2013年7月17日水曜日

『まんがタイムファミリー』2013年9月号

『まんがタイムファミリー』2013年9月号、発売されました。表紙は夏祭ですね。『ぽちゃぽちゃ水泳部』がメイン、綿菓子やらリンゴ飴、チョコバナナ、ラムネなど両手いっぱいに持ったカツ代とたこやき食べてるあゆたん。ふたりともに可愛い浴衣、カツ代がピンク、あゆたんは青、よく似合っていて素敵です。他には『小森さんは断れない!』しゅりが金魚すくいに興じていたり、そして『本の街の看板娘』みすずがフラッペ食べてたりしますよ。

『教壇のポラリス』、いいですよ、面白い。夏の北海道。東京からきた先生は涼しく感じるでしょう? そう思ったのに、まったくのグロッキー。ああー、エアコンがないと駄目なのね。夏、ということで夜にはみんなでお祭りにいって、屋台まわってと楽しそう。先生は見回り、仕事なんですね。天文同好会の皆が一緒に楽しそうにしてるのを見て、仲良しですねという先生。学校からも認められてく、そういう風に思えてちょっといい場面だったと思います。そして天文台へ。 天川先生、学生のころ、手にできなかったものを、この同好会で取り戻していくのかも知れませんね。生徒たちが楽しそう、先生も楽しそう。あの花火に照らされた先生の笑顔、ほんと素敵でした。

『カラフルぶらぱん』、面白いよ。連載になったんですね。女装してランジェリーショップで働いている夏、彼の女の子を見る目が、完全に下着店店員のそれで、ちらっと見えたレースからメーカー、モデル、サイズまで見抜き、さらには体形からカップサイズが違ってるとまでいってのける。理想の胸についてとかもね、男の理想とするそれではない。がんがん女子化が進んでいくんですね。そして店でのやりとりもいい感じで、さっぱり女子アキがナツにつられて赤面とかね、青春ですね。で、作谷氏、見事な変態枠ですね。いい感じです。ナツ、気が弱い、女子が苦手、そういってますけど、デリカシーといいますか、そういうのはきっちりあって、よいですね。蛍光灯になってからというのも面白い。なるほど、多田野にはケイコって名前で通すことになるのかな?

『2倍まもります!』。左佐さん、最高です! 会長の水着が無駄になるところまで、実にいい感じでした。

『純情小町』、いい感じに茶道部の活動描いて、いやもういい感じ。子供会でお茶会を開くのですが、わいわいと集まってきた子供たちに緊張して舞いはじめようとするゆっきー。いやもういいお嬢さんです。と思ったらゴンドラ! ライトアップ庭! ええ、いつもどおりのゆっきーで素敵です。先輩たちも、小学生を和菓子マニアの世界に引き込んでたり、150万の茶器を守るため張り込んでたりと、いい感じ。けど、本番はここからですよ。郁のお点前。きっちり切り柄杓を決めてね、ああ、稽古がんばってたんだ。すごく好感持てる。それにゆっきーも、やたら出来のいい茶道クラブの子ら、茶器について話しかけられた郁にさっと助けの手を差し延べて、優秀だなあ、ゆっきー。郁とゆっきー、ふたり、助けあいながら、お茶を楽しんでいる。学んで、よりよくできるよう練習して、それで多くを得る、その様子。とても素敵でありました。

『軍神ちゃんとよばないで』、新作ゲストですね。主人公は子供時代の上杉謙信、虎千代だっていうんですが、この人、姫様なんですね。そういや、謙信って女性説とかありましたよね。どうもそれを下敷にしている模様? 扉では凛々しい姫ですが、実際のところはどうにもだらけているようで、二度寝当たり前、って、これ夜通し飲んでたのか? 昼間もずっとごろごろしている、本気出すのは明日どころか来月から。しまいにはわらじの履き方を忘れる始末。こんな駄目姫様、嫁ぐ気もさらさらない模様、高望みしてるんだかはぐらかしてるんだか、まったくもって不明ですが、けど事情知らない家来衆からしたら、暴れん坊だの才ある若武者だの、勝手な想像膨らんでしまって、えらいことになってしまってるんですね。穀潰しといわれ、尼寺へ行け尼寺へ、出家させるべく寺へ送られてしまうのですが、住職がさじを投げるレベルの駄目娘。返品されてと、とにかくいろいろあかん娘のお話。いや、なかなか面白そうですよ。続きが楽しみです。

  • 『まんがタイムファミリー』第31巻第9号(2013年9月号)

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