2016年2月25日木曜日

『まんがタイムきららフォワード』2016年4月号

『まんがタイムきららフォワード』2016年4月号、昨日の続きです。

夢喰いメリー』、ジョンを招き寄せたことで明らかになった夢路の秘密。過去、夢魔が住み着いていたことがあった。さらにはそれだけでなく、夢路の中に残っているという。夢路を器にした夢魔の一部が、混ざって、残っているという。なるほど、夢路の特殊な能力のいろいろ、それはその夢魔の一部が残っていたから。そして、それがエルクレスとの力の類似性に繋がっていた。さらには白儀響との力の類似性。今、メリーたちと戦っている夢魔は、キョウの一部が夢路に奪われた、そういっていい状況をよく思っていない。きっとキョウ様は怒っている、そういって、けど、これ、どうなのか。キョウは、そんなに簡単なやつじゃないと思う。ともあれ、当面のピンチは脱して、これからということになるんでしょうが、ほんと、夢路の秘密、ほぼ明らかになった、それでいいと思ってもいい感じ。でも、起こったことはわかっても、キョウ含め、皆の思惑、それがどうであるかは別問題で、ほんと、キョウの思ってること、まずそれが気になりますよ。

ゆるキャン△』、リンとなでしこ、ふたりでキャンプですよ。そう、あの小さな焚き火グリル。それを活用しよう、焼き肉しよう! っていうんで、リンの姉ちゃんに車出してもらって、途中で買い物、そして目的地は四尾連湖のキャンプ場! って、これ、しびれこって読むんだ! すげえな、絶対初見じゃ読めないな。焼き肉、炭火焼、これがもう楽しみでしようがないリン、彼女のあの感情のたかぶり、素晴しい。そしてなでしこのふわふわ、ふにゃふにゃな感じも! 車内でメンチカツ食べてる、あの表情の素晴しさ。もう、最高でした。さて、今回はキャンプ場の種類について学ぶことができました。面白くてタメになる! そして、キャンプの、自然のロマン、ああ、とてもいい。ホットチャイを飲みながら臨む湖、その情景も素敵でした。

『鬼が出るか蛇が出るか』、最初はこの村のことも、村人、女子たちのことも、邪険にしていた、距離を置いていた優だけど、このところは随分と打ち解けてきてるんですね。また、悠理もその模様。指を舐めるだけだった彼女が、今では首筋を舐めている。それで優は最近不機嫌? いや、むしろ上機嫌で、そうした感情の漏れるのを警戒して、プンスカやってるっていうのか。大変だな、男の子も! 親父に連れられて、人間の世界、街にいきます、という話。鈴と一緒に行動しようとして、女性フロアに入って、このところ忘れていた自分のコンプレックス、匂いのこと思い出して、ああ、優よ、これはつらいな。というか、今回は、優の自分らしくいられる、自然でいられる場所ってどこなのか? なにを求めているのか。そうしたことが優に突き付けられた、そんな回。しかもそれを突き付けたの、誰でもない自分自身であったというのがいいですよね。

『ようこそ幻界集落へ!』、いいですね。村にやってきて、けれど打ち解けないスピカを攻略ですよ。というか、結構ずかずかいきますよね、みんな。スピカは距離置きたがってるのに、かまわず接近していく。しかもついには家にあがりこんで、台所使っちゃってっていうのがね、これ完全に心閉ざされたらどうするの! っていうの、田舎じゃよくあることだからで一発で黙らせて、しかもゼフの許可はもらってる。ああ、問題なかった! この料理作戦、朱音の発案。スピカの態度に自分のかつての状況思い出して、それでスピカに料理を手伝ってもらおうと。一緒に料理しながら、自分のこれまでのこと話して、そしてスピカの気持ちを聞いてという、このやりとり、静かでね、おだやかで、とても美しかったと思う。そのやりとりに、気付けば心ひかれて、彼女らの距離の近づいていく、そのことの自然さを、自分自身も感じている、そんな感じがしたんですね。それだけにね、あのラスト! いや、もう、スピカ、怒っていいと思うよ!

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