2016年2月21日日曜日

『まんがタイムきららMAX』2016年4月号

『まんがタイムきららMAX』2016年4月号、一昨日の続きです。

『はんどすたんど!』は、高体連札幌支部の競技会当日でありますよ。そうか、ここ、北海道か。しかし、ここの部員、えらいことなってますよ。いちごガールは帰りたがる。ななみは妙に怖ろしげで、ああもう頼りはゆかちーだけか、そう思っていたら、ゆかちー、なんと中体連には出たことないっていうんですね。ああ、なんと、レギュラーとれなかった。そうかあ、レギュラー争いが激しかったのだな。いや、どうも違うみたい。というか、ゆかちー、そんなところにまさかの弱点あって、そうかあ、緊張で実力出せないタイプだったのか。あやのフォローがいいですね。そして部員全員でゆかのこと見守って、応援しよう、サポートしようっていう、その心意気がとてもいい。いやまあ、ななみに関しては、変わらず見事に人食ったやつなんですけどね。しかし、ほんと、このチーム、どうなる? 大きな失敗なかったらいいなあ。無理かなあ。

『ぱぺっとコール!』、テスト目前にして追試を免れたい! といって勉強する話はよく見ますけど、のっけから部員ふたりが追試食らうこと確定しているという、ああ、もう、なんだ、沙奈さんもびっくりです。栞とほとりが追試確定していて、けど栞、まったく意に介していない。大物だな。でも見習ったらあかんタイプだ。沙奈の面倒見のよさ、そこにつけこむ、いや甘える? ともあれ、カフェに移動して勉強会。いや、なかなかはかどらないんですけど、それもまたこの子らでありましょう。面白かったの、おねもれくぷ、ならぬ、ワンモアカップオブコーヒー! がオーダー通っちゃうとかね、そしてのぶにゃが、パペット使った即興歴史一人芝居。他のお客さんにも受けて、そしてまさかの先生! いやもう、仲よくってとてもいい。そんな三人の様子、楽しい時間でした。いや、勉強会だから楽しいばっかりじゃ駄目だ。

ハナイロ』、おお、素敵扉であります。娘5人がそろって笑顔。ああ、これ、お別れなのかい? 華やかで、美しくて、ちょっと寂しいな。さて、本編です。ひとつ、先月予想していたこと、これ、当たりました。いち子の引っ越し、大山鳴動だろうというやつ。確かに引っ越しではあった。けど近所だった。秘密にしていたわけは? ああ、陽が家具とか送ってきちゃうから、申し訳ないからと家族からの要請で秘密にしていた。でも、この騒動で、茉乃花たちが魔法を使えること、魔女だってこと、バレちゃうんですね。薄々感づかれてはいた。けれど確信まではいたらなかったのが、これで完全にバレちゃって、さて、放り出しちゃってた試験、これはどうなったか? 合格だったんですね。おお、かおるちゃん、お姉さんが化けてたのか。けれど、魔女とバレたことはどうにもならない。掟に従い今夜出発という、ああ、これ、本当にそうなるのか……。茉乃花たちのいない数ヶ月を過ごすいち子と陽。その結末。ああ、あのイヤリングの人は……。しあわせなエンディング。そしてその余韻。その知ってるやつらもいるというのがね、よかったなあ、そう思ったんですね。

『魔法少女のカレイなる余生』、リラちゃんを躾ける回でしたよ。ご飯の時もゲーム。夜も眠らずゲーム。ひとり別室でやるならまだしも、寝室で遊ぶ、音出して遊ぶ、しかも大声出す、ちょっと暴れたりもする。そら、しじまも怒りますよ。うん、よう今まで我慢してた。本気のしじまがよかったですね。リラにゲーム禁止を守らせるため、ゲームで勝負をする。そこから、自分の土俵に引き込むしじまの策略ですよ。いや、リラがちょろすぎたんですけど、でもほんと、この自分の有利な状況でしか戦わないというのね、実に有望だと思いましたよ。そして最後のリラの改心。ああ、やっぱりあれだよ、人のフリ見てってやつだよ。というか、しじま、リラよりよっぽど酷い。反面教師、これが一番効きますよね。

『スタンドびより』、面白かったです。別チームのファン、出してきましたね。まずは父さん。野球見にいきたい、娘の言葉にご機嫌になって、ほいほい小遣いやろうとするのに、父はタイタンズ、娘はホワイトキャッツ、違うチームのファンだってんで涙まで流しちゃう父。そこまでショック受けるもんなの? ともあれ交渉に成功、資金を確保して、いよいよ球場にいこうって話になるんですけど、ここでまた別チームのファンが登場。同級生。大栄春子。見るからに優雅そうな彼女。ファルコンズのファンという。しかも、タダで試合を見られるという。これ、無料の外野席とか、そういう話じゃないのん? そう思ってたら、おお、これは予想外。バイトか! しかもバレるのか! 意外や打たれ弱いファル子ならぬ春子。遠征にお金かかるからとバイトでまかなう健気さがよければ、負けて涙目、ママに方言でもって報告しちゃうところなんかもよくってね、ええ、いいキャラクターが加わったものだと思います。しかし勇気、ヒロインなのに驚くほどクリーンさがなくって、びっくり! しびれましたよ。すごいキャラだ。

  • 『まんがタイムきららMAX』第13巻第4号(2016年4月号)

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