2019年9月30日月曜日

『まんがタイムきららキャラット』2019年11月号

『まんがタイムきららキャラット』2019年11月号、一昨日の続きです。

『mono』。乗鞍岳からのスケボー動画、ほんとに撮るんですね。前回のスケボーがスポーン! ってすっとんでいったの見て、あー、これはご破算だなあ、とか思ってたんだけど、ちゃんと貫徹するんですね。えらいわ。今回は、動画のエピソードというよりも、山のエピソードといった感触が強くって、風におさえつけられて大きく育てないハイマツの話とか、熊が出没するとか、そういった方が印象に残ったんですね。さて、本編ですよ、スケボー動画を撮りますよ! あの疾走感、実にいいじゃん! そう思ってたんだけど、あれー、滑る方向間違えたのか! これ、どうするの? 完全迷子じゃん! 次回はスケボー組と同行組の再会が描かれるのかな? そのままほったかしだったら笑っちゃうな、これ。

『RPG不動産』。お、琴音の歌ってる歌。これ、なんか今後に関係してきそうだぞ! というのはさて置いて、吟遊詩人のお姉さんの住まい探しですよ。歌える物件を望まれてるのだけど、その歌っていうのがものすごい。ホゲエエエ!!! って、お姉さん、そのでかい口、ギャグ漫画の範疇に入っちゃってるよ!? ガラスは割れ、鳥は落ち、ラキラさえ失神させるその威力。冒険者時代には兵器として活用されてたっていうんだけど、この歌声で仕事なさってるの? いや、仕事はバニーガールのバイトがメインなのか。歌では稼げてないんだな……。なんとか歌による被害を出さないようにしたい不動産の面々と、逃げ道をふさぐお姉さんの要望、その攻防がまず面白く、そしてお姉さんの歌の威力にまつわる話、不動産の面々のリアクションがまた面白くって、今回、最初の導入からラスト、お姉さんの問題解決にいたるまで、みっちり充実、ほんと、たまらんエピソードでした。呪われた城でのいろいろも、もう絵面からしておかしい。最高でした。

『紡ぐ乙女と大正の月』。これ、いいなあ。また新しいお嬢さんが紡の周辺に加わりますよ。遠くから紡を見つめていたお嬢さん。蜂須賀初野。紡がこの時代にきた時に出会った、そして紡を不審に思った少女、その姉であるというのですか。おかしな風貌、見たこともない硬貨、そうした証言から紡をこの世界の人間ではないと察してコンタクトしてきた。その目的は? 唯月と一触即発、ただならぬ雰囲気かもしたと思えば、続き初野の提示するは紡天女説! そうか、あやしんで正体を暴こうというのではなく、ただただ憧れて近づきになりたかったっていうわけなのか。紡に憧れの眼差し向ける初野、実によい。突然の初野の介入は、唯月にとってライバル出現だったりするのでしょうか? ちょっと蚊帳の外っぽい万里小路が可哀そう。しかし、初野の意図、目的ははっきりしたけど、唯月の紡に向ける気持ちはまたちょっとわからない。ミステリアスですよね。

『先パイがお呼びです!』。最高だと思う。声が出ないというきなこ。あまりにレアな状況に塩ちゃんがうきうきしとるのがすごいよな。時はハロウィン、トリック・オア・トリート、お菓子がいたずらか選ばせるというの、お菓子がないからと塩ちゃんにいたずらをせがんだきなこですよ。ああ、危険だ。塩ちゃんが理性を失う。というか、塩ちゃんビジョンだからなのか、きなこがべらぼうに美しくって、これ、素晴しいよな。で、猫ミミ装備させて、自滅するんだ塩ちゃん! ほんと、塩ちゃん、極端すぎるよ。突然の異常事態にマヨが呼び出されるんだけど、マヨもきなこの猫ミミやら声の出ない先輩のたたずまいにやられちゃって、ああ、これまたたまらんですよね。塩ちゃんのビジョンとマヨのビジョンで、こんなにも雰囲気、ニュアンス、味わいが変わろうというのか。そのどちらもが素晴しい、素直にそう思える回でした。そして、終盤の無限ループ。これがまた面白くって、きなこ先輩が美しい、塩ちゃん、より子の反応が愛らしい、そして展開が面白い。最高のバランスが成立していました。

2019年9月29日日曜日

『まんがタイムオリジナル』2019年11月号

『まんがタイムオリジナル』2019年11月号、一昨日の続きです。

『となりのフィギュア原型師』。おこめ先生、めっちゃいいな。タブレットPC導入して、それが嬉しいんだ。デジタルモデリングをはじめるっていうんだけど、どう見てもPC関係詳しくないどころか苦手そうなおこめ先生。3Dモデルとか無理なんじゃないのん? とか思ってたら、すげえ、すげえよ、あのぐにゃぐにゃモデルを発展させて人の頭部とか完成させちゃうんだ! この人は天才なのか!? 工房のマスコット作るくだりも面白い。モデルは私、って、先生、自分大好きだな! でもって半藤のあげたデザイン、背丈と胸を要求しちゃうんだ。で、それちゃんと反映されるのね。半藤、有能だな、おい。ここからの紆余曲折、迷走もおかしくて、まさかの人面疽。でもっておこめ先生のモデリング情景。そうか、3Dでもやりゃあできるけど、そりゃこれまでのやり方の方が慣れてるしノウハウだってあるしってやつだな。こうしたの、あるあるなのだろうなあ。でもほんと、今回も面白かった。皆がいきいきしてるのが素晴しいですよ。

『おしかけツインテール』。卒業式、花梨にとっては上級生を送る日。先輩の菫との会話、進路の話題が出て、ああ、それで花梨もこれからどうしようか、いろいろ考えるんですね。由利はさっぱりなにも考えていないっぽい。じゃあ花梨は進路決めてるんだろうか、と思ったら、まだこれと決まってるわけじゃないのかな? 今回は進路の話題もありながら、メインはやはり卒業式で、俊郎に話を聞こうとしてやめてみたり、いや、俊郎、不登校じゃないよね? でもって式で菫が大暴れしてみたりね、なんだろう、これも青春なのだろうか。式の後、花梨と菫が話した時のあのせりふ、表情見るに、ああ、菫は全部わかってやってるっぽいなあ。こうして羽目はずせるのも学生のうちだけなのかも、なんて思うと、菫の狼藉、これもきっといい思い出、青春の1ページになるのでしょうね。とはいえ、最後にちょっと恥ずかしいことになってるっていうの、これはこれでまたいい1ページですよ。ちょっとくらいしくじってもえーねん!

