気を悪くして、醤油の染みがありますよとかいっちゃうやつ。いや、これ、嫉妬でしょう! パパさんに注目集まって気が気でなかったんですよね、ママさん! ほんとかわいい人ですよ。

参観には花見咲子もやってきて、それを部外者と通報、しっかり排除する千恵の表情がまた素敵。愛するもみじに接近させてはならじと、この徹底ぶり。ええ、ここにかしこに愛の火花散るのでありますね。

この学校の生徒ならではなのか、個性的な親子関係が垣間見えておもしろかった今回。先生もまたいつも以上に美しくいらっしゃったりして、この先生、ちゃんとしてたら美人の類いですよね。でもいつもの飾らない先生も素敵です。

ラストに合流した咲子。その運転を知るもみじは咲子による送迎を回避して、知らぬパパさん、ママさんは大変な目に! 参観だけでもくたびれただろうに、それ以上の深手を負ったというんですね。

2025年11月2日日曜日

『まんがタイムきららキャラット』2025年12月号

 『まんがタイムきららキャラット』2025年12月号、先日の続きです。

『魔法少女は羞恥心で強くなる』

ついに激突なったゆずと真侑。ゆずが零を狙うのは、零のことが好きだからと思い違いしている真侑に、あくまでも零を守ろうとする真侑に嫉妬心を隠せないゆず。この思いと思いのすれ違いや、いかに着地しようとするのか。

しかし、ゆず、屈折した子です。世界に対する復讐心と、真侑に向ける恋心。かなわぬ恋の悲しさもあれど、愛するものに攻撃を加えたい、そうした気持ちの向かいかた。どうあっても誤解を招いてしまう構図がまた悲しくて、それがこの一対一の対決にまで発展してしまったというのです。

優しさあるいは戸惑いか、攻撃しようとするもどうにも決意が鈍る真侑。対し、躊躇ない攻撃が一枚また一枚と真侑の衣装を削っていくゆず。自分に対し本気じゃないと真侑を責めるゆずの、容赦なく攻め立てるその戦い様に、ずっと劣勢であった真侑だけど、零への思いと世界を守る決意が、ついにゆずに真っ向から立ち向かわせるにいたります。真侑の思いはまたゆずをも包み込んで、世界をともにまたゆずをも守ろうとするその一撃は、ゆずに心を開かせて、ああ、ここに真侑への思いを伝えることができたのですね。

零から、そしてゆずからも思いを寄せられる真侑です。その状況は真侑のキャパを遙かに超えて、しかしいずれかはなんらかの答を出さないといけない日がきちゃったりする? そしてゆずはというと、まだ黒元素の金平糖を手放そうとしていなくて、まだまだこの戦いは続きそう。

ノクタン本来の意図から離れ、錯綜するこの戦いの行方。一旦でもまずは落ち着く、そんな日は遠そうです。

『ごきげんよう、一局いかが?』

誕生日の翌日、熱を出してしまった乃々花さん。嬉しさゆえの羽目はずしが祟ったか!? と思ったら、いや、まったくそのとおりか。この日の様子を、家族相手にロングトークしちゃったんですね。それもきっと熱弁雄弁。描かれたその時の様子。相当な熱の入りよう! で、その熱がさめなかったから今日は学校お休みなんですね。

乃々花の不在が、冴にこんなに影響するなんて思いもしませんでした。なんだか千星と出会ったころみたいだ。昔を少し懐かしんで、そのころのように過ごそうと決めた冴です。千星に今日はひとりで過ごすと、その詳細も伝えずメッセージ送っちゃったものだから、千星さん、大パニック! 冴に理由を聞こうにも、なかなかそのゆとりが持てずに迎えたお昼休み。あのとき出会った中庭で、ひどいわ、冴さん! と抗議なさるのですよ。

でもね、ここで一緒に麻雀をする。ふたりで組んで対戦したりね、お弁当食べさせたり、冴のワイルドなぺろりに千星さま陥落しちゃったり! 麻雀の打ち筋もふたりの関係も、もうあのころとは違うんです。だから4月ごっこ終わりでいい? 切実な千星の眼差し。ああ、その心情の溢れんがごとき表情に、もう戻すことのできないふたりの時間を思ったのでありました。

そして乃々花を見舞う千星ですよ。おお、髪おろし乃々花さん、すっごくかわいい! からの、千星を前にしてまた暴走ぎみになっちゃって、さらに冴との今日のこと聞いちゃったもんだから、いやもうこれがなによりの薬? 追いかける千星さま、アーンと、見逃してはならぬ瞬間、千星さまはおっしゃってないけどぺろりもありましてよ? うかつにも見逃してしまったことが腑甲斐ない!

