『まんがタイムオリジナル』2014年3月号、一昨日の続きです。
『ゆらゆら薬局プラリネ』、バレンタインのエピソードですよ。いつも兄に手伝ってもらっていた妹みさきが、今年に限って手伝いはいらないなんていうんですね。なぜか!? あまりにショックの山内ですが、まあきっと兄にあげるのだろう。それできっと店長や池田が関係するのだろう。そう予測したら、さすがにそのとおりでした。しかし、池田、騙し討ちされたのか。妹がくるとは知らされてなかった。しかも隣の部屋では山内が様子をうかがっていて、社長、面白がってるのかな。そして意外だったのは池田ですよ。お菓子作りを教えるまではいいんだけど、そうなんだ、お菓子となったら本気なんだ。ええ、そのへん兄に似てる。ええ、実は似たもの同士、相性とかもよかったりするのかもって話なのかも知れませんね。
『花と女子高生』、ジギタリス、オンシジウム、そうした花の名前で気持ちを伝えようとする牡丹。その植物の花言葉が解説されるのはありがたいですよ。さすがに花言葉とか詳しくないから、助かります。今回は、双葉のせいといっていいんでしょう、スーパーで臨時バイトすることになって、キャベツが目玉、それをなんだかうさんくさい物語で売り付ける双葉がものすごいです。どうも牡丹が気にいったらしい着ぐるみ。それを双葉が借りた理由、手を繋いでくれるからっていうのがなんだか可愛くて、ほんと、牡丹のこと愛してるんだなって思いましたよ。
『鹿女子【バンビーナ】』、鹿せんべい飛ばし大会、本当にあるんですね……。うん、きっとあるだろうと思ってた。そのせんべいは特別製で、約20cmとか、うん、すごい。見た目のインパクト、ものすごいです。さて、琴子が投げるせんべい。それがあたかも凶器で、大木も真っ二つ。いつもは一方的にやられてる鹿にも見事にリベンジできて、いや、琴子は別にそんな意識はないか。しかし、ほんと、ナンセンス。いつぞやの小鹿とわかりあえなかったり、そして岩永さんの犬がまさかの帰還。ほんと、なんだろうこの不思議な魅力。ええ、おかしくて、おかしくて、見事でしたよ。
『ひよスタ!』、兄貴に運命の選択ですよ。トップアイドルの桃園ちゆみが、兄貴を引き抜きにやってきた。いつぞや助けていただいたお礼にというんですが、バレンタインを口実にチョコレートを持ってきた。それを素直に受け取らない、いや、受け取れない兄貴の様子が、もうおかしくてしようがなかったです。けど、ほんと、この兄貴、シスコンだなんだいわれてますが、ちゆみんの申し出を断わる。ああ、妹と離れたくないからね、そう思わせて、違うという。あの兄貴の笑顔やら、面倒見のよさやらね、本当にいい兄貴だ、そう思わされたわけですよ。皆から慕われているのも、わかろうものです。
- 『まんがタイムオリジナル』第33巻第3号(2014年3月号)
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