『ネコがOLに見えて困ります』。よくなってきてるなあ。例のOLさんをライバル視してるギャルネコ。町のボスネコたきつけて徒党組んでやってきたり、って、えらいこと柄悪いな、みんな! ノラだからこうやっていかつくないと生きていけないってことなのかな? で、現ボス、OLさんを前にして怖れおののくの、そうか、これまでギャルネコはOLさんの来歴、知らんかったな。あの、ガラスがあるからって安心して煽ってたら、兄ちゃんが窓開けちゃうのな、こういうのがほんと面白かった。しかし兄ちゃん、グッジョブでしたよ。鍛えて強くなって帰ってきたギャルネコ。OLさんと激突か!? ってところで、ちゃんと水をさしてくれた。うん、ケンカとか争いがないのが一番です。しかし、この常に余裕の表情してたところ見るに、仮にここで激突しても、OLさんが勝ってたりしたんでしょうか。そうしたら、その時ミコトの目にはどんな姿に見えたのでしょうね。

『氷室君は板野さんの事が覚えられない』。長谷川が拓人兄ちゃんと慕う男性登場。そうか、もう社会人なんだ。長谷川曰く、幼馴染みで命の恩人。今でも連絡とりあってるぽくて、氷室のことだけじゃなく、板野のことも聞かされてるんですね。その拓人と氷室の対話。氷室の過去が垣間見えて、長谷川を助けたのが本当は氷室だったり、そして板野と拓人との会話で、氷室の見舞いに板野をが通いつめてたこと目撃してること判明したりと、この漫画の、彼らの関係の謎、そのヒントになるような情報、ずいぶん開示された感がありました。とはいえ、まだ氷室と板野のことは伏せられているんですけどね。なにか、氷室と母のこと、そこに大きな秘密がありそうで気にさせられます。

2019年9月28日土曜日

『まんがタイムきららキャラット』2019年11月号

 『まんがタイムきららキャラット』2019年11月号、発売されています。表紙は『まちカドまぞく』、シャミ子とミカンのツーショットですよ。ふたり、柑橘柄の衣装着ましてね、いやもう素敵ですよ。明るくさわやかなミカンに、ちょっとシックで大人っぽさ感じさせるシャミ子にと、ほんと素敵なふたり、素敵な表紙だと思います。しかし、手にしてるレモンとその輪切り、それが有名雑誌の表紙思い出させたりもして、これはそういう効果も狙ってのこと? いや、しかしあの片目をレモンで隠してるのがいいアクセントになって、可愛い、実にチャーミングな仕上りです。

今月は新作ゲストが2本です。

『しずねちゃんは今日も眠れない』。引っ越しと転校という環境の変化が原因で、眠れぬ日々を過ごしている星川しずね。学校でも友達できないとか、なかなか弱っているようなのですが、その悩み、解決する? ファンシーショップで見つけた羊の抱き枕。絶対安眠なんてまさかと思いながらも買ってしまったの、そんだけ悩みが深いというか、追い詰められてたというか、余裕が奪われてる感ありますよね。この羊のぬいぐるみが安眠と不思議な夢とかもたらしてくれるのかな? なんて予想したらそれ以上のもの出てきましたよ。この羊、人の姿になって、しかもちゃんとしゃべれる。この不思議状況に全力でおびえるしずね、この反応はよかったですね。そして夜。美少女と同衾。あ? 眠れた? これ、夢だよね? と思ったら、布団から蹴りだされてるじゃん! それでもちゃんと安眠はできた? 誰かとコミュニケーションできたこと、しずねにとって安らぎになったのは確かっぽいですね。

『ハイシンテンシ』。情報量、多い漫画ですね。配信してる自称天使のおむたん。脱走した天使を捕獲するべく現れた本物の天使に誤って殺されてしまうという導入。展開はスローペースかなと思ったら、配信中、背後に現れて視聴者の興味をかっさらっていくくだりとか、テンポよくて面白かった。おむたんいやさ大村の留守中に勝手に配信してチャンネル登録者増やしてみたり、大村を利用して脱走天使を狩りまくって都市伝説にしてみたりと、この天使の狼藉、やりたい放題で大村に迷惑かけまくって、全部リセットでいいことも悪いことも水の泡。なるほどこの徒労感がこの漫画の鍵か。悪くなかったです。

『まちカドまぞく』。これ、すっごい。ほんと、見事にやられまくった。異次元に迷い込んだ小倉を助けるために結界を超えて入ったシャミ子と桃。そこで出会った小倉にいわれて、並行世界のばんだ荘を整理していくことになるんだけど、これ、普通に帰還のために必要な作業なのだと思ってたらですよ、え? 違うの? 罠なの? もう、最後の最後まで気づかなかった。うわ、すげえ、やられた、そうだ、確かに間違い探しだっていってるのに、思いっきり間違いが目の前に、はじめっから提示されてるのに、まるで気づいてなかった! もう普通にシャミ子たちの間違い探し、どんどん間違いが細かくなってくのを楽しみはじめるところなんてのをね、楽しいなあ、微笑ましいなあ、みたいに思って読んでしまってましたよ。これ、偽小倉、いったい何者なのか。他の次元の小倉なのか? あるいはもっと違う邪悪なものなのか。ほんと、このラスト1本で一気に不穏に落としてくる展開、鮮烈で、強烈で、素晴しかった。ほんと、見事に翻弄される快感ってやつがあります。

『恋する小惑星』。新入部員歓迎のバーベキュー。雨でも決行なのか! というか、雨でもバーベキューできる場所、先生が探してくれたんだ。今回の、新入部員、悠と千景を楽しませようというみらたち上級生。この雨も、地学部の活動の範疇である気象であるというので、悠の気象に対する話に繋がっていくんですね。気象への興味が災害にあった親戚への思いから生じている悠。この子の回想にあるネガティブなイメージ。これが切なさ感じさせて、このところの大雨、台風、気象にまつわる災害のもたらすダメージの大きさ。ああ、悠は当事者に接したことで、そのリアルを深く刻んでしまったんだなあ。でもこの思い、わかるんですよ。ずっと以前のこと、震災がもたらした大被害をテレビで見て、なぜ自分は人の役に立てない学問を選んでしまったのだろうって気持ちにうちひしがれそうになったことがあった。悠の思いは、私の中にも同様にもあるんだなってあらためて思わされて、ええ、この子は普遍的な悩みを抱えてるって思ったんですね。そんな悠のしかめっつら、それが和らぐこともあった今回。意図しない出来事と、それを受けて悠の気持ちも受け止めて、より広い視野に導く先生との対話も実によかったと思います。そうそう、今回、悠と千景にあだ名がつきまして、ナナとチカ。ふたりあわせてナナチカなんだ。仲良く、楽しくやっていけそう。そんな実感あるエピソード、よかったです。

『アニマエール!』。なんなんだ今回。スランプに悩んでいるひづめ。いったいなにかと思ったら、新聞部の4コマ漫画! 忘れてたよ! すっかり忘れてたよ! 虎徹のつっこみ、めっちゃ同感だったよ。しかし今回、笑いどころが多すぎる。各落ちに笑いがある、そんな密度がすごくって、しかも趣深いやらそれ下書きじゃなかったんだねやら、ブルブル震えるような笑いが容赦ないから、ああ、腹筋に効く、読んで鍛えられる漫画だ。すごかったです。でね、今回面白いばかりじゃないのもすごくって、花和とひづめの屋上での対話ですよ。自信をなくしたひづめに、花和が踏み込んで、大事なチームメイトだからってはっきり告げるんですよ。困ってる仲間がいたら手助け、サポートするのは当たり前だということですよね。さらには先輩だからとかじゃないって、もっと近しい存在としてひづめを思ってるって告白ですよね。その展開、感動的でさえあって、ひづめも花和の思いに応えて、はなわならぬかなさんって! でも、それがあんな惨劇を引き起こすことになるとは思いもしなかった……。いやもう、最後の最後にまたも笑いどころですよ。でも、これを絆の跡だっていうひづめ、あれはよかったなあ。ええ、面白さといい話がバランスよく、いや笑いの方が多め? ともあれ、充実のエピソード、大満足でした。