もうなんとしても元気にならなくてはと、がんばって栄養補給する乃々花さんのそのたくましさ。ああなんておかわいらしいこと! ええ、どうぞ冴、千星のふたりを見守るお役目に復帰なさってくださいね。

2025年11月1日土曜日

『まんがタイムオリジナル』2025年12月号

 『まんがタイムオリジナル』2025年12月号、先日の続きです。

『ムクカノ:無垢で無口な職人彼女と、静かでにぎやかなふたり暮らし』

院長から誘われて旅行にいった椎名と賢太。ふたり一緒の部屋で、ふたり一緒の夜。並べて敷かれた布団に、いろいろ考えてしまって緊張してしまうふたりなのですね。

これはつまりそういうことなのか? いや、気にせずそのまま普通に寝ちゃってもいいのんよ? 背中あわせの緊張の時間を経て、はじまるふたりの会話。そこには気まずさや不慣れゆえの疑問や、そして急ぎたくない、慌てたくない、自分のペースを大切にしたい。そうした気持ちの一致があって、ああ、やっぱりふたりは似た者同士なのだなあと思わされた時間となったのですね。

ふたり同じ考えと確認しあっての夜。隣りあって眠る。それがなんだかこそばゆく嬉しい。そして夜中、意図せず縮まった距離に安心するところあったのか。身を寄せる椎名に、安心や愛情、そうした気持ちの感じられる素朴でロマンティックな情景でした。

『沖浪荘202号の漫研部』

こっちはすごいぞ、ロマンティックのかけらもないぞ。飲みすぎた桐が休もうと提示した先がまさかのラブホテル。桐、つくし、甲の3人で入室することとなったのですが、男女3人、密室、一夜、何も起きないはずがなく……。ええ、桐とつくしの乱暴狼藉、やりたい放題の夜がはじまろうというのです!

酒に酔って退避したはずの桐は、さらに燃料を補給して、甲に求める無理難題。いや、甲よ。パンイチ体育座りくらいかなえておあげなさいよ! と、桐の要求なんかはかわいいものだと、真骨頂、つくしのさらなる無理難題がふたりを襲う!

興味本位で買ってきたというアレなアレ! 突如流れるアレな映像に、重なる物色。そして桐にスケスケバスルームで一緒に風呂に入ろうと強引に迫って、ああ、あれだ、もう手のつけられないやつだ!

それでも結局はなにごともなく一夜をしのいだのですけど、ああ、これが次なるトラブルの火種に? 3人で建物から出たところ、ばったり出会った知りあいに、凍りつく時間!

これからどうなるのでしょう。なにをいっても、無理な言い訳としか思われないシチュエーションでありますよ。

『もどかしコンプレックス』

enonさんと突如会うことになったmochi。思いもしない綺麗な女性、同じ界隈の者とは思えず緊張するmochiだけど、mochiが言及したenonのアイコンのキャラクター。ニャーヤちゃんをmochiが知ってるとわかって、突如火のつくenonのオタク魂! 早口の長文マシンガントークが、ああ、enonさんも仲間だと心底思わせてくれた瞬間でした。

しーさんへのプレゼントに、しーさんが好きそうなハムスターの玩具をガチャで引くときめたmochiです。これと決めたハムを引くために、次から次からコインを投入するその姿。ああ、ランダム商品はこれが怖いですよね。コンプ欲のある人は、それこそ出るまでやめられない。見事に沼ったmochi、ああ、enonの応援があったからこそがんばれたのかい!?

こうして決まったしーさんへのプレゼント。しかしその後のボイスチャットで、enonとmochiが池袋で会っていたことを知られてしまった。enonが咄嗟にごまかすも、しーさんはなにか感づいた模様!? ああ、これはもしや一悶着あったりするのかな。どうかなにごともなく事が落ちつきますように。