『まんがタイムスペシャル』2014年3月号、昨日の続きです。
『ナースドールまりあ』、ナースコスプレまりあさんですよ。ふたりで歩いていたら、デート中と勘違いされた。慌てる四郎なんですが、まりあはなんとも思ってないんだろうな。意識してるのは自分だけか。そんなこと考えていたら、まりあの内心ですよ、ああ、まりあも少しずつ変わっていってるのか。心の成長というやつなのか? 気持ちは少しずつ変わって、けれど意識がまだ追い付いていない。いつ自分の気持ちに気付くのか、そんなふたりを見守るえりなと山岡なんですね。けれど、その日がきた時、四郎は、まりあはどうするんでしょうね。
『アテナの初恋』。アテナというと、どうしても戦の女神と思ってしまうんですが、そもそもは知の女神でありますね。というわけで、家にはたくさんの蔵書があって、さながら図書館のよう。皆から興味持たれるんですが、アテナは貸すのはかまわないけど、家にこられるのは困るというんですね。なんでか。男みたいな部屋だからっていうんですね。だのに、急に押し掛けてくるという、そんな男があらわれて、困ったアテナはヴィーナスに助けを乞う。それでヴィーナス、アルテミス、アポロンがきてくれたんですが、お父さんの書斎とか、サスペンスに出てくる洋館だとか、アルテミスの感想がその都度その都度いい感じです。というか、アルテミス、どんどん可愛くなっていくな。しかし、ヴィーナス、気にするアテナにいいこといってくれますよ。ええ、本ばかりの部屋、それはとても素敵なものだと思います。そして普段着アテナ。あの笑顔。最高でした。自然体の魅力であると思いましたよ。
『メェ〜探偵フワロ』は、フワロ氏にチョコレートが届いたというのですよ。一瞬喜ぶフワロ氏。すぐに冷静さ取り戻して、どうせアーサー宛てだ。いやいや、まさかのフワロ氏宛てですよ。って、またまたー、この展開はあれでしょ? ヴィヴィアンでしょ? そう思いましたよ。思いますよね? でも違ったっていうんですよ! おおう、ヴィヴィアン、崖からダイビング! いかす! ヴィヴィアンのチョコレート、一体なにが入っているのか。ほんと、怖ろしい、まさかの展開にしびれました。しかし、フワロ氏、いつにも増して、いやいつもながら? 必死だったんですが、冷静さ取り戻して、探すのをやめよう。そういったところなど、ああ、ちゃんとした人じゃん、いいじゃん、そう思ったわけですよ。そしてフワロ氏とアーサーの会話も、微妙なんだけどさ、つくづくいい関係だと思います。で、チョコレートの差出人、判明。まさかの曾祖母。ミス・レモンの曾祖母。そして、まさかのアラハン! いやもう、そうか、年上か。ミス・レモンのチョコレート、あれもまた可愛かった。なんか楽しそうで、すごくよかったです。
- 『まんがタイムスペシャル』第23巻第3号(2014年3月号)
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