2019年9月27日金曜日

『まんがタイムオリジナル』2019年11月号

 『まんがタイムオリジナル』2019年11月号、発売されました。表紙は『ラディカル・ホスピタル』。山下ナースが榊先生と一緒にストレッチ? 準備運動? ええ、季節は秋、スポーツ、運動の季節でありますね。『らいか・デイズ』らいかも足を伸ばして、準備運動。『小森さんは断れない!』しゅりと大谷も手を繋いで、脇を伸ばす運動? 照れてる大谷がいいですね。まだ慣れないんだね、彼。

今月は新規ゲスト1本です。

『鬼頭さんチのご兄妹』。7月号の新人まんが展受賞作なのだそうですが、これ確かに面白い。絵などにまだまだ発展の余地ありといった感じですが、夜に現れてわずらわしい蚊をめぐる兄妹、そして父母を加えて家族全員の騒動。いったいなにと戦ってるのか、文明を拒否し夜中に大騒ぎする兄と、クールに見えてしれっと兄に矢を射かけたりする妹。なかなか悪くない関係と思ったら、母ちゃんがいいな。兄にとまった蚊を力いっぱい叩いてとったら、その気になって、母まで含めて大騒ぎ。蚊とともにぶったたかれた父ちゃんの回想とか、ほんと、この展開、この見せ方、実に見どころ、実に面白かったです。

『スズちゃんでしょ!』。そうか、スズちゃん、若旦那との結婚、もう決定事項になってるんだ。松重先生の着物の直し。これ、若奥様になるための試練だったりするのかい!? なんか本人たちよりも周辺の方が乗り気というか盛り上がってるきらいがあって、こうした温度差、本人たちがむしろ静か? 自然体? いつもどおり? ぱっと見、その気があるように見えない感じ? この作者らしいなあって思わされました。そしてラスト、先代の和裁師さんにあいにいくスズちゃん。やたら厳しかったりする、あの剣幕? 勢い? でもって、針に糸を通したときのああっ! って声。その理由がおかしくって、こういうちょいとハズしてくるところも、この作者の味だなって感じがしましたよ。

『大奥より愛をこめて』。松平定信と大崎の対決。のっけから大崎の影武者ふたりとか、どこまでギャグなのか本設定なのかわからないネタからかましてくるわけですが、本編はというと、大崎の才覚が定信の攻勢に対し押し返しつつあるといった状況語られて、なるほど、大崎、有能なのだなあ。と思ったら、なんと、大崎、定信とゆかりがあったのか。幼少の定信を世話していたのが大崎! こりゃもう驚いた。こうした関係見えてくれば、このふたりの対立、その向こうになんらの念慮などあったりするのだろうか、ただ定信を押し返して、追い遣って終わりなんてつまらないことにはなるまいぞ。いろいろ思うところも膨らもうというもの。いやはや、すごいですね。そして先日の蒔乃が歌舞伎座で目撃したこと。それが次の展開に繋がって、ああ、菜々緒と蒔乃がその現場に乗り込むのかい? なかなかにスリリングなことになったりするのかも。ハラハラさせられます。

カントリー少女は都会をめざす!?』。大河の友達のこーちゃんが遊びにきました。柱のかげからふたりのこと見守ってる八重。警備員に不審者と思われとるのな! しかし今回、面白かった。友達がくるんだけど、このあたりに遊べる場所などあるか? 大河の問いに皆で考えるんだけど、ぜんぜんパッとした答が出んのな! このあたりは田舎で、遊べる場所とかそうそうない。でも食事できる場所はそれなりにあるのか。八重がリストアップしてくれた店、どばっと大量に出てくるの、これ普段からなんらかチェックなどしとるんだろうか、八重。ネット調べといってるの、その場でスマホで調べてくれた? いずれにせよ、八重、大河さん案件だけに頑張ってます。八重のサクラ、あれ、面白かったな。行く先々で出没する縦ロール。その響きがもう面白い。で、今回、八重が可愛いの。いや、可愛いのはいつもなんだけど、大河に誘われた時の焦り赤面する八重とか、抜群じゃない!? さらには、こーちゃんに見つかった時の八重、驚いたり、恥ずかしがったり、得意気、満喫、最高やん! 今回ね、八重としてはいつもどおりなんだろうけどさ、大河とその友人のためとなったら一生懸命になってくれるってとこね、それ大河たちがわかってるのがいいじゃないですか。ほんと、ラストなんて最高にすがすがしい、いい読後感残してくれるものでしたよ。

2019年9月26日木曜日

『まんがタイムきららフォワード』2019年11月号

『まんがタイムきららフォワード』2019年11月号、一昨日の続きです。

『ねことちよ』。これ、いいですよね。人気あるのか。嬉しいことだなあ。なんということもない、といったらすごく失礼だし語弊もあるけど、ちびっ子のねこと保護者のちよが一緒に暮らしている情景。ちよはねこにめろめろで、ねこもちよこのこと好きで、というのはいいとして、ねこははたして人なのか猫なのか。人よね? 謎よね? でも、その謎な感じがすごくいいんですよ。今回は、ちよが仕事にいってる間、ひとりお留守番してるねこのためかな? ちよが野菜の種を買ってくるのね。プランターに植えて、水をやって。ただそれだけのことなのに、ねこ可愛いし、面白いし、ほんとなんだろう、この感触。たまらんですね。ちよの、ねこに語りかける口調、その優しさ、あたりのやわらかさが素晴しい。また、タブレットでビデオ通話してるの、おお、テクノロジーが生活を豊かにしている! あの自然さ、コミュニケーションを楽しんでいる感じ、実に魅力的でした。しかし独特。このゆるい感じ、ここになごやかな温かみ感じるんですね。

『球詠』。いよいよ埼玉地区の準々決勝、柳大川越と新越谷戦、開幕ですよ。以前の新越谷とは違うということ、これまでの戦いでしっかり見せつけてきたわけですが、それにしても柳大川越、手強そう、というか余裕あるなあ。余裕見せてるのは新越谷も同様なのですが、ほら、ピッチャーマウンドでのよみがですよ、投げるぞー、ってどんだけ可愛いのか。かと思ったら、柳大川越の1番が自分の打順なのまるで気にせずベンチに居座ってるとかさ、なにしてんの! 柳大川越にとっては、かつて圧倒した相手が手強くなって帰ってきた。新越谷にしてはリベンジ戦、相手の傾向、狙い目をしっかり突いていきたいところだけど、柳大川越だって以前のままじゃないっていうのがまたこわい。まるで歯が立たないなんてことはないけれど、一枚二枚上回ってきそうな相手。頼みの強直球も通用しないかも……? ああ、これは熱戦になりそうな予感がします。梁幽館戦を超える激戦がくりひろげられそうで、これは楽しみよりもこわさが勝るなあ。

