『まんがタウン』2010年9月号、発売されました。表紙は『クレヨンしんちゃん』。新と頭についていて、UYスタジオによる新連載であります。しかし、こうして継続される『クレヨンしんちゃん』。人気なのだろうなあ。そう思って、実際アニメは続いてるようだし、映画も評判みたいだしで、私のよく知らないうちに、国民的キャラクターになっていた。これからも活躍されるのでしょうね。
『RIRIKA☆ビューティフル』、おおう、最終回だった。先月の、佐々木さんとのお付き合い、その進展は最終回を導くための布石だったというのですね。ふたりは速やかに同棲生活に突入し、しかもすごく理想的な生活してる。いいなあ。と思って、さてこの時点では最終回と感じていませんでした。それを、あ、これは終わった、そう思ったのはオバさんとの対決が決着した、あそこででしたね。最終回では、こんな風にいろいろなことに決着がついて、後輩たちの決意とその結果、そして凛々花のその後など、見ていてちょっと嬉しくなる。いい終わり方であったと思います。
『こわれたてのレディオ』、新連載です。緩い感じの四コマ。けど今風の女の子日常といった四コマではなく、むしろオーソドックスな雰囲気。少々シニカルで、あの歴女に考古で立ち向かう合コンとか、こういうの面白い。「悲しき口笛」なんかも、いかにもそんな感じそんな感じとうなずいて、ええ、こういう共感を誘うネタ、うまいと思いました。というわけで、私、「同窓会」に答えるならば3であります。
『かしこみっく』のヒミコがどんどん可愛くなっていって、こうした色を強めていくのだろうか! と思っていたら、最後のページなど実にもとどおりだった。あんまりこういうの好きじゃないんだけど、ちょっと安心しました。この漫画では、時折出てくる神様が好きでして、今回はお稲荷さん、風神、そして八束水臣津野命ときたのですが、神様には詳しくないので、八束水臣津野命の表現が妥当なのかどうなのか全然わからんときています。でも面白い。こういう思いもしないダイナミックな表現、それが味であるなあと思うのですね。そしてイナリ様。いい味出しています。大好きですよ、イナリ様。
『みねちゃんぷるー』、峰が雅を好き。それは勘違いなのかどうなのか。論争の果てに、峰のアタックがはじまるのだけど、周辺はどうももう固められてしまっているようだ。雅の心もなんだか揺れ動いているようだ。でも、さすがにこのふたりで決着、とかはないと思うんだけど、けれど今どきはどんな展開でもありっぽいからなあ。といったわけで、なかなかに期待される状況であります。このまま突き進むのもありだと思う。あるいは、この状況を抜けて、新たな気付きにいたるのもありだと思う。紆余曲折もあるだろう、そうしたところを楽しみにしてしまっています。
- 『まんがタウン』第11巻第10号(2010年9月号)
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