『まんがタウン』2011年12月号、発売されました。表紙は秋の行楽、山にハイキングであるみたいですね。『新クレヨンしんちゃん』を中央前面に、後ろに『派遣戦士山田のり子』、『かりあげクン』であります。みな、リュック背負ってるのね。まさに行楽、紅葉狩りといった風情です。
『かしこみっく』は、どんどんがんがんヒミコが可愛くなっていってますよね。扉絵にメイドの衣装で御幣を手にしたヒミコ、ちんまりしたその姿が可愛いと思います。全体に絵がすっきりとして、またちんまりした感じが強くなっているように感じます。そして本編も相変らず面白く、ハードバンク神社とか。神職なのに世俗感あふれるヒミコのいろいろが面白いんですよね。また神様もいろいろ個性的で、人を食ったというか、想像もしない振る舞いが毎度毎度笑わせてくれます。そしてメイドちとせ。ああ、この人は可愛いなあ。なにがジャーンだ。もう、可愛いなあ。
『ケイくんとアヤメさんがルームシェア』は実にいいですね。ケイくんが実に可愛い。できのいい子、しっかりもの。けど、アヤメさんにいい感じにおちょくられたり振り回されたり、その時々のしてやられたケイくんがまた可愛いと思います。そして莉理ですよ。ケイくんのことが好き。けど極端な恥ずかしがりや。というかヘタレよの。ネットで調べる話とかね、この微妙に子供っぽいというか駄目っていうか、できないっ子ぽさがいいと思うんですね。って、そういやアヤメさんもできないっ子やも知れませんね。
『ママはパートマスター』、まだゲストだったんですね。お母さんは有能なパートタイマー。「もはや神レベル」とか、優秀有能という限度を超えてますよね。こういうダイナミックなネタをコミカルなキャラクターで展開するのが面白くて、またお母さんと娘の関係も微笑ましくほのぼので、田中なつの漫画はよいなあと思わされるんですね。これ、連載になってくれないかなあ。ほんと、そう思います。
『せんせといっしょ!』は子供がネコを拾った、それからのみなの可愛いがりよう、それぞれに違って、とてもよい。凜先生のクールに見せてネコ大好きとか、ほんとすごくいい。先日登場の子役華菜のしたたかぶりとか、また園長の負けてないところとか、こういうキャラクターの特性うまく使って、展開、面白さを引き出していくところとかは大変好みです。ほかにもネコの名前がこらーになってしまうみたいなね、こういうオーソドックスなのもとてもいいと思いました。あと「なんか やだ」。これはおかしかった。なんか気持ちわかるといいますか、つられて苦笑する、そんなおかしみがありました。
- 『まんがタウン』第12巻第12号(2011年12月号)
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