『まんがタイムきららミラク』Vol. 5、先日の続きです。
『ミラク』Vol. 5、後半です。って実はちょっとテンションあがらない理由がありまして、ええ、最終回ラッシュですね。『ミラク』が隔月から月刊になる。刊行ペースが変わるからなのかなんなのか、いずれにしても今号をもって終了するものがいろいろありまして、『前から2両目』、『にじげんめのうた』、『るーてぃんルーティン』、『ルンルルコミュニケーション』、『びぎなーず9』。うう、つらい。好きなのもあった、先がどうなるか、どんな展開が見られるか、楽しみにしてたのもあった。いや、いずれ、遅かれ早かれこうした最終回を迎えるものは出てくるわけで、いちいちこんな風にショックを受けててもしかたないんですが、けど、ちょっと早かったよなあ。みたいに思ったのでした。
『きしとおひめさま』、騎士とお姫様が登場しましたよ。いや、おどろいた。お姫様ってつくよのことだとばっかり思っていたから、別にいたんだ! というか、いわれるまで気付かなかった。彼女がお姫様か! それに、騎士ですよ。ひとりじゃないんだ! 騎士団なのか。謎の穴、AGI波、それらは人の手には余るものだと忠告する騎士なんですが、いったいどういうことかということは次回以降ですね。この漫画は、複数の場で進行していることが並行して語られるものだから、ちょっと内容がわかりにくい。長く読んで、馴染んで、単行本ですっきり得心みたいになるのかな、なんて思ってます。
『福33三色パンチ』は、銀子先生の漫画を手伝う話ですね。ゾンビ漫画を描いている。ゾンビ嫌いなゆかりは、それで銀子先生を敬遠している、という話です。でもさ、コウ、茜が積極的に関わっていくものだから関わらざるを得なくなる。ちょっととっつきにくい娘さんですけど、お金に弱かったり、グロが苦手だったり、それなのに真面目に手伝ったり、この人のよいところがたくさん描かれた回でした。
『Seed』も地上、それから月面という複数の場所でのエピソードを並行して描いていますね。私たちの現在は変異という現象で過去に押しやられてしまった? 過去の地球の痕跡、記録は月面にあって、そして地球では不思議な生物が闊歩したり、学校になってたりするような異様な世界が広がるようになったってことみたいですね。まだこの世界がどういったものかわからない、なんで月と地球にわかれて暮らしているのか、そもそも月にいる人たちは帰れるのか、取り残されたのか、わからないことが多すぎて、そうしたことがだんだんに開かれていくのが楽しみになってきています。
- 『まんがタイムきららミラク』Vol. 5 (『まんがタイムきらら』2012年1月号増刊)
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