『SA07』。普通の人がいない!? 自分のことを姫と呼ぶよう求める危ない女、主人公の茉愛がまともでないのは当たり前として、その茉愛の取り巻きなの? モヒカン君が茉愛のこといわれるままに姫とか呼んでるんだけど、君、素直なの!? 茉愛のこと好きなの!? と思ったら、違う、ヲチ対象とか、わかってるなあ、いやそうなのか? まずは増長させて、やらかすの待ってるっぽいこの男、すごいわ。ほんと、このクラス、ろくなのいねえ。こうした人のおかしさ、あやうさ、ここにまずはとっかかりとしての面白み盛って、そしてややこしい人たちが関係することで生じる味わい、これを続く面白みとして提示する。あの昼食の様子、ほんといろいろあかん感じがします。で、こうした表に出てくる面白みの向こうに、わりとシリアスな悩み、学生としての本分、絵の巧拙をめぐる苦悩などが、描かれてる? 今はまだそこまではいってないけど、なんかこういうところにどかんとでかいの仕込んできそうな予感がするんだよなあ。茉愛はまだ、絵について、目的なり自己実現の手段なりといった捉え方はしてないんだけど、これがいつしか変わっていくのかなあ? わからん。変わらんかもしらん。でもまさかいつまでもこのまま、なんてことはないだろうからなあ。とは思いつつも、いつまでもよこしまな茉愛でいてほしいみたいな気持ちもあるんですよね。よこしまなまま上達していけ!

2019年9月25日水曜日

『まんがタイムスペシャル』2019年11月号

 『まんがタイムスペシャル』2019年11月号、発売されています。表紙は『恋愛ラボ』。サヨがどーんと腕組みして登場ですよ。うん、不敵ないい表情。しかし、これ、ハロウィン表紙じゃないのん? オレンジの背景にシルエットで描かれた街並み。なのにサヨはめっちゃいつもどおり。これが、これが君のハロウィンなのか!? うん、この人らしいといえばそのように思います。他に『年上の物理女子は可愛いと思いませんか?』、『可愛い上司を困らせたい』のカットもございます。こちらは見事にハロウィンの仮装して、というか、湯川部長はいつもとあんまり変わらんな。フランケンシュタインの怪物、つまるところヴィクター・フランケンシュタインの仮装なのか。テクニカルです。

今月は新作ゲストが1本です。

『ヲトメは義母に恋してる』。理想の可愛さからかけはなれている自身の姿に鬱屈している鈴。その子の父が連れてきた女性が寿々。まさに理想の可愛さを体現する彼女、まさか、父、未成年者略取か!? と慌てたものの、28歳、成人している。父との再婚を前提に、娘、すなわち鈴の納得を得ようと、まずは同居することになるというのですね。しかしこの見事に愛らしい義母候補。その愛らしさに自分の理想の姿を見ている鈴。その思いはいかなるかたちに決着しようというのか。まさか父を相手に取り合うことになるのでしょうか。期待です。

『なごみ先生は職場のお医者さん』。山田の企画が起動にのろうという状況。開発がスタートすると過労者が増加するというデータをもとに、1日30人面談を実施することになったなごみ先生。なごみ先生がもう過労方面に邁進しちゃってますよね。見るからに大変な状況なのにここまで打ち込むその理由。この社で働く皆とともにあろうとする、そうした思いあってのものだったんですね。今回、会社に泊まることになったなごみ先生の、あのネコパジャマ! 最高じゃん、ってのはいいとして、自分は自分、なごみ先生はなごみ先生、それぞれの仕事でひとつのミッションにとりくむ、そうした意識が山田から感じとれるのはいいですよね。これ、ともに労働改善に取り組んできた時間が、この仲間意識をはぐくんだんでしょうなあ。そしてラストに描かれたなごみ先生の決意? これ、次回最終回に向けての布石ですよね。ああ、終わるのは残念だけど、なごみ先生がなにをなそうというのか、見届けたい、その一心ですよ。

『コスプレ地味子とカメコ課長』。紫ノ井ちゃん、会社の同僚と一緒に私服を買いにいったんですね。試着のたびにこんなの似合わないっていってるけど、ええーっ、可愛いけどなあ。喜藤のおすすめ、絶対似合ってるって、めちゃくちゃ可愛いって、最高やん。自分は地味だって、レイヤーとしてばっちりキメない自分では駄目だって、そう思い込んでるけど、いや絶対そうじゃないよなあ。泉谷も可愛い。ほんと可愛い。今回は全員が全員、それぞれに可愛い衣装を見せてくれて、実にいいエピソードでした。でもって、泉谷にコスプレ趣味がバレたのではと怖れていた紫ノ井だけど、その心配もなくなって、ひと安心でいいのかな? とりあえず今は、課長がくること、そこに気持ち全力投球でいいのでしょうか。紫ノ井は隠してるけど、喜藤にはなんとなくバレてるの、これなかなかよかったです。

『年上の物理女子は可愛いと思いませんか?』。湯川部長、朝永への気持ちを自覚したんですね。野衣が背を押してくれたんだけど、いや、これ、もう眠たくってぐだぐだ悩む湯川につきあいきれないってなっちゃったんだろうなあ。ともあれ気持ちをはっきりさせた湯川部長。物理部に顔を出して朝永と対面。最初はギクシャクしたものの、ああ、実験がいつものふたりのテンポに戻してくれようというのですね。ペットボトルロケット。ふたりの出会いとなったあれを、って、湯川部長のロケット、RPGだったよな……。ともあれ、ロケットの準備をしながらの対話。部活動の成果、自分が物理部に入ってよかったって思っていること、これからの展望。そうした気持ちをあまさず話した朝永に、うわあ、湯川部長、ダイレクトに告白だよ! この思い切り! さすがというか、この人らしいですよ。でもって、朝永、ロケットを水平発射! あかん、あかんって! せっかくの見せ場がすっかり面白くなってしまったじゃありませんか。あのふたりで逃げる様、面白いんだけど、いつものふたり、このふたりのらしさですよね。この変わらなさ、嬉しい気持ちになりました。

2019年9月24日火曜日

『まんがタイムきららフォワード』2019年11月号

 『まんがタイムきららフォワード』2019年11月号、発売されました。表紙は『スローループ』。制服姿のひよりと小春が、一緒にジャンプ? 釣竿持ってるひよりと、エプロンしておたまを持ってる小春、ふたりそれぞれの得意ジャンルが見事に絵に示されて、これ、なんだろう、可愛いイラストだなあ。ちょっと照れたみたいにしてすましてるひよりと満面の笑みの小春、こうした対比もいいですね。でも、ふたり、対照的ってわけじゃなく、これでちゃんと調和してる。その感触、ちょっと独特で特別。その関係さえも伝えるようないいイラストです。

今月は新規ゲストが3本です。

『花とキノコ』。女性同士の恋愛もの? 高校生の頃、住む世界が違うと一線を引いて、憧れながらも距離を置いていた女性、紫乃と再会したゆり子。自分のベッドに眠る彼女を側に感じながら、思い出すのはあの日のこと。紫乃と一緒にやった草むしり。キノコというあだ名をつけられ、いつになく近しく感じられた彼女が、その日を限りにまた遠くに感じるようになった。日向に咲く花と日陰のキノコ。自身を日陰者として関わりを避けたこと、未だに悔いになっているゆり子の、おそらくはここからはじまる紫乃とのストーリー。電話番号を残していった紫乃に連絡し、彼女のもとへ向かおうと扉を開いた先が光にあふれているの、ゆり子の越境。紫乃の世界に踏み出していく背が頼もしいです。

『カレをカノジョに。』。クラスの男子、真面目な彼が女性用下着売り場にて思案顔。どうして!? と思う気持ちはわかるけど、ほら、あれだ、母の日、はないな、彼女へのプレゼントかも知れないじゃん。なるほど、柔道部の先輩を送る会にて女装するよう申し付けられたのか。どうせやるなら、笑われるのではなく、完璧に化けてやる。意気やよしだな。出会ってしまったが運のつきか、主人公坂谷は長塚の女装につきあうことになって、そうしたらこれまで知らなかった長塚の普段見せない側面が見えてしまった。あの、ひらひらに憧れてるっぽい発言とかいいよね。目を閉じて化粧を待つ長塚にちょっとときめいてる坂谷も悪くない。いわゆるひとつのボーイ・ミーツ・ガール、逆かな? ガール・ミーツ・ボーイものでありますね。坂谷の独占欲と、それに応えた長塚の気持ちなど、見どころ細やかにちりばめれていたと思います。

『さくらプロージョン』。四コマ漫画です。JK発明家さくらと助手のもみじが、なんだか危ない発明でやらかす話。1話は爆発ネタか。爆発までの残りコマがカウントダウンされるの、なんかニヤニヤさせられるな。しかも爆発を数度繰り返す、大落ちにも持ってくる、そうした構成、悪くなかったです。今回は2話掲載、2話目は姿を消す発明品、これの落ちへの絡め方など、行き当たりばったりっぽく見せながらも、ちゃんと冒頭からラストまでの流れ、作られてるんですね。つっこみ役でいいのかな、もみじがいいですね。わりとポンコツ、わりと辛辣。常識人寄りだけど決して常識人ではない。百発百中手裏剣での友人への批評とか、素直なのかなんなのか。でも、いい味出していました。キャラクターが可愛いのもいいと思います。

『スローループ』。いいですね。ふたつのストーリーの流れがうまく縒り合わされている。再婚した両親の結婚式と、管理釣り場でのフィッシング情景。冒頭に語られた式の話題が、いったん忘れられたかと思ったら、釣りの合間にふたたび顔を出して、広がっていく。独立していたふたつのトピックがここで繋がって、両親の結婚式を自分たちで開こう、今日の魚をそのために使おう。釣りのモチベーションも俄然高まって、あの小春の頑張りですよ。余裕持って構成されたコマの流れは、小春の動きも気持ちもあまさず伝えてくれて、伸び伸びとした動き、気持ち、高揚感、素晴しかった。この釣りシーンにひとつ目の山ができたと思ったら、続いて家族とのひととき、それが静かな盛り上がりを作っていく。調理の場面も家族の語らいもすごくいい。釣りが動的なクライマックスを見せてくれたとしたら、後半は静かに深まり広がっていく情感の世界。この漫画の持つ多面的な魅力、それが一話にしっかり盛り込まれて、実に豊かと感じさせる良エピソードでした。

2019年9月23日月曜日

ゼルダの伝説 夢をみる島

 ゼルダの伝説 夢をみる島』、あともうちょっとでクリア? ってところまで進めています。ダンジョン、残すはあとひとつ? あるいはもうひとつふたつ後に続くのかも知れない。アイテム集めも順調。使用アイテムも空き枠ひとつ残すのみというところまできて、これは最後のダンジョンにあるのか、あるいはフィールドのどこかに隠されているのか。まったくわからないながらも、わからないなりに、いや、わからないからこそ楽しくプレイしています。

プレイしてみての雑感です。

ワールドマップがせまいです。本当にせまい。端から端までちょっと歩けばすぐ到達できるくらいのコンパクトさで、けれど特定のアイテム、特定のアクションが使えないうちは越えられないようになってる地形が要所に配置されてることで、ゲーム開始時点から好きなところにいけるようにはなっていないんですね。

こうしたところは、先日プレイした『神々のトライフォース』と一緒。ワールドマップの大きさは、神トラと同じくらいかも知れないけれど、操作性が格段にあがってるからむしろ移動しやすく感じる。またグラフィックがフィギュア、ミニチュア感あるために、より一層箱庭感が出て、コンパクトという印象を強めているのかも知れません。

ワールドマップをせまく感じるのは、昨今の大容量があたりまえになってからのゲームと比較してしまってるということもあるのかと思います。ほんと、最近のゲームは果てしないですからね。けれど、夢をみる島に関しては、果てしなく広いマップじゃなくてよかったと思っています。

それこそ、ゲーム開始直後からいけるような場所、洞窟にアイテムやキーパーソンが隠されていたりするんですよ。最初のうちはアイテム、アクションが限られているためにアクセスできなかったそれらをとりに、後々戻ってこないといけない。これ、マップが広すぎたりしたら、もう嫌になってたと思う。適度にコンパクトで、適度に見通しがきくからこそ、このいったりきたりを楽しめるのだと思います。

敵がそんなに強くないのもいいですね。正直、ボスがあんなに簡単に負けてくれるの、驚くくらいでしたから。手間取ったボスもありますよ? けどそれは強いからとかじゃなくて、どうやったら倒せるのか、その手順、ギミックに気づくのが遅れたからで、わかってしまえばもう簡単。基本、どのボスもこんな感じで、ピンチになる前に勝てるから、現時点で死亡回数ゼロです。これ、ゲームに難しさ、手応えを求める人にはものたりないとなるのだろうけど、気軽に、カジュアルに楽しみたい向きには、これくらいでもいい感じです。

そんな『夢をみる島』、私がなにに一番意外性を感じたかというと、あれですよ、ブーメランですよ。ゼルダといえばブーメラン。敵を足止めし、ドロップアイテムを引き寄せ、ギミックの作動にも弱い敵の排除にも使える、あると便利、ないと不便なアイテム。それがブーメラン。これ、たいていのタイトルで最序盤から使えるようになると思うんですが、それで中盤くらいで飛距離が伸びるのね? でも、『夢をみる島』、いつまでたってもブーメランが出てこなくて、待って? もしかしてブーメランないの? ほんと、異色タイトルだなあ、とか思ってたら、終盤にさしかかろうという頃合いでブーメラン出てきたんですよ。

ブーメラン、めっちゃ便利。というか、『夢をみる島』のブーメラン、強くない? 普通にフィールドの敵、倒せちゃう。1発目で足止め、2発目でとどめ、みたいな便利さがあって、かと思えば、これまでどうしても倒せなかった迷宮の敵とか倒せちゃって、なんじゃこれ!? ほんま、強い。しかもブーメランでしか倒せない(?)敵、妖精を放出したりするんだよ! 飛び道具で安全に倒したうえに、体力まで回復できちゃう。

こういうところも、『夢をみる島』は簡単めに作られてるのかも知れませんね。すいすい進められて、逆にそのせいでやめどき見つからなくて、ついつい夜更かししてしまう。『夢をみる島』、危険なゲームです。

2019年9月22日日曜日

『まんがタイムきららMAX』2019年11月号

『まんがタイムきららMAX』2019年11月号、一昨日の続きです。

『みわくの魔かぞく』。まいの着せ替えですよ。ミラがまいの私服に興味持ってて、いつも制服なのはなぜ? 私服の趣味が破滅的だからです。どんな会話なのか。そんなこといわれたら、むしろ私服を見てみたい。途中にちらりと出てくるSU☆SHIフジヤマってのがまいの私服センスなんですよね? なんか、それはそれで面白くって悪くなくない? うん、まいならなに着ても似合うよ、可愛いよ、と思ったけれど、やっぱりミラの見立てた服のが断然可愛いと思います。今回、ちょっと自分に自信のないまいが、ミラから爪がかわいい、髪がきれい、素直な評価もらって、これでちょっとでも自信持てるようになるといいなって思える回でした。そしてミラのもうひとつの人格、吸血鬼の彼女にも、まい、そっと触れて、真摯な言葉かけて、ああ、これいいエピソードだった。まいは未だネガティブだけど、もうひとりのミラもまいも、ちょっとずつでも変わっていくのでは? そんな期待持たせてくれるようなエピソードだったと思います。そして涼さん。最高やん! ほんま、最高やん!

