『まんがタイムきららMAX』2014年3月号、先日の続きです。
『ご注文はうさぎですか?』は、おお、リゼのお家探訪ですよ。すごいお家! メイドさんとかいる? 期待してたら、なんか強面のお兄さんがいるんですね。すごく紳士的でしたのコマ、ですかいですかいがなんか面白かったです。しかし今回は、リゼの私服、いいですね。他のメンバーはメイドの御仕着せ、千夜の洋装はレアですが、普通に似合ってるので違和感ないですね。というより、友達が家にきたのが嬉しいんでしょうね、ちょっとうかれてるっぽいリゼがキュートでした。城が落ちたり、リゼのコレクションが大変なものだったり、小ネタもいろいろ面白く、そして仲間はずれじゃなくなって、やっぱり嬉しいリゼ。今回は本当にリゼが目立って可愛いエピソードでした。
『ホームメイドヒーローズ』、おおおお、話が動いてきましたね。ぴんくがアイドルデビューですよ! って、違う! そっちじゃない! 本編ですよ。なんか最近悪夢を見るの。そういう話題が出て、いつもながらのシビアな現実志向解釈で、敵組織の陰謀だとかなんだとか、そうした夢をくじきながら展開していくのだろう。そう思っていたら、おや、なんか違うっぽいぞ! なんだろう、ホウキに乗ったその姿、み、見覚えがないな、だ、誰なんだろう。いったいなにがどうなるか、想像もつかないな。いや、けど、まさかの展開? いやもう、こういう展開は予想もしてませんでした。そうだよなあ。徹底的に現実路線、そんな漫画だったけど、よくよく考えたら幽霊がいたり魔女がいたり、そんな世界だったんだよなあ。いや、まだ魔女かどうかわからない。うん、わからない。次回に期待だ!
『彼氏ってどこに行ったら買えますの!?』は雪村さん、大活躍ですよ。哉ちゃんのために参考書を買いたい、そういうみすずに付き合って書店にいくのですが、亜梨香に対しナチュラルにセクハラとか、いやもう、やりたい放題であります。素晴しい。で、雪村さんと亜梨香の立場逆転ですよ。ああ、そういえば亜梨香のお母さん、流行作家でした。山田ジャスミン。あ、お母様の本ですわね。ナチュラルに立場逆転して、あの嬉しそうな雪村さん。で、雪村さんまで哉のことラムネ野郎っていうんだ。いやもう、雪村さん、いかします。
『アリノスワンダーランド』、たかみん、ナカちゃんの関係も、また描かれるようになってきましたね。ルリの高校時分の後輩。それがナカちゃん。今のところは互いにその存在に気付いていない。でも、たかみんを仲立ちにしていつか、今にも再び出会いそう、そう思わせるところあって、じわじわ期待させられるんですね。突然やってきたナカちゃん、なんだか自由そうな、それでいて活発なお嬢さんで、うん、魅力的。ええ、なかなかにいいキャラクターが揃ってきた、そんな感じですよ。
『LSD — ろんぐすろーでぃすんたんす』、冬休みなんですね。浅見さんのお宅でクリスマス衣装、皆で集まって新入生を呼び込む策を話し合おうっていうんですね。最初は、長距離ひとりでも平気、そんなこといってた辻ちゃんが、雰囲気に飲まれたか、酔ったか、寂しいに決まってるでしょ! いきなりの本音トークですよ。泣いて笑って、先輩の留年を期待する。けどこうしたコミカルな展開に、しっかりこの漫画のテーマ、タスキを繋ぐということを盛り込んできましたね。新歓ビデオを撮ったりしながら、わいわいと明るく、けれどもう引退、受験、卒業が見えているんだなあ。ええ、ちょっとしんみりのラスト。辻ちゃんのメランコリーもしみじみわかろうというものです。
- 『まんがタイムきららMAX』第11巻第3号(2014年3月号)
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