2011年11月7日月曜日

『まんがタイム』2011年12月号

『まんがタイム』2011年12月号、発売されました。表紙、メインは『おとぼけ課長』、警察官の格好をしていて、交通整理ですね。他に『だってあいちてる』、『みそララ』の面々も警察官の格好して、『だってあいちてる』はごっこですけどね。ところで『みそらら』の4人、なんだか妙にいかがわしく感じられる、ニセポリスっぽさがなんともいえません。

『ほめよめ』、ゲストです。老舗せんべい屋に嫁いできたかのん。この人がヒロイン。フリフリリボンのお嬢さん。甘ロリってやつなのか? お母さんからの受けもよく、またお父さんも気にいってる。そんな円満家庭ものっぽい感じなのですが、弟智也がいろいろ口やかましい。コスプレで店に出るな、せんべい屋に似合わないといって口ぎたなくののしるんですが、兄貴の嫁だからって調子乗るなって、調子乗ってるのはお前だろう。そんな感じ。しかし、でもさ、まさか兄貴があんなことになっているとは……。可愛い兄嫁といった漫画。けど、あの兄貴の設定には驚いた。しかも一ヶ月か。いや、ほんと、若干の戸惑いを隠せません。ただ仕合せなだけじゃ駄目だったのかい?

みそララ』は兄弟の話です。『恋愛ラボ』のエピソードが関わってきましたね。レンとスズの2ショット。それを見て曇る兄貴、続いて動揺する姉貴。棚橋兄姉は妹思いが高じて変態の域に肉薄しておりますね。場面はヒロの歓迎会、飲みであるのですが、そこで語られる兄弟関係。姉ふたりに仕込まれる弟、グレートかわいそうとか、ああうちは姉ひとりだからそこまでかわいそうではなかった。レッサーかわいそう程度であります。しかし、こうした兄弟関係からその家族の雰囲気、また大人になって変化した気持ち、関係が感じとれるのはすごくいい。なんだかいい話でした。

『ぽちゃぽちゃ水泳部』、ゲストです。本編にあったでしょうか、かじりんがメインのエピソード。扉に釣竿持った梶先輩。ああ、この人きれいね。いつもクールで、一歩ひいて冷静につっこみ入れてる、そんな印象のある彼女ですが、中学の頃はいろいろ迷って悩んでた。そんな彼女が海ではっつー先輩に出会って変わった。一種吹っ切れたといっていいのでしょうか、ちょっと昔話、なかなか本編では読めない、そんな話だったと思います。

『ロコ・モーション』、ゲストの最終回です。卒業間近というタイミング。ロコは追試の準備をして、モコは就職の準備をして、あの鉄道に関することとなると饒舌になるところ。いいですね、こういう人は好きなんです。で、フェスタですけど、知りませんでしたよ。調べてみるとJR西日本、って、あれれ、こっちの電車なのか。リゾートサルーン・フェスタ。ジョイフルトレインとか全然知りませんでした。そして伊勢志摩ライナー。車体についてだけでなく、料金についてなど、いろいろ出てくる話が、ただ情報を詰め込みましたって感じじゃないのもいいと思います。そしてモコ内定、しかしロコ留年。うへえ、こちらも驚きの展開でした。

次号より新連載。『ロコ・モーション』とは違う新作でくるのでしょうか。いずれにしても楽しみです。

  • 『まんがタイム』第31巻第12号(2011年12月号)

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