『こみっくがーるず』。今回、少女漫画的シチュエーション! バレンタインデーのチョコレートをめぐる気持ちの揺れ動き。翼にチョコレートをあげたい、気持ちを伝えたい、そんな小夢の思いの、かつて果たせなかった悔いと、そして今年こそと思う気持ち。そのはげしくアップダウンする様。これこそは乙女心であるのでしょうか。実に可愛らしいと思わされるものあって、大変よかった。そして、まったく小夢の気持ちに気づくそぶりさえない翼がですよ、途中やたら素っ気ない言葉返したかと思ったら、ラストにはあんなにかっこいいやりとりしちゃってね、ああ、こりゃ小夢、本気になっちゃうじゃん! この紆余曲折あってのクライマックス、盛り上がりがあったからこその、遠くにやつれながら見守ってたかおすが光る! って、君はBL読者がよくいう壁なのか!? 壁になったのか!? 途中、恋愛とか青春とかすっかり縁がないと思ってしまってる琉姫とかね、ちょっと極端すぎない、この子ら? でも、それが面白みになってますよね。この子らにスポットライト当たる日がきたら、きっとすごく嬉しく思うだろう、そんな予感がします。

『ももいろジャンキー』。ハムちゃん、お姉ちゃんになるんですね。妹が生まれるということで、かっこいいお姉さんになりたい。それで美耶に指導願おうというところ、まるではなのこと眼中にないんだ。しかも美耶からはなをおすすめされてからの反応が悲しい。妹にナメられてるって! いや、ナメられてるかもだけど、はなに対するもものアレは甘えてるんだって、好きだからなんだって。はなのこと全力で褒める美耶と、照れてしまってるはながよかったですね。ふたりの両思い感が出てて、実によかった。そしてはなの家での顛末、ももから踊りを要求されたハムちゃんのダンスと、ももからの講評。まさかこれがね、はなのお姉ちゃんとしての懐の深さ、つつみこむような優しさを見せるステップになるとは予想外で、ええ、はな、いいお姉ちゃんでしたよ。そこからのももとのやりとりも実に可愛い。ええ、いい姉妹です。しかしハムちゃん、この子、難しい子だな! ほんと、しっかりしてるんだけど、気持ちが強い。でも、真面目ないい子ですね。

『しょうこセンセイ!』。今回は水着回! というほど水着だーっ! って感じじゃないのがいい感じ。いや、ちょっと翔子先生だけファッションショーみたいになってましたけど、基本本編では着衣。着衣水泳の訓練なんですね。皆の手本になるくだり、翔子先生やる気なのか、あるいはプールに入りたいだけなのか。うん、後者の割合が大きそう。でもってプールにはいって、「ういてまて」。あのバンザイしてぷかぷか浮いてるの、見てるだけで面白いな。その後のペットボトルで救助される役やってる時もね、ほんと、楽しそう。見てるだけで面白い。今回は学んで遊んで、上達への期待と挫折もあったり、そのどれもが楽しい回でした。先生だけど成長の余地がいくらでもあるっていうの、いいデザインなんだなって改めて思わされました。

2019年9月21日土曜日

『まんがタイムスペシャル』を買いにいくの忘れたのがショックなので休みます

『まんがタイムスペシャル』を買いにいくの忘れたのがショックなので休みます。

2019年9月20日金曜日

『まんがタイムきららMAX』2019年11月号

『まんがタイムきららMAX』2019年11月号、昨日の続きです。

『私を球場に連れてって!』。前回の続き、お泊り二日目ですよ。なんと、タマとレオナ、ファル子が参戦してきたよ。でも、基本自由というか、自分のことしか考えていない風なの、レオナにファル子もさすがです。いろいろレオナにフォローされても、頑としてポリシーを曲げないくれあが最高ですよ。野球を選手だチームだで見るんじゃなく基本マスコット優先で応援してる。そんなくれあからの信頼勝ち取ったレオナが速攻信頼失う展開、あれ本当におかしくって、レオナ、惜しい、惜しすぎるよ。でもって、選手も見ていたくれあ、って、見てるところが違う! そうか、選手に可愛さ見出しとるのか! 最後のくれあの復讐、つきあわされてる男子も大変だな! けど、あんなにいい笑顔。くれあさん、最高です。

『エンとゆかり』。冒険者体験施設、やっぱりこれリクルート目的だったー。剣さえ持てば尋常でない能力発揮するエン。ボス戦で如何なくその強さを見せつけて、というか施設までぶったぎっちゃうのか。これ、エンのかっこいいところをゆかりが見られなかったというの、計算づくで組み立てられてますね。これがどういう意味を持つのか。それは追い追いなんでしょうが、しかし面白かった。施設の運営者、館長マクラディン氏の飄々とした人柄、語り口が実にチャーミングで、しかしこれが魔王復活を目論む組織の一員なの? つまり悪い人? わからん! わからんなあ! ほんと、一筋縄ではないですわー。

『初恋*れ〜るとりっぷ』。夏休みを利用して鉄道旅です。文化祭の売り上げが資金なんですね。鉄道旅ということは18切符で各駅停車? と思ったら、さすがにそれはハードすぎるか。普通に新幹線でした。今回、鉄道のトピックは薄め? と思ったら、車内販売とか雑誌がそれか。あれ、新幹線でも飛行機でも、確かになんだか読んじゃって、結構面白いんですよね。なんでなんでしょうね。新幹線から富士山が見えて、え? 東北新幹線でも? と驚いたんだけど、大宮ってことは埼玉ですよね? そうか、埼玉からでも富士山って見えるんだ。すごいな。今回、東京に着いてから結構強行で観光してるんだけど、それがまるごとカットされてるの、なるほど鉄道に関係しないからか! わかりやすい! そしてラストはそらと先生、ふたりの時間ですよ。このふたりの関係? 進展? これがまたひとつの大きな柱ですよね。ばっちりしっかり展開させてきて、そして夜にわさわさしてる先生が可愛いと思ってたら、まさかの抱き枕要求。ほんと、えらいことになってます。そらはどうなるんだろう。

