2014年1月9日木曜日

『まんがタイムきらら』2014年2月号

『まんがタイムきらら』2014年2月号、発売されました。表紙は『ゆゆ式』、なんだろう、春を感じさせる、そんな表紙ですよ! 中央にゆずこ、両手に唯に縁、手をつないで一緒にジャンプ。三人のまわり、うっすらとピンクがかって、それが春のような暖かみ? 感じさせてくれるんですね。

チェリーブロッサム!』、綱島先輩と大倉山先輩、そして大咲、メインの3人に話が戻ってきましたね。ひーちゃんのお家で夏休みの宿題をする若者たち。大咲は、合宿でのギクシャクを心配していて、けどどうやら大丈夫みたい? そう思ったら、綱島先輩がやたら親切というかフレンドリー。なぜ!? まさかその核心がお母さん、清火さんから告げられて、ああ、大咲、知っちゃいました。ということで、親の目の前でナンパですよ。いや、違うって! 火文先輩の番がきたのかな? ともあれ、綱島先輩、やたらめったら可愛くって、もうどうしたらいいんでしょうね。

『ギタ×マン!』、連載になりましたよ。で、のっけからあめりの妄想モノローグ。このノリ、面白かったよ。顧問のやまなんのギャップが酷くて、るっかのつっこみも全力。メンバーが揃って、あめりとうるる先輩が漫画、るっかとマサがギター。やまなんにちょろいちょろいといわれてるマサくんのちょろさがいちいち面白くて、いやもう、ほんとウブな少年であります。そして漫画活動。あめりは結構うまい、と思ったら、うるるんも結構なもの。ただ、漫画っぽくないっていうか、写実的、肉感的だっていう、その絵の微妙さ。デフォルメしてアタリをとって、それでも画風変わらない。うん、あれは面白かった。最後にマサを突き放すやまなん、これもいかしました。

『魔がつくジョイフル!』、ゲストです。元ソフトボール部のキャプテン、ユキは高校デビューとやらをたくらんでいるみたいなんですが、そんな彼女が登校途中、見つけてしまったのが獣に頭をくわえられてる女の子だったんですね。すっごい血まみれ。お腹が減ってるみたいで、けど食べものじゃなくて血が必要らしい。魔界のものだっていうんですね。中二病ってやつ? いや、実際そうらしいんですね。マナリー。家出してきた魔王の娘。やたら強くて、追手の獣を撃退している。そう思ったら、別の魔物にあっさり押さえられてる。そのピンチをユキに助けられて、ユキと友達になる、そういうんですね。魔王の娘だけど、フツウの女の子としてすごしてみたい。そういうマナリーに共感して、ああなるほど、これはいい感じ。ふたりの最初の結び付き、それをうまく見せていた、そう思います。さて、こんなふたりのフツウの女の子としての暮らし、その様子は次回でありますね。楽しみですよ。

『聖さんの未練!』、ゲストです。交通事故で死んでしまった瀬川聖が、同級生の男子、須和大地の前に幽霊になって化けて出たというんです。思い残しがあった? って、それはどうも大地の方であるようで、56回目の告白の返事、それを知りたいと教会で祈り続けたその結果が幽霊? 聖は大地から離れられないようで、なるほど確かに大地の祈りの結果なのかも知れませんね。聖が成仏できないのはなぜか。大地の望んだ答は告げたし、弟の様子を見て、姉の死のショックから立ち直りつつあること確認して、それでも成仏できない。なので、しばらく大地と一緒にいることになるというわけです。これ、両思いになったら、というか素直になったら? 成仏とか、そういうのなのかなあ。だとしたら、自動的に悲劇のお別れだ。ちょっと死が軽いな、そういうところが気になりましたが、聖の情を描いていこうとする気持ちはよくわかる。だから、どういう展開で、どう深めていくか、そういうところ、気になりますね。

  • 『まんがタイムきらら』第12巻第2号(2014年2月号)

0 件のコメント: