『まんがタイム』2014年2月号、発売されました。表紙は、おお! 大きく『おとぼけ課長』でありますよ。これはなにかの記念号!? ええ、まさしくそのとおり。『まんがタイム』創刊400号だというのですね。つい先日『まんがタイムきららキャラット』が100号を記念して、そして今度は『まんがタイム』が400号。おお、4倍。4倍の月日、それこそ三十数年をついやして、400号を数えたのですね。その間、『おとぼけ課長』もずっと続いてたわけか。ああ、偉大であります。
『ゆとりノベライズ』、新しい登場人物が加わりましたね。前回で、ゆとりと里美さんの関係、それがひとつの山場を向かえて、いうならば一段落。ゆとりはゆとりで、恋愛モノにチャレンジすることになって、いうならば再出発。そうした局面に投入される女子高生。ああ、これは驚いた。ゆとりのライバルになるんですね。新人さん。桜木ミツヒという、野心まんまんの女の子。里美に、さらに雷童にと、決めのセリフを用意してきていて、でも挑発しながらも、根っからそういう子ではないみたいなんですね。都ゆとりと紹介されたその時、ああ、素が出た。可愛いじゃん。でも、ゆとりの本を参考にと思って、今日ゆとりの新刊を手にとって、かくして成立した先輩後輩の関係。どうなるのでしょう。いい関係になりそうな予感がするんですよ。なんか、楽しそうですね。というか、里美さんに会う、その時が待ち遠しいじゃありませんか。
『週末すろーらりー』、ゲストです。都会を離れて田舎に越してきたお嬢さん、呉羽百子。セーラー服にくせっ毛、短かいおさげにしたりして、そして眼鏡、可愛い女学生じゃありませんか。って、なんとまあ、学生さんじゃないのね!? 引っ越しの挨拶にご近所をまわっていた百子。出会ったのが、市野瀬一子、高校二年生。元気というか、堂々としたお姉さん気質のお嬢さんで、そして実際お姉さん。妹がいるんですね。二子。卓球が好きみたい。卓球には熱く、人間関係はクール。そんな小学五年生です。で、百子、千枝さんところのお孫さん、なんだそうですが、見た目中学生、実は24歳。子供服のメーカー勤めで、着ている服もそうみたい。ミケハウス。卓球の夢ちゃんが所属しているということで、同期なのね、二子が大興奮。とりあえず仲良くなれたようでなによりです。百子、都会から田舎にきたというの、仕事をやめてきたのかな、そう思っていたら、今もちゃんと勤めてるみたいですね。遠距離通勤? あるいは、またなにか違った勤務体系? 来月も掲載されるらしいので、他にどうしたことが描かれるのか、楽しみですよ。
『大家さんは思春期!』、チエちゃん、やりすぎだ! お友達の家、初訪問、というので、ものすごい気合いなんですよ。玄関で、正座してご挨拶。お母さんも焦っちゃって、手土産に手作りのどら焼きをお持ちしました。それで目の色が変わる友達4人がものすごい。鬼気迫る、そんな表情。どんだけおいしいのか。お母さんも、子供の作るもんだし、侮ってたらこれがもう大変。って、お母さん、めちゃくちゃ可愛いな! チエのカルチャーショックがいいですよ。ウチのアパートよりも広くて綺麗。めんくらっていて、漫画もなんだかキラキラしていて、新しく知る刺激にすっかりやられてるんですね。で、チエちゃんが一躍この家の人気ものに。チエにとって、一番の刺激、一番の魅力的だったこと、それは家族だったのですね。お母さんの手伝いして、お母さんからはこんな子がお嫁にきてくれたらと、すごくいい評価。兄ちゃんからは、こんな妹が欲しかった。父ちゃんにいたっては、玄関で出迎えてくれたチエちゃんに感涙する始末。いやもう、どんだけ大サービスなのか。チエちゃん、ほんと、大人気ですよ。うちにもきてほしい。
『ノコひけ!工業娘。』、扉にて相川、桜、麻見が可愛くポーズ、これは路線変更か!? と思いきや、いやいや、本編ものすごいな、雪の日、実習棟は外廊下にて雪と戦う娘たち。可愛さのかけらもなくて、最高でした。あの、無邪気に踏み込んだ桜の後悔。ぐぼっ! って! あれは、もうどうしようもなく笑った。面白いわあ。相川の誤った解もいかします。チコの作戦もまた不発に終わって、あの次々失敗する策略。おかしくて、おかしくて、プリティーも神菜先生も、ほんと、実によかったです。しかしほんと、I科女子のバイタリティ。いかします。最高だと思います。
- 『まんがタイム』第34巻第2号(2014年2月号)
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