『ななどなどなど』。のっけからめちゃくちゃ面白いな。るるからのお誘いに、最初、友達料の請求ではないかと焦る小町。ななどがまた鋭く小町つっつくのね。めちゃくちゃ面白かった。るる、小町とななどと一緒にゲームセンターにいきたい。そこからの小町のとんちんかん問答。本当に面白かった。ゲーセンへの揺るぎない偏見。そしてショッピングモールに対する無知。最高だわ、小町。ゲームセンターでも2万円を全部100円玉に! メダルゲームのメダルにしてきちゃったのかと思ったら、軽く上回ってきましたよ。いやもう、最高だと思う、小町。るるがゲームセンターにふたりを誘ったの、プリントシールを一緒に撮りたかったんですね。希望に沿って一緒にブースにはいるんだけど、なにこのカオス。誰も慣れてなくって、もうほんと、一番人生経験が少ないはずのななど大活躍やんか。今回、ななどと小町の世間知らずがめちゃくちゃキュートでしたね。でもその都度つっこみやら説明やら要求されるの、るるには大変すぎたかー! ラストの萌へのアプローチ、るるの真意。これが面白くって、この子たちにもうすっかり心うばわれてます。

2019年9月19日木曜日

『まんがタイムきららMAX』2019年11月号

 『まんがタイムきららMAX』2019年11月号、発売されました。表紙は『ご注文はうさぎですか?』。このイラストはチノとお母さんですか。ふたりドレスを着ましてね、これ、ステージ衣装なのか。飛び交う音符、そしてレコード。ふたり、ステージにて歌を披露している。Sing For You、というわけなのですね。OVA発売目前、その内容にそった表紙、ということなんでしょうね。そうかあ、こうしてイラストでもって見せられると、俄然興味が沸くというものですね。

今月は新作ゲストが2本です。

『※この図書は現在迷子の為返却出来ません』。本を読めない図書委員、乙木言葉が図書室にて出会った少女は自称アリス。不思議の国のあの人なんだそうですが、とりあえずは不審者として警察に通報しようとすることは。うん、正しいとは思うけど、まずは学内だから教員に知らせよう。ともあれ、このアリス、ちょっとあの物語中のこましゃくれた少女とは違う感じなんですが、ボクなんていうから、最近はやりの男の娘かと思った。でも、アリスであるのは間違いないっぽい。ただ、この子が戻るべき本は見つからず、なのでいつか本に戻るための手助けをことはに求めたっていうんですね。本が読めないのに、クジで委員を決められたことは。この子の本嫌いをアリスはどう変えようというのか。そのアプローチ、どういう出方をしようというのか、それが興味深いです。

『酔いも甘いも』。酒飲み姉妹の姉が、あんまりに酒を飲みすぎる妹を心配して、禁酒をいいわたす。これ、いずれ禁酒も失敗するんだろうなとか思ってたら、普通に二ヶ月、三ヶ月と飲まずに乗り越えていて、すごいな、これ、思ったよりもろくでなしじゃない。ちゃんと禁酒、いや断酒できるタイプの人たちだ。けど、妹、ついにウイスキー抜きのハイボールとかカルア抜きカルアミルクとか作り始めた時は、あかんかもと思いました。このあたりのやりとり、面白かったですよ。アルコール抜きカクテルや水割りを作るくだりは笑ったし、ビールの売れ残りを見過ごせないみたいなやりとりもおかしくてよかったです。こうしたやりとりの面白さ、バリエーション持って展開されたらきっと強みになると思う。そしてラストの妹の気づいたことからの落ち。いい話風なんだけど見場が悪いよ! あれ、やっぱり身を持ち崩しそうな雰囲気してますよ。

『ぼっち・ざ・ろっく!』。驚きの展開、というか、こんなにはやくギターヒーロー=ぼっち説をバンドの仲間に知らせてくるとは予想してませんでした。例のライターさん。ぼっちがギターヒーローと知らないまま、ただのダイブ失敗少女の取材で結束バンドを追い掛けてきたんだけど、まあ、初対面でぼっちからいろいろ情報引き出せるとは思わない、というか、このバンドとのコミュニケーション、まともにできるとは思えないから、きっとぐだぐだな結果になるんだろうなあ。うん、途中までは予想どおりでしたよ。けど、それがまさかの終盤で、ああ、演奏のクセでそうと勘づいてしまったのか。このライターさん、本当は音楽関係のこと深く掘り下げたいっていってたの、ただそう思ってただけじゃなかったんだな。そうした知って、聞いて、気づけるところに、おちゃらけてるだけじゃないところ実感させられたとともに、ああ、いきなり踏み込んで突き付けてきた、その結果、どうなるのかっていうのが心配になる。まあ、ここからまだ思わぬ展開させてきそうな気もするからなあ。そのつかみどころのないところ、それがこの漫画の強さだものなあ。と、思ったところをまたひっくりかえされそうな気もする。どうなるんでしょうなあ。

『旅する海とアトリエ』。マリア、思い切りましたね。夜を徹して海のために服を作っていたんだ。しかもその服が素敵で、いつも和装の海だけど洋装も似合うよなあ。服を作るということに挫折しようとしていたマリア。けれど海にりえ、ふたりと出会ったことで服を作りたいと思った気持ち、そのおおもとに立ち返ることができたっていうんですね。しかし、海、本当に可愛いな。すねてるりえの向こうで、ワーとかいってるちんまり海とか最高だな。今回、イタリア編、決着ですね。マリアの悩みは解消し、自分の向かうべきものをしっかり見据えることができた。そしてマリアからの提案でりえと海の次の目的地も決定。って、ウィーン!? オーストリア!? 海ないじゃん! とか思ってたら、君ら現地に向かうその時まで気づいてなかったんか。内陸だよ。写真に撮られた海を探す旅のはずが、とんだ迷走だよ! とは思うけど、こうしていきあたりばったりでも、いった土地でなにかしらを見つけて、触れて、楽しみ見出したり、大切ななにかに気づいたりするんでしょう。と思えば、回り道だけど回り道じゃない、そんな旅になりそうに思うんですね。

2019年9月18日水曜日

好きな子がめがねを忘れた

 まずタイトルを見てほしい。好きな! 子が! めがねを! 忘れた! もうなにもいうことない。この漫画が描こうとしていること、その関係性まで見事に全部あらわして、なにも足さない、なにも引かない、素晴しいタイトルだと思う。Twitterのプロモーション、つまるところ出稿されてた広告で、これを含めた数タイトルが試し読み増量のキャンペーンやっていると知らされて、ほーん、まあ読むだけ読んでみるかあ、と迂闊に開いてみたらですよ、ああーん、もう本当に素晴しい。最高じゃん。眼鏡を忘れがちの女の子、三重さんのキャラクター、その愛らしさ、踏み込みの鋭さに完全心うばわれて、うばあ、ものすごい。速攻購入待ったなしでした。

だいたい、タイトルに語られているように、主人公、小村少年は三重さんのことが好きなんです。同じクラスの隣の席の女の子。言動とかちょっと個性的で、そして眼鏡が可愛い。ほぼ一目惚れですよね。そんな気になるあの子がですよ、ある日突然眼鏡を忘れてくる — 。

