2011年11月25日金曜日

『まんがタイムきららフォワード』2012年1月号

『まんがタイムきららフォワード』2012年1月号、昨日の続きです。

『せなかぐらし』。最も会ってはならないタイミングで、会ってはならない人に出会ってしまった巡。そう、菓奈の父ですよ。娘のことが心配でならない頑固おやじ風のおっさん。これは、これは一触即発やな。そう思ってたら、なんと、思いもしない展開に驚いてしまいました。ほんと、びっくり。純情おやじじゃないですか。娘が心配でならない。だから巡に提携持ち掛けて、携帯電話の番号を交換、仕事があるため追い掛けられないから、俺のかわりに娘のことを頼むっていうんですね。それで巡と菓奈。意地の張りあいから流星群、仲直りという流れは素敵でした。あんなことで仲違いしそうになるっていうところ、巡と菓奈の距離、実は結構近しいものになっているということなんでしょうね。しかし、巡にまったく勝目がないわけでもないんだなって思えた今回。自分の気持ちの整理ができていない、そんなふたりの初々しさがたまらないですね。

少女素数』、いやもう、こちらも驚きの展開でした。すみれとあんず、有美ちゃん、ぱっクン、そして兄貴で遊園地にいくという話なんですが、ぱっクンじゃないけど、あれれ? なんでこんなことに、みたいな唐突さ。散々遊んで楽しんで、そしてこれが最後という観覧車での出来事。ゴンドラにはぱっクンとすみれ、有美の3人が乗り合わせて、せーので告白、大好きだよ。いや、もう、なるほど、淑女協定であるわけか。このメンバーで遊園地、その意図、意味もわかろうというもので、なるほど、こうでなければいけなかったわけか。いろいろ納得しつつ、次はぱっクンが悩む番ですね、楽しみです。

『九十九のあまのじゃく』は、アヤカが知った自分の母の過去。思わず持ってきてしまった母の記録に、自分自身を省みるっていうんですね。素直じゃなかった自分、人の厚意に素直にあれなかった自分を反省して、そしてここでわかる新事実。アヤカの角は天邪鬼のタタリなどではなかった。それは嘘だったっていうんですね。血がかかわっているという、ということはアヤカの先祖に天邪鬼が? もしかしたらナユタと血縁関係? 謎が解明されようとして、謎が生じてくる。その先に語られるもの、いやナユタが素直にしゃべるのか? どういったものなのか気にならずにはおられないって感じです。

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