『まんがタイムジャンボ』2014年2月号、発売されました。表紙のテーマはウインタースポーツ、『レーカン!』天海さんはスキーのようですね。しっかり着込んで、厚手の手袋。ストックを手に滑走しているところ? あのまとめた髪が風に吹かれて舞う、その感じがいいですね。そして他には、『花の任侠物語しずか』、静花がフィギュアスケートですね。『じょしもん』美々はカーリング、ストーンをまさに投げたところであります。
『凪くんの不運な棚ぼた』、平太郎の暮らすアパートに突然姉さんがやってきたというんですね。スーツに眼鏡、凛々しい社会人お姉さまでありますよ。素晴しい! さて、平太郎のことだから女を連れ込んだりはないだろう、と思ったら疫病神が、子供がいたりなんかもないだろう、と思ったら座敷童子がひょいと出てきて、実にややこしい事態であります。あの、疫病神が関係を誤魔化すためにいとこを騙るところ、あれはおかしかった。そして姉さんの、疫病神の存在を信じてないようで微妙に信じている? その雰囲気も面白かったです。お姉さんに、とびきりの美人といわれてなんか嬉しそうな疫病神が可愛い。好きな人がいるといわれて、姉弟なのに! 頬染める姉さんも可愛い。平太郎の料理を食べて、実家に帰るなという姉さん、ポンコツで可愛い。ええ、いいお姉さんでした。またの出演、お願いします。
『乙女ほるもん』、毎年恒例のバレンタインの風景。大量にチョコレートの仕込みをする良介の姿は今年はなく、かわりにチョコ作り講習会を開くというんですね。そこに参加するタマキ。ミミに贈りたい。いや、まあそりゃそうだろう。と思ったら、クリスマスの手編みのマフラー、あれをミミからのプレゼントと思ってる。そのせいで生じる誤解がナイスでした。しかし、今回もミミ、風波さんが可愛くて素晴しい。ミミとタマキ、チョコレート作りで対決することになって、いや、けど、良介、自分に向けられた恋心に対しては鈍いのに、タマキにはしっかりアドバイスして、それでタマキの恋も少しは動き出そうというのだろうか? いや、カワイイなって、良介のタマキへの恋が!? 残念、それはありませんでした。しかし、今回は怒涛の展開でしたね。タマキの背を押して、しかし気が気でない良介に、それでいいのかと迫る風波さん。ミミが地底人であることを知っていると明かし、そしてさらに、自分の恋心も明かして、ああ今度は良介の正念場。どうなる、どう応える? ほんと、これは大変なことになったぞ! そう思ったら、次号最終回! なんだって!? うわー、ショック。けど、ならばこそ良介に注目ですよ。
『びあ充!』、今回は年越しですね。あさひに対する家族のイメージ、それが酷くてよかったです。そうかそうか、友達おらんと思われとるのか。あさひ、キヌと一緒に木林泡店にいくのですが、その手段が人力車だというんですね。法定速度は守ります。って、時速50km出すらしい。車夫、すごいな。蕎麦うって、ゆでて、食べる。そんな大晦日。いいなあ。慣れてなくとも、きっとおいしくできてる、そう思いますよ。そしてビール。この漫画は、ビールがないとはじまりませんよね。今回はホットスタウト、スタウトビールを温めて、砂糖とシナモンを加える。ああ、これはおいしそう。ドイツでは、結構温めたビール飲むらしいですよね。ワインだったらグリューワインであります。これ、ほんとおいしいんですよ。ええ、ホットスタウトも飲んでみたいですね。しかし、これですっかり酔い潰れて、初日の出を拝めず。けど、こうであってこその彼女らという気もしますよね。
『桜乃さん迷走中』。お年玉につられて正月に帰省した桜乃さんだけど、そのお年玉が罠だったというんですね。父の策略。自分ではさっぱりわからんスマートフォン。そいつを買うのに娘の力を借りようというんですね。どの機種がいいか、わからない。なにか希望はと聞くと、カメラがついてて地図がついてて、シュッシュッって、すごく基本的なところで満足してる! いや、でも、そんなもんですよね。私だってそんなもんですよ。しかし、今回は本当に桜乃父のおかしさが際立っていて、ショップにいったはいいけど、いきなり追い詰められた表情ですよ。娘に選ばせて、契約の段になっても娘まかせ。帰りたい気持ちがものすごい! これ、携帯電話ショップの店員さん、こういうのを具体的に体験してるんだろうなあ。いや、ほんと、大変ですよ。それで帰ってからも使い方をいろいろ聞かれて、いやまあ、これも親孝行でしょう。桜乃さん、いいことなさいましたよ。最後のメッセージ攻め、あれもよかったなあ。向上心のあるいいお父さんだと思いましたよ。
- 『まんがタイムジャンボ』第20巻第2号(2014年2月号)
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