すごい目つき! けど、それはそれでかわいいって、小村少年、それは惚れた弱味なのかね? それとも好みの幅が広いのかね? ともあれ、おおいに同感させられる感想。この共感性の高い主人公が、好きな子の助けになろうと頑張ったりするところね、それがもういじらしくってたまらないし、そして目が悪くてよく見えない三重さんがですよ、ぐいぐい接近してくる。あまりの近さに穏かでいられない小村くんと、屈託なく距離詰めてくる三重さんのその攻防。距離感のおかしさが小村少年とともに読み手である私も揺さぶる、揺さぶる、もう最高じゃん。

しかも三重さん、小村少年が油断したその間隙をついて、ぐいっとくる。そのあまりの威力ですよ。こちらはもうライフで受ける他ない。がっつんがっつん削られて、完全、満身創痍だわ。立ってるのもやっとだわ。もう三重さんに抗うとか無理無駄難題。エピソードひとつひとつがコンパクト、短めなんだけど、これ、みっちりやられたらもたないかも知れない。それくらいに高威力で畳み掛けてくるんです。

この漫画、三重さん、小村くんが可愛いってのもあるけど、それだけじゃないですよね。眼鏡のあるなしが生死にかかわりそうなくらい目の悪い三重さんが、しょっちゅう眼鏡忘れてくる。

また忘れたの!?

小村くんのつっこみがもう面白いし、さらにまわりがよく見えなくとも頑張る、いや君、眼鏡ない時の方が普段より頑張るきらいがあるよね? ともあれ、無茶する三重さんに過剰ともいえるほどに反応して、つっこみいれる、小村くん筆頭にした周囲の言動も面白い。テンポ感いいよね。ぽんぽんぽんってくるよね。その投げ込んでくる調子のよさに、ほいほい面白がって受けてたら、三重さんの無防備な大打撃がどかんと放り込まれてくるからもう大変で、いやあ、ライフで受ける! 回避不能、致命の一撃ってやつですよ。

三重さんのことが好きで好きで、接近されてドギマギ、ちょっと距離を感じたらもやもやの小村くんのその初々しさ、いたいけさはこの漫画の美点であるといってもいいと思うし、対し思われる側の三重さん、この子にしても小村少年のこと近しく思って、恩を感じて、時によく見られたいと思ったり、意識せぬまま独占欲あらわにしてしまったりと、そうした心の模様、もう放っておけない! そんな見守りたい、見続けたいといった気持ちをかきたててやまんのですよ! ほんと、素晴しいと思う。

素晴しいといえば、2巻の描き下ろし。こいつは必見ですよ。最高ですか? 最高です。ぜひ読もう。

2019年9月17日火曜日

ゼルダの伝説 夢をみる島

 買いました、『ゼルダの伝説 夢をみる島』。プレイしたことのない『ゼルダの伝説』。これがリメイクだということはわかってるんだけど、オリジナルのプラットフォームはなんだったんだろう。まったく知らずにいて、なんと、なるほど、ゲームボーイ。1993年って25年前のタイトルなの! すごいな、そんなに前とか思ってなかった。ネタバレするのはつらいからちょっと詳しく調べるわけにはいかないんだけど、先日クリアしたばかりの『神々のトライフォース』の後日譚にあたる……、ということは私にとってもタイムリー。まったく意図せずプレイしてた『神トラ』だけど、こいつはラッキーだったな……。と、ここで下調べストップですね。せっかく未プレイなんだからネタバレなしで楽しみたい。

なんかね、断片的にはいろいろ知ってるんですよ。マリオシリーズからワンワンが出てきたり、あとカービィもいるとかなんとか。あれ? ワンワンは『神トラ』にもいたよね? マリオとゼルダ、どっちがオリジナルなんだろう。

ともあれ、そうしたシリーズ横断的な要素が散見されるところから見ても、ちょっと特殊なタイトルになるのかな? 外伝的、あるいはお祭り的な雰囲気があったりするのかな? みたいに思っていたから、『神トラ』の後日譚という情報にびっくり。つまり予測がおおいに外れてる? ほんと、まったく油断できないなあ。

『ゼルダの伝説』はゆるく各タイトルに関連性が持たされているものの、タイトルごとに時代が別、なんか話にきくところでは、一直線の時系列に配置されるのではなくて、ひとつのタイトルから分岐して派生する並列世界的な構成になっているとかなんとかかんとか。なんか、こういう設定を掘るのは面白いけど、ちょっと下世話な気もするし、直接的に続編とうたわれてるもの以外を、こうやって繋いでしまうの、無理矢理みたいにも思うしで、いろいろとちょっと複雑な気持ちでもある。だったらたとえば最新作の『BotW』の位置付けとかどうなるの? シリーズ続くほどにわけわからなくなるし、そもそもガノンの概念から違うみたいになっとるからなあ。

なんて、思ったりもする。

さて、問題は3日後の『夢をみる島』。これ、島に入ると出られなくなる、はたしてリンクは脱出できるのか? みたいな導入であることは理解してるんですが、はたしてタイトルをどのように解釈したらいいのか。島民に夢をみさせる島なのか、あるいは島自体が夢をみているのか。

このあたり、ゲームを進めていくとおそらくはわかってくるのだろう。今は謎としながら、暗中模索するように進めていけたらいいなって思っています。

2019年9月16日月曜日

リングフィット アドベンチャー

 先日、唐突にその正体が明かされて、一部で話題沸騰中のソフト。それがリングフィット アドベンチャー! 不思議な輪っかを手にして、なにやら怪しげな動きをさせる、そんなゲーム。移動はもも上げのランニング動作でもって操作、敵への攻撃もフィットネス運動でもってパワーチャージ。これ見た時は、ほうらストレッチパワーが溜まってきただろう? のストレッチマンを思い出しました。しかし、こんなゲーム、一体どんなメーカーが発想したの? と思ったら、なんとまあ任天堂。そうだ、そうだった、任天堂、こういうの好きだった。不思議周辺機器大好きメーカーだった。

まあ詳しくは公式のトレーラーを見てください。

Nintendo Switchで楽しくエクササイズ、ということで『Fit Boxing』を以前紹介していたわけですが、つまり『リングフィット アドベンチャー』も『Fit Boxing』と同じカテゴリーに属するゲームってわけですね。

なのでといっていいものか、Fit Boxerのあいだでわりと動画が閲覧されていて、『Fit Boxing』では鍛えづらい部分にリーチできるのではという期待が寄せられていたり、また長く続けてマンネリになりつつある自宅トレーニングに新しい刺激を取り入れられるかも! みたいなワクワク感を感じている人がいたりと、結構注目を集めているみたいなのです。実際に買うかどうかまでは保留していても、ちょっと気になる存在、みたいな感じでしょうか。私にしてもそんな感じで、買おうかな、どうしようかな、『Fit Boxing』に加えてこれもやるとなると大変すぎるぞ、みたいに、ちょっとした悩みになっています。

これね、自分以外にもやる人が、誰かひとりでもいたら即購入決定なんですけど、うちでは据置き機でゲームするの自分だけなので、こういう時にちと困る。体験版とかあったらなあ、みたいに思っても、特殊コントローラー使うこのゲームだと無理でしょう。そう考えると、『Fit Boxing』で体験版を可能にしたJoy-Con、その可能性を実感させられますね。ええ、Joy-Conみたいな特殊コントローラーが標準装備であるSwitchのすごさといいかえてもいいかと思います。