『まんがタイムきらら』2026年1月号、昨日の続きです。
『初凪ヒメリウム』
パルダリウムに挑戦した陽姫。うまくできたと思ったら、まさかの常和に見られていた。ゆっくりお話しできますねという常和に対し、なにか話そうにも会話の引き出しがなさすぎる陽姫ですよ。もうすっかり舞い上がってしまって、あらぬことを口走るばかり。
でも、それをすべて常和は受け止めてくれて、しかも自分の後をつけてたことまで容認してくれて、しかし陽姫よ、どうする。どう対応するのかと思ったら、土下座でお詫びからの、常和と仲よくなりたいがための行動だったと白状。
いや、こうしてちゃんと真意を話せた陽姫はえらいと思うよ。おかげでちゃんと友達になれたじゃありませんか。
思っていた感じとは違っていた常和だけど、それだけにこれから知ることが多くて、楽しみですよね。陽姫のこともちゃんと見てくれてるみたいだし、ふたり、きっとお似合いなのだと思いますよ。
『ばくちぬぎ!』
ジョーカーに囚われてしまったミクル。人質にとられた妹幻に美天、それから紅音を使ってゲームをするという。課題に応え、一番はじめに脱出するのは誰か。外したら一枚ずつ脱がしていくという賭けに負けてしまうミクル。
大変、このままだと実は美少年であることがバレてしまいます! でも、一枚、また一枚と脱がされるうちに、目の前の人物が馬場園と気づくミクル。色々聞きたいことがと食い下がるミクルだけど、馬場園はまるで聞きやしない。からの、強制された参加者、幻たちへの煽りの勢いそのままに、ミクルにのしかかり服を脱がせようとする馬場園に、謎の所持品がゴリッと当たった!
な、なんですの!? ミクルさんは拳銃でも所持してらしたの? それが具体的になんなのか、描いていただけないことには、なんのことだかさっぱりわかりません! その所持品がなんなのか、私、気になります!
ジョーカーにもともと恨みのある幻が、ここにさらにミクルへの狼藉という悪事が追加されたことで、怒り心頭なんてもんじゃないレベルでお怒りです。馬場園に馬乗りになっての復讐に、しかし馬場園はかつて幻を襲った犯人ではないという疑惑もでてきて、さああの事件の真相やいかに!? というか、ミクルさん、なんだかんだいってしっかり指の間から見てますよね。いけないお嬢さんです。
My Private D☆V
『魔法少女は羞恥心で強くなる』の海星なびです。
D☆Vポイントは「女の子同士の髪の絡まりが好きです。そして姉妹!」。
ということで、『魔法少女は羞恥心で強くなる』かららいむとゆずの姉妹が登場ですよ。本編ではゆずが距離を置いてるせいで、あまり密接な絡みが描かれないふたりですが、ここでは違います。らいむが愛妹ゆずを抱き寄せるようにして、ぐっと引き寄せ、自分からも頬を寄せていくのです。
こうすることで、絡まりあう髪と髪。なるほどこれがD☆Vポイント、そして姉妹!
まさにここに筆者のいわんとすることが結実して、ああこれはいいものですね。ゆずとのコミュニケーションにテンション上がってるらいむの笑顔。対し、照れが前面に出ているゆずが織り成すギャップが甘くも愛らしいドキドキを感じさせてくれるイラストでありますよ。ゆずも素直じゃないですから、なかなか自分からはいけない。でも決してこうした接触が嫌いなわけでもない。そういう雰囲気が感じられるようでして、ええ、素敵な姉妹ですよ!
本編では真侑との距離を縮めたゆず。真侑ともより以上に接近するか。お姉ちゃんとはどうなのか。そうした関係の行方もまた楽しみにさせられますね。
- 『まんがタイムきらら』第24巻第1号(2026年1月号)
『まんがタイムきらら』2026年